All language subtitles for [MagicStar] Tamiou R EP01 [WEBDL] [1080p]

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Original subtitles

(男性)オーケー。 スリー ツー ワン…。

(ドクター・マラード)オーッ…!

(歓声)

(アラート)

(アラート)

〈日本の民たちは知る由もなかった〉

〈この時 盗まれた 超最先端技術が

日本に ミゾーユー…→

いや 未曽有のテロをもたらすことを…〉

いや 未曽有のテロをもたらすことを…〉

〈そして そのターゲットが→

元総理大臣 武藤泰山であることを〉

(狩屋孝司)よーく見とくんだよ マルちゃん。

(田中丸一郎太)はい…。

あれが 「クロコダイル外交」の名前の由来…。

ワニだ… ワニっぽい。

(狩屋)ここまでワニってるっていうのも

なかなかないよな。

泰さんは 総理の時に あのワニ顔で→

アメリカ大統領とも対等に渡り合ったんだ。

へえ〜!

でも どうして 武藤先生

最近 のんびりしてるんですか?

今日なんか 温泉議連に サウナ議連→

お寿司議連に デザート議連って!

楽しまなくちゃ もう引退間近なんだから。

引退? えっ 何をですか?

何って 国会議員を。

辞めちゃうんですか!?

えっ ちょっ…

ちょっと待って マルちゃん。 ねえ→

えっ ちょっ…

ちょっと待って マルちゃん。 ねえ→

それ知らないで 書生になったの?

はい。

ニュースで やってたでしょ。

ええー…。

先生! なんで 引退なんかするんですか?

もう一回 総理 目指しません?

(武藤泰山)いいか マル

これだけは よーく覚えとけよ。

総理の立つ場所っていうのはな

常に嵐なんだよ。

とりあえずとか 名誉のためとか→

そんな 浮ついた気持ちで

務まるもんじゃないんだよ。

けど…。

やることは やったんだよ。

あがりだ あがり! 政治も 風呂もな。

あがりだ あがり! 政治も 風呂もな。

アハハハッ…。

(狩屋)フフフッ…。

おっ! これ うめえな。

おい カリヤン! 今度 作るか。

風呂上がりの牛乳激ウマ議連。

いいですねえ 消費促進!

(携帯電話の着信音)

なんだよ… 二木のオヤジかよ。

(舌打ち)

(二木正一)ああ…。

見たかね 今日発表された 内閣支持率。

はい… 5パーセント。

民政党史上最低です。

このままじゃ

野党に政権を奪われるのも時間の問題だ。

はい…。

なあ 泰山。

はい。

ここらで もう一度

総理をやってみないか?

はい?

現政権には

今月いっぱいで退くように話をつけた。

ちょっと待ってください!

私は もう引退する身ですよ。

そんなものは撤回すればいい。

いや 撤回すればいいって…。

今の民政党には 私なんかより

もっと旬な議員が何人もいるでしょう。

誰がいる?

いや…→

パッと思いつくだけでも 6人。

…あっ。

失言。 裏金。 失言。 裏金。

女。 失言と裏金と女。

女。 失言と裏金と女。

さらに 今日

新たに2人のスキャンダルが出る。

(猿川)あっ あのおばさん

私は 全くね タイプじゃないがね→

あの貧乏くさい天ぷら食べてる方と違って

知性が高い方です。

失言の密度がすごい。

欲張りセットだよねえ。

さらに…。

(記者)この裏金の使い道は?

(岩清水)全部 本!

(記者)本当のことですか!?

…だとしたら 10万冊です。

(二木)図書館でも作る気かね。

これで 本当に候補全滅。 な?

あっ! ですが 彼がいますよ。 白鳥翼。

(白鳥 翼)私が責任を持って

皆様の声を… あっ。

(泰山の声)永田町のプリンスとして

絶大な人気を誇り→

白鳥元総理の地盤を継ぐ彼なら

長期政権も狙えるでしょう。

白鳥元総理の地盤を継ぐ彼なら

長期政権も狙えるでしょう。

だからこそ 彼には

もっといい状態でバトンを渡したい。

こんな焼け野原じゃなくて。

ということは

私は あの… 繋ぎということですか。

そうじゃないでしょう。

この難局を乗り越えられるのは

武藤泰山 君しかいないんだよ。

引き受けてくれ。 とりあえず。

「とりあえず」…。

えっ?

「とりあえず」…。

えっ?

あっ 言っちゃった。

とりあえず… とりあえず…。

とりあえず…。

君こそが民の王であ〜る。

♬〜

♬〜

(狩屋)バンザーイ! バンザーイ!

バンザーイ! アッハッハッハッ…。

9年ぶり 2度目の総理大臣!

いや まさか

こんな日がやって来るとはな。

本当に やるんですか?

えっ? やるっきゃないでしょ!

二木のオヤっさんが

泰さん担ぐって言ってるんだから。

泰さんが総理大臣。 そして 私が官房長官。

こんにちは 官房長官!

けど 「とりあえず」総理なんて…。

そんな浮ついた気持ちで

務まるものじゃないんですよね?

とりあえず やっちゃうか!

やっちゃいましょう!

いやいや けど だって そう言ってた…。

俺だって 悩んださ。

だがな 総理を2回以上務めた人間が

日本の歴史上 何人いる?

俺は 歴史に名を残したい。

とりあえずでもいい

自分の名誉のためにな!

昼間と言ってること真逆じゃないですか!

(狩屋)盛り上がってきましたね。

武藤泰山の新たな伝説!

レジェンドができちゃいますよ。

レジェンド?

泰さんの功績 後世に語り継がれるよう!

いいね カリヤン!

どんなレジェンドを作る?

歴史に残る改革。

したいね!

教科書に載る名言!

言っちゃいたいねえ!

憲法も少し変えちゃって。

おお…!

そして いずれは→

大河の主役!

(2人)イエーイ!

なんか 軽い…。

俺には まだまだやるべきことがある。

よし こうなったら

たとえ 繋ぎでもいい→

見せてやろうじゃないか 民の王を!

いよー!

(鼓のまね)

よし そうと決まれば あいつが必要だ。

電話してくれ。

がってん承知の助。

「あいつ」?

がってん承知の助。

「あいつ」?

(呼び出し音)

(貝原茂平)もしもし。

おい 貝原か? 俺だよ。 久しぶりだな。

総理の打診が来たんですね。

フッ… 相変わらず 耳が早いな。

それで 喜びのあまり 私に連絡してきた。

子供じゃないんですから。

また 先生の あのバカ息子… 失礼。

また 先生の あのバカ息子… 失礼。

翔くんと

入れ替わってるわけでもないでしょうに。

「入れ替わってる」?

口の悪さも変わらんな お前。

おい 貝原! お前 秘書として

こっちに戻ってこい。

お前がいなきゃ 始まらんよ。

ありがたいお言葉ですが→

できません。

なんだ… まだ 旅は終わらんのか?

(貝原)ええ… 決めたことですし。

簡単に下りれませんし。

そっか。

ただ 私の代わりを紹介することはできます。

何?

きっと 先生のお役に立つと思います。

何より 彼女は持ってますから

今の先生に必要なものを。

ああ こりゃ すごい!

彼女 成田育英財団の出身ですよ。

なんですか? それ。

ん?

まあ 簡単に言うと ひと握りの天才たちを

特別に教育するための機関だ。

へえ〜。 そんなすごい人 貝原さん

どこから見つけてきたんでしょうか?

顔が広いからね。 さすがだよね。

(ノック)

どうぞ!

♬〜

♬〜

(冴島優佳)失礼します。

♬〜

冴島優佳ちゃんだね?

狩屋です。

書生の田中丸です!

早速ですが お目通しいただけますか。

…なんだ? これ。

第二次武藤内閣の閣僚案を

私なりにまとめました。

文科大臣に神崎涼子?

長年 ボランティアで

教育関連のNGOに出入りしており→

現場の目線を伴った

新鮮な見解をお持ちです。

文科大臣に最適かと。

デジタル担当大臣に…

何 これ 民間か?

全て

第二次武藤内閣に必要な人材を選んでいます。

初対面の女性を ちゃん付けで呼ぶような

時代遅れな人もいません。

初対面の女性を ちゃん付けで呼ぶような

時代遅れな人もいません。

面目ない…。

このあとの予定は?

はい! すいません すいません。

このあとの予定は…

あっ ここです。

二木先生らと会食。

参りましょう。

すっげえ…!

(ドアの開く音)

仕事なくなっちゃうね マルちゃん。

ええ〜?

(ドアの閉まる音)

やるじゃないか。

あっ 痛え…。

あっ 先生 大丈夫ですか?

うん… 大丈夫だよ。

よし 行くか!

はい。

よし 行くか!

はい。

竹田先生 藤河原先生も

君を推すと約束してくれた。

光栄至極に存じます。

私もね ようやく腹が決まってきましたので

全力で頑張らせていただきます。

(ししおどしの音)

なんで 武藤先生まで

あんなにヘコヘコしてるんですかね?

総理になったら 一番偉いのに。

総理になったら 一番偉いのに。

本気で言ってる? 土佐ノ海くん。

田中丸です!

1文字も合ってないやん…。

あの民政党の長老たちが

議員票を武藤先生にまとめる。

それで 先生は総理になれる。

そういう派閥みたいなのって

今もあるんですか?

昨日今日で なくなるわけない。

表向きはどうであれね。

ふーん。

にしても 偉い人って

なんか おじいちゃんばっかですね。

日本の高齢化率

世界トップクラスだよ。

日本の高齢化率

世界トップクラスだよ。

じいさんたちの密室会合で

なんでも決まる。

どこが民主主義なんだか。

確かに。

失礼いたします。

武藤先生が お呼びです。

先生方には 君たちも お世話になるからな。

はい。

冴島くんは 随分 優秀らしいね。

(竹田久嗣)泰山の秘書には…→

もったいないな。

私の愛人になったほうが

よっぽど稼げるよ。

私の愛人になったほうが

よっぽど稼げるよ。

アハハハッ…。

(狩屋)そろそろ 本題のほうに…。

(二木)ああ 閣僚人事ね。

まず 文科大臣だが…→

是永くんを頼む。

承知しました。

(二木)デジタル担当大臣は どっちから出す?

若手ですが 横沢くんで。

若手ですが 横沢くんで。

(藤河原良作)そこは原山くんだ。

この前の借りを返したい。

(二木)まあ どっちでもいいんだが

原山くんでいこうか。

承知しました。

で 経済再生担当大臣なんですけど…。

ご苦労さまでした!

優佳さんの案 一つも採用されませんでしたね。

あっ… なんですか? それ。

(噛む音)

ミント。 いる?

ありがとうございます。

ありがとうございます。

(噛む音)

(せき込み)

辛っ! えっ… なんすか!? これ。

「激辛鬼ハード」!?

まさか 提案すらしてもらえないとはね。

(アナウンサー)本日 このあとは→

民政党総裁選に出馬表明した 武藤泰山さんに

お話を伺います。

(狩屋)

白髪なんか もういいんじゃないですか?

黒髪が 俺の美学なんだよ。

泰さん 眉間のシワ。

ああ…。

国民へのアピール 笑顔でいきましょう。

わかってるよ。

(ノック)

はい どうぞ。

失礼します。

ああ…。

こちら ご確認いただけますか?

なんだ? これは。

二木先生たちの意向も反映しつつ

新たな閣僚案を作成しました。

もう決まったんだよ。

もう決まったんだよ。

ですが 昨日 名前が挙がった方々よりは

はるかに優れた能力を…。

君が優秀なのは よくわかった。

だがな 与えられた状況 条件で

役目を果たす。

それも政治家の仕事なんだよ。

(携帯電話の着信音)

先生は…。

先生! 二木先生からです。

あっ…。

もう帰っていいよ!

どうも お待たせしました。

はい。 ええ 大丈夫です。 お任せください。

ハハハ…。 はい。

(ドアの開閉音)

ハハハ…。 はい。

(ドアの開閉音)

(アナウンサー)ここからは 武藤泰山さんに

お話を伺っていきたいと思います。

武藤さん よろしくお願いいたします。

よろしくお願いします。

(アナウンサー)それでは まずは

これまでの民政党について…。

(携帯電話の振動音)

♬〜

♬〜

(ため息)

むかつく…。

むかつく。

むかつく。

むかつく むかつく…!

(噛む音)

(蓮沼清彦)

正直 今の民政党 だいぶやばいですよね?

まあ 大変遺憾であり

体質改善が急務であると考えています。

なんか グイグイきますね あの人。

蓮沼清彦。

民政党をこき下ろすことで 人気 保ってんだ。

女。 失言と裏金と女。

武藤さんが総理になっても

結局 裏で仕切るのは 二木さんなんでしょ?

武藤さんが総理になっても

結局 裏で仕切るのは 二木さんなんでしょ?

いや… そんなことありませんよ。

(蓮沼)えっ?

(優佳の声)

むかつく むかつく むかつく むかつく…。

ああっ…。

武藤さん? どうされました?

そのようなことはありません…。

(優佳の声)むかつく むかつく むかつく…。

♬〜

大丈夫ですか?

なんだ? これ…。

マジで 二木も 武藤泰山も…。

どいつもこいつも どいつもこいつも…。

(優佳の声)

どいつもこいつも どいつもこいつも…。

どいつもこいつも どいつもこいつも

腐ってんなあ!

♬〜

♬〜

んっ!?

♬〜

武藤さん? 武藤さん!

あれ? 蓮沼さん…?

はい。 蓮沼ですけど。

んっ… んんっ…。

どういうふうに体質改善していくんですか?

民政党は。

なんか 声が変なことに…。

(蓮沼)えっ?

あれ?

んっ!?

武藤さん? 何を…?

えっ? ちょっと待って… ええっ!?

はっ…! んっ!?

うわっ! えっ? これは…。 はあ!?

こ… これ… これ 私?

(蓮沼)武藤さん。

武藤さん そんな…

何してるんですか? こんなことして。

先生 どうしちゃったんでしょう?

いや これ… まさか…。

ええっ!? まさか まさか…。

まさか まさか…。

まさか まさか… まさか…!

(男性)うわっ! えっ?

うわあーっ! ううっ…!

《これ 夢か…?》

(蓮沼)組閣人事について どうお考えですか?

《夢か…》

私に聞いても意味ないですよ。

…と言いますと?

…と言いますと?

武藤泰山は 二木や派閥のジジイ連中の

言いなりですもの。

ほう…。

ああ… どうしよう…。

どうしよう どうしよう どうしよう…。

ということは→

民政党を陰で仕切っているのは

二木さんということで よろしいんですね?

ってか 二木…。

二木! あの妖怪クソジジイ!

お前の愛人になんて なるわけねえだろ!

愛人!?

愛人!?

二木さんに誘われたということですか?

はい。 もう 何度も。

何度も…!?

はい。

いやらしい目で もう 見られて…。

あっ… そう… ですか…。

終わった…。

カリヤン!

冴島…。

あっ その眉間のシワ…。

じゃあ やっぱり!?

そうだ。 俺が武藤泰山だ!

ああ…!

はっ?

ああ…!

はっ?

あいつを止めるぞ!

優佳さん!?

おい!

私…?

いいから ついてこい!

私がいる…!

行くぞ おい…。

私…!

(スタッフ)何やってんだ! 連れ戻せ!

V入れろ V!

変な夢すぎる。 何? これは…。

私…。

こっち こっち!

私がいる…。

(スタッフ)待ってください!

(スタッフ)あっ こっち こっち! もう…。

あの… これ 夢じゃないんですか?

いいか? 一度しか言わんぞ!

俺がお前で お前が俺だ!

お前がお前の…。

俺がお前で お前が俺だ!

二度言わせるな!

お前が俺…。

(スタッフ)うわあ…!

ᗒ(ガラガラの音)

ᗒはい 眠る。 はい 眠る。 はい 眠る。

ᗒはい 眠った。 はい 眠る。

はい 眠った。 はい 全員 眠った。

ᗒはい 眠った。

新田…!

(狩屋)新田くん!

(新田 理)ご無沙汰してます。 こちらへ。

(新田 理)ご無沙汰してます。 こちらへ。

(狩屋)久しぶり。 元気だった?

(新田)はい!

誰? この人。

どこに行くんですか!?

(ブレーキ音)

(新田)こちらです。

なんなんですか…。

いいから来い!

(狩屋)マルちゃん!

早く来い。

説明しろ! どこに向かう気だ?

それより もっと

説明してほしいことがあるんですけど…。

それより もっと

説明してほしいことがあるんですけど…。

秘密のB4。 聞いたことは?

いや…。

国会議事堂駅には

隠された地下4階があり→

極秘の空間が広がっているという

都市伝説です。

それが…。

(ボタンを押す音)

(エレベーターの作動音)

本当にあったりして…。

(エレベーターの到着音)

(新田)どうぞ どうぞ…。

ちょっと…。

(新田)元々は

戦時中につくられた地下壕でしたが→

その後 数十年にわたり…

あっ ちょっと すいません。

その後 数十年にわたり

海外の要人たちとの密談に使われてきました。

こんな場所が

永田町の地下にあったとはな…。

我々 公安の中でも ここの存在を知るのは

ひと握りの人間しかいません。

ここなら 入れ替わりの情報が

漏れることもないでしょう。

ここなら 入れ替わりの情報が

漏れることもないでしょう。

♬〜

(新田)紹介します。 部下の…。

警視庁 公安第一課 猫田マモル

コードネーム キャットです。 お願いします。

誰も キャットとは呼んでいないので

猫田で大丈夫です。

改めて 今回の入れ替わりについて

説明します。

頼んだ。

いや ちょちょ… ちょっと待ってくださいよ!

なんだ?

なんだかサクサク サクサク

事が進んでますけども→

なんで みんなは こんな状況

あっさり受け入れられるんですか?

なんで みんなは こんな状況

あっさり受け入れられるんですか?

そうですよ こんなの前代未聞です!

前代未聞ではない。

えっ…?

9年前

武藤先生が初めて総理になられた時も→

ご子息と入れ替わるという事件が起きました。

猫田 例の映像を。

はっ!

♬〜

(猫たちの鳴き声)

また 猫動画を見てたのか 貴様は!

また 猫動画を見てたのか 貴様は!

申し訳ありません!

地下にこもってると

どうしても 癒やしが…。

猫田はキャリア組で 頭はめっぽう切れますが

メンタル面に やや課題ありです。

はい 大丈夫 大丈夫。

はいはい 気持ちを切り替える。

深呼吸。 切り替えて。

失礼しました。

改めて…。

改めて こちらをご覧ください。

(猫田)昨年 某国の国防研究所が

ハッキングされ→

脳波を操作する最先端技術が盗まれました。

(新田)一説には→

(新田)一説には→

兵士をロボットのように操るべく

開発された技術だそうです。

そんなものが俺と冴島に?

お二人だけではありません。

えっ?

失言。 裏金。 失言。 裏金。 女。

失言と裏金と女。

このような 政治家とは思えぬ行動を取る者が

民政党内で相次いでいるのも→

脳波を操られたのが原因ではないかと。

あれ 通常営業だと思ってた。

そんなことより これ いつ戻れるんですか?

そんなことより これ いつ戻れるんですか?

現在は 急ぎ

ハッキング元の特定を進めております。

いつ戻れるんですか?

総理大臣の中身が入れ替わったと知れたら

国家を揺るがす大事件です。

決して バレてはいけません。

いつ戻れるんですか?

私は これで。

保育園の迎えの時間ですので。

お子さん 生まれたの? おめでとう。

だから いつ戻れるんですか?

しばらくは… しのいでください。

無理すぎる。

無理すぎる。

嗅ぐな! においを。

臭い…。

(エレベーターの到着音)

がに股で歩かないでくださいよ。

内股で歩くな。

眉間にシワ寄せないでくださいよ。

髪をピシッとしろ。

だって この顔 見られるの

恥ずかしいんですもん。

俺は ずっと その顔で生きてきたんだ。

どうしても謝らなきゃダメですか?

どうしても謝らなきゃダメですか?

当たり前だ。

二木のオヤジを

妖怪クソジジイ呼ばわりしたんだぞ。

昨日からワイドショーも

お前の発言で持ちきりだ。

おい 髪! なんとかしろ!

じゃあ お願いします。

まあ 二木のオヤジは

仮にも民政党のドンだ。

この程度で怒るような男じゃない。

私の怒りの気持ちは

どこから来てると思ってるんだ!

わかってんのかよ!

恩を仇で返すってのは わかってんのか!

わかってんのかよ!

恩を仇で返すってのは わかってんのか!

むちゃくちゃ怒ってる…。

そこんとこ どう考えてるんだ!

はい? あっ すいません。

もう一回お願いします。

だから 恩を仇で返すとは

そういうことだろう。 そこのとこだよ!

あの お言葉ですが 私は…。

申し訳ありませんでした!

今からでも

白鳥くんに切り替えたいところだ。

今からでも

白鳥くんに切り替えたいところだ。

…が 彼の問題も まだ解決していない。

その問題というのは?

女だよ。

女 女 女 女 女 女!

6股交際。

今は お相手一人一人と

丁寧にグッドバイしてるところだ。

キモすぎる…。

おい!

元どおり支持を取りつけてほしいなら→

公の場で 私への発言を撤回し

謝罪してもらう。

公の場で 私への発言を撤回し

謝罪してもらう。

それが条件だ。

承知しました!

(狩屋)ってことは 謝罪会見だけすれば

許してもらえるってことですね?

ああ。

ああ よかった…。 おかえり 官房長官!

冴島 やれるな?

冴島?

やれません。

何?

だって 私 なんか間違ったこと言いましたか?

だって 私 なんか間違ったこと言いましたか?

実際 武藤泰山は 上の言いなりですよね?

お前な…。

頭を下げれば 全て丸く収まるんだぞ。

だったら謝ればいいだろ!

それが政治って…。

それが政治ってもんですか?

それが武藤泰山ですか?

政治ってのはな

膨大な貸し借りの積み重ねだ。

政治ってのはな

膨大な貸し借りの積み重ねだ。

総理になるには

永田町のしがらみにも耐えねばならん。

それも理解できん奴が

政治の世界に足を踏み入れるな!

わかりました。

昨日の発言については謝罪します。

ただし 秘書は今日限り辞めさせてください。

武藤泰山は

私の見込み違いだったようなので。

武藤泰山は

私の見込み違いだったようなので。

わかった。

(狩屋)いや そう結論を急がずとも…。

それと もう一つ 条件があります。

(泰山の声)実家で父の法事があるんです。

私の代わりに行ってきてもらえますか?

私の代わりに行ってきてもらえますか?

うっ… あっ!? なんだよ これ…。

イテッ…。

(ドアの開く音)

(冴島聡子)あっ 来た! お母さん 優佳 来た!

もう 急ぎなさいよ!

お坊さん 来てるんだから。

何? ご機嫌斜め? 早く!

「立ちくらみによる

一時的な意識混濁が原因とはいえ→

あのような事実無根の発言を

してしまったことを→

深くおわび」…。

深くおわび」…。

(ため息)

やっぱ 無理。

政治家の謝罪会見って

それ 無理あるやろってのばっかですよね。

あのさ 舞の海くんはさ…。

田中丸です。

相撲 好きなんですか?

なんで 書生になったの?

あ… それは 父が武藤先生の後援会長で→

そのコネで。

就活も全滅しちゃって→

就活も全滅しちゃって→

まあ とにかく

社会に出なきゃいけなかったんで。

結局 みんな 自分のためだよね。

やっぱ 任せてられない。

えっ?

ちょっと トイレ行ってくる。

トイレ?

うん。 どこかな?

トイレって そっちにあるんですかね?

(冴島美恵子)ありがとうございました。

(ドアの開閉音)

ああ… 終わった 終わった。

(美恵子)死ぬのは勝手だけどさ

残されたほうは大変だよね。

本当 法事やる度 思い出しちゃうし。

じゃあ そろそろ…。

(美恵子)で そっちは大丈夫なの?

えっ?

ほら あの ワニの あの ほら

なんだっけ? あの…。

ほら あの ワニの あの ほら

なんだっけ? あの…。

武藤泰山。

そう!

前に総理やった時も

パッとしなかったじゃない。

そんなことない。

よかったろ。

どこが?

どこがよ?

(美恵子)昨日だって すごい発言。

(聡子)妖怪クソジジイ!

(美恵子)妖怪クソジジイっつって…。

あれは事故だよ 事故!

今夜 謝罪会見させる。

(聡子)させるって 優佳が?

あ… そうそう 私が。

なんで?

なんでって… あんな上に噛みついていたら

政治できないだろ。

なんでって… あんな上に噛みついていたら

政治できないだろ。

ワニだって もうちょっと噛みつく場所

わきまえるっつうの。

って ヘヘヘ… ヘヘヘ… ヘヘヘ…。

あんた 誰?

優佳じゃない。

(美恵子)

優佳だったら あの発言 褒めると思った。

(聡子)私も。

いや…。

《なんという嗅覚》

《まずい。 冴島を演じきらなくては》

はあ? 何 言ってんの?

完全に優佳なんですけど…。

(噛む音)

なんか いつもの優佳のキレがないよね。

本当は武藤泰山のこと どう思ってんの?

あいつはダメ。 本当やばい。

具体的には?

えー…。

えー…。

ワニ! 顔がワニ!

人は見た目じゃないでしょ。

臭い! いや 臭くないだろ!

いやいやいや… ほんのちょっと?

ほんのちょっと 少しだけ におう。

はあ?

あ… ペコペコしてる。

あ… ペコペコしてる。

じいさん連中に ゴマすって→

言われるがまま 総理を受けようとしてる

不届き者。

昨日 電話で愚痴ってたもんね。

「武藤泰山なら この国を変えてくれると

思ったのに〜!」って。

「会ってみたら 上に忖度してばっかの

情けない奴だった〜!」って。

そうだったな。

本当に… 本当に情けない奴なんだよ

武藤泰山は。

閣僚人事すら 自分で決められず→

秘書にも見限られ…。

そんな奴に国民がついていきたいと

思うはずない。

そんな奴に 行き詰まったこの国を

変えられるわけがない!

そんな奴に 行き詰まったこの国を

変えられるわけがない!

フッ… よかった。

やっぱり いつもの優佳だ。

はあ?

あっ そうだ。

これ あんたの部屋から出てきたよ。

あっ…。

(聡子)持って行きな。

初心を忘れないように。 はい。

(美恵子)でも 無理だけはしないでよ。

あんたまで政治に殺されたら

たまんないんだから。

政治に殺された?

政治に殺された?

(ドアの開く音)

ちょっと待ってよ!

うわあーっ!

ああーっ!

(美恵子)ああーっ!

これは…。

武藤泰山!

(聡子)ああーっ!

お母さん 私…!

(美恵子)お母さん!?

じゃなくて あの… 秘書を迎えに。

わざわざ うちまで?

はい! 優秀なんで。

行くよ!

ああ…!

(美恵子・聡子)ああーっ!

(ドアの開閉音)

よっぽど見られたくない黒歴史が

載ってるのか?

そうかもしれませんね。

さっきの どういう意味だ?

「あんたまで政治に殺されたら」って

君の母親が…。

私の父も政治家だったんです。

私の父も政治家だったんです。

市議会議員を長年務めた父は→

民政党の公認を受けて

国政選挙に臨みました。

それを→

家族総出で支えたんです。

お父さんはさ どうして議員になりたいの?

(冴島秀雄)お父さんは

優佳に幸せになってほしいのと同じでね→

日本の人 みんな 幸せになってほしいんだ。

そのために

この国を少しでも良くしたいんだよ。

ふーん。

お前らには苦労かけてばっかりだけどな。

だけど 父は土壇場で公認を外されました。

だけど 父は土壇場で公認を外されました。

バカな二世議員を当選させるために→

上層部の一方的な都合で。

(泰山の声)落選し 失意の中

体を悪くした父は→

しばらくして亡くなりました。

その時 誓ったんです。

私 お父さんの代わりに政治家になって→

私 お父さんの代わりに政治家になって→

みんなを幸せにするために頑張るから。

♬〜

あっ… 来ました 来ました 来ました!

来ました!

ちょっと… マスコミが集まっちゃってます。

ちょっと… マスコミが集まっちゃってます。

(狩屋)泰さん

どこ行ってたんですか? さあ…。

会見です。 優佳さん こちらです。

待て。

会見は中止だ。

えっ?

泰さん 今さら 何 言ってるんですか?

君は 立派な志を掲げて

政治の世界に飛び込んだ。

それなのに

これから総理大臣になろうとする男でさえ→

上に振り回されてるのを見たら

失望するのも当然だ。

上に振り回されてるのを見たら

失望するのも当然だ。

君が謝罪し

俺のような 志のない男が総理になったら…→

それは 国民への裏切りだ。

俺は やっぱり

このまま引退すべきなんだよ。

先生は それでいいんですか?

志は ずっとなかったんですか?

最初から?

志は ずっとなかったんですか?

最初から?

いや あった。 今だって あるさ。

だが 理想を語るには

政治の世界に染まりすぎてしまった…。

だったら 私には話すことがあります。

今の私は あなたですから。

(カメラのシャッター音)

お集まりいただきまして

ありがとうございます。

昨日 昼間の番組における

私の発言について→

昨日 昼間の番組における

私の発言について→

私から 今の思いをお伝えします。

我々に政治を託してくださっている

国民の皆様→

この度は…→

申し訳ございませんでした。

謝った…。

優佳さん…。

…なんて言うわけねえだろ!

(どよめき)

いいか?

よく聞けよ 永田町の政治家ども!

政治っていうのは

膨大な貸し借りかもしれない。

しがらみに噛んで絡んで

がんじがらめなのかもしれない。

だけど それで

理想も語れなくなって どうすんだよ!

そんな国で 国民は

どうやって希望を持てばいいんだよ!

そんな国で 国民は

どうやって希望を持てばいいんだよ!

だから 武藤泰山!

まずは お前から語れ!

総理大臣になるんだか ならねえんだか

知らねえけど→

まずは お前が この国の未来を語って→

国民に 希望を見せてみろよ!

国民に 希望を見せてみろよ!

それが…

そんなのが きれい事だって言うなら…!

♬〜

そんなの きれい事だって言うなら…!

あっ…。

♬〜

戻った…?

続けなさい。

そんなの きれい事だって言うなら

それはそれで結構!

理想を語る奴がいる。

そんなの無理だって奴がいる!

じゃあ どうしたらいいんだろうね?

どうしたら きれい事を

少しでも現実にできるんだろうね?

…って 徹底的に話し合って 話し合って

話し合うのが民主主義ってやつだろ!

そのひと言目で

政治家が 総理大臣が→

そのひと言目で

政治家が 総理大臣が→

しがらみだ 忖度だで

口 閉ざして どうすんだよ!?

それが 今の日本なら…→

今の民政党なら→

そんな政党 潰れちまえよ!!

♬〜

…と うちの秘書が申しておりますが。

…と うちの秘書が申しておりますが。

私も 全く同感です。

本日は これで

以上とさせていただきます。

(記者)武藤さん!

(ざわめき)

(記者)武藤さん お話を…!

♬〜

アハッ…!

アハハ…。

(2人)アハハッ…!

(聡子)すごい!

(2人)アハハッ…!

(聡子)すごい!

(美恵子)すごいね やっぱ。

(聡子)さすがだね。

冴島!

やってくれたな お前。

だけど まあ これで すっきりしたよ。

なあ? カリヤン。

ええ。 グッバイ 官房長官!

ハハハ…。

ハハハハ…。

(あくび)

あっ おはようございます!

おはよう。

(椅子を引く音)

誰かと入れ替わってないですか?

そう何度も入れ替わってたまるか!

アハハ… そうですよね!

あっ ネットの反応 まとめてみました。

いらん。 夢でも散々たたかれた。

いいから見てくださいって!

なんだよ…。

フフッ!

♬〜

♬〜

結果オーライみたいですね!

マジかよ。

はい!

(ドアの開く音)

(武藤 綾)総理になるなら

また いい夫婦のふりしなくちゃね。

おい!

また1億とかなんて無理だぞ お前。

100万で どう?

100万? まあ 100万ならな。

ハハッ…。

ドルだけどね。

ドルかよ!?

ドルだけどね。

ドルかよ!?

(綾)払ってくれないなら→

今までの女関係

全部 マスコミにぶちまけるわよ。

マル。

はい?

円安解決もマニフェストに入れるぞ。

はい!

♬〜

(神谷賢介)いかがいたしますか?

世論には乗る。 そういうもんだ。

承知しました。

承知しました。

俺を敵に回すか 武藤泰山。

面白いじゃないか。

ご心配おかけして すみません。

もう少し ここで頑張ってみようと思います。

(成田崇彦)わかりました。

冴島さんには期待してますからね。

ありがとうございます 成田先生。

(カメラのシャッター音)

(カメラのシャッター音)

♬〜

(カメラのシャッター音)

はい ありがとう。

どうも。

(白鳥)武藤先生。

おお 白鳥くん。

総理ご就任 おめでとうございます。

何? わざわざ そんなことを言いに来たのか?

(白鳥)いつか 私が総理になる その日まで→

(白鳥)いつか 私が総理になる その日まで→

時間稼ぎ お願いしますね。

フッ…。

いつか 私が総理になった その時は→

私が この国の…。

フッ…。

総理になるということですから。

♬〜

何が言いたかったんでしょうね?

そうだな。

何が言いたかったんでしょうね?

そうだな。

まあ でも 今は ああいうのがモテるんだな。

フッ…。

優佳さんが推してた人

入閣できてよかったですね。

2人だけだけど。

でも よかったです 優佳さんが辞めなくて。

まあ 様子見。

やっぱ 総理の器じゃないと思ったら

すぐ辞める。

これで最後です。

どうしたんですか?

今ね 息子の翔くんから手紙が届いたんだ。

ああ…。

ワニの目にも涙。

フフフッ!

(武藤翔の声)「お父さん

2度目の総理大臣 頑張ってください」

「僕は 今 スペインで

有機農法によるトマト栽培を…」

〈…などといった→

息子からの激励と近況報告の手紙に

心動かされた泰山は→

息子からの激励と近況報告の手紙に

心動かされた泰山は→

ふいに こんなことを言いだした〉

おい。

はい!

国会議事堂の中央広間。

そこに

偉大な政治家3人の銅像が立っている。

知ってるか?

そりゃ もちろんですよ!

ハハハッ…!

伊藤博文 大隈重信 板垣退助ですね。

それです。

そうだ。

そして 彼らの銅像の横には もう一つ…。

そして 彼らの銅像の横には もう一つ…。

つまり 4人目の場所が空いてるんだ。

俺は そこに立とうと思う。

えっ!? えっ… そしたら

完全にレジェンドじゃないですか!

先生 そんなこと できるんですか?

武藤泰山に乗り越えられぬ山は ない!

ない! 私も横に入れますかね?

お似合いですね。 西郷隆盛の犬的な。

お似合いですね。 西郷隆盛の犬的な。

(田中丸・泰山)ハハハッ…!

ワン!

で どうやって そこに立つんですか?

うん… それはな…。

♬〜

(落ちる音)

(鳥の鳴き声)

もしもし?

(猫田)今すぐ 対策本部に来てください!

もしもし?

(猫田)今すぐ 対策本部に来てください!

大変なことが わかりました!

えっ!?

(猫田)総理の入れ替わりは

これで終わりではありません!

これから入れ替わる可能性がある相手

それは…→

全国民です!

♬〜

全国民!?

(狩屋)どうした?

わかりました。 とにかく向かいます。

♬〜

♬〜

君 大丈夫か!?

うわあっ!

〈武藤泰山は

誰と入れ替わってしまったのか?〉

〈それは 神のみぞ知るのであった〉

〈あっ 申し遅れました〉

〈私が 民の神 民神であ〜る!〉

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