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♬~
♬~
♬~
<今回のバグ とりきりました。
(庄島)終わった~! いや~ ぎりぎり間に合った!
(根岸)今回 マジで 駄目かと思いましたよ。
(虎魂)お疲れ~!
(社員たちの歓声・拍手)
(虎魂)いやぁ マジで みんな 最強チームだわ~!➡
じゃあ 今日は もう 帰って すぐ 寝ろよ。
いい夢 見ろよ お前ら~! (社員たち)お前もな!
じゃあ 夢でも会うか!? (社員たちの笑い声)
(虎魂)お疲れ! (社員たち)お疲れ!
(虎魂)お疲れ! (社員たち)お疲れ!
(根岸)社長。 (虎魂)うん?
あの… 今月の給料 前借りとかって…。
しょうがねえなぁ。 ちょっとだけだぞ。
すいません。 (虎魂)じゃあ お疲れ。
ありがとうございます。
(大陽)虎? 最近 連絡 来てないなぁ。
(隼人)いや もう 全然 返事くれないんですよ。
(隼人)いや もう 全然 返事くれないんですよ。
何? 心配してんの?
痛っ。 いや 大陽さんだって➡
いつも ニコイチみたいな感じじゃないですか。
いや 言い方~。 忙しいんじゃない?
あいつも ほら ゲーム会社の社長だし。
いや それ いまだに信じらんないです。
ちゃんと やれてんのかなぁ…。
まあ 確かに。
つい こないだまで しょっちゅう 相談に来てたなぁ。
つい こないだまで しょっちゅう 相談に来てたなぁ。
(携帯電話)(受信音)
《う~ん…》
(携帯電話)(受信音)
(携帯電話)(受信音)
<(ドアの開く音)
<(ドアの開く音)
(虎魂)《お疲れさまです。 来ちゃいました》
そんなことばっかりだったけど 今は そういう相談もなくなって。
まあ 悩みはあるだろうけど➡
そこを 自分で びしっと決断できてこそ➡
社長だからね。
大陽さんにも… 悩み あるんですか?
あっ…。 そりゃ ないことないよ~。 ハッ。
ああ…。 あっ 何か飲む?
あっ いただきます。
あっ いただきます。
(隼人)《大陽さん➡
三ツ星エンジニアリングの 副社長だったんですよ》➡
《で いきなり 発覚した これの責任を取って➡
辞めさせられて》
ハァ…。
(虎魂)ハァ…。
おい どうしたんだよ?
(虎魂)俺 社長 辞めたいんすよね。
何だよ。 うまくいってねえのか?
社員のみんなに 無理させてんなとか思ったりして。
俺 マジで 経営とか向いてないっすわ。
あいつ 何っつってんだよ? いたろ? あの投資家。
あいつ 何っつってんだよ? いたろ? あの投資家。
(虎魂)大陽さんには言ってない。
俺を社長にしてくれた人に➡
さすがに 辞めたいですとか 言えないっすよ。
(店主)ああ…。 <それなら…➡
会社の経営を 別の会社に お願いしてもいいんじゃない。
えっ?
ハイパースティックの 小野田社長だよね?
(虎魂)はい。 えっ?
(野本)初めまして。 野本といいます。
(野本)初めまして。 野本といいます。
(虎魂)M&Aアドバイザー…。
M&Aの仲介業者やってるんだ。 そして…➡
『フラッシュマン』の大ファン!
おお~! マジっすか!? あざっす!
(虎魂)その人が言うには➡
M&Aで 会社を買ってもらうのは どうだって。
大陽さん どう思います?
M&Aか…。 (虎魂)うまくいけば➡
M&Aか…。 (虎魂)うまくいけば➡
社員のみんなの働く環境も 良くなるみたいなんすよ。
契約する当てはあるの? 今は ないっすけど…。
あっ 今度➡
ゲーム会社の交流会みたいなのが あるらしくて 行ってみたらって。
なるほど。
(隼人)どういう状況ですか?
会社を イグジットしたいらしいんだ。
イグジット?
確かに 虎君自身 会社を売却すれば➡
多額の資産を得ることは できるんだが…。
えっ それって 会社を手放すってことですよね?
えっ それって 会社を手放すってことですよね?
うん…。
どうっすかね?
虎が そう言うなら 俺は 大大大…。
うん。 大反対だね!
えっ!?
反対って… 何で!?
今のお前じゃ きっと➡
ろくなM&Aにならないと 思うからかな。
ろくなM&Aにならないと 思うからかな。
何でっすか!? そんなの分かんねえじゃん!
悪い選択肢じゃないよって その人も…。
分かった。 じゃあ 今回は 虎に任せようかな。
えっ? M&Aするもよし しないもよし。
ただし 条件。 俺には頼らないこと。
あっ でも それは さすがに厳し過ぎるか~。
一人じゃ何もできないもんな~ 虎は。
はぁ!? いや 別に 大陽さんいなくても決めれるし!
(林田)ちょっと 虎君…。
(林田)ちょっと 虎君…。
(虎魂)てか もともと 俺一人でやろうと思ってたから!
変に強がんない方がいいです…。 (虎魂)強がってねえよ!
そっか。 じゃあ 大丈夫か~。
もろもろ決まったら また 来ます!
(隼人)虎さん。 ちょっと待ってくださいよ!
君らしくないな。 どうして?
(重役)M&Aをねぇ。 (虎魂)そうなんすよ。
まずは 見てくださいよ うちのゲーム。
単純なパズルゲームに見えて➡
ちゃんと ストーリーもつくり込まれてて。
リテンションの方は どうなの?
えっと リテンション? ああ そうっすね…。
フッ。 そこが弱いと インストールされても➡
結局 LTVが上がらないから。 (重役)まあ 頑張って。
(虎魂)ちょっと待ってください!
《一人じゃ何もできないもんな~ 虎は》
(野本)気にしちゃ駄目だよ。
野本さん!
(虎魂)大陽さんの言うとおりだ…。
結局 俺 一人じゃ何もできねえ。
(野本)そんなに悲観しなくても いいんじゃないかな。
すいません。 イグジットも ぶっちゃけ まだ迷ってます。
すいません。 イグジットも ぶっちゃけ まだ迷ってます。
悩んで当然だよ。
(野本)参考までに➡
M&Aになったら 幾らで売却できるのか➡
僕の方で計算してみようか?
それから考えるでも 遅くないかもね。
いいんすか?
(野本) その方が 判断材料になるだろ?
協力す… ううっ…。 (虎魂)ええっ!? ちょっ ちょっと!
いってえ…。 何のトラップだよ…。
いってえ…。 何のトラップだよ…。
いやいや 今のは 完全に 野本さんの自滅でしょ!
ハハッ…。
(野本)ゆーさくでいいよ。
じゃあ 俺も 虎で。
ありがとう 虎君。 (虎魂)ヘヘッ。
(隼人) 大丈夫なんですかね? 虎さん。
昨日 話 したら➡
めっちゃ うまくいってる! とか ノリノリで言うから➡
めっちゃ うまくいってる! とか ノリノリで言うから➡
心配になっちゃって…。
う~ん。 うまくいってるんだよ きっと。
M&A すごい優秀なアドバイザーの人に 意見もらって➡
検討してるみたいなんですよ。
あ~… 前に言ってた人じゃないかな。
止めなくていいんですか?
このままだと ホントに 売却しちゃいますよ。
俺からアドバイスできることは ないよ。
M&Aの 専門家ってわけでもないし。
M&Aの 専門家ってわけでもないし。
それに 社長は 虎だから。
あれ? 何か デザイン 変わった?
(パソコン)(M)大陽さまは 虎柄が さぞお好きかと思いまして。
虎? ああ… 違うって。
(パソコン)(M)ここ最近の 検索履歴の7割が M&A関連。➡
(パソコン)(M)ここ最近の 検索履歴の7割が M&A関連。➡
関連書籍の購入も 20冊以上。➡
考えているのは 虎さんのことばかり。
プライバシーもなにも あったもんじゃないねぇ。
(パソコン)(M)大陽さま…。
あっつ! (パソコン)(M)大陽さま…。➡
大陽さま…。 パソコン パソコン パソコン!
(パソコン)(M)大陽さま…。 大陽さま…。 M! M! 落ち着いて…。
一回… 一回 落ち着いて! (パソコン)(M)私は 冷静ですよ。➡
熱くなっているのは 大陽さまではないですか。➡
そうでしょう?➡
そうでしょう?➡
熱くなっているのは 大陽さまでしょう!
あっ あっ! あちちち…!
(パソコン)(M)大陽さま! 大陽さま!
あっ! あっ!
(パソコン)(M)そのM&Aコンサルの方の素性 お調べしましょうか?
大丈夫だよ。
(パソコン)(M)ずいぶんと 気にしていらっしゃるようなので。
こういうことは 虎自身が 結論 出さないと。
それに…。 (パソコン)(M)それに?
それに…。 (パソコン)(M)それに?
そんな虎を 俺が見てみたいんだ。
(パソコン)(M)もう 6年もたつんですね。
ああ。 懐かしいよ。
(虎魂) 《おお~! きた きた きた!》
《マジか! 今日 調子いいな!》
《何のゲーム?》 《うるせえな》
(携帯電話)(ゲームの音声) (虎魂)《ああ~っ! きた…!》
(虎魂)《いいね いいね!》
(虎魂)《ポイント。 ポイント ナイス。 ナイス》
《ねえねえ… ねえ》 《うん?》
《ねえねえ… ねえ》 《うん?》
《何が そんな面白いの?》 《また あんたかよ…》
《フフッ》
《まあ プレーヤーを バカにしてねえところ》
《おっ いいね いいね…》 《バカにしてない?》
《楽しくプレーしてほしいっていう 気持ちだけで➡
つくってる気がする》➡
《おっ! きた きた。 いいよ いいよ。 ここできたか》
《でも プレーヤーの方は いまいちかな~》
《はっ?》
《俺の方が センスあるかな~》
《俺の方が センスあるかな~》
《言うね! じゃあ やってみろよ!》
《よし! どれどれ》 《できんのかよ》
《う~ん…。 これ どうやってんの?》
《知らねえのかよ!》 《えっ?》
《誰だよ!? てか!》
《何で 何で…! うわ~!》 (虎魂)《ウェ~イ!》
《強過ぎるだろ~》 《ヘヘッ》
《でも 何か 飽きてきたわ》 《えっ?》
《最近 アプデが 全然 駄目》
《もっと単純でいいんだよ》
《その分 ストーリーに 力を入れた方が 絶対 盛り上がるから》
《その分 ストーリーに 力を入れた方が 絶対 盛り上がるから》
《そんなに思うなら 自分で作ってみないか? ゲーム》
《はぁ? んなことできるわけねえじゃん》
《俺 ろくに 学校も行ってねえし》
《でも ゲームのことなら こんなに熱く語れる》
《お前にとっての言葉は ゲームだ》
《だから お前のゲームで語ればいい》
《スタートアップしよう》
(虎魂)《しゃ~!》
あいつが ゲームのことを 作り手側の視点に立って➡
的確に熱く語ってるのを見て 確信したんだよね。
間違いなく スタートアップできるって。
(パソコン)(M)電話の一本くらい してあげたらいかがですか?
(虎魂)ええ~っ!? バババ… バンパー!?
(野本)声が大きい! (虎魂)あっ すいません…。➡
でも マジっすか!? (野本)ああ。
バンパーって あの超大手の ゲーム会社じゃないっすか。
社長の勝又さんは➡
ぜひ M&Aを 前向きに 検討したいって言ってきてる。
どうする?
そうだな…。 うーん…。
(携帯電話)
(携帯電話)
(野本)虎君。 (虎魂)えっ? あっ はい。
このこと まだ 誰にも言っちゃ駄目だよ。
も… もちろんっす。
(野本)大陽さんっていう人➡
筆頭株主だし 色々と優秀な人みたいだけど➡
ちゃんと 一線は引いた方がいい。
ちゃんと 一線は引いた方がいい。
一線 引くって…。
その人は ただの投資家だよ。 最後は 自分の利益しか考えない。
いや 大陽さんは そういう人じゃ…。
で どうするの?
うん…。 でも ちょっと びっくりしちゃって…。
ちゅうちょしてる場合じゃないよ! 僕だって 驚いてるんだ。
こんないい会社が 声 掛けてくれるなんて➡
なかなか ない。
うん。
君の会社が評価された 何よりの証しじゃないか。
君の会社が評価された 何よりの証しじゃないか。
君の努力の成果だよ。
ゆーさく…。
(野本)もっと 自信を持たないと。 君の会社なんだから。
♬~
♬~
♬~
(虎魂・大陽の楽しげな声)
《いい! 面白い! これ 売れるぞ》
(虎魂)《おっしゃ~! 売れる! 売れるぞ!》
《よっしゃ~! イェ~!》
《どうやって ユーザーを➡
《どうやって ユーザーを➡
飽きさせないようにするか だよな~》
《あ~… どうするの?》
《そりゃ やっぱ ガチャとか イベントっしょ!》
《そこ 大事だよねぇ! そこで じゃんじゃん 課金させないと!》
《例えばさ レアアイテムの出現率を 極端に減らしたりすれば➡
ユーザーは たちまち 課金中毒に!》
《何 言ってんだよ! ふざけんじゃねえよ!》
《えっ?》 《ユーザーを 課金中毒に?》
《そんなクソゲー 作るわけねえじゃねえか!》
《俺が作りたいのは➡
《俺が作りたいのは➡
もうけるための ゲームなんかじゃない》
《ユーザーが➡
心から楽しんでくれるような ゲームなんだよ!》
《ハハッ》
《やっぱり 虎は 起業家の資質を持ってるね》
《起業家の… 資質?》
《起業する者にとって 一番 大事なことは…》
何て言ってたっけ?
何て言ってたっけ?
(野本)《ちゃんと 一線は引いた方がいい》
《その人は ただの投資家だよ》➡
《最後は 自分の利益しか考えない》
(社員たちの話し合う声)
(野本) 《もっと 自信を持たないと》
《君の会社なんだから》
もしもし。
俺 決めたよ。
(野本)お時間つくってくださり ありがとうございます 勝又社長。
あ… あの➡
M&Aをしていただく前に お話が。
何だい? (虎魂)社員たちなんですけど➡
今よりもいい環境で 働かせてやりたくて。
今よりもいい環境で 働かせてやりたくて。
そこは その 俺的に譲れない感じで。
(野本)勝又社長はね 快く言ってくださったよ。
全社員に対する労働環境の改善は もちろん 今以上のポジションと➡
1.2倍の給与を確約するって。
マジっすか!? (勝又)もちろん。
社員たちが 気持ち良く 働ける会社が 一番だからね。
ありがとうございます!
では もろもろ この方向で。 お願いします。
では もろもろ この方向で。 お願いします。
はい。
あぁ… 虎君の件だけど いいのか? 本当に。
ああ…。 あいつの決断ですから。 ああ…。
ちなみに これは 単なる興味で聞くんだが➡
彼の会社が 正当な額で買収されるとして➡
幾らになると思う?
あ~ そうだねぇ…。
1億で どうだろう?
1億で どうだろう?
1億!? えっ そんなに!?
何を言ってるんだ。 正当な評価だよ。
やったな 虎君!
ありがとうございます!
ざっと見積もって およそ➡
3億かな。
ええっ!? いやぁ 大したもんだ。
(携帯電話)(バイブレーターの音) あっ…。
(携帯電話)(バイブレーターの音)
噂をすれば。 ハハッ。
あ~!
イグジットすることにしました。
イグジットすることにしました。
そうか。
M&Aが成立したら どこの会社になったか言いますね。
大陽さん 絶対 驚くと思うわ~! フフフ…。
ゆーさくが… あっ この前 話した コンサルの人なんすけど➡
すっげえ会社 探してくれたんすよ!
ホント でっけえとこで! そんで よし 即決! ってなって。
それが理由で 売却を決めたのか?
それが理由で 売却を決めたのか?
いやぁ うれしかったっすわ~。 うれしかった?
ゆーさくが 言ってくれたんすよ。
「俺の努力は 無駄じゃなかったんだ」
「社員のみんなも喜んでくれる」 って。
社員のみんなは そう言ったの?
報告は これからなんすけど でも 絶対 喜んでくれますって!
大陽さんにも 一刻も早く報告して 喜んでもらいたくて!
そうか。 はい。
そうか。 はい。
あきれたな~。
えっ?
6年たって 少しは成長したかと思ったけど➡
結局 そんな答えしか出せなかったか。
いや 何だよ 急に! 分かんねえよ!
いいM&Aだって ゆーさくも 会社を買ってくれた社長だって!
いいM&Aだって ゆーさくも 会社を買ってくれた社長だって!
お前自身は どうなんだ? 俺自身は…。
そりゃ よかったに決まってんだろ。
そうか。
待てって! 何でだよ!?
俺は 大陽さんにも喜んでほしくて!
そうか。 分かったよ。 ホントは 嫌だったんだろ!
もっと 会社がでかくなってから イグジットした方が➡
利益が出るのにって!
利益が出るのにって!
ゆーさくの言うとおりだ。
あんたは 結局 ただの投資家なんだよ。
会社を手放したら もう何もできなくなる。
もう一度 よく考えろ。
ハァ…。 ハァ…。
ハァ…。 ハァ…。
(携帯電話)(野本) 今から 勝又社長と話してくる。➡
これで M&A成立だ。
ゆーさく ホントに ありがとう。
(携帯電話)また 連絡するよ。 おめでとう。
よしっ! みんなにも伝えるか!
よっしゃ~!
よっしゃ~!
(虎魂)ただいま~。
社長 聞いてくださいよ!➡
こいつ 課金のし過ぎで 金欠になってるんすよ。
いや だって 超レアな新キャラが出たって…。➡
まあ めっちゃ出る確率 低いっすけど➡
当たったっていうから…。 (庄島)それ どう考えても➡
バンパーの社員の 身内アカウントだろ。➡
バンパーの社員の 身内アカウントだろ。➡
サクラに決まってんだろ。
あのさ それ バンパーのゲームなの?
(庄島)そうなんですよ。
バンパーのやり方 ここ最近 かなりヤバいっすよ。
ちょっと 悪い。
<社長! <社長 どこ行くんですか!?
<(虎魂)ゆーさく!
虎君。 (虎魂)契約は!?
虎君。 (虎魂)契約は!?
契約なら 今 無事に済ませたところだけど。
(虎魂)取り消して! (野本)はっ?
バンパーのやり方は ユーザーを課金中毒にする!
何を言ってるのか よく分からないが➡
ユーザーに多く 課金してもらおうとすることの➡
何が悪いんだ? その方が もうけが出る。
頼む。 俺 こんなやり方 やだよ ゆーさく!
落ち着いて 虎君。 大丈夫だよ。
落ち着いて 虎君。 大丈夫だよ。
もう 君の会社じゃないんだから。
行きましょう 社長。
(虎魂)ゆーさく! (野本)何を いまさら…。➡
もう 契約は済んだんだよ。
これ以上 文句を言うようなら 君に失望するよ。
お待たせしました。
《会社を手放したら もう何もできなくなる》
♬~
♬~
<(隼人)虎さん。
うん…。 書面上の不備は どこにもなさそうだな。
大陽さん。 うん?
虎さん…。 ああ 聞いてたよ。
つまりは 正式に バンパーと 契約できたってことだよね。
よかったんじゃない。
よかったんじゃない。
売却額だって うちは 損してない。
虎だって 自分の要求を 通したわけなんだから➡
文句なんか言いようないしね。
でも 虎さんは…。 まあ 今度 お祝いしようよ!
ごめん。 この後 別件で。 戸締まり よろしく!
いってきま~す!
何で 失敗だって言わないんだよ!
俺 やらかしてんじゃん。 何で!?
俺が 失敗って言ったら 失敗ってことになるのか?
それは 俺が決めること?
もう… 分かんないんだよ…。
何が分からないの?
何が正しいのか 自分でも もう 分かんないんだよ。
そっかぁ。
でも バンパーに買収されるのは 嫌だと思ってる。 どうして?
でも バンパーに買収されるのは 嫌だと思ってる。 どうして?
社員だって 喜ぶかもしれないんだろ。
それが望みだったんだったら よかったじゃないか。
でも どうしても… どうしても 駄目なんだ!
俺には このゲームが 作りたいっていうのだけは➡
はっきりと分かる。
俺にとっての言葉は…。
ゲームだけだから!
もうけのために ユーザーを苦しめるゲームなんて➡
絶対 間違ってる。
それじゃ 意味ないんだよ…。
だって 俺は…。
ゲームで… ゲームで 人を 心から楽しませたかった!
ゲームで… ゲームで 人を 心から楽しませたかった!
あ~ やっと 言ってくれた。
えっ?
そのゲームへの思いが お前をスタートアップさせたんだ。
覚えてるか?
起業する者にとって 一番 大事なことは 何か。
起業する者にとって 一番 大事なことは 何か。
《起業する者にとって 一番 大事なことは➡
信念と覚悟 この2つを持ってるかどうか》
《信念と覚悟?》
《それだけあればいい。 お前のそれに 人は ついてくる》
コンサルの提案に流され 大企業の 買収が決まりそうだったから➡
そっちに 舵をきり…。
そっちに 舵をきり…。
今日も お前は 俺に 背中を 押してほしくて ここに来た。
でも そこには お前の信念も覚悟もない。
<(庄島)社長!➡
会社を売却するって ホントですか?
お前ら…。
(庄島)どうして 相談してくれなかったんですか?
ごめん…。
俺たち 不満とかないっすよ。
俺たち 不満とかないっすよ。
えっ?
(根岸)虎社長のゲーム愛に ついてきたんです。
給料とか労働環境とか そりゃ 良くなったらいいっすけど➡
好きなこと できてますから。
みんな…。
経営がつらかったら やめたっていい。
でも 社員のみんなが➡
でも 社員のみんなが➡
お前の何についてきたのか それだけは 忘れちゃいけない。
さあ どうしようか? 虎。
大陽さん… 俺…。
絶対に売らない!
俺は 絶対に バンパーに 会社は 渡さない!
俺は 絶対に バンパーに 会社は 渡さない!
それが お前の意思なら…。
俺は 全力で協力するよ。
大陽さん… すいません。
本当に すいません。
ヘヘッ。
はい OK!
ありがとう! 雰囲気 出て 助かったよ~!
は~い! ヘヘッ。
何で こんなの持ってんだろう…。
みんなも ありがとね! ぐっと きたよ~!
ハッハハハ…! あっ。
まったく もう…。 えっ?
こんな憎い演出までして。
こんな憎い演出までして。
虎君への愛だね。
ちょっと 林田さん! そういうことは 言わないの!
(林田)ハハハ…! (虎魂)大陽さん…。
さてと 虎 作戦会議に入ろう。 うん。
準備はいいか?
反撃開始だ! (虎魂)うっす!
羽賀さん!
♬~
(虎魂)大陽さん!
うん。
羽賀さん ありがとう。
M&Aに詳しい人がいてくれて 助かった。
いえ。 厳しい戦いにはなりますが 今日は 頑張りましょう。
まっ あの手この手で いってみますか。
あとは…。
ベストを尽くすのみ。 うっす!
よし。
小野田は 契約解除を望んでおります。
(勝又)応じかねますね。
(野本)きちんと 手続きをした上での契約です。
取り消しなど…。
(虎魂)お前 ホントは ずっと このおっさんとグルだったろ。
何を言ってるんだ。
(羽賀) ご存じでしょう? 野本さん。
両手取引ですよ。
あなたは 最初から 勝又社長の代理人でもあった。
(羽賀)最初から 虎君を かもにするつもりで近づき…。
(羽賀)最初から 虎君を かもにするつもりで近づき…。
(羽賀)彼の警戒心を解いて M&Aを持ち掛け➡
あたかも うまい話がきたかのように➡
バンパーとの契約に誘導した。
仮にそうだったとして➡
両手取引は 法律違反でもなんでもない。
ですが 勝又社長 仮に これが 訴訟になった場合…。
訴訟!?
会社のイメージは どうなるでしょう?
バンパーのブランドに 傷が付いてしまいますよ。
バンパーのブランドに 傷が付いてしまいますよ。
社長…。
(羽賀)再度 契約の解除を ご検討ください。
フッフフフ…。
ハハハ…!
面白い。
あなた 優しい人なんだね。➡
うちが 年間に どれだけの訴えを 起こされてると思う?
うちが 年間に どれだけの訴えを 起こされてると思う?
客の興味は ゲームだけ。 株主の興味は 業績だけ。
会社のイメージなんて 誰も興味はない!➡
売却額が安いと言うなら 言い掛かりだ。
これが こいつの会社への正当な評価だ。
てめえ!
(拍手) ハハハハッ! う~ん!
(拍手) ハハハハッ! う~ん!
いやぁ ありがとうございます 勝又社長。
おかげさまで よ~く分かりました。
虎 ホントにいいんだな? ああ。 覚悟はできてる。
勝又社長。
おっしゃるとおり 羽賀さんは 優しいんです。
だからこそ あなた方を含め 誰一人 損をしない提案をした。
だからこそ あなた方を含め 誰一人 損をしない提案をした。
なのに 素直に聞かないから 出てきちゃうんですよね~➡
俺みたいな意地悪なやつが。
何の話だ? フフッ。
あ~あ! こんなこと ホントはしたくなかった!
(野本)キャンペーン? (勝又)1億円分を ユーザーに配布!?
これで 新規ユーザーの課金は しばらく ゼロになっちゃうな。
これで 新規ユーザーの課金は しばらく ゼロになっちゃうな。
まだ驚くのは 早いですよ。 これ 第1弾ですから。
第1弾だと!?
(虎魂)第2弾 超レアガチャ全部無料!!キャンペーン。
お… おいおい… おい!
それじゃ 既存ユーザーの課金も なくなっちまうぞ! うん!?
こんなバカげたキャンペーンをすれば➡
今まで課金していたユーザーたちが みんな あきれて➡
離れていってしまう! (羽賀)こうなると➡
この会社に 1億も出す価値は…。 そんな価値 残ってるかなぁ?
いいかげんにしろ!➡
通常業務の範囲を超える 資産の取得 売却は 禁止のはず。
これは 立派な…。 野本さん。
これは キャンペーンです。 通常業務です。
へりくつを…。
あ~あ! これはしたくなかったけど。
野本さんが 虎に送ったメールのコピーです。
「常勝タッグ」とあります。
常勝? 常勝って おかしいですよね。
常勝? 常勝って おかしいですよね。
あなたは 虎とは 今回 初めて タッグを組んだはず。
(虎魂) お前 このおっさんに送るメール➡
間違えて 俺に送ったろ。 (勝又)何!?
これは もしや バンパーに 有利に契約を進めた 何よりの…。
待て!
さて この泥仕合➡
まだ続けるつもりですか? 皆さん。
まだ続けるつもりですか? 皆さん。
お前ら バカなんじゃないのか!?
こんなことまでして 会社の価値を 地に落とすなんて 自殺行為だろ!
虎はね➡
この後 バンパーよりいい待遇の企業に M&Aが決まらなければ➡
自分の持ち株の全てを 社員に渡すと言っています。
無理だ。
賭けましょうか? 野本さん。
もし 決まったら 何でも言うこと聞いてくれます?
もし 決まったら 何でも言うこと聞いてくれます?
いいよ。 何でもやってやるよ。
こんな侮辱を受けたのは 初めてだ。
勝又社長。
御社には御社の戦略が あるのでしょう。
でも 虎にも虎のゲーム作りが あるんです。
ユーザーを 心から楽しませたい。
これが 俺の信念と覚悟だ。
これが 俺の信念と覚悟だ。
若造が。
(ドアの開閉音)
いやぁ まさか 野本さんから ご連絡いただけちゃうなんて。
いやぁ まさか 野本さんから ご連絡いただけちゃうなんて。
どうやったんだよ!? これ!
バンパーより高値で売却。 やっぱ 気になっちゃいます?
いいから 教えろ!
売却先のニュージェネ学院は 小学生向けのオンライン塾です。
彼らが欲しいのは…。
『フラッシュマン』の認知度 キャラクター使用権➡
そして 登録ユーザー数。
だから あのキャンペーンか。
アイデアを出したのは 俺だけど➡
実際に ニュージェネ学院を 見つけてきたのは➡
実際に ニュージェネ学院を 見つけてきたのは➡
俺じゃないですよ。 えっ?
羽賀さんです。
彼女ね 銀行 辞めて➡
M&Aのアドバイザーに 転職したんですよ。
適正なM&Aが この国の事業の 可能性を広げていくと信じて…。
じゃあ 野本さん 一応 約束ですので。
えっ? 俺の頼み 聞いてください。
入っていいよ! <(ドアの開く音)
<(一ちゃん) おう ありがとな 大陽!
ブラボー! ハハハ…!
ブラボー! ハハハ…!
うちの店 ちょうど 人 足りなくて 困ってたんだよ。
誰!? (一ちゃん)うん?
1カ月 うちの店で働いてください。
えっ? あっ… いや…。
よし 行こう。 (野本)ちょっ… ちょっと待って。
一ちゃんの仕事に対する 真摯な姿勢を学んで➡
精魂たたき直してもらってね~。
ハッ! よ~し 行こう! ありがとな 大陽!
ハッ! よ~し 行こう! ありがとな 大陽!
(ドアの開閉音) ということで…。
イグジットしたわけだけど これから どうする?
はい。 一から 経営 勉強して➡
そんで いつか また 超ヒットゲーム 作ります!
ゲームは 俺の言葉ですから! フフッ。
よし! (2人)フフッ。
大陽さん 本当に ありがとうございました!
すいません。 色々 助けてもらっちゃって。
すいません。 色々 助けてもらっちゃって。
フフッ。 気にすんな。 それに…➡
もしかしたら 俺は お前のアニキに なってみたかったのかもな。
大陽さん…。
あっ アニキって呼んでもいいっすか?
お… おう。
アニキ~! おう!
アニキ! アニキ! アニキ! アニキ~!
分かった!
分かった!
(義知)おめでとう 加賀谷君。
昇進だ。 昇進? 私がですか!?
ポストは 執行役員 CHO 最高人事責任者。
ありがとうございます。 しかし いったい なぜ…。
君の人を見る目を 大海社長は 大いに評価してる。
しっかり 働いてよ。 は… はい!
では 早速 一つ。 あっ。
失礼します。
これ 山口君に サインもらって。
退任誓約書…。
《彼ね 不正の責任を取って 退任することになった》
(ドアの閉まる音)
(山口)まさか お前に言われて これを書くことになるとはな。
(山口)まさか お前に言われて これを書くことになるとはな。
山口さん。 (山口)何も言うな。
ハァ…。
♬~
世話になったな。
世話になったな。
♬~
♬~
♬~
♬~
加賀谷からです。➡
やはり 山口常務なくして➡
自分が 会社に居続けることなど あり得ないと。
そうか。
(パソコン)(M)元 三ツ星重工 山口 浩二 加賀谷 剛 両名のデータです。
ありがとう M。
よし。 じゃあ そろそろ 始めようか。
[『スタンドUPスタート』を もう一度 ご覧になりたい方は TVerで]
[そして…]
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