All language subtitles for 子連れ狼1 .22 ◆萬屋錦之介-2024-02-02-JPTVclub

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Original subtitles

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

(手下)追え!

息つく暇も与えぬ 襲撃であった>

越中と加賀の国境 くりから峠>

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

(一刀)ああ…

(大五郎)ちゃん

ちゃん

1杯のかゆはおろか➡

1滴の水も 口にしていなかったのである>

ちゃん

♬~

(加来)拝一刀 渇きの果てに 水を得て➡

なおかつ 毒と見破ったは さすが➡

だが このままでは済まんぞ

大五郎

(加来)待て 追うな

次の手は打ってある

峠を越えれば 越中 富山藩

ここぞ 子連れ狼 終えんの地よ

フフフ…

この水 飲ましてくれぬか

ああ…

すまぬが かゆを ちそうしてくれぬか

(よね)はい

いただきます はい さあ

頂戴いたす はい

≪(太吉)えい!

(太吉)えい!

(太吉)えい!

本当にまあ あったらもの跳ばして 何の役に立つだか

くわや すきの使い方 教えた方が よっぽど役に立つだ

生まれながらの百姓は 百姓の仕事してればいいのに

うちの人ったら もう

今 御城下に 野菜を売りに行ってるだが➡

行けば 2~3日は帰ってこねえだ

さあ 坊や どんどん食べるんだよ ほら

これは? ああ 息子の太吉が拾ってきただ

あの地蔵様のほこらん所で

(太吉)ここに 貼ってあった

杉林…

この護符は➡

刺客の仕事を 依頼しようとする者が➡

拝一刀を呼ぶ 目印である>

幹道と杉林の記号は➡

依頼主が 一刀と会う場所を指定していた>

(箱車を押す音)

この近くに 杉林の幹道があるのか?

いやあ 近くには ねえだども 深谷の外れまで行けば

世話になった

(呼び子)

(捕り方)いた! (捕り方)いたぞ! そこだ 追え!

(捕り方たち)御用だ 御用だ…

(可の字)ヘヘヘ…

(捕り方)逃がすな! (捕り方たち)御用 御用だ!

この俺が てめえら 木っ端役人の手に負えると思うかい

ハハハ…

(捕り方)待てい!

締めて 500両

ハァー やっと たまったか

(読経)

♬~

♬~

♬~

あっ!

(可の字)さあ どうなさる

この打ち根には 全て 毒が塗ってある

さすがは 子連れ狼

だがな これからが本当の お手並み拝見だ

断っておくが 手加減はしねえぜ

頼むに足りねえ刺客なんざ この場で死んでもらう

刺客引き受け 500両

承知

(可の字)500両 おあらためを

話を聞こう

へい あっしは 可の字と呼ばれる ぬすっとでござんす

文ってやつを書きやすときに➡

上に書いておいて 下から読む 「可」っていう字で

人様のものを盗むっていう 最低の野郎だが➡

せめて 気持ちだけは 上に返りてえ

その願いを込めて この名前を付けやした

その気持ちってのは ただ一つ

親の敵を討ちてえ これでござんす

あっしの親は くりから峠の近くの百姓で➡

先祖代々の畑を頼りに 平和に暮らしておりやした

忘れもしねえ 15年前

あっしが 12の 夏のことでござんした

(可の字) 暑い夏は 野良の合間に➡

風通しのいい峠の端で 昼飯を使う➡

おやじと おふくろと あっしの三人➡

何よりの楽しみでござんした

(可の字)この峠道は➡

領内見回りの前田候のおかごが 時々 お通りになりやす➡

その おかご脇には➡

お時宜役と呼ばれる4人の藩士が 必ず 警護いたしやす➡

何事が起きても その場で処理する役目ゆえ➡

藩中 第一の使い手が 選ばれてるってわけでござんす➡

そのときの4人は まるで 鬼のようでした➡

阿尾根親子に 明海兄弟➡

語呂なまりで 富山藩の青鬼赤鬼と 異名どおりの すさまじさ

(可の字)その場に居合わせたのが あっしら一家の不運でござんした➡

おかごを襲った連中の道案内と 間違えられて…

(男性)《うわあ!》 (女性)《キャーッ!》

(可の字)《おとう! おかあ!》

《うわーっ!》

あっしだけは 助かりやした

おかごを襲った連中とは 何の 関わりもねえことがはっきりして➡

後のとがめを 免れたんでござんす

その連中は 何者だったのだ

前田候の本家 加賀藩の連中で➡

その とばっちりで あっしのおふくろと おやじは➡

殺されたんでござんす

罪もねえ百姓を斬り殺しておいて 間違いだったで済むことか!

いや 済ませねえ 決して 済まさねえ!

一寸の虫にも五分の魂 この恨み 晴らさずにおくものか!

あっしはね 子供心に 固く誓ったんでござんすよ

前田候は この月の終わりに➡

領内見回りで 峠の道を お通りになりやす

かご脇の警護は 15年前と変わらず 阿尾根親子と 明海兄弟

その4人を 斬ってくれと言うのだな

へい 峠で受けた恨みは 峠で晴らしてえ

そいつが あっしの宿願なんで

どうか お引き受けくださいやし このとおり お願いいたしやす!

うまく仕組んだのう 可の字

何を…

お前が誠 百姓なら➡

大名を指して 前田 「候」とは言わぬはず

その方 実は幕臣

恐らく 草であろう

♬~

その金 どうする気だ

刺客引き受け 500両 確かに

待て!

俺を草と見破りながら 引き受けるというのか

公儀黒くわ里入り忍のことで➡

雑草のごとく その領内に住み着き 田畑を耕し➡

女をめとって 子まで成し その任務は 一子相伝>

引き継いでゆくのである>

ほれ この草 根っこが深えだ 鎌の先で深く掘るだぞ

(太吉)うん (よね)この畑はな➡

おとうらが 御先祖様から受け継いだ土地だ

草なんか 生やしちゃ 申し訳ねえべ

おっかあだって この土地の百姓の生まれだ

百姓のことは 何でも教えてやっからな

うん

あっ! おとう!

太吉!

(可の字)ヘヘヘ…

(太吉)おとう おかえり! (可の字)うん

御苦労だったね お前さん

太吉 お前 おっかあの 手伝いしてたか? (太吉)うん

なかなか 役に立つんだよ 太吉も 今日が5つの誕生日だから なあ?

(可の字)おらも その祝いをすべえと思って➡

急いで帰ってきただ よね お前も乗れや

ああ 疲れてるだべさ (可の字)いいから乗れって ほれ

あれ お前さん アハハッ

(可の字) さあ うちまで ぶっ飛ばすど!

♬~

♬~

よーし よーし

えい!

お前さん 太吉にも そろそろ 百姓仕事を仕込んどくれよ

(太吉)えい! (可の字)いや まだ早いべ

早いことはないだよ 男の子が 5つになったら➡

どこのうちでも 身を入れて 教えてるだ (太吉)えい!

おらには おらの考えがある (太吉)えい!

(よね)ああ 変な おとうだね➡

麻の垣根 跳ばしたり 山鳥や うさぎを追っかけさせたり

せがれ仕込むのは おやじの役目だ いいから 任しとけ

そりゃまあ お前さんが そう言うなら

(太吉)えい!

あっ! おじいちゃん!

(甚兵衛) ああ 今日は 誕生祝いだべ➡

みんな 野良を早じまいして 寄ってもらっただ

(よね)いやー よく来てくれたねえ ちょうどいい おとうがね➡

御城下から うまいもん どっさり 仕入れてきたから

(甚兵衛)お前の亭主の作る野菜は どこさ出しても 高く売れるからな

おら 良い百姓さ 娘 嫁に出しただ なあ 伍作

(可の字) ああ 人からかってねえで➡

さあ じいちゃんも みんなも 中さ入って 一杯やってくれや

(よね)赤飯も炊いてあるだよ さあさあ 入って入って

(可の字)さあさあ… さあ (よね)どうぞ

(甚兵衛)いやー そうかい

(加来)行け (金蔵)はっ!

(可の字たち) ♬ めでた めでたの➡

♬ 若松様よ

(ふくろうのまね)

(よね)ほれ じいちゃん お前さん どうしただ

(一同)♬ ちょい ちょい 栄えて

(甚兵衛)何だ ふくろうでねえかい

アハッ きっと 太吉の祝いしに来てくれたんだべ

お前さん どこさ行くだ

ああ さかなが足りねえ うさぎでも捕ってくら

(甚兵衛)ああ もういい もういい さかなは もう十分だよ

おら 太吉に食わしてやりてえんだ

やなは仕掛けてあっから きっと掛かってるべ

(一同)♬ ちょい ちょい➡

♬ 栄えて 葉も茂る➡

♬ あら やっしょ まかしょ よいよい

≪(男性)ハハハ… ≪(男性)めでたい めでたい

≪(男性)ああ めでたい めでたい

何だべ あの2人

刀を差しているように見えたが

おら つけてみるだ (甚兵衛)よし! おらも行くだ

♬~

(加来)刺客依頼 首尾は?

拝一刀 依頼 引き受けました

赤鬼青鬼を斬るというのか (可の字)はい 確かに

斬れると思うか?

相手は 富山藩随一の使い手が 4人

まずは 至難の業かと

それを引き受けさしたとは 可! さすがは その方だのう➡

依頼の500両も 御公儀の資金を使わず

盗賊を装って 富山藩の極印入りを用いた

その慎重さが 功を奏したのであろう

(可の字)いえ それが… (加来)うん?

見破られました (加来)何!

一刀は 私を里入り忍と承知の上で 引き受けたのでございます

ば… ばかな!

たくらみと承知で引き受ける者が どこにある!

(可の字)しかし 依頼の500両 受け取りました

金を取りながら 約束を破る人物とは思えません

(加来)うーむ よほど自信があるということか

やらせて損はございません 何とぞ このまま

(加来)やらせろというのか (可の字)はい

(加来)よし やらせよう

ありがとうございます (加来)なぜ お前が礼を言う

それは せっかく ここまで運んだ仕事ゆえ

(加来)それだけではあるまい

お前が一刀に 青鬼赤鬼を斬らせて➡

親の恨みを晴らしたいのであろう

可! (可の字)はっ

1つ聞く

お前は 親の敵4人と 拝一刀と その いずれを葬りたいのだ

(加来)なぜ答えぬ!

拝一刀を葬るは 公儀里入り忍としての任務

親の敵を討ちたいは 百姓 伍作としての私情

迷うこともあるまい➡

この仕事 赤鬼青鬼の手を借りて➡

拝一刀を斬らせるために 仕組んだこと➡

あくまでも 一刀を倒すことが目的だ➡

肝に銘じておけ

(よね・甚兵衛)うわっ

うわーっ!

じいちゃん! (可の字)じいちゃん!➡

待ってくれ!➡

お願いでございます 女房には 決して 他言させません

(よねの泣き声)

(可の字)それに せがれ太吉も 必ず役に立つよう仕上げます

何とぞ よねの命だけは

何とぞ!

お前さん

(太吉の泣き声)

坊主 何を泣いているのだ

(泣き声)

どうしたの?

おじいちゃんが 殺されたんだよ

(泣き声)

♬~

(よね)お前さん 逃げて おらと 太吉と三人で

逃げきれたもんじゃねえ

抜け忍は 地の果てまでも追われるんだ

じゃあ これからも ずーっとここで?

百姓を続けるんだ

誰にも正体を悟られずに 今までどおり

親子3人 生き長らえる道は それしかねえ

太吉にも お前さんの跡を継がせるだか?

草の子は草

それが 太吉の運命なんだ (よね)嫌だ 太吉は おらの子だ➡

そんな恐ろしい者には させられねえ

よう お前さん そうだろう? そうだろう!

(泣き声)

(よね)お前さん!

(泣き声)

♬~

(加来)埋葬は済んだか?

(加来)何だ そのしおれた顔は➡

お前は まだ 草としての根性が座っておらんな

何をおっしゃいます!

父祖伝来のお役目 片ときも 軽んじたことはございませぬ

そうか

では いまひとつ仕事を与える➡

青鬼赤鬼に会って➡

拝一刀の襲撃を知らしてこい (可の字)えっ!?

一刀を確実に葬るための方策だ

それを お前にやらせるのは➡

公務と私情の間で迷っている そのふやけた根性に➡

活を入れるためでもある➡

行け!

(金蔵)お頭 可の女房はどうします

(土蔵)亭主の正体を知った以上 ほっておけますまい

もとより 女房に泣きつかれて 抜け忍となる例は多いからな

(よね)あっ!

諦めろ

お前は 父親の死を悲しんで 首をつったことになるのだ

嫌だ!

(金蔵)おとなしくしろ! (よね)離して

おら 死にたくね! (土蔵)おとなしくしろ

せがれ太吉は 立派な草に育ててやる

安心して成仏しろ

ああ… やめて

斬れるのか? わしを

斬れぬと諦めたればこそ➡

富山藩の青鬼赤鬼との勝負を 仕組んだのであろう

その勝負 誠 引き受けるか

金を受け取った以上 違約はせぬ

よし 刺客の手並み しかと見届けるぞ

(太吉)えい!

(よね)太吉!➡

太吉 こんだもん跳ぶんでねえ ええ? 跳ぶんでねえど

いいな

太吉!

(よねのすすり泣き)

(阿尾根)その方か 火急のお知らせで参ったと申すのは

(明海)おかごを襲う者があるとか 偽りではあるまいな

(可の字)へい 刺客を雇うところを 聞いてしまいましたもんで

(阿尾根の子)刺客? (明海の弟)何者だ それは

(可の字)確か 子連れ狼とか

うむ… 元 公儀介しゃく人 拝一刀か

(明海)して 依頼者は

雲水の姿をしておりやした

それ以外のことは 顔も名前も…

(阿尾根の子)分からぬと申すか (可の字)へい

ただ おかごを襲う場所だけは はっきりと くりから峠だと

よくぞ知らしてくれた➡

取っておけ

(女性)《キャーッ!》

(男性)《うわあ!》

《うわーっ!》

♬~

♬~

頭!

前田候のおかご やがて 通りかかります

(加来)拝一刀 襲撃の件 知らせたか? (可の字)はい

一行は 急遽 城中より 鉄砲隊を呼び寄せ➡

警備を固める様子にございます

(加来)フフフッ 鉄砲隊か

一刀の勝ち目は ますます薄くなったのう

あれは… (加来)崖崩しだ➡

この綱を切れば➡

大岩と丸太が 下のものを圧し 潰す仕掛けだ

青鬼赤鬼 鉄砲隊 その上になお このような仕掛けまで

(加来) いかなる手段を用いてもよい

必ず 拝一刀の息の根を止めよ

それが 柳生烈堂様の御命令だ

(金蔵)お頭 来ました

♬~

くりから峠でござる

抜かるな! (阿尾根の子)はっ

♬~

♬~

子連れ狼!

おかごを守れ (藩士たち)はっ

(明海)鉄砲隊 前へ

(明海)狙い

♬~

♬~

(明海)撃て!

可! 箱車に斉発銃のあること 一行に教えなかったのか

刺客 子連れ狼

前田候に害意はござらぬ

お時宜役 4人の方々との 立ち合いが所望

(明海の弟)よーし!

初太刀を投げるとは

くそ!

(明海)ああーっ! うう…

♬~

♬~

(阿尾根の子)ああーっ!

♬~

♬~

(阿尾根)ああーっ

お頭 この上は崖崩しを

(土蔵) 一刀は ちょうど真下でござる

よし やれ! (土蔵)はっ!

(加来)可! ええい!

(加来)ああーっ!

お… おのれ 里入り忍の使命を忘れて

拝一刀は 我が依頼を➡

見事 遂げてくれたんだ

やーっ! (可の字)うっ

その一刀を亡き者にはできぬ

う… 裏切り者!

誠の黒くわ者の性根の程を 見せてやる

(加来)うう…

♬~

御無礼を

♬~

♬~

♬~

公儀 黒くわ里入り忍の系譜は➡

ここに絶えた>

平和な百姓として 生きる道のみである>

平和はない>

父と子の前には➡

いつ果てるとも知れぬ刺客の道が 一筋遠く延びていた>

斬られた 1人の女>

女の実の父親だった>

夫の敵 拝一刀を待ち続ける>

夫の霊を弔いに来た一刀に出会う>

一刀との試合に挑む 次週…>

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