All language subtitles for 子連れ狼1 .12 ◆萬屋錦之介-2024-01-19-JPTVclub

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Original subtitles

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

(主水)お願い申す➡

今 我が主君 上杉大学様を除かなければ➡

幕府に その奇っ怪な行状を 暴き立てられ➡

上杉 3, 000の家臣と その家族は路頭に迷う➡

いや 我ら藩士ばかりではない➡

越後より 会津若松➡

そして この米沢と 転封に転封を重ね➡

領地替えの度についてきた 領民 8万7, 000も➡

再び 路頭に迷わなければならんのだ

(主水)これは決して お家の跡目を争うというような➡

私事の暗闘ではない➡

それは この山下主水➡

国家老として 命を懸けて お誓い申す➡

お願いでござる➡

我らが手にかけるは易しけれど➡

主君のお命を狙うは 士道にもとり➡

それを思うばかりに 今日まで 手をつかねてまいったのだ

しかし もはや 一刻の猶予も

主君は 来る15日には 江戸より この米沢に帰ってくる

そのとき あの鬼面川の河原にて➡

殿は必ず おそば衆だけを伴って 先に来る

そのとき お願い申す

主君 大学様のお命を あの鬼面川の河原にて

それは 奥羽米沢藩城下町を➡

はるかに望む地点に流れている>

今は静かに流れているが➡

一たび 雨や雪解けのために増水すれば➡

鬼のように荒れ狂い 家や田畑を押し流すところから➡

鬼の面の川 「鬼面川」と呼ばれている>

(与平)帰ってきたぞ

(村田)お千代だな?

舟を出せ

何を ぐずぐずしておる! (源作)お侍様➡

舟でございましたら 私が (村田)何!

(源作)いや あの 船頭にも順番がございますもので

うるさい!

わしは この女の舟に乗ると 申しているのだ

おのれは わしの言葉に!

いいえ 決して そのような…

じゃあ お千代ちゃん お送りして➡

気をつけてゆくんだよ

♬~

♬~

この辺でよかろう

(村田)舟を止めんか!

♬~

♬~

ええい 早くせんか

(村田)ヘヘヘ…

(村田)ヒヒッ ハハハ…

♬~

♬~

♬~

♬~

(源作)お千代ちゃん これから 船頭衆の寄り合いがあるんだが➡

あんたのことでの 寄り合いなんだ➡

だから 是非 あんたにも来てもらいてえんだ

なあ お千代ちゃん お前のためを思って言うんだが➡

船頭を辞めて よそへ行っちゃくれめえか

いや 幸いといっちゃ何だが➡

川向こうの湯治場の 角屋の旦那が➡

身の回りを世話をしてくれる人を 1人 欲しがっていなさる

そりゃ 旦那は お年寄りだが 願ってもねえ話だと思うんだが➡

それに さきざき 湯治場の権利も 譲ってくれるそうだし➡

そりゃ 落ち着いた暮らしが できると思うんだが

(茂助)お千代ちゃん 俺たちはな みんな➡

お前のおとっつぁんとは 長えつきあいだった

(茂助)だから心配してるんだぜ

このままじゃ 俺たちは 死んだ お前のおとっつぁんに➡

申し訳が立たねえだ

(与平) そりゃ 命の恩人の早瀬様に➡

あれほど尽くす お前の気持ちが分からんじゃねえ

(与平)でも ものには 限りってものがあるだろう

なにも 体売ってまで

(お千代)そのことだけは 言わないでくださいまし

(与平)いや 言わしてもらう

これ以上 黙って見ていることは 俺たちにはできねえ

哀れすぎて 見ちゃおれねえんだよ

(庄太)そうよ 病気の早瀬様の薬代から➡

毎日の飯代から 何から何まで➡

みんな お前が体を売って稼いでる➡

そりゃ お前と早瀬様が➡

さきざき めおとになるというなら 話も分かるが➡

今は浪々の身でも 元は れっきとしたお侍だ➡

そんな方が 船頭風情と めおとになるわけもなし➡

それじゃあ お前の立つ瀬は こっから先も ねえじゃねえか

(源作)どうなっているのか 分からねえが➡

さきざき めおとになるとか 今も めおと同然であるとか➡

そういうことになってるのかい?

(茂助)じゃあ 早瀬様は お前が 何で稼いでるのか➡

それも 知っちゃいねえんだな?

(お千代)お願いです それだけは 早瀬様に言わないでください

もし 知られたら 私は死にます

(与平)何だ この わらしは

(庄太)さっき おらの舟で着いた 浪人者の わらしだ➡

しかし 何で こんな所に

(一刀)ここで 飯をつかわしてもらっているが➡

邪魔ならば出ていこう

(庄太)いえ よかんべ

別に 聞かれて まずいっちゅうこともなし

(茂助)ま… そういうことだが➡

そうすると 早瀬様は 何にも知らねえ

知らねえでいて ぬくぬくと (源作)茂助!

とにかくな お千代ちゃん

お前が このまんまじゃ 俺たち船頭は 食えなくなる

お前目当てに乗る客が 増えてきたし➡

順番も何も あったもんじゃねえ➡

それに ぼちぼち 土地の女どもも うるさくなってきだしてな➡

やれ 鬼面川の汚れになるとか 土地の者の面汚しになる➡

そろそろ わしらの手では 抑えきれなくなってな

≪(与平)それに 今日は今日で お侍衆までだよ➡

今に お前のうわさが うわさを呼んで➡

早瀬様の耳に 入らねえとも かぎらねえ➡

そうなったら 血を吐くような 思いで尽くしてきた➡

お前の 早瀬様への心尽くしも➡

みんな めちゃめちゃになって しまうんだぜ

悪いことは言わねえ 早瀬様のことは ほっておいて➡

角屋の旦那様の所へ行くんだな

(お千代) お願いです もう少しの間だけ

お千代ちゃん

早瀬様は 家屋敷まで殿様に 召し上げられてしまったが➡

痩せても枯れても お侍だ➡

お前が いなくなったとなりゃ 何とか やっていくだろう➡

それが 早瀬様のためでもあるし ひいては お前の一生を…

お願いです もう少しの間なんです

せめて あと ひとつき

半月でもいい! このままにしてください

≪(お千代)お願いです あと半月の間だけでも➡

もう少しの間だけ 見逃してください➡

決して御迷惑はおかけしません せめて あと半月➡

お願いします お願いです➡

お願いします➡

お願いします

(男性)これ何? (女性)いらっしゃい…

(女性)いらっしゃい いらっしゃい

(女性)ちょっと お兄さん いらっしゃいよ

(女性)ほら お兄さん この色のいいこと➡

安くしとくよ (女性)かぶ はい どう?➡

どう どうだい? はい ほら➡

安いんだよ 新しいよ いらっしゃい いらっしゃい…

あの これを分けてください

(おとよ) ああ いらっしゃい どうぞ

(お千代)すいません これを

(おとよ)うるさいね➡

このこいはね うちの亭主が 汗水たらして捕ってきた物だよ

いんばいなんかにゃ 売れないね

(ひさ)そうさ 私たちだって売らないよ

何だい 娘っ子みたいな 面つきしやがって➡

これで 相手かまわず 男を引っ張り込んでんだろ

人は 見かけによらないもんだね

うちの亭主たちも 亭主たちだよ

何だって こんな女の どこが良くて 何だかんだと

(かね)どきなよ 商売の邪魔だよ

いんばいなら いんばいでございますって➡

大きな看板でも 掛けてやったらどうだい➡

さぞ 繁盛するこったろうよ

素人のような面しやがって➡

どきなったら どけってんだよ ずうずうしいね

フンッ

(お千代)これを

(まさ) 触らねえでおくれよ 腐るから

ああ 汚い汚い…

お前なんかに売る物は 何にもねえよ

犬か猫の食い余しでも 拾ってきたらどうなんだよ➡

ああ それとも そこへ むしろでもひいて➡

商売始めたらいいじゃねえかい➡

さぞ たくさんな人だかりがいて 結構な もうけになっだろうよ➡

ヘヘヘ…

(女性)ちょっと お兄さん いらっしゃいよ ほら➡

ほら お兄さん この色のいいこと…

(女性たち)アハハ…➡

《アハハ…》

(多助)待ちなって

おら 見てただ ひでえ話だ 全く

ほれ これやるで もう 泣かんでええがな➡

なっ? もう 泣かんで

(多助)なあ そのかわりよ

(多助)なっ? ほれ ほれ

(多助)ヘヘヘッ➡

ヘヘヘ… なっ? 分かってんだろ?➡

ヘヘヘ…

(お千代) 《私が 早瀬様に助けられたのは➡

ちょうど 2年前の 今頃だった》

(大学)《無礼者!》

《そこへ直れ 成敗してくれる》

≪(早瀬)《しばらく しばらく…》 (大学)《うん?》

(早瀬) 《殿 何とぞ おとどまりを》

(早瀬)《このような者を 御成敗されましても➡

ただ 殿のお刀の汚れと なりますだけ》

《何とぞ まげて お許しの程を》

(大学)《ならぬ どけい!》 (早瀬)《殿!》➡

《この者のいたしましたことには 他意はなく➡

ただ 殿の急な おなりを 知らなかっただけ》

《早瀬 この者は 何か?➡

おのれに 関わり合いのある者だと 申すのか?》

《いいえ 一面識もなき者にございますが➡

ただ この船着き場および 川番所は➡

私が 殿より お預かりしておりますもの》

《その土地の者ならば➡

いささか 私にも 関わり合いがあろうかと存じ》

《ほう 早瀬》

《おのれは いつ この辺りの領主となった?》

(早瀬) 《めっそうもございません》

《私は ただ この者の不始末が➡

とりもなおさず 川番所を預かる 私めの不始末になろうかと存じ》

(大学)《それが こざかしい 申し立てだと申すのだ》

《大体 おのれは 番所役人の分際で➡

余に 長広舌すぎる》

《その忠義面は 見るだけで 虫ずが走るわ!》

《よいか おのれは➡

多少 藩の勉学塾にて その才を うたわれたからといって➡

鼻にかけるな 下がれ!》

《早瀬 おのれは先ほど➡

この船着き場における不始末は おのれの不始末だと申したな?》

(早瀬)《はい》

(大学) 《この不始末をどうつける》➡

《おのれが 代わりに 討たれてやると申すのだな?》

(大学)《この者の不始末は おのれの不始末だと》

《ならば 成敗してくれよう そこへ直れ》➡

《早瀬を引き据えい!》 (早瀬)《殿》

(お千代)《おやめください おやめください!》

(大学)《この者を斬れば 刀の汚れになると申したな》➡

《ならば おのれを斬るのも刀の汚れだ》

(大学)《おのれ!》 (早瀬)《うわっ!》

(早瀬)《うわっ!》

《ハハハ…》

《ええい! フフフ…》

《フフッ》

(早瀬)《ああっ!》

《早瀬 おのれは今日より 出仕せずともよい》

《禄は召し上げる 別の者が 番所役人じゃ》

《死ね》

《野たれ死ね 狂い死ね》

《フフッ ハハハ…》

(一同)《ハハハ…》

《お侍様 すいません! 私…》

(お千代)《すみません!》

♬~

♬~

(大五郎)あっ さっきのお姉ちゃん

(お千代)早瀬様 無理をなさっては お体に障ります

今日は こいの いいのが入りました

こいの みそ汁は とても体が温まるんですって

それとも お刺身にしましょうか?

早瀬様 少しお休みにならない…

少し黙ってろ 急がねばならんのだ

殿は もうすぐ お帰りになる➡

それまでには 何としてでも この図面を

(戸の開く音)

≪ 御免

宿をお願いできぬかな?

このところ 市が立っており 全て宿が いっぱいなのだ

誠に相すまぬが 土間の片隅なりと

(お千代)うんと食べなさい 今日 御飯たくさん炊いたから

すまぬ 明日は 何とか宿を探してまいる

ところで 貴殿は 何用にて この米沢へ

言葉つきから察するに 米沢近辺の方とも思われぬ

ここで 人を待たねばならぬ

ちそうになった

すると 仕官なさるような お話かな?

いや 相手にとっては うれしいことではござるまい

私も この図面を引いて 早2年にもなるだろうか

でも もうすぐ出来上がるのだ 見てくれ

貴殿も あの鬼面川を渡って まいられたのだろうが➡

見られたとおり あの鬼面川の川幅は広い

それ故に 絶対に 橋は架けられぬといわれてきた

それだけではない 「鬼面」という名のとおり➡

雪解けや 雨になると 増水して荒れ狂い➡

どんな大きな橋桁でも 押し流してしまうからだ

しかし この鬼面川に橋を架けることは➡

代々 川番所を預かっていた 早瀬家の念願だった➡

私の父も そのことに一生を懸け➡

私も その意志を継いで 今日まで 生き長らえてきた➡

米沢藩と その領民にとって➡

何としてでも 橋を架けねばならんのだ➡

橋さえあれば 江戸との商いも助長でき➡

藩も領民も豊かになる

また あの お千代の父のように 船頭が無理をして舟を出し➡

災禍に遭遇することも なくなるわけだ➡

私は この図面が出来しだい➡

お国入りなさる大学様を お迎えし➡

橋を架けていただくことを 命を懸けて お願いする所存➡

そのためにも 急がねばならぬ

大学様がお帰りになるのは あと3日後なのだ

あと3日か

その大学様は 貴殿の願いを 聞き入れてくださるのかな?

何? 聞けば 大学様は➡

ほとんど狂気に近いお方とか

国元はおろか 江戸藩邸においても➡

その狂人に近い行いを いさめる者があれば➡

たちどころに斬り捨てる

誰であろうと気に入る者があれば そばめを仰せつけ➡

あげくの果ては あやめる

(早瀬)拝殿! お主は それを誰に聞いた

誰が そのようなことを お主に

旅のつれづれに そのような うわさを聞いたまで

早瀬様 どうなさったんですか

こんなに熱が (早瀬)大丈夫だ 大事ない

(お千代)だから あれほど 休んでなければいけないと

(早瀬)あと2日なのだ➡

明日あさっての間に 仕上げなければ➡

大学様は お帰りになる それまでに間に合わなければ➡

何のために こうしてきたか

いや これはいかん

何としても仕上げなければ 今までの苦労が➡

寝てはおれんのだ 大事ない 大丈夫だ

ちゃん

医者を早く 早く はい

♬~

♬~

♬~

医者を早く

ありがとうございます

あと2日か

♬ 一条 戻り橋

♬ 二条の きぐすり屋

♬ 三条 酒屋に 四条の芝居

♬ 五条橋 弁慶に

♬ 六条の本願寺

大五郎 (早瀬)いいのだ

坊 歌ってくれ

♬ 一条 戻り橋

♬ 二条の きぐすり屋

♬ 三条 酒屋に 四条の芝居

♬ 五条橋 弁慶に 六条の本願寺

京の歌だ

どこで覚えたのか 諸国を流浪していると➡

子供の方が いろんなことを よく覚える

お千代の母も 京の生まれだと言っていた

何をして どうして 米沢に流れてきたのか➡

それは言わぬが 幸い薄い女だったのだろう

お千代も 私のような者に 関わり合わなければ➡

たとえ 小さくとも➡

女らしい幸せを つかめたかもしれぬ

私はな 拝殿➡

なるほど あることで お千代の命を救った

しかし それがもとで 浪々の身となった

お千代は それを恩義に感じ➡

病身の私の身の回りを ずっと見てきてくれたのだ

だが 働きもせず ただ 図面ばかりに打ち込んでる私を➡

どうやって 若い娘が養っていけよう

恐らく 船頭の船賃だとて➡

1日 汗水たらして働いても いくばくにもなりますまい

お千代が 母の形見の晴れ着を 売ることも知っていた

最後の かんざしさえも 売ることも知っていた

だが 私は 図面を引き続けた もう少しの間だからと

口には出さねど 心を鬼にして今日まで来た

お主は なぜそれを口に出さぬかと 言われるだろうが➡

それを口に出せば➡

私の意地も 気持ちの張りも折れてゆく

それでは 図面が出来ぬと思ったからだ

私は鬼だ

お千代が感じてくれる恩義だけを 踏み台にして➡

己の念願を通そうとする 私は…

(物音)

お侍様

私は 早瀬様のそばにいるだけで➡

おそばにいられるだけで 他に何もいらないんです

だから 私が何をしてるかだけは 言わないで

お願いします

図面が出来たら あと2日しか 早瀬様のそばにいられない

でも それでもいいんです

だから お願いします

(雨音)

3日目の朝が来た>

鬼面川に さしかかる日であった>

≪(お千代)お侍様➡

図面が… 早瀬様の図面が出来たんです

早瀬様 今 お侍様にも伝えてきました

(早瀬)お千代 私が 2年間 心血を注いだ➡

この つり橋の図を よく見てくれ

これは 私一人で作り上げた物ではない

今日まで 橋のことだけに専念できたのは➡

お前の 親身にも及ばぬ 苦労があったからだ

お千代 心から礼を言う

早瀬様 私 うれしいんです

早瀬様は 橋だけに生きてこられた方です

その早瀬様に お尽くしすることだけで➡

私 満足です

お千代 (お千代)いいえ もういいんです

私 分かってます それでいいんです

≪(船頭)お殿様の舟が来るぞ!

≪(船頭)お殿様の舟が見えたぞ! ≪(船頭)お殿様の舟が来るぞ!

♬~

♬~

♬~

≪(早瀬)お願いでございます➡

お願いでございます 殿!

(大学)何者だ (早瀬)過ぐる 2年前➡

御不興を被りました 早瀬東吾にございます

お国家老 山下主水様を通じて 度々お願いし➡

早瀬家代々の念願でございました この鬼面川に架ける橋➡

御不興被りました身とはいえ➡

親代々の念願なれば まげて お聞き届けくださるよう➡

伏して お願い申し上げてまいりました

その橋の図 ここに 持参いたしましてございます➡

殿 何とぞ この図面 御被見賜りますよう➡

何とぞ 早瀬家代々の念願➡

いや この鬼面川に橋がないため 難渋を重ねる領民➡

ひいては藩のため 何とぞ 御被見くださいますよう➡

お願い申し上げます

(大学)黙れ その方の こざかしい面など➡

二度と 見とうはなかったわ いねい

(早瀬)殿 お願いでございます!

この早瀬東吾 決して早瀬家の再興 再度のお取り立てを願って➡

申し上げているのでは ございません

この図面は (大学)うるさい!

(早瀬)ああっ!

(高坂)早瀬 聞いておるぞ➡

おのれは そのような くだらぬ図面に うつつを抜かし➡

あまつさえ 川渡し女に養われて➡

生き恥をさらしておると いうではないか

(吉田)その上がりで おのれは➡

のうのうと その図面を引き 腐っておったのだ➡

何で そんな図面が 我らが藩のために!

(早瀬)吉田 貴様…

(石橋)どうした 侍を廃業した その方に➡

その刀が抜けるか!

(吉田)抜けるわけがない

とうの昔に さび付いて 抜くに抜けまい!

殿!

ハハハ…

殿! (主水)早瀬!

(吉田)どうした早瀬

早々に お主を養った女のとこへ 戻ったらどうだ その女…

ううっ!

♬~

待て!

(高坂)何者だ (石橋)名乗れ!

刺客 子連れ狼 (大学)何?

藩主 上杉大学殿 お命 頂戴つかまつる

何… 斬れ! 斬れ斬れ!

主水!

(早瀬)拝殿

(大学)主水! (石橋)斬れ 斬れ!

(大学)待て 何故の刺客だ 待て

主水! 金なら取らせる➡

仕官を望むなら そうもさせよう 待ってくれ

主水! 待て

おのれ!

(家臣たち)殿!

(家臣たち)御家老! (主水)待て 追うな!

これ以上 上杉家の恥辱に上塗りするな

直ちに病死と届けられ➡

急きょ 新たな藩主が立てられた>

やがて この地を離れたという>

そして 橋は?>

この親子には知る由もなかった>

♬~

幻の女すり お葉を追って 秩父へやって来た>

別の事件が待っていた>

皆殺しにあったという>

ゆうべも 井草屋に事件が>

万然和尚の元へ身を寄せる>

困難な仕事を依頼されながら➡

大五郎を盾に活躍する 次回…>

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