All language subtitles for A step into the past8

af Afrikaans
ak Akan
sq Albanian
am Amharic
ar Arabic
hy Armenian
az Azerbaijani
eu Basque
be Belarusian
bem Bemba
bn Bengali
bh Bihari
bs Bosnian
br Breton
bg Bulgarian
km Cambodian
ca Catalan
ceb Cebuano
chr Cherokee
ny Chichewa
zh-CN Chinese (Simplified)
zh-TW Chinese (Traditional)
co Corsican
hr Croatian
cs Czech
da Danish
nl Dutch
en English Download
eo Esperanto
et Estonian
ee Ewe
fo Faroese
tl Filipino
fi Finnish
fr French
fy Frisian
gaa Ga
gl Galician
ka Georgian
de German
el Greek
gn Guarani
gu Gujarati
ht Haitian Creole
ha Hausa
haw Hawaiian
iw Hebrew
hi Hindi
hmn Hmong
hu Hungarian
is Icelandic
ig Igbo
id Indonesian
ia Interlingua
ga Irish
it Italian
ja Japanese
jw Javanese
kn Kannada
kk Kazakh
rw Kinyarwanda
rn Kirundi
kg Kongo
ko Korean
kri Krio (Sierra Leone)
ku Kurdish
ckb Kurdish (Soranî)
ky Kyrgyz
lo Laothian
la Latin
lv Latvian
ln Lingala
lt Lithuanian
loz Lozi
lg Luganda
ach Luo
lb Luxembourgish
mk Macedonian
mg Malagasy
ms Malay
ml Malayalam
mt Maltese
mi Maori
mr Marathi
mfe Mauritian Creole
mo Moldavian
mn Mongolian
my Myanmar (Burmese)
sr-ME Montenegrin
ne Nepali
pcm Nigerian Pidgin
nso Northern Sotho
no Norwegian
nn Norwegian (Nynorsk)
oc Occitan
or Oriya
om Oromo
ps Pashto
fa Persian
pl Polish
pt-BR Portuguese (Brazil)
pt Portuguese (Portugal)
pa Punjabi
qu Quechua
ro Romanian
rm Romansh
nyn Runyakitara
ru Russian
sm Samoan
gd Scots Gaelic
sr Serbian
sh Serbo-Croatian
st Sesotho
tn Setswana
crs Seychellois Creole
sn Shona
sd Sindhi
si Sinhalese
sk Slovak
sl Slovenian
so Somali
es Spanish
es-419 Spanish (Latin American)
su Sundanese
sw Swahili
sv Swedish
tg Tajik
ta Tamil
tt Tatar
te Telugu
th Thai
ti Tigrinya
to Tonga
lua Tshiluba
tum Tumbuka
tr Turkish
tk Turkmen
tw Twi
ug Uighur
uk Ukrainian
ur Urdu
uz Uzbek
vi Vietnamese
cy Welsh
wo Wolof
xh Xhosa
yi Yiddish
yo Yoruba
zu Zulu
Would you like to inspect the original subtitles? These are the user uploaded subtitles that are being translated: 1 00:00:23,107 --> 00:00:26,557 ♪天命最高♪ 誰が誰に請い願おうと 春秋時代はただ天地の号令に従うのみ 2 00:00:28,978 --> 00:00:33,336 天命 一体誰が 運命の流れを捻じ曲げられようか 3 00:00:35,771 --> 00:00:40,578 誰がいようがいまいが この乱世を定めるのは結局は人間 4 00:00:42,431 --> 00:00:46,706 一体誰が 歴史を書き換えているのか 5 00:00:48,777 --> 00:00:54,052 喜ぶな 「始祖」と呼ばれたからとて思い上がるな 6 00:00:55,763 --> 00:01:00,847 「万歳」の叫びも永遠の治世も すべてはお前の望み通りに作られるだろう 7 00:01:02,564 --> 00:01:07,639 だが来世では 誰が「高祖」になろうと知ったことか 8 00:01:08,818 --> 00:01:15,677 賭けに出るのはよせ 天命こそ最高(絶対)なのだから 9 00:01:44,000 --> 00:01:44,760 矢だ 10 00:02:03,840 --> 00:02:05,520 お前ら、ただのエキストラだな 11 00:02:15,240 --> 00:02:16,240 いい気味だ 12 00:02:20,080 --> 00:02:22,960 貴様ほどの剣客ともあろう者が 13 00:02:23,120 --> 00:02:26,400 これほどまでに見掛け倒しで、脆いとはな 14 00:02:27,880 --> 00:02:31,320 先ほどは弱者をいたぶり、公衆の面前で私に恥をかかせてくれたな 15 00:02:31,440 --> 00:02:35,960 そればかりか、私の母上を誘惑しようとしたな 16 00:02:36,040 --> 00:02:37,360 今こそ新仇旧恨、 17 00:02:37,440 --> 00:02:39,600 まとめて清算してくれよう 18 00:02:39,720 --> 00:02:41,600 持ってこい! はっ… 19 00:02:50,840 --> 00:02:54,280 こいつを捕らえろ、桶一杯の糞を食わせてやる 20 00:03:00,200 --> 00:03:01,320 あいつにいくらもらったんだ? 21 00:03:01,400 --> 00:03:02,360 十両だ 22 00:03:02,480 --> 00:03:04,480 この辺のエキストラのギャラは格安だな 23 00:03:04,560 --> 00:03:05,800 これ、十両以上はあるだろ? 24 00:03:05,920 --> 00:03:07,120 へへっ、そうですね… 25 00:03:15,720 --> 00:03:18,920 何だと?貴様ら、この下郎どもが! 26 00:03:21,040 --> 00:03:24,360 世の中、暴力だけで解決できるとは限らないぞ 27 00:03:24,440 --> 00:03:26,280 頭を使えば解決できることもあるんだ 28 00:03:26,360 --> 00:03:27,920 どうだ?人に糞を食わせるのがそんなに好きか? 29 00:03:28,120 --> 00:03:29,720 ほら、自分でお召し上がりください 30 00:03:29,800 --> 00:03:30,680 殺したければ殺せ 31 00:03:30,760 --> 00:03:32,720 なんで俺がお前を殺すんだ?俺はお前とは違う 32 00:03:32,800 --> 00:03:36,040 俺はただ、お前に糞を食わせたいだけだ 33 00:03:42,080 --> 00:03:42,960 一度だけチャンスをやる 34 00:03:43,080 --> 00:03:44,840 俺に土下座して、三回頭を地面に叩きつけたら 35 00:03:44,920 --> 00:03:45,960 見逃してやる 36 00:03:46,520 --> 00:03:48,920 この趙盤、命乞いなど断じてせぬ 37 00:03:49,040 --> 00:03:51,680 骨があるなあ。なら、俺にもどうしようもない 38 00:03:51,800 --> 00:03:52,960 食え 39 00:03:58,640 --> 00:04:00,440 こんなことになって、ご苦労なこった 40 00:04:00,560 --> 00:04:02,920 「人を呪わば穴二つ」って言葉、今ようやく身に沁みたろ 41 00:04:03,040 --> 00:04:04,040 次からは気をつけろよ 42 00:04:06,520 --> 00:04:08,760 次におれの手に落ちる時は、覚悟しておけ 43 00:04:22,080 --> 00:04:23,800 少龍様、お待ち申し上げておりました 44 00:04:23,920 --> 00:04:24,960 奥方様、申し訳ありません 45 00:04:25,080 --> 00:04:27,240 来る途中で、ちょっとした「小物」どもに足止めを食らいまして 46 00:04:27,320 --> 00:04:28,000 それで遅くなってしまいました 47 00:04:28,080 --> 00:04:31,120 小物に邪魔を? 家の者が失礼をいたしましたか? 48 00:04:31,240 --> 00:04:33,520 いえいえ、ただの雑魚ですよ 49 00:04:33,640 --> 00:04:34,240 あいつらのことは気にしないで 50 00:04:34,400 --> 00:04:36,000 奥方様、さっそく花見と洒落込みませんか? 51 00:04:36,120 --> 00:04:36,840 ええ、喜んで 52 00:04:37,560 --> 00:04:39,280 いやあ、お庭の花が見事に咲き誇っていますね 53 00:04:39,400 --> 00:04:40,760 まるで奥方様のように美しい 54 00:04:40,880 --> 00:04:42,560 四字熟語で例えるなら、まさにこれです 55 00:04:42,640 --> 00:04:44,600 「国色天香」ってやつですね 56 00:04:44,720 --> 00:04:48,000 国色天香? まあ、お上手ですこと 57 00:04:48,080 --> 00:04:50,960 お世辞じゃないですよ。奥方はお若くてお美しい 58 00:04:51,040 --> 00:04:51,880 その上、お肌の手入れも完璧だ 59 00:04:52,000 --> 00:04:53,320 こんな大豪邸にお住まいだなんて 60 00:04:53,440 --> 00:04:55,360 本当に羨ましい限りですよ 61 00:04:55,520 --> 00:04:56,960 もし少龍様がお望みなら 62 00:04:57,080 --> 00:04:59,040 この屋敷の主になられることもできるのですよ 63 00:04:59,120 --> 00:05:00,080 マジですか? 64 00:05:00,200 --> 00:05:02,040 有能な人材を渇望しておられる方が 65 00:05:02,120 --> 00:05:05,640 少龍様の知略と武勇を高く評価しておいでです 66 00:05:05,720 --> 00:05:08,240 ぜひ門客として迎え入れたいと 67 00:05:08,320 --> 00:05:09,680 少龍様さえ首を縦に振ってくだされば 68 00:05:09,800 --> 00:05:12,680 この屋敷は、直ちに貴方の邸宅となります 69 00:05:12,760 --> 00:05:15,640 美女に豪華な馬車、それに黄金も用意しましょう 70 00:05:15,720 --> 00:05:18,160 そいつはめちゃくちゃ魅力的だ 71 00:05:18,240 --> 00:05:20,960 でも、その中に奥方も含まれますか? 72 00:05:21,040 --> 00:05:22,640 項殿は実にお目が高い 73 00:05:22,720 --> 00:05:24,720 知略と度胸を兼ね備えた御仁であれば 74 00:05:24,800 --> 00:05:27,160 女に困ることなどありますまい 75 00:05:27,240 --> 00:05:30,960 夫人も貴殿を慕っておるはずだ 76 00:05:34,760 --> 00:05:36,080 項殿、こちらへ 77 00:05:37,840 --> 00:05:39,360 この邸宅は気に入られたか? 78 00:05:39,440 --> 00:05:42,880 そりゃあ…これだけ広くてゴージャスなら、もちろん 79 00:05:43,000 --> 00:05:45,640 でも、こんなバカでかい豪邸には住んだことないんで 80 00:05:45,720 --> 00:05:47,400 逆に落ち着かないっていうか、慣れない気がしますよ 81 00:05:47,480 --> 00:05:49,320 人にはそれぞれ好みがあろう 82 00:05:49,400 --> 00:05:51,520 だが項殿が私に仕えてくれるのであれば 83 00:05:51,640 --> 00:05:54,200 すべては思いのままだ 84 00:05:54,280 --> 00:05:56,520 でも俺、ずっと自由気ままにやってきたんで 85 00:05:56,600 --> 00:05:58,600 いきなり誰かの下について働くってのは 86 00:05:58,720 --> 00:06:00,400 正直、性に合わない気がするんです 87 00:06:00,520 --> 00:06:02,720 人には欲があり、値がつくものだ 88 00:06:02,880 --> 00:06:04,280 項殿、望みを申してみよ 89 00:06:05,880 --> 00:06:07,440 ですが「自由」ってやつは 90 00:06:07,520 --> 00:06:09,520 お金で買えるようなもんじゃないんですよ 91 00:06:09,720 --> 00:06:12,200 侯爵様なら、分かってくれますよね? 92 00:06:15,160 --> 00:06:18,640 これ以上は話しても無駄なようだな 93 00:06:18,720 --> 00:06:21,720 夫人、あとは貴女がもてなして差し上げなさい 94 00:06:21,880 --> 00:06:22,880 はい 95 00:06:26,840 --> 00:06:30,640 奥方、この屋敷の主人はなかなかクセが強いですね 96 00:06:30,720 --> 00:06:31,800 少龍 97 00:06:31,960 --> 00:06:34,800 なぜ面と向かって拒み、侯爵様にたてつくのですか? 98 00:06:34,880 --> 00:06:36,720 この先、厄介なことになるかもしれません 99 00:06:36,800 --> 00:06:39,640 彼のために働いたら 余計に面倒なことになりそうだ 100 00:06:40,960 --> 00:06:42,200 先ほど 庭園で…… 101 00:06:42,320 --> 00:06:45,920 私を他所に差し出すつもりか 侯爵に尋ねましたね? 102 00:06:46,080 --> 00:06:48,400 奥方、さっきのはただの冗談ですよ 103 00:06:48,480 --> 00:06:49,280 本気で言ったわけじゃありません 104 00:06:49,360 --> 00:06:51,720 どうか気を悪くしないで 分かってほしいんです 105 00:06:51,840 --> 00:06:54,840 男が功績を立てるためならば 106 00:06:54,920 --> 00:06:58,400 女一人の犠牲など 何ほどのことでしょう? 107 00:06:59,360 --> 00:07:01,400 奥方、どうしてそんな悲しいことを言うんですか? 108 00:07:01,480 --> 00:07:02,840 僕は 奥方のことを心から尊敬してるんです 109 00:07:02,960 --> 00:07:05,480 人間、一番大事なのは 自分らしく輝いて生きることですよ 110 00:07:05,600 --> 00:07:07,760 金があるかとか 綺麗だとかは関係ない 111 00:07:07,880 --> 00:07:10,040 一番大切なのは 自分のやりたいように生きることです 112 00:07:10,120 --> 00:07:11,600 いつも誰かの言いなりになって 操られているだけなら 113 00:07:11,760 --> 00:07:14,040 生きてる意味なんて ないじゃないですか 114 00:07:14,480 --> 00:07:18,480 あいにく 人の運命とはままならぬもの 115 00:07:18,640 --> 00:07:21,320 殊に 女の身の上では…… 116 00:07:23,000 --> 00:07:24,320 僕のスタンスから言わせてもらえば 117 00:07:24,440 --> 00:07:26,760 男女は平等であるべきだと思うんです 118 00:07:26,880 --> 00:07:29,600 もし奥方が 一歩踏み出す勇気を持ってくれれば 119 00:07:29,720 --> 00:07:31,600 きっと僕と同じように 120 00:07:31,720 --> 00:07:32,600 道は開けるはずですよ 121 00:07:32,840 --> 00:07:33,960 本当に……そんなことが? 122 00:07:34,080 --> 00:07:35,480 もちろんです 123 00:07:35,600 --> 00:07:37,800 考えてみてください もし今から 124 00:07:37,920 --> 00:07:41,200 これまでの生活スタイルを変えて 125 00:07:41,280 --> 00:07:44,200 もっと息子さんのために 時間を作ってあげれば 126 00:07:44,320 --> 00:07:47,680 彼だってきっと あなたを頼るようになります 127 00:07:47,760 --> 00:07:49,200 そうすれば自然と あなたの元へ戻ってきますよ 128 00:07:49,280 --> 00:07:51,000 もう外で 騒ぎを起こすこともなくなるはずです 129 00:07:51,120 --> 00:07:52,320 そう思いませんか? 130 00:07:52,440 --> 00:07:55,680 今さら悔い改めても、もう遅いでしょうか 131 00:07:55,800 --> 00:07:58,360 まさか。何もしないよりは、ずっとマシです 132 00:07:58,440 --> 00:08:00,240 ぐずぐずしているよりは、よっぽどいい 133 00:08:00,360 --> 00:08:02,400 少龍殿も、何やら悩みをお抱えのご様子 134 00:08:02,480 --> 00:08:04,200 いかなる悩みゆえでしょうか 135 00:08:04,320 --> 00:08:06,600 奥方、まるで心理学者みたいですね 136 00:08:06,680 --> 00:08:08,920 もっとも、俺の悩みは話したところで、 137 00:08:09,040 --> 00:08:10,120 奥方にはどうにもできないことですから 138 00:08:11,240 --> 00:08:13,920 私に、まだわだかまりがおありなのでしょう 139 00:08:14,000 --> 00:08:15,560 それゆえ、打ち明けてくださらない 140 00:08:15,680 --> 00:08:16,560 わだかまりなんて、あるわけないでしょう 141 00:08:16,640 --> 00:08:18,040 俺は奥方を、友達だと思ってるんです 142 00:08:18,160 --> 00:08:21,160 でも、こればかりは本当に助けようがないんですよ。 143 00:08:21,560 --> 00:08:25,320 私の助けが必要な時は、いつでもおっしゃってください 144 00:08:25,440 --> 00:08:27,720 火の中、水の中へも飛び込む覚悟です 145 00:08:27,800 --> 00:08:29,160 そいつはありがたい 感謝します 146 00:08:29,240 --> 00:08:30,720 でも奥方に何かあれば、俺にも言ってください 147 00:08:30,880 --> 00:08:32,360 俺は火の中、水の中どころか、 148 00:08:32,520 --> 00:08:34,200 針の山や煮えたぎる釜だって、 149 00:08:34,320 --> 00:08:36,440 首を括る覚悟だってありますよ。 150 00:08:36,560 --> 00:08:37,160 まことですか? 151 00:08:37,280 --> 00:08:38,360 もちろん、本気ですよ 152 00:08:38,480 --> 00:08:40,960 少龍殿、実は折り入ってお願いがございます 153 00:08:41,080 --> 00:08:45,040 まさか、今すぐ首を括れなんて言いませんよね? 154 00:08:46,160 --> 00:08:48,760 盤児を弟子にしてはいただけませぬか 155 00:08:51,440 --> 00:08:52,320 項兄 156 00:08:52,480 --> 00:08:55,400 雅夫人が、この珍しい蘭を贈ってくださるとは。 157 00:08:56,840 --> 00:08:58,400 あんたも、この花が綺麗だと思うか? 158 00:08:58,480 --> 00:09:00,560 綺麗どころか ご存じですか? 159 00:09:00,640 --> 00:09:02,800 この蘭は、匈奴に自生する珍しいものです 160 00:09:02,920 --> 00:09:05,240 かつて李牧大将軍が、匈奴を打ち破られた際 161 00:09:05,320 --> 00:09:07,080 匈奴の王が和睦を乞うために 162 00:09:07,200 --> 00:09:10,120 邯鄲へと三鉢のこの蘭を献上しました 163 00:09:10,200 --> 00:09:12,600 一鉢は趙王の宮廷に置かれ 164 00:09:12,720 --> 00:09:14,480 一鉢は趙穆殿に下賜されました 165 00:09:14,600 --> 00:09:16,760 最後の一鉢が雅夫人に贈られたのです 166 00:09:16,880 --> 00:09:20,080 その雅夫人が、あなたにこの花を贈るとは 167 00:09:20,200 --> 00:09:23,640 よほど目をかけられているとお見受けします 168 00:09:23,760 --> 00:09:26,560 たかが花一鉢だろ、得意げに語るじゃないか 169 00:09:26,680 --> 00:09:27,840 そんなに気に入ったなら、あんたにあげるよ 170 00:09:27,920 --> 00:09:28,720 ま、誠でございますか? 171 00:09:28,840 --> 00:09:30,160 もちろん本当だ 172 00:09:31,440 --> 00:09:34,760 いけません 「君子は人の愛するものを奪わず」と言います 173 00:09:34,920 --> 00:09:37,520 ましてや雅夫人がわざわざ贈られたもの 174 00:09:37,640 --> 00:09:39,440 その思いを無下にはできません なりませぬ…… 175 00:09:39,520 --> 00:09:40,840 じゃあ、こうしよう 176 00:09:40,960 --> 00:09:42,240 あんたは花の専門家みたいだし 177 00:09:42,360 --> 00:09:43,240 俺の代わりに育ててくれ 178 00:09:43,360 --> 00:09:44,880 毎日水をやるくらい、いいだろ? 179 00:09:45,000 --> 00:09:45,840 それならば問題ありません 180 00:09:46,280 --> 00:09:48,400 この花は、滴る程度に水をやるのが肝心 181 00:09:48,480 --> 00:09:49,960 直接水をかけるのは厳禁です 182 00:09:50,040 --> 00:09:50,840 そうなのか?  さもなくば…… 183 00:09:50,960 --> 00:09:53,760 陶総管、いつから烏家堡の庭師になったの? 184 00:09:53,840 --> 00:09:54,760 お、お嬢様 185 00:09:54,880 --> 00:09:57,120 陶総管はずいぶんとお暇なようね 186 00:09:57,240 --> 00:09:59,560 烏家堡の仕事を放り出して 187 00:09:59,680 --> 00:10:01,840 こんなところで「邪花」の育て方を教えるなんて 188 00:10:01,960 --> 00:10:04,160 邪花だって? 無知なこと言うなよ 189 00:10:04,240 --> 00:10:06,040 陶総管がさっき言ってたと彼女に伝えてくれ 190 00:10:06,120 --> 00:10:08,880 この花は「鉄人」が匈奴をぶっ倒して 191 00:10:09,000 --> 00:10:09,920 奪い取ってきた代物だってな 192 00:10:10,800 --> 00:10:12,120 行いが正しくない者が育てれば 193 00:10:12,240 --> 00:10:13,840 咲く花も自ずと邪なものになる 194 00:10:14,000 --> 00:10:16,200 丹精込めて育てることだな 195 00:10:16,320 --> 00:10:18,440 さもなくば、不注意で枯らしでもして 196 00:10:18,520 --> 00:10:19,680 あの方の不興を買えば 197 00:10:19,800 --> 00:10:22,440 お側へ寄ることすら二度と叶うまい 198 00:10:22,560 --> 00:10:24,640 だが、この「邪な花」とやらは 199 00:10:24,760 --> 00:10:26,400 「家育ちの花」には到底及ぶまい 200 00:10:26,480 --> 00:10:30,600 20年も育てりゃ、とっくに腐ってるだろうしな 201 00:10:30,720 --> 00:10:31,480 項少龍 202 00:10:31,560 --> 00:10:37,320 (クソだ 俺は一塊のクソ 命はアリより安い) 203 00:10:39,080 --> 00:10:42,320 項少侠、咸陽より密書が届きました 204 00:10:42,520 --> 00:10:43,800 既に目を通しております 205 00:10:50,080 --> 00:10:52,760 英語より汚い字だな、何て書いてある? 206 00:10:52,880 --> 00:10:54,840 呂丞相の直筆です 207 00:10:54,960 --> 00:10:58,480 秦の左相・陽泉君が秦王を説得し 208 00:10:58,560 --> 00:11:00,760 次男の成蟜を太子に立てようとしていると 209 00:11:00,920 --> 00:11:03,360 何だって? じゃあ嬴政はどうなる? 210 00:11:03,480 --> 00:11:04,360 その通りです 211 00:11:04,480 --> 00:11:07,520 ゆえに呂丞相は嬴政母子の救出を 212 00:11:07,600 --> 00:11:08,600 急ぐべきだと申されています 213 00:11:09,720 --> 00:11:10,720 それと…… 214 00:11:10,840 --> 00:11:11,560 まだあるのか? 215 00:11:11,640 --> 00:11:12,920 丞相が証拠の品を遣わされました 216 00:11:14,320 --> 00:11:16,720 朱姫母子はこの白玉の指輪を見れば 217 00:11:16,800 --> 00:11:18,640 我らが救出に来た者だと分かるはずです 218 00:11:20,920 --> 00:11:23,080 まずいな、結局調べがつかなかった 219 00:11:23,200 --> 00:11:25,720 あの親子は一体どこに隠されているんだ、どうすればいい… 220 00:11:26,680 --> 00:11:27,720 項兄 221 00:11:27,800 --> 00:11:30,200 雅夫人を糸口にするのはいかがでしょう? 222 00:11:30,280 --> 00:11:32,720 雅夫人と趙穆は親密な仲です 223 00:11:32,840 --> 00:11:34,040 此度の突然の誘いも 224 00:11:34,120 --> 00:11:36,200 明らかに趙穆の意向でしょう 225 00:11:36,320 --> 00:11:37,920 夫人を使い、あなたを試そうとしているのです 226 00:11:38,040 --> 00:11:41,520 もしそれが事実であれば 227 00:11:41,760 --> 00:11:44,000 ここ邯鄲に長居は無用 228 00:11:44,120 --> 00:11:47,280 嬴政母子の救出は一刻を争います 229 00:11:48,600 --> 00:11:52,000 夫人と趙穆が通じているのであれば 230 00:11:52,080 --> 00:11:55,520 彼女なら朱姫母子の居場所を知っているやもしれません 231 00:11:55,640 --> 00:11:58,480 ゆえに彼女を当たるのも一つの手かと 232 00:12:04,800 --> 00:12:05,720 お前 233 00:12:05,880 --> 00:12:06,360 兄上 234 00:12:06,440 --> 00:12:08,440 見てみろ、お前がウサギを欲しがるから 235 00:12:08,560 --> 00:12:10,000 すぐに山へ行って捕まえてきてやったぞ 236 00:12:10,120 --> 00:12:12,520 炎天下で四時間もかかったんだ 237 00:12:12,640 --> 00:12:14,040 はいはい、ご苦労さま 238 00:12:14,160 --> 00:12:15,280 お返しに、王女様の前で 239 00:12:15,440 --> 00:12:16,800 あなたのことを褒めておいてあげるわ 240 00:12:16,920 --> 00:12:19,200 ふん、少しは兄思いなところがあるな 241 00:12:19,320 --> 00:12:21,760 しかし、なぜ急にウサギなんだ? 242 00:12:21,840 --> 00:12:24,360 公主様が飼っていた子が数日前に病死したの 243 00:12:24,480 --> 00:12:26,960 普段、公主様は宮中で人に会うことも少なく 244 00:12:27,080 --> 00:12:28,720 あのウサギだけが退屈しのぎだったから 245 00:12:28,880 --> 00:12:30,360 だから新しい子を贈ってあげたくて 246 00:12:30,440 --> 00:12:34,320 お前も案外、公主様のことを気にかけてるんだな 247 00:12:34,440 --> 00:12:37,000 ほら 逃げられないよう気をつけろ、すばしっこいぞ 248 00:12:37,080 --> 00:12:38,240 分かってるって、安心して 249 00:12:48,000 --> 00:12:49,040 中に入っちゃった 250 00:12:49,160 --> 00:12:50,600 何を怖がっている? 中を捜せ 251 00:12:50,680 --> 00:12:53,240 あの淫賊の部屋じゃない 入りたくない 252 00:12:53,360 --> 00:12:56,920 心配ない、どうせ項の野郎は留守だ 253 00:13:00,040 --> 00:13:01,480 動くな 254 00:13:01,680 --> 00:13:04,240 やっと捕まえたぞ 255 00:13:04,400 --> 00:13:07,120 他の物ならまだしも、よりによってこの花を壊すなんて 256 00:13:07,240 --> 00:13:09,920 鉢植えを一つひっくり返したくらいで、何だ 257 00:13:10,040 --> 00:13:11,360 兄さんには分かんないわ 258 00:13:11,440 --> 00:13:13,560 もういいだろ、どうせ壊れたんだ。行くぞ 259 00:13:14,360 --> 00:13:15,200 どうしよう? 260 00:13:28,280 --> 00:13:30,080 俺の鉢植えを壊したのか? 261 00:13:30,480 --> 00:13:33,000 私が壊すのを、どっちの目で見届けたって言うのよ 262 00:13:33,080 --> 00:13:34,920 両方の目でしっかり見たよ、あんたが壊すのをな 263 00:13:35,000 --> 00:13:36,640 あんた、本当に器の小さい男だな 264 00:13:36,760 --> 00:13:38,440 こんなことまでするなんて、正気か? 265 00:13:38,560 --> 00:13:39,800 項さん、あんたな…… / ああ、そうだとも 266 00:13:39,960 --> 00:13:42,720 私は器が小さいからね、わざと忍び込んで花を壊してやったのよ 267 00:13:42,800 --> 00:13:43,400 それで文句あるか? 268 00:13:43,560 --> 00:13:44,800 今はあんたが俺の花を壊したんだぞ 269 00:13:44,880 --> 00:13:46,320 俺より逆ギレするなんて、大したもんだな 270 00:13:46,440 --> 00:13:47,400 お役所にでも突き出してやろうか? 271 00:13:47,880 --> 00:13:48,920 救急車を呼んで病院に送ってやりたいよ 272 00:13:49,000 --> 00:13:50,960 精神病じゃないか診てもらうためにな 273 00:13:51,120 --> 00:13:54,240 イカれてるよ、まったく最悪だ 274 00:14:01,880 --> 00:14:04,240 公主様、このうさぎはお気に召しませんか? 275 00:14:05,200 --> 00:14:06,400 そうではないの 276 00:14:07,560 --> 00:14:08,480 察いたしました 277 00:14:08,560 --> 00:14:11,640 きっと病で死んだあのうさぎを、今もお想いなのですね 278 00:14:13,400 --> 00:14:14,280 廷芳 279 00:14:14,360 --> 00:14:16,800 私たちは、もうすぐ会えなくなるかもしれません 280 00:14:16,880 --> 00:14:18,200 どうしてですか? 281 00:14:18,320 --> 00:14:22,360 魏と韓の両国から、父上に縁談の申し入れがあったのです 282 00:14:22,480 --> 00:14:25,920 あとは父上がお決めになるのを待つばかり 283 00:14:26,000 --> 00:14:28,360 それで公主様は ご自身ではどうお考えですか? 284 00:14:28,520 --> 00:14:29,240 私が、ですか? 285 00:14:29,320 --> 00:14:30,840 ご自分の幸せを考えたことはありますか? 286 00:14:30,960 --> 00:14:33,640 韓と魏、どちらに嫁ぎたいのかを 287 00:14:33,760 --> 00:14:37,640 どこへ嫁ぐかは、私が決められることではありません 288 00:14:37,720 --> 00:14:40,200 婚礼は公主様の一生を左右する大切なことです 289 00:14:40,360 --> 00:14:42,320 もちろん、ご自身で決めるべきですよ 290 00:14:46,480 --> 00:14:48,040 私は嫁ぐ相手がどんな男なのか 291 00:14:48,120 --> 00:14:52,400 背が高いのか低いのか、太っているのかさえ知りません 292 00:14:52,520 --> 00:14:54,880 公主様、どちらにも嫁がないという選択肢もあります 293 00:14:55,800 --> 00:14:57,280 どちらにも、ですか? 294 00:14:58,320 --> 00:15:00,200 廷芳、私はあなたとは違うのです 295 00:15:00,360 --> 00:15:04,560 自分の思い通りになることなど、何ひとつありません 296 00:15:04,640 --> 00:15:06,000 公主様、まだ試してもいないのに 297 00:15:06,120 --> 00:15:07,680 なぜ無理だと決めつけるのです? 298 00:15:07,800 --> 00:15:09,440 例えばこのウサギですが 299 00:15:09,560 --> 00:15:10,680 この子に聞いたわけでもないのに 300 00:15:10,760 --> 00:15:12,880 なぜ野菜が好きだと分かるのですか? 301 00:15:13,040 --> 00:15:15,560 本当は野菜など嫌いで、大根が食べたいのかもしれない 302 00:15:16,880 --> 00:15:18,840 野菜だろうと、大根だろうと 303 00:15:19,000 --> 00:15:21,680 お腹が空けば食べるしかありません 304 00:15:21,760 --> 00:15:24,280 私の話はもういいのです、あなたのことを聞かせて 305 00:15:24,400 --> 00:15:25,680 あの“淫賊”はどうしています? 306 00:15:25,800 --> 00:15:28,360 相変わらず、あなたを怒らせてばかり? 307 00:15:28,440 --> 00:15:30,000 あいつの話はしないでください 308 00:15:31,360 --> 00:15:34,040 そうだ公主様、お花を育てるのがお好きでしたね 309 00:15:34,160 --> 00:15:36,520 宮中に蘭の花はございますか? 310 00:15:36,640 --> 00:15:37,360 ええ、ございますわ 311 00:15:37,480 --> 00:15:40,120 それは嬉しい。一鉢分けていただけますか? 312 00:15:40,240 --> 00:15:41,280 もちろんですとも 313 00:15:41,400 --> 00:15:44,520 廷芳、いつからガーデニングなんて趣味をはじめたの? 314 00:15:44,640 --> 00:15:47,760 ただの暇つぶしです 315 00:15:48,360 --> 00:15:51,680 公主様、雅夫人が外でお目見えを願っております 316 00:15:51,760 --> 00:15:52,600 叔母様が? 317 00:16:00,000 --> 00:16:01,440 叔母様 公主様 318 00:16:01,520 --> 00:16:04,760 烏家のお嬢様もこちらにいらしたのね 319 00:16:04,880 --> 00:16:05,560 私はこれで失礼いたします 320 00:16:06,440 --> 00:16:08,920 公主、例の蘭をいただけますか? 321 00:16:09,040 --> 00:16:10,960 小香と一緒に裏庭へ行って 322 00:16:11,120 --> 00:16:12,800 好きなものを選びなさい 323 00:16:12,880 --> 00:16:14,080 では、失礼します 324 00:16:17,600 --> 00:16:19,040 叔母様、私に何か御用ですか? 325 00:16:19,160 --> 00:16:21,360 王から、お体が優れないとお聞きしまして 326 00:16:21,480 --> 00:16:23,800 それでお見舞いに来たのですよ 327 00:16:23,960 --> 00:16:25,880 叔母様、父上を庇わなくても結構です 328 00:16:25,960 --> 00:16:29,320 父上はいつも、私のことなど無関心ですから 329 00:16:29,400 --> 00:16:32,600 今日は随分とお元気そうで 330 00:16:32,680 --> 00:16:34,080 叔母も安心しました 331 00:16:34,200 --> 00:16:35,720 叔母様にご心配をおかけして 332 00:16:35,840 --> 00:16:37,680 本当に申し訳ございません 333 00:16:37,760 --> 00:16:38,880 お馬鹿さんね 334 00:16:39,080 --> 00:16:42,000 この叔母が気にかけなくて、誰がするというの? 335 00:16:42,120 --> 00:16:44,040 そうだ、王がお許しになりましたよ 336 00:16:44,120 --> 00:16:46,200 私の屋敷で数日過ごしてもよいと 337 00:16:46,360 --> 00:16:47,400 父上が本当に? 338 00:16:47,480 --> 00:16:50,400 ええ、あとはあなたの体がいつ快復するか次第ですね 339 00:16:50,480 --> 00:16:53,480 叔母上、ご安心を。私の病はとうに癒えました 340 00:16:53,560 --> 00:16:54,880 困った子ね 341 00:16:55,720 --> 00:16:56,880 さあ、飲み干して 342 00:16:58,040 --> 00:17:02,200 旦那様は本当にお強いこと。ほら、葡萄をどうぞ 343 00:17:05,040 --> 00:17:08,840 烏旦那はお人が悪いわ、紫薇とばかり飲んで 344 00:17:08,920 --> 00:17:11,200 私のことは知らんぷりなんだから 345 00:17:11,320 --> 00:17:13,600 お前を放っておくはずがなかろう? 346 00:17:13,760 --> 00:17:16,480 ほら、葡萄を食べさせてやろう 347 00:17:16,880 --> 00:17:18,120 私とも飲んでくださいな 348 00:17:18,240 --> 00:17:18,920 誰だ? 349 00:17:19,360 --> 00:17:21,320 痴れ者が、俺の興を削ぎおって 350 00:17:21,400 --> 00:17:23,920 私めにございます、烏旦那 351 00:17:24,000 --> 00:17:25,920 向かいの部屋の旦那様方が 352 00:17:26,000 --> 00:17:28,640 紫薇と金花をこちらへ、とおっしゃいまして 353 00:17:28,800 --> 00:17:32,280 無礼な。俺がこの二人を侍らせていると知りながら 354 00:17:32,440 --> 00:17:34,440 誰が呼び出すなどと抜かすのだ? 355 00:17:34,520 --> 00:17:36,680 はい、滅相もございません 356 00:17:36,920 --> 00:17:41,360 ですが、あちらの旦那様方に何と申し開きをすれば… 357 00:17:41,600 --> 00:17:43,480 申し開きだと? 358 00:17:43,560 --> 00:17:46,280 ならば俺が直々に話をつけてやろうではないか 359 00:17:46,560 --> 00:17:47,360 は、はい 360 00:17:47,480 --> 00:17:49,000 待っていろ、すぐ戻る 361 00:17:49,120 --> 00:17:51,880 早く戻ってくださいね。待ちくたびれますわ 362 00:17:52,000 --> 00:17:53,960 待っていろ。案内しろ 363 00:17:58,840 --> 00:18:00,960 おやめください、旦那様! 364 00:18:01,840 --> 00:18:03,800 なぜこの私を殴るのだ! 365 00:18:03,880 --> 00:18:05,640 俺の前でよくも威勢を張れたものだ 366 00:18:05,800 --> 00:18:06,800 死にたいのか? 367 00:18:11,720 --> 00:18:13,240 連兄、どうかお力添えを! 368 00:18:16,920 --> 00:18:20,600 お二人とも。今日のところは私の顔に免じて 369 00:18:20,720 --> 00:18:21,920 もうこの辺でいいだろう 370 00:18:22,040 --> 00:18:24,280 抜かせ、なぜこの俺がお前の顔を立てねばならん? 371 00:18:28,280 --> 00:18:29,120 行け 372 00:18:36,760 --> 00:18:39,440 命が惜しくないのなら続けるがいい 373 00:18:47,760 --> 00:18:49,320 連殿、今日は貴殿のおかげで助かった 374 00:18:49,440 --> 00:18:50,160 何のこれしき 375 00:18:51,240 --> 00:18:53,360 連殿、助太刀いたみ入る 376 00:18:53,480 --> 00:18:55,360 この廷威、連殿に一杯差し上げたい 377 00:18:55,520 --> 00:18:56,480 滅相もない、さあ 378 00:19:04,120 --> 00:19:06,080 お前たちに用はない、下がれ 379 00:19:06,200 --> 00:19:07,560 旦那様方、どうぞごゆっくり 380 00:19:08,000 --> 00:19:09,240 お前たちも下がっていよ 381 00:19:10,160 --> 00:19:10,920 烏殿 382 00:19:11,000 --> 00:19:12,720 いかがなされた、お一人で酒を酌み交わすとは風流ですな 383 00:19:12,840 --> 00:19:14,320 烏堡主のお手伝いはよろしいのですか? 384 00:19:16,280 --> 00:19:17,920 今や堡内のことは、事の大小にかかわらず 385 00:19:18,000 --> 00:19:20,080 父上はすべて、あの項とかいう男の言いなりだ 386 00:19:20,200 --> 00:19:23,320 このままでは、いずれ私の居場所すらなくなりそうだ 387 00:19:23,480 --> 00:19:24,520 あの項という男は… 388 00:19:24,600 --> 00:19:26,600 それほどまでに烏堡主の寵愛を受けているのですか? 389 00:19:26,680 --> 00:19:27,720 父上が何を考えておられるのか、私にもわからぬ 390 00:19:27,960 --> 00:19:31,040 あの項が烏家堡に来てから、まだ一月も経っておらぬというのに 391 00:19:31,120 --> 00:19:33,680 なぜあやつをあそこまで重用するのだ? 392 00:19:33,800 --> 00:19:36,240 もしかすると、その項という男と烏堡主は… 393 00:19:36,320 --> 00:19:37,400 何か特別な深い仲なのでは? 394 00:19:38,800 --> 00:19:39,600 そればかりは、私にもわからぬ 395 00:19:39,680 --> 00:19:41,640 父上とあやつに、どんな繋がりがあるのか 396 00:19:41,720 --> 00:19:45,280 私が知っているのは、あやつがここへ来るまで 397 00:19:45,440 --> 00:19:49,440 父上の口から「項少龍」の名を一度も聞いたことがなかったということだ 398 00:19:49,520 --> 00:19:50,360 それは実に奇妙ですな 399 00:19:50,480 --> 00:19:53,200 本当だ 信じられぬなら廷芳に聞いてくれ 400 00:19:54,240 --> 00:19:57,320 ところで 最近の廷芳殿はいかがですか? 401 00:19:57,440 --> 00:20:01,280 ええ あの項の野郎に 毎日腹を立てておる 402 00:20:01,400 --> 00:20:02,360 二人はいつも言い争いを? 403 00:20:02,480 --> 00:20:05,360 言い争いどころか まさに水と油だ 404 00:20:05,480 --> 00:20:08,640 とにかく あの項という男が 405 00:20:08,720 --> 00:20:10,240 我らの牧場から出て行かぬ限り 406 00:20:12,000 --> 00:20:13,360 厄介事が絶える日はない 407 00:20:14,440 --> 00:20:17,920 実は あの男を烏家堡から 408 00:20:18,040 --> 00:20:19,600 追い出す方法がないわけでもありません 409 00:20:19,720 --> 00:20:21,640 連殿 本当にあの野郎を 410 00:20:21,720 --> 00:20:23,640 牧場から追い出す策があるのか? 411 00:20:24,240 --> 00:20:27,760 ええ ただ烏家堡の馬を数頭 犠牲にせねばなりませんが 412 00:20:34,520 --> 00:20:35,080 お嬢様 413 00:20:35,200 --> 00:20:37,520 陶総管 あの淫賊はどこ? 414 00:20:37,640 --> 00:20:40,160 項少侠のことですか? 415 00:20:40,280 --> 00:20:41,400 今この烏家堡に 416 00:20:41,560 --> 00:20:43,520 あいつ以外の淫賊がどこにいるっていうの? 417 00:20:43,600 --> 00:20:47,720 先ほど雅夫人の迎えの馬車で 屋敷へ向かわれました 418 00:20:48,000 --> 00:20:50,000 お嬢様 彼に何か急用でも? 419 00:20:51,880 --> 00:20:53,480 私がいつ あいつに用があるなんて言った? 420 00:20:53,600 --> 00:20:55,920 いえ その蘭の鉢をお持ちでしたので 421 00:20:56,000 --> 00:20:57,960 てっきり先日の件のお詫びに 422 00:20:58,080 --> 00:21:00,960 蘭の花を贈って 謝罪されるのかと思いまして 423 00:21:01,120 --> 00:21:04,000 馬鹿なこと言わないで 何であの淫賊に謝らなきゃいけないの? 424 00:21:05,120 --> 00:21:06,800 この蘭は 王女様から頂いたものよ 425 00:21:06,960 --> 00:21:09,160 欲しいなら あんたにあげるわ 426 00:21:11,600 --> 00:21:13,040 全く お二人とも… 427 00:21:16,240 --> 00:21:17,840 本当に若君が見つからぬのか? 428 00:21:18,000 --> 00:21:20,720 若君がよく立ち寄られる場所は すべて捜しましたが… 429 00:21:20,800 --> 00:21:22,400 ですが、どうしても公子が見つかりません 430 00:21:23,440 --> 00:21:25,400 盤児、一体どこへ行ったのかしら? 431 00:21:27,920 --> 00:21:30,880 友達とのお喋りか酒にでも出かけたんでしょう 432 00:21:30,960 --> 00:21:33,440 深酒して遅くなってるだけですよ、じきに戻ります 433 00:21:33,600 --> 00:21:36,120 ですが少龍、あなたをこんなに長く待たせてしまって 434 00:21:36,240 --> 00:21:38,040 本当に申し訳ないわ 435 00:21:38,160 --> 00:21:39,520 夫人、そんな風に言わないでください 436 00:21:39,640 --> 00:21:42,200 夫人と二人きりになれる機会なんて 437 00:21:42,280 --> 00:21:44,280 こうして至近距離でお喋りできて、僕は最高にハッピーですよ 438 00:21:44,400 --> 00:21:46,840 少龍、あなたは本当にお上手ね 439 00:21:47,000 --> 00:21:49,880 若様…… 440 00:21:50,000 --> 00:21:51,360 支えはいらんと言っただろう! 441 00:21:51,440 --> 00:21:52,840 盤児! 442 00:21:54,160 --> 00:21:57,080 一体どうしたのです?また外で喧嘩を? 443 00:21:57,200 --> 00:21:59,600 俺のことに口を出すな 444 00:22:00,520 --> 00:22:03,640 あんたはいい仲の男としっぽりやってりゃいいだろ 445 00:22:03,800 --> 00:22:05,160 盤児、止まりなさい 446 00:22:05,240 --> 00:22:06,640 何だよ? 447 00:22:07,680 --> 00:22:12,360 母上がお前の師匠を紹介します 448 00:22:13,600 --> 00:22:16,240 こいつが?いつから俺の師匠になったんだ? 449 00:22:16,360 --> 00:22:18,680 師匠に対して何という無礼を! 450 00:22:19,000 --> 00:22:21,600 ふん、こいつに何の徳や才能がある? 451 00:22:21,680 --> 00:22:25,720 どの面下げて俺の師匠を気取ってるんだ? 452 00:22:25,840 --> 00:22:27,000 俺の特技は山ほどあるぜ 453 00:22:27,080 --> 00:22:29,240 だが、お前自身にセンスがなけりゃ 454 00:22:29,360 --> 00:22:30,960 相手がジャッキー・チェンだろうがブルース・リーだろうが 455 00:22:31,120 --> 00:22:33,080 何を教えたって無駄だ 456 00:22:33,160 --> 00:22:36,520 クソ項め、ここで俺を馬鹿にするな 457 00:22:36,600 --> 00:22:38,840 あの趙徳が多勢に無勢で卑怯な真似をしなければ 458 00:22:38,960 --> 00:22:40,680 俺が負けるはずないだろう! 459 00:22:40,800 --> 00:22:41,480 どの趙徳だ? 460 00:22:41,560 --> 00:22:43,000 趙徳とは少原君のことだ 461 00:22:43,120 --> 00:22:45,240 平原夫人のご子息であられる 462 00:22:47,080 --> 00:22:48,160 おいおい いい大人なんだから 463 00:22:48,320 --> 00:22:50,000 “ヘタの道具調べ”はやめろよ 464 00:22:50,080 --> 00:22:52,120 相手が10人だろうが100人だろうが 465 00:22:52,200 --> 00:22:53,880 腕さえあれば勝てるはずだ 466 00:22:53,960 --> 00:22:55,000 つべこべ言わずにやれよ 467 00:22:55,080 --> 00:22:56,840 言うのは簡単だ お前とて 468 00:22:56,960 --> 00:22:58,280 私以上に無様かもしれんぞ 469 00:22:58,360 --> 00:23:00,720 そうかな? ならこうしよう 470 00:23:00,800 --> 00:23:02,280 俺と賭けをしないか? 471 00:23:03,080 --> 00:23:03,840 何を賭ける? 472 00:23:04,600 --> 00:23:06,600 俺は素手で戦ってやる 473 00:23:06,680 --> 00:23:08,760 お前は好きな武器を選べ 474 00:23:08,880 --> 00:23:10,160 一対一のサシで勝負だ 475 00:23:10,680 --> 00:23:12,880 もしお前が勝てたら すぐに消えてやる 476 00:23:13,000 --> 00:23:13,960 だが俺が勝ったら 477 00:23:14,080 --> 00:23:15,360 地面に跪いて三度頭を下げろ 478 00:23:15,440 --> 00:23:16,960 そして俺を“師匠”と呼ぶんだ どうだ? 479 00:23:19,960 --> 00:23:20,840 承知した 480 00:23:21,040 --> 00:23:22,000 いいぜ 481 00:23:44,640 --> 00:23:46,360 奥様 お茶が入りました 482 00:23:51,280 --> 00:23:53,920 本当に素手で相手をすると? 483 00:23:54,080 --> 00:23:57,320 男に二言はないぜ かかってこい 484 00:23:57,600 --> 00:23:58,240 待て 485 00:23:58,320 --> 00:23:59,560 ビビったか? 486 00:23:59,640 --> 00:24:01,560 この私が貴様などを恐れるものか 487 00:24:01,640 --> 00:24:03,360 ただ 知りたいのだ 488 00:24:03,480 --> 00:24:06,360 先ほど言っていた あの“ブルース・リー”とは… 489 00:24:06,480 --> 00:24:07,520 一体何様のつもりだ 490 00:24:07,600 --> 00:24:08,560 言ったところで どうせ分からないだろうさ 491 00:24:08,680 --> 00:24:11,720 とにかくワールドクラスのスーパースターなんだ、さあ来い 492 00:24:11,880 --> 00:24:14,320 よかろう、自ら恥をかきに来たのはお前だ 493 00:24:14,400 --> 00:24:16,160 この私の容赦ない一撃を恨むのではないぞ 494 00:24:55,840 --> 00:24:57,080 まだやるのか? 495 00:24:57,160 --> 00:24:59,360 しかたない、必殺「降龍十八掌」をお見舞いしてやる 496 00:25:00,680 --> 00:25:02,040 師父、どうか弟子の礼をお受けください 497 00:25:06,520 --> 00:25:09,720 公子が自ら誰かに頭を下げられるのを、初めて拝見いたしました 498 00:25:12,640 --> 00:25:15,480 これで盤児も、二度と身勝手な振る舞いをせぬようになればよいが 499 00:25:23,080 --> 00:25:25,040 旦那様、玉の簪の修理が終わりました 500 00:25:28,360 --> 00:25:30,920 すげえ、本当に元通りにくっつくもんなんだな 501 00:25:31,080 --> 00:25:32,440 旦那様、お褒めに預かり光栄です 502 00:25:32,520 --> 00:25:33,160 いくらだ? 503 00:25:33,280 --> 00:25:34,680 六十銭になります 504 00:25:34,800 --> 00:25:36,880 六十銭? それなら新品がもう一本買えるだろ 505 00:25:37,000 --> 00:25:40,640 ですが、この金箔だけでもかなりの値打ち物ですよ 506 00:25:41,720 --> 00:25:43,360 けどやっぱり、金箔を貼ったのがバレバレだぞ 507 00:25:43,480 --> 00:25:44,760 これじゃ損した気分だぜ 508 00:25:44,840 --> 00:25:47,080 滅相もございません 509 00:25:47,360 --> 00:25:48,840 分かったよ… 510 00:25:52,840 --> 00:25:53,720 ほら、六十銭 511 00:25:53,800 --> 00:25:55,480 ありがとうございます… 512 00:25:55,560 --> 00:25:56,520 また次も頼むぜ 513 00:25:56,640 --> 00:25:58,680 ありがとうございます、お気をつけて、旦那様 514 00:26:06,000 --> 00:26:08,760 旦那、仰せの通りに済ませてまいりました 515 00:26:15,960 --> 00:26:16,920 よくやった 516 00:26:17,000 --> 00:26:18,160 ありがたき幸せ 517 00:26:22,280 --> 00:26:24,760 旦那、なぜこんな… 518 00:26:27,360 --> 00:26:30,760 こうする以外に、お前が秘密を漏らさぬよう確実にする方法はないのだ 519 00:26:41,720 --> 00:26:42,520 項殿 520 00:26:43,440 --> 00:26:45,280 なぜここに鉢植えが増えているんだ? 521 00:26:45,360 --> 00:26:46,880 この蘭はお嬢様が 522 00:26:47,000 --> 00:26:48,520 わざわざ王宮から持ち帰られたものです 523 00:26:49,520 --> 00:26:50,720 そうか 524 00:26:53,480 --> 00:26:57,200 正直に申し上げて お嬢様の気性は私が一番よく分かっています 525 00:26:57,320 --> 00:26:59,600 少々わがままなところもございますが 526 00:26:59,680 --> 00:27:01,680 根はとてもお優しい方なのです 527 00:27:01,800 --> 00:27:03,840 決して根に持つような方ではありません 528 00:27:03,960 --> 00:27:06,760 項殿とは まさに お似合… もういい… 529 00:27:08,320 --> 00:27:10,600 お嬢様がこの花を贈られたのは 530 00:27:10,760 --> 00:27:13,040 明らかに仲直りの印でしょう 531 00:27:13,120 --> 00:27:14,920 なぜまだ怒っておられるのですか? 532 00:27:15,000 --> 00:27:17,600 別に怒ってなんかないって 533 00:27:20,320 --> 00:27:22,000 正直に言って お節介かもしれませんが 534 00:27:22,120 --> 00:27:24,200 もしかして項殿はお嬢様に対して 535 00:27:24,280 --> 00:27:25,480 少しも好意を抱いていないのですか? 536 00:27:27,240 --> 00:27:29,360 それでよくお節介じゃないなんて言えるな 537 00:27:29,560 --> 00:27:32,040 分かってないな 俺は… 538 00:27:32,160 --> 00:27:34,400 ここに来ることになるとは思ってもみなかったんだ 539 00:27:34,520 --> 00:27:35,560 俺はこの時代の人間に 540 00:27:35,600 --> 00:27:38,680 深入りするわけにはいかないんだ 分かるか? 541 00:27:40,440 --> 00:27:41,360 ですが… 542 00:27:41,480 --> 00:27:43,920 「ですが」はもういい 夜も更けた 寝るぞ 543 00:27:44,040 --> 00:27:45,960 ですがお嬢様は… 544 00:27:46,080 --> 00:27:46,680 お前がここで寝ろ 俺は外へ行く 545 00:27:46,840 --> 00:27:51,080 いえ…ここでお休みください 546 00:27:51,160 --> 00:27:51,920 すまんな 547 00:27:53,840 --> 00:27:56,360 お嬢様は絶世の美女というわけではないかもしれませんが 548 00:27:56,480 --> 00:27:58,800 ですが…本当に… 549 00:27:59,240 --> 00:28:00,520 いい感じですよ、考えてみてください 550 00:28:00,600 --> 00:28:01,560 元通りにやり直すつもりだったんだけどな 551 00:28:01,640 --> 00:28:03,000 あーあ、これじゃあやり直すどころか 552 00:28:03,080 --> 00:28:04,720 面倒なことになっちゃったよ 553 00:28:06,160 --> 00:28:08,680 滅多な真似はするなよ、項少龍殿 554 00:28:14,080 --> 00:28:14,520 堡主様! 555 00:28:14,640 --> 00:28:15,280 いかがした? 556 00:28:15,320 --> 00:28:16,280 今朝、馬囲いを見回りましたところ 557 00:28:16,400 --> 00:28:19,080 馬たちが毒を盛られ、全滅しておりました 558 00:28:28,320 --> 00:28:29,680 父上、いかがでしょうか? 559 00:28:29,800 --> 00:28:32,160 私の見立てが正しければ 560 00:28:32,280 --> 00:28:35,760 単なる飼料の中毒ではあるまい 561 00:28:36,400 --> 00:28:38,680 では父上、これほど多くの馬が死んだのは 562 00:28:38,800 --> 00:28:40,440 何者かが故意に毒を盛ったと? 563 00:28:42,680 --> 00:28:44,760 堡主様、元よりこの馬たちは 564 00:28:44,880 --> 00:28:47,120 数日後に軍へ納めるはずの軍馬にございます 565 00:28:47,280 --> 00:28:48,240 それが毒殺されたとなれば 566 00:28:48,320 --> 00:28:50,240 背後に大きな陰謀があるに違いありません 567 00:28:54,680 --> 00:28:56,640 堡主様! 568 00:28:58,920 --> 00:29:01,280 巨鹿侯が手勢を率いて、烏家堡に到着されました! 569 00:29:14,080 --> 00:29:16,920 侯閣下、此度はどのようなご用件でお越しで? 570 00:29:17,080 --> 00:29:19,720 烏応元、不届き千万であるぞ! 571 00:29:19,800 --> 00:29:21,920 閣下、それは一体どういうお言葉でしょうか? 572 00:29:22,000 --> 00:29:24,640 聞きたい、この烏氏牧場にて 573 00:29:24,760 --> 00:29:26,920 軍馬が毒殺されたというのは、まことか? 574 00:29:27,000 --> 00:29:30,880 確かに事実にございますが、閣下はなぜそれを? 575 00:29:30,960 --> 00:29:32,200 私の元に密書が届いたのだ 576 00:29:32,360 --> 00:29:36,680 外国の密偵が烏氏牧場に潜入し、良からぬ企みをしているとな 577 00:29:36,760 --> 00:29:40,360 今の状況を見るに、どうやら真実であったようだな 578 00:29:40,440 --> 00:29:42,880 閣下、それは何かの誤解かと存じます 579 00:29:42,960 --> 00:29:45,520 烏氏牧場は軍事拠点でもないのに 580 00:29:45,640 --> 00:29:47,760 外国の密偵が来るわけがございません 581 00:29:47,840 --> 00:29:50,640 烏氏牧場は大王のために軍馬を調教し 582 00:29:50,760 --> 00:29:52,440 戦場にて敵を討つための要所 583 00:29:52,640 --> 00:29:56,800 万一 外国の密偵が紛れ込み 破壊工作を仕掛ければ 584 00:29:56,880 --> 00:30:00,960 烏堡主は大王に 申し開きができまい 585 00:30:01,840 --> 00:30:03,320 どこの国の密偵だって? 586 00:30:03,440 --> 00:30:05,880 日本か? イタリアか? それとも韓国か? 587 00:30:06,000 --> 00:30:08,560 項少龍、しらばくれるな 588 00:30:08,640 --> 00:30:09,560 密偵はお前だ 589 00:30:12,600 --> 00:30:15,280 侯爵様、どうかお調べ直しを 590 00:30:15,400 --> 00:30:18,120 項少龍が密偵など 決してあり得ません 591 00:30:18,200 --> 00:30:22,040 こやつが密偵か否か すぐに判明しよう 592 00:30:22,160 --> 00:30:24,440 見ろ、あの傲慢な態度を 593 00:30:24,520 --> 00:30:25,840 きっと前もって準備していたのだ 594 00:30:25,960 --> 00:30:28,600 我々は高みの見物といこう 595 00:30:29,680 --> 00:30:32,600 侯爵様、証拠を見つけました 596 00:30:42,080 --> 00:30:45,600 まさか翡翠の簪が 密書だなんて言わないよな? 597 00:30:45,760 --> 00:30:48,040 証拠品は もちろんこれではない 598 00:30:52,680 --> 00:30:56,720 項少龍、これで年貢の納め時だ 599 00:30:56,800 --> 00:30:58,520 侯爵様、マジですげえな 600 00:30:58,640 --> 00:31:01,360 初めて見た箱に 隠し場所があるって見抜いて 601 00:31:01,480 --> 00:31:03,520 手紙が入ってることまで 知ってたなんてさ 602 00:31:03,640 --> 00:31:07,000 抜かせ、この密書一通あれば 603 00:31:07,080 --> 00:31:09,560 お前の首をはねるなど造作もない 604 00:31:09,680 --> 00:31:10,920 まだ中身も見てないのに 605 00:31:11,080 --> 00:31:14,240 密書だって断定するなんて さすがだね 606 00:31:14,320 --> 00:31:16,840 死ぬ間際まで 減らず口を叩きおって 607 00:31:18,440 --> 00:31:22,400 よかろう、潔く諦めさせてやる 608 00:31:28,760 --> 00:31:31,920 確かに密書だけどさ あんた 逆さまに持ってるぜ 609 00:31:35,320 --> 00:31:37,480 行かないでくれ、俺の本当の名はブルース・リーだ 610 00:31:37,640 --> 00:31:39,800 俺の故郷じゃ、日本人の一団が道場破りに来たことがあってな 611 00:31:39,880 --> 00:31:41,440 中国人を「東亜病夫」とバカにしやがった 612 00:31:41,560 --> 00:31:43,360 だから、そいつにその紙を食わせてやったのさ 613 00:31:43,440 --> 00:31:47,160 道場破りだと? この書簡を貴様に食わせてやろうか 614 00:31:48,840 --> 00:31:50,960 我が牧場のこれほど多くの馬が毒殺されるとは 615 00:31:51,040 --> 00:31:52,680 あの卑劣な趙穆の陰謀に相違ない 616 00:31:52,800 --> 00:31:53,680 証拠を捏造し、我らに濡れ衣を着せるつもりだったのだ 617 00:31:53,800 --> 00:31:55,960 幸いにも項殿が、とっさに春画を用いて…… 618 00:31:56,120 --> 00:31:58,120 例の通敵を疑わせる密書とすり替えてくれた 619 00:31:58,200 --> 00:31:59,920 さもなくば、取り返しのつかぬ事態になっていた 620 00:32:00,000 --> 00:32:02,440 俺のせいじゃない。玉器店の主人が気を利かせて…… 621 00:32:02,520 --> 00:32:04,760 買い物の「おまけ」で付けてくれたんじゃないの? 622 00:32:04,840 --> 00:32:06,000 ちょっとしたサービスってやつだよ 623 00:32:06,080 --> 00:32:08,360 ふざけるな。お前以外に誰がいるというのだ 624 00:32:08,480 --> 00:32:09,360 俺に聞かれても困るよ 625 00:32:09,520 --> 00:32:11,920 いずれにせよ 626 00:32:12,000 --> 00:32:16,720 烏氏の牧場に内通者がいるのは間違いなさそうだ 627 00:32:23,960 --> 00:32:25,800 隠れてないで、出てきたらどうだ 628 00:32:27,200 --> 00:32:29,840 どうだ? あの春画は気に入ったか 629 00:32:29,960 --> 00:32:32,680 悪くないが、少々刺激が強すぎたな 630 00:32:32,800 --> 00:32:35,240 お前だと思ってたよ。助かった、礼を言う 631 00:32:35,320 --> 00:32:36,480 容易いことだ 632 00:32:36,600 --> 00:32:38,280 お前がすり替えたあの手紙、何て書いてあったんだ? 633 00:32:38,400 --> 00:32:39,640 ちょっと見せてくれ 634 00:32:40,960 --> 00:32:42,640 自分で見るがいい 635 00:32:43,880 --> 00:32:47,520 忘れていた。この項様は文字が読めないのであったな 636 00:32:47,600 --> 00:32:50,200 これは春申君が貴殿に宛てた直筆の書状だ 637 00:32:50,280 --> 00:32:51,920 巧みに策を講じ…… 638 00:32:52,000 --> 00:32:53,520 烏氏牧場の全軍馬を毒殺せよ、との命だ 639 00:32:53,640 --> 00:32:55,120 褒美は思いのままだ 640 00:32:55,200 --> 00:32:57,480 春申君の私印も押されている 641 00:32:57,600 --> 00:32:58,360 どういうことだ? 642 00:32:58,680 --> 00:33:02,600 趙穆と連晋がなぜお前を狙うのか、聞きたいのか? 643 00:33:02,680 --> 00:33:03,200 違う 644 00:33:03,360 --> 00:33:06,040 なぜあいつは俺を秦の密偵だと決めつけるのか 645 00:33:06,120 --> 00:33:07,080 あるいは魏の密偵だとな 646 00:33:07,160 --> 00:33:08,840 なぜ楚の密偵だとは言わないんだ? 647 00:33:09,000 --> 00:33:10,760 可能性はただ一つ 648 00:33:10,840 --> 00:33:13,760 趙穆たちが以前から楚と通じているということだ 649 00:33:30,760 --> 00:33:31,720 趙盤 650 00:33:31,880 --> 00:33:36,120 趙徳、こんなに早くまた会うとはな 651 00:33:36,280 --> 00:33:38,880 前回の折檻では足りなかったか 652 00:33:39,040 --> 00:33:41,960 今日もまた、俺に叩き直されに来たのか? 653 00:33:42,040 --> 00:33:43,080 今までとは訳が違うぞ 654 00:33:43,200 --> 00:33:46,120 今日、顔をボコボコに腫らして泣きを見るのは 655 00:33:46,200 --> 00:33:48,880 俺ではなく、貴様の方だ 656 00:33:48,960 --> 00:33:53,120 よかろう、今日のお前がどう違うのか見せてもらおう 657 00:33:53,240 --> 00:33:56,800 拝んだ後で、後悔しても遅いぞ 658 00:33:56,960 --> 00:33:58,960 ぬかせ、よくもそんな大口を 659 00:33:59,040 --> 00:34:01,520 今日貴様を叩き直さねば、趙の姓を捨ててやるわ 660 00:34:23,280 --> 00:34:24,360 墨子の剣法か? 661 00:34:31,080 --> 00:34:32,080 な、何をするつもりだ? 662 00:34:32,160 --> 00:34:35,680 どうした? 俺に殺されるのが怖いか? 663 00:34:36,480 --> 00:34:39,800 安心しろ、今日は気分がいい 664 00:34:39,880 --> 00:34:41,360 見逃してやることにした 665 00:34:43,400 --> 00:34:44,640 待て 666 00:34:45,880 --> 00:34:49,120 俺がいつ、帰してやると言った? 667 00:34:49,240 --> 00:34:51,120 また何をする気だ? 668 00:34:51,200 --> 00:34:54,360 無礼者、俺の名を呼ぶこともできんのか 669 00:34:55,320 --> 00:34:58,200 はい、盤公子…… 670 00:34:58,320 --> 00:35:01,440 どうすれば、この私を…… 671 00:35:03,280 --> 00:35:04,760 行かせてくださるのですか? 672 00:35:04,840 --> 00:35:08,840 簡単だ、行きたいんだろう? 673 00:35:09,520 --> 00:35:12,240 ならば、ここを潜って行け 674 00:35:13,240 --> 00:35:14,120 貴様…… 675 00:35:14,240 --> 00:35:19,560 どうだ? 恥ずかしいか? それとも笑われるのが怖いか? 676 00:35:24,680 --> 00:35:27,840 趙盤、そこまで非道な真似を…… 677 00:35:27,960 --> 00:35:31,120 私はな、徹底的にやるのが好きなんだ 678 00:35:31,760 --> 00:35:33,560 もう一度だけ聞いてやる 679 00:35:33,680 --> 00:35:36,360 潜るのか、潜らないのか? 680 00:35:48,920 --> 00:35:52,600 屈辱に耐えるとは、さすがは少原君だ 681 00:36:05,520 --> 00:36:08,360 公主様、しばらくは東離れでご辛抱ください 682 00:36:15,120 --> 00:36:17,080 叔母上、とても雅な設えですこと 683 00:36:17,160 --> 00:36:18,720 お気に召していただければ幸いです 684 00:36:18,840 --> 00:36:20,280 何か必要なものがございましたら 685 00:36:20,400 --> 00:36:22,000 何なりと使用人にお申し付けください 686 00:36:23,000 --> 00:36:25,520 ところで、盤従兄様のお姿が見えませんが? 687 00:36:25,600 --> 00:36:29,560 盤なら西離れの裏庭で、師匠と剣の稽古中ですよ 688 00:36:29,640 --> 00:36:32,200 従兄様にいつ師匠ができたのですか? 689 00:36:32,320 --> 00:36:34,680 弟子入りしてまだ数日なのですが 690 00:36:34,800 --> 00:36:37,160 あの従兄様が自ら弟子入りするなんて 691 00:36:37,280 --> 00:36:40,000 きっと相当な腕の持ち主なのでしょうね 692 00:36:40,080 --> 00:36:43,120 ええ、武芸に秀でているだけでなく 693 00:36:43,240 --> 00:36:46,520 人格者で、おまけに実に愉快な方なの 694 00:36:46,640 --> 00:36:48,320 盤兄さまをそこまで心服させ 695 00:36:48,400 --> 00:36:49,880 叔母様も手放しで褒めるとは 696 00:36:50,000 --> 00:36:52,920 どうやら、ただ者ではないようですね 697 00:36:55,320 --> 00:36:57,520 師匠、見てくださいよ! あの趙徳の野郎 698 00:36:57,640 --> 00:36:59,400 俺の股の下を潜った時の…… 699 00:36:59,560 --> 00:37:02,200 どんなにひどい面をしてたことか 700 00:37:03,000 --> 00:37:05,480 たった数振り、へなちょこな技を覚えただけで復讐とはな 701 00:37:05,560 --> 00:37:07,240 当然です さもなければ 702 00:37:07,360 --> 00:37:09,760 弟子である私が なぜ師匠に武芸を乞うのです? 703 00:37:09,880 --> 00:37:12,040 見ろよ その図に乗りきった態度を 704 00:37:12,160 --> 00:37:13,040 考えたことはあるか? 705 00:37:13,120 --> 00:37:15,680 もし相手に勝てなかったら どうするつもりだ 706 00:37:15,800 --> 00:37:18,160 弟子が武芸を学ぶからには 707 00:37:18,240 --> 00:37:19,880 天下一の技を身につけたいのです 708 00:37:20,000 --> 00:37:22,920 そうなれば私が打つのみで 誰にも打たれることはありません 709 00:37:23,000 --> 00:37:25,200 なら飛び級で「降龍十八掌」でも教えてやろうか 710 00:37:25,320 --> 00:37:25,920 まことですか? 711 00:37:26,080 --> 00:37:28,080 「上には上がいる」という言葉を知ってるか? 712 00:37:28,120 --> 00:37:29,840 「強者の中にはさらに強者がいる」とも言うだろ 713 00:37:29,960 --> 00:37:33,440 武芸を学んだからって 永遠に無敵でいられるわけじゃない 714 00:37:33,520 --> 00:37:35,560 他の者は知りませんが 715 00:37:35,680 --> 00:37:38,000 師匠に教わっている私なら 当然…… 716 00:37:38,080 --> 00:37:39,640 よせよ、このゴマスリ野郎 717 00:37:39,760 --> 00:37:43,400 今日からは まず基礎をしっかり固めるんだ 718 00:37:43,520 --> 00:37:44,720 毎日1時間ほど時間を割いて 719 00:37:44,880 --> 00:37:46,120 「フィジカルトレーニング」をやるんだ 720 00:37:46,240 --> 00:37:51,680 いや えーと……一刻だ 721 00:37:52,880 --> 00:37:54,120 フィジカル……トレーニング? 722 00:37:54,360 --> 00:37:55,240 そうだ 723 00:38:05,800 --> 00:38:09,680 師匠、盤はいつまで続ければよいのですか? 724 00:38:11,320 --> 00:38:15,040 腕立ては訓練メニューの一つに過ぎない 725 00:38:15,160 --> 00:38:16,640 腕立て伏せも満足にできないようじゃ 726 00:38:16,800 --> 00:38:19,560 師匠である俺が 他の技なんて教えられるか 727 00:38:19,680 --> 00:38:21,080 もっと集中して練習するんだな 728 00:38:21,600 --> 00:38:23,800 師匠も ご立派な理屈をお持ちですね 729 00:38:24,200 --> 00:38:26,000 普段 まともに説教してくれる奴が いなかったんだろ 730 00:38:26,120 --> 00:38:28,440 だから こんな性格になっちまったんだ 731 00:38:28,520 --> 00:38:30,840 だから師匠である俺が 今日からは 732 00:38:31,080 --> 00:38:32,280 武芸を教えるだけじゃなく 733 00:38:32,440 --> 00:38:35,160 人としての道理も叩き込んでやる 分かったか? 734 00:38:36,760 --> 00:38:39,920 何だよ? なんでポカンと俺を見てるんだ? 735 00:38:44,840 --> 00:38:46,000 師父… 736 00:38:46,120 --> 00:38:47,480 また何か企んでるのか? 737 00:38:48,120 --> 00:38:49,880 盤は幼い頃より 738 00:38:50,080 --> 00:38:52,920 このような言葉を かけてもらったことはございません 739 00:38:53,680 --> 00:38:55,640 私を心から案じてくださるのは 師父だけです 740 00:38:58,680 --> 00:39:02,520 バカだな 誰もお前を気にかけてないはずないだろ 741 00:39:02,600 --> 00:39:04,840 実は この俺以外にも 742 00:39:04,960 --> 00:39:06,360 お袋さんも お前のことをすごく心配してるんだ 743 00:39:08,040 --> 00:39:09,800 母上が…? 744 00:39:11,640 --> 00:39:15,200 信じろ お袋さんは本当にお前のことを想ってる 745 00:39:15,280 --> 00:39:16,960 お前がそのチャンスを 与えてないだけだ 746 00:39:18,240 --> 00:39:20,160 何はともあれ 師父… 今日からは 747 00:39:20,280 --> 00:39:22,440 盤は一心不乱に 師父から武芸を学びます 748 00:39:23,520 --> 00:39:26,160 よし その意気だ さあ 腕立て伏せを続けろ 749 00:39:38,640 --> 00:39:40,680 公主様 雅夫人の屋敷に 750 00:39:40,760 --> 00:39:42,320 これほど珍しい草花があるとは思いませんでした 751 00:39:42,480 --> 00:39:45,280 叔母様のところには あなたの想像もつかない所がまだ沢山あるわ 752 00:39:47,480 --> 00:39:50,600 この鉢植え 少し曲がっているわね 753 00:39:53,440 --> 00:39:55,000 移植ごてを持ってきて 754 00:39:56,080 --> 00:39:59,120 公主様 申し訳ございません 持ってくるのを忘れました 755 00:39:59,240 --> 00:40:00,960 取りに戻ってちょうだい ここで待っているから 756 00:40:01,080 --> 00:40:02,080 かしこまりました 公主様 757 00:40:09,440 --> 00:40:12,160 どうしたの? ずっと閉じ込められて退屈だったかしら? 758 00:40:13,680 --> 00:40:15,040 お外に出て遊びたい? 759 00:40:37,440 --> 00:40:41,320 この近くにトイレはないかな?それにしても広いな。 760 00:40:50,640 --> 00:40:51,760 あなた……? 761 00:40:51,880 --> 00:40:52,680 まあ、あなた! 762 00:40:53,000 --> 00:40:54,640 いやあ、奇遇だね。 763 00:40:55,000 --> 00:40:56,040 私のことを覚えておいでなのですか? 764 00:40:56,200 --> 00:40:59,320 忘れるわけないだろ。ごめんごめん。 765 00:41:00,040 --> 00:41:02,160 だけど、あんたみたいな腰元がどうしてここに? 766 00:41:02,240 --> 00:41:03,880 私が? 腰元……? 767 00:41:04,000 --> 00:41:06,200 腰元ってのは、普通はお城で仕えてるもんだろ。 768 00:41:07,480 --> 00:41:10,240 西太后とか、わがままな王女様なんかにさ。 769 00:41:10,360 --> 00:41:11,520 テレビのドラマでもよくやってるよ。 770 00:41:11,800 --> 00:41:12,680 テレビ……? 771 00:41:12,800 --> 00:41:14,080 まあ、言ってもどうせ分からないよ。 772 00:41:14,160 --> 00:41:15,320 それにしても偶然だな。 773 00:41:15,440 --> 00:41:17,800 二回会って二回とも、水に落ちそうになるなんてさ。 774 00:41:17,920 --> 00:41:19,400 そうですね。まだお礼も申し上げておりませんでした。 775 00:41:19,520 --> 00:41:21,000 ところで、なぜあなたはここにいらっしゃるのですか? 776 00:41:21,120 --> 00:41:21,920 実を言うとな。 777 00:41:22,000 --> 00:41:24,880 俺が趙盤の師匠、項少龍だ。 778 00:41:24,960 --> 00:41:26,360 まあ、あなたが……。 779 00:41:26,480 --> 00:41:27,760 凄いだろ? 780 00:41:28,120 --> 00:41:29,240 あなたのお話しぶりは、誠に面白いです。 781 00:41:29,360 --> 00:41:31,360 察するに、あなたは決して邯鄲の者ではありませんね。 782 00:41:31,480 --> 00:41:34,760 鋭いな! ところで、名前は? 783 00:41:34,880 --> 00:41:36,720 私、ですか……? 784 00:41:37,120 --> 00:41:39,160 「私」が何だよ。言えないほど変な名前なのか? 785 00:41:39,280 --> 00:41:41,960 まさか「タマ」とか「ポチ」とか? 786 00:41:42,040 --> 00:41:43,480 それとも「ブタ」か「ゴン助」みたいな名前か? 787 00:41:43,560 --> 00:41:45,320 「タマ」や「ポチ」はあなたの方ですわ! 788 00:41:45,520 --> 00:41:47,360 私の花の苗が……! 789 00:41:47,440 --> 00:41:49,080 すまない…わざとじゃないんだ 790 00:41:49,160 --> 00:41:50,720 せっかく朝から植えたのに、見てよ、こんなに踏み荒らされて 791 00:41:51,200 --> 00:41:53,600 戻りました。あなたは…公… 792 00:41:53,680 --> 00:41:54,640 奥様から言いつかった仕事がまだ山ほどあります 793 00:41:54,760 --> 00:41:56,320 行きましょう、ほら。 この人は… 794 00:41:56,400 --> 00:41:57,240 行くわよ 795 00:41:58,520 --> 00:42:00,400 トイレを探してたんじゃなかったっけ? 796 00:42:01,200 --> 00:42:02,240 やっぱり弟子に聞きに戻るか 797 00:42:10,960 --> 00:42:11,560 師匠 798 00:42:11,680 --> 00:42:13,240 本当に使用人に車を用意させなくてよろしいのですか? 799 00:42:13,360 --> 00:42:15,800 いいよ、少し歩きたいんだ 800 00:42:15,960 --> 00:42:17,600 じゃあな、もう戻っていいぞ。バイバイ 801 00:42:18,200 --> 00:42:19,840 承知いたしました。師匠、お気をつけて 802 00:42:29,440 --> 00:42:30,400 師匠? 803 00:42:45,480 --> 00:42:47,520 マジか?また尾行か? 804 00:42:47,640 --> 00:42:48,920 今度こそ痛い目を見せてやる 805 00:43:22,160 --> 00:43:25,240 そんな格好をして、喧嘩でも売るつもりか? 806 00:43:26,040 --> 00:43:26,920 ちょっと待て 66464

Can't find what you're looking for?
Get subtitles in any language from opensubtitles.com, and translate them here.