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1
00:01:36,620 --> 00:01:38,820
何のご利益があるのか
知らねえけど
2
00:01:38,820 --> 00:01:40,830
てえした新興宗教だ
3
00:01:40,830 --> 00:01:42,930
教祖の天堂勘兵衛とかって
インチキ野郎め
4
00:01:42,930 --> 00:01:45,000
銭で あっぷあっぷしていやがる
5
00:01:45,000 --> 00:01:48,130
チェッ
6
00:01:48,130 --> 00:01:51,440
へえ こらどうも
7
00:01:51,440 --> 00:01:53,640
気持ちの悪い野郎だなあ
8
00:01:56,670 --> 00:02:01,670
(呪文)
9
00:02:39,380 --> 00:02:42,450
いかがであった?
はっ 教祖様のお見込みどおり
10
00:02:42,450 --> 00:02:46,290
榊原越中守忠常の奥方
お遊の方こそは
11
00:02:46,290 --> 00:02:50,500
紛れもなく角行上人の
忘れ形見に相違ありませんでした
12
00:02:50,500 --> 00:02:52,500
うむ そうか
13
00:02:52,500 --> 00:02:55,970
それに お遊の方は今日
日枝神社へお参りに行ってます
14
00:02:55,970 --> 00:02:57,970
何?日枝神社へ?
15
00:03:00,000 --> 00:03:03,470
道人 即刻かねての
手はずどおり事を運べ
16
00:03:03,470 --> 00:03:05,670
はっ 承知いたしました
17
00:03:08,550 --> 00:03:11,050
いよいよ 運が向いてきたか
18
00:03:11,050 --> 00:03:15,250
黄金80貫 フフフフッ
19
00:03:50,320 --> 00:03:53,690
何者だ?榊原様のお駕籠と
知っての狼藉か
20
00:03:53,690 --> 00:03:57,300
いかにも お遊の方様を頂きに来た
21
00:03:57,300 --> 00:03:59,600
どけっ
22
00:04:07,810 --> 00:04:11,480
何者です?無礼は許しませんぞ
23
00:04:11,480 --> 00:04:15,310
問答はご無用
とにかくご一緒においでを願おう
24
00:04:15,310 --> 00:04:18,250
何をします 放して
放せ 無礼者
25
00:04:18,250 --> 00:04:20,350
うるさーい!
26
00:04:32,260 --> 00:04:36,170
人の昼寝の邪魔する奴は
どこのどいつだ
27
00:04:36,170 --> 00:04:39,670
黙れ!
こともあろうに天下の往来で
28
00:04:39,670 --> 00:04:42,310
徒党を組んだ侍が
29
00:04:42,310 --> 00:04:44,740
白昼公然と女を襲うとは
30
00:04:44,740 --> 00:04:48,380
武士の風上にもおけぬ振る舞い
31
00:04:48,380 --> 00:04:50,550
天下御免の浪人
32
00:04:50,550 --> 00:04:52,850
炎嶽十郎が相手してやる
33
00:05:41,200 --> 00:05:45,640
危ないところを おかげさまで
34
00:05:45,640 --> 00:05:51,010
いやいや 堅苦しいことは
拙者 いたって苦手でしてな
35
00:05:51,010 --> 00:05:53,780
また変なのが戻らんうちに
お帰んなさい
36
00:05:53,780 --> 00:05:56,280
あなたには悪い虫が
付きまといそうだ
37
00:05:58,880 --> 00:06:02,680
ハハハハッ ハハハハ
38
00:06:17,100 --> 00:06:19,300
お呼びでございますか
39
00:06:23,510 --> 00:06:27,140
姫様 どうなされました?
40
00:06:27,140 --> 00:06:30,680
又四郎 そなた お父上が
41
00:06:30,680 --> 00:06:33,820
今日 急なお召しで
ご登城あそばされたのは
42
00:06:33,820 --> 00:06:36,520
なぜだと思います?
さあ
43
00:06:36,520 --> 00:06:39,820
いっこうに
又四郎
44
00:06:42,360 --> 00:06:48,570
亜矢には胸騒ぎがしてなりません
45
00:06:48,570 --> 00:06:52,670
つい先頃 老中田沼様から亜矢に
46
00:06:52,670 --> 00:06:55,910
上様のおそばに
ご奉公に上がるようにとの
47
00:06:55,910 --> 00:06:59,180
お申し入れがあったのです
えっ
48
00:06:59,180 --> 00:07:02,210
でも亜矢は嫌です
49
00:07:02,210 --> 00:07:07,390
いくら今 飛ぶ鳥をも落とすお力の
田沼様のおすすめでも
50
00:07:07,390 --> 00:07:09,820
これだけは嫌です
51
00:07:09,820 --> 00:07:15,360
そして お父上も亜矢のわがままを
お許しくださり
52
00:07:15,360 --> 00:07:19,100
お断り申し上げた矢先の
今日のお召し
53
00:07:19,100 --> 00:07:23,200
どうか何事もありませぬように
54
00:07:23,200 --> 00:07:25,300
姫
55
00:07:32,240 --> 00:07:34,650
久能山東照宮は
56
00:07:34,650 --> 00:07:36,710
日光 上野と共に
57
00:07:36,710 --> 00:07:40,620
神君家康公の御霊を
安息し奉る霊場
58
00:07:40,620 --> 00:07:43,850
10年ごとに諸大名や寄合旗本に
59
00:07:43,850 --> 00:07:45,920
修築を命じておることは
60
00:07:45,920 --> 00:07:49,360
領主たる榊原殿も
承知のはずと思うが
61
00:07:49,360 --> 00:07:51,560
本年は その10年目に当たる
62
00:07:51,560 --> 00:07:55,370
よって修復の儀を
いずれへか命じねばならんが
63
00:07:55,370 --> 00:07:57,600
上様には本年は
64
00:07:57,600 --> 00:08:00,470
領主たるそのほうに
申しつけよとのお沙汰じゃ
65
00:08:00,470 --> 00:08:02,810
謹んでお受けいたすよう
66
00:08:02,810 --> 00:08:08,010
はっ ありがたき幸せに存じます
67
00:08:24,560 --> 00:08:26,660
榊原殿
68
00:08:29,700 --> 00:08:31,800
これは田沼様
69
00:08:38,380 --> 00:08:41,110
榊原殿 東照宮修復には
70
00:08:41,110 --> 00:08:44,550
2万両からの費用がかかるが
ご承知かな
71
00:08:44,550 --> 00:08:47,450
さように聞き及んでおります
72
00:08:47,450 --> 00:08:49,750
ほう それを承知で
お受けするとは
73
00:08:49,750 --> 00:08:53,120
旗本とはいえ さすがは
内福の聞こえ高い 榊原殿
74
00:08:53,120 --> 00:08:56,230
いや とんでもないこと
75
00:08:56,230 --> 00:09:01,300
実は その費用調達に
頭を痛めております
76
00:09:01,300 --> 00:09:03,870
すると できることなら
77
00:09:03,870 --> 00:09:05,870
ご辞退申し上げたいと申すのか
78
00:09:09,540 --> 00:09:14,380
無理もない
2万両は大金じゃからのう
79
00:09:14,380 --> 00:09:18,650
よろしい わしから上様へ
お願いしてみてやろう
80
00:09:18,650 --> 00:09:20,650
万事 わしに任せておけ
81
00:09:20,650 --> 00:09:23,420
上様のご寵愛ひとかたならぬ
この田沼じゃ
82
00:09:23,420 --> 00:09:25,420
必ずお聞き入れくださる
83
00:09:25,420 --> 00:09:27,630
そう願いますれば
84
00:09:27,630 --> 00:09:29,890
どのように助かるかしれません
85
00:09:29,890 --> 00:09:36,700
そのためには先にも申し入れた
そのほうの娘 亜矢の件じゃが
86
00:09:36,700 --> 00:09:39,300
先だっても話したとおり上様には
87
00:09:39,300 --> 00:09:42,040
観菊の宴にて見そめられて この方
88
00:09:42,040 --> 00:09:44,510
たってとのご所望なのじゃ
89
00:09:44,510 --> 00:09:48,380
榊原殿 いま一度
考え直されては?
90
00:09:48,380 --> 00:09:51,850
しかし その儀ばかりは
91
00:09:51,850 --> 00:09:54,620
お許し願いとう存じます
92
00:09:54,620 --> 00:09:59,320
そうか できぬと申すのか
93
00:09:59,320 --> 00:10:01,930
ならばやむを得ぬ
94
00:10:01,930 --> 00:10:07,200
たかが2万両で
ご奉公ができるのじゃ
95
00:10:07,200 --> 00:10:10,000
せいぜい忠勤を励むがよかろう
96
00:10:13,670 --> 00:10:18,210
榊原殿 思い返すのなら
早いほうがよいぞ
97
00:10:18,210 --> 00:10:20,780
東照宮修復工事着手まで
98
00:10:20,780 --> 00:10:23,480
1ヵ月間の準備期間が
あるとはいえ
99
00:10:23,480 --> 00:10:25,850
1ヵ月ぐらいは瞬く間じゃ
100
00:10:25,850 --> 00:10:28,850
せっぱ詰まってからでは
取り返しがつかんからのう
101
00:10:59,020 --> 00:11:01,950
亜矢の一件を断った以上
102
00:11:01,950 --> 00:11:06,390
修復工事のご沙汰を
辞退することは許されぬ
103
00:11:06,390 --> 00:11:13,360
といって2万両の大金は
到底 調達の見込みはない
104
00:11:13,360 --> 00:11:15,460
どうすればよいのだ?
105
00:11:20,040 --> 00:11:23,610
榊原には そのような大金の蓄えが
ないとすれば
106
00:11:23,610 --> 00:11:27,410
当然 目を付けるのは
角行上人が隠したと言われる
107
00:11:27,410 --> 00:11:29,780
80貫の黄金以外にはないのだ
108
00:11:29,780 --> 00:11:33,550
その黄金の謎を解くカギを
握っているはずの
109
00:11:33,550 --> 00:11:37,190
榊原お遊を
奪うことができなかったことは
110
00:11:37,190 --> 00:11:39,620
勘兵衛 返す返すも
残念でなりません
111
00:11:39,620 --> 00:11:41,690
余の目的を達するまで
112
00:11:41,690 --> 00:11:44,600
そのような手抜かりは
いっさい許されぬぞ
113
00:11:44,600 --> 00:11:48,100
一刻も早くカギを得ることだ
手段を選ぶな 手段を
114
00:12:11,820 --> 00:12:14,430
心配かけてすみません
115
00:12:14,430 --> 00:12:17,600
でも もう大丈夫です
116
00:12:17,600 --> 00:12:21,370
一体 その曲者は何者でしょうね
117
00:12:21,370 --> 00:12:24,240
それにどうして母上を
118
00:12:24,240 --> 00:12:27,940
その話はやめましょう
119
00:12:27,940 --> 00:12:31,810
母には思い当たる節が
なくもないのです
120
00:12:31,810 --> 00:12:33,910
え…
121
00:12:33,910 --> 00:12:37,380
いずれ亜矢には話すつもりで
おりましたが
122
00:12:37,380 --> 00:12:39,780
その時期が来たのかもしれません
123
00:12:45,420 --> 00:12:48,620
姫様 恐れ入りますが ちょっと
124
00:13:06,540 --> 00:13:10,350
姫 殿のご様子が気にかかります
125
00:13:10,350 --> 00:13:14,820
亜矢も気になるゆえに
お尋ねしてみましたが
126
00:13:14,820 --> 00:13:17,990
何もない ただ疲れただけだと
127
00:13:17,990 --> 00:13:21,490
でも ご心痛の色は
お顔にありありと
128
00:13:21,490 --> 00:13:24,460
それは ただ事ではありません
129
00:13:24,460 --> 00:13:26,500
又四郎 殿にお目通りをいたし
130
00:13:26,500 --> 00:13:29,830
でもお父上は
誰も寄こしてはならぬと
131
00:13:29,830 --> 00:13:33,300
いや おしかりは覚悟で
参ってみましょう
132
00:13:33,300 --> 00:13:35,500
姫
133
00:13:52,460 --> 00:13:55,890
殿
134
00:13:55,890 --> 00:13:58,360
あ… お父上
殿
135
00:13:58,360 --> 00:14:00,930
殿
何のためのご生害
136
00:14:00,930 --> 00:14:03,570
わけを…
わけをお聞かせくださいませ
137
00:14:03,570 --> 00:14:05,870
お父上
殿
138
00:14:15,280 --> 00:14:18,480
殿!殿
139
00:14:32,030 --> 00:14:34,500
今の榊原家には
140
00:14:34,500 --> 00:14:39,770
2万両などという大金を
調達できるめどはないのだ
141
00:14:39,770 --> 00:14:41,770
それかと申して
142
00:14:41,770 --> 00:14:45,910
亜矢を
田沼の野心の犠牲にはできん
143
00:14:45,910 --> 00:14:50,710
もはや万策尽きた
144
00:14:50,710 --> 00:14:54,650
このうえは死をもって
公儀に謝罪するより
145
00:14:54,650 --> 00:14:57,920
他に道はないのだ
146
00:14:57,920 --> 00:15:02,060
どうか このまま死なせてくれ
頼む
147
00:15:02,060 --> 00:15:04,060
お父上
殿
148
00:15:16,010 --> 00:15:20,740
それならそれと なぜひと言
ご相談くださいませぬ
149
00:15:20,740 --> 00:15:22,850
お恨み存じます
150
00:15:22,850 --> 00:15:27,890
許してくれ
相談いたしたところで
151
00:15:27,890 --> 00:15:30,890
ただ そちたちに
心配をかけるだけと
152
00:15:30,890 --> 00:15:34,430
思うたからじゃ
153
00:15:34,430 --> 00:15:40,100
しょせんは この忠常の武運が
つたなかったからじゃ
154
00:15:40,100 --> 00:15:44,100
いいえ そんなことはございません
155
00:15:44,100 --> 00:15:47,600
遊がその金子 調達しましょう
156
00:15:47,600 --> 00:15:49,600
何と申す
157
00:15:52,010 --> 00:15:55,780
そのほうは下がっていや
158
00:15:55,780 --> 00:15:57,880
はい
159
00:16:16,430 --> 00:16:20,400
殿 私の父 角行上人が
160
00:16:20,400 --> 00:16:23,470
富士山にて断食往生した際に
161
00:16:23,470 --> 00:16:28,150
秘宝 富士の白玉を
いずれかへ隠したことは
162
00:16:28,150 --> 00:16:30,680
殿もご存じでございましょう
163
00:16:30,680 --> 00:16:34,080
富士教正統の証しの品と
聞いていたが
164
00:16:34,080 --> 00:16:37,750
はい 実はその秘宝と共に
165
00:16:37,750 --> 00:16:40,490
埋没したものがございます
166
00:16:40,490 --> 00:16:42,660
80貫の黄金でございます
167
00:16:42,660 --> 00:16:46,060
何?80貫の黄金?
168
00:16:57,670 --> 00:17:00,280
父は富士の白玉は
169
00:17:00,280 --> 00:17:03,410
富士教の正統を継ぐ者に
伝えてくれ
170
00:17:03,410 --> 00:17:06,320
だが黄金は私財ゆえ
171
00:17:06,320 --> 00:17:09,350
何かの時は役に立てるがよいと
172
00:17:09,350 --> 00:17:12,290
私に遺言して
死んだのでございます
173
00:17:12,290 --> 00:17:14,460
して その隠し場所は?
174
00:17:14,460 --> 00:17:17,900
それはこれから
捜し出さねばなりません
175
00:17:17,900 --> 00:17:21,400
しかし それには何ぞ手掛かりが?
176
00:17:21,400 --> 00:17:24,900
もとよりのこと
その手掛かりはございます
177
00:18:43,650 --> 00:18:46,450
遊!
母上
178
00:19:06,900 --> 00:19:08,900
ああっ
179
00:19:10,970 --> 00:19:13,770
こら 気をつけろ
こりゃ とんだ粗相をいたしまして
180
00:19:17,210 --> 00:19:20,310
ヘヘヘ ざまあねえや
181
00:19:45,510 --> 00:19:47,840
言え 何者だ
182
00:19:47,840 --> 00:19:50,940
榊原家に意趣遺恨あっての者か
さもなくば…
183
00:20:01,830 --> 00:20:05,200
父の…
184
00:20:05,200 --> 00:20:07,300
父の
185
00:20:09,870 --> 00:20:13,370
遺言状
遺言状?
186
00:20:22,810 --> 00:20:24,950
お遊!
母上!
187
00:20:24,950 --> 00:20:27,050
母上
お遊
188
00:20:36,360 --> 00:20:38,360
何だ こりゃ
189
00:20:38,360 --> 00:20:40,400
何のことか
さっぱり訳が分からねえや
190
00:20:40,400 --> 00:20:43,400
チェッ バカにしてやがら
本当に
191
00:20:43,400 --> 00:20:46,070
あ…
192
00:20:46,070 --> 00:20:49,310
何しやんでえ
193
00:20:49,310 --> 00:20:51,910
この書き付けは俺が預かっとくぜ
194
00:20:56,380 --> 00:21:00,150
おい お前の商売じゃ
195
00:21:00,150 --> 00:21:02,450
これのほうがよかろう
196
00:21:10,090 --> 00:21:13,490
何だ あの野郎 一体何者だ
197
00:21:16,070 --> 00:21:18,070
おっ
198
00:21:30,780 --> 00:21:34,550
殿はひどくご立腹じゃ
誠に申し訳ございません
199
00:21:34,550 --> 00:21:38,720
道人 せっかく手に入れた
書き付けをなくしおって
200
00:21:38,720 --> 00:21:41,090
それがしの不覚でした
201
00:21:41,090 --> 00:21:43,890
そのスリを
血眼になって捜しておりますが
202
00:21:43,890 --> 00:21:46,290
いまだに何の手掛かりもなく
203
00:22:21,330 --> 00:22:23,730
教祖様
204
00:22:29,710 --> 00:22:31,710
教祖様
205
00:24:33,130 --> 00:24:36,170
やめ!
206
00:24:36,170 --> 00:24:38,900
聞け 皆の者
207
00:24:38,900 --> 00:24:41,540
我が青卍教に疑心を抱き
208
00:24:41,540 --> 00:24:44,410
内情を探りに来た
異端の徒が紛れ込んでおる
209
00:24:44,410 --> 00:24:46,910
え?
何だって
210
00:24:50,850 --> 00:24:54,080
その宗門の敵を見逃す時は
211
00:24:54,080 --> 00:24:58,590
江戸には大火事が起こり
人は焦熱地獄の中に
212
00:24:58,590 --> 00:25:01,320
くるい死にするとの
神のお告げじゃ
213
00:25:01,320 --> 00:25:03,620
そやつを見逃してはなりませんぞ
214
00:25:06,630 --> 00:25:09,730
その宗門の敵は その者だ!
215
00:25:12,570 --> 00:25:14,670
そやつを逃がすな
はっ
216
00:25:17,710 --> 00:25:20,880
慮外いたすな
217
00:25:20,880 --> 00:25:23,080
宗門の敵だ
そうだ!
218
00:25:27,450 --> 00:25:30,050
ああ ひでえことしやがるな
219
00:26:12,400 --> 00:26:14,600
おい ぶち込め
はっ
220
00:26:27,180 --> 00:26:29,180
又四郎
221
00:27:04,310 --> 00:27:06,310
あっ
222
00:27:52,860 --> 00:27:55,460
旦那 旦那
223
00:28:06,480 --> 00:28:08,680
はい
224
00:28:24,160 --> 00:28:26,600
来間又四郎さんからの
使いの者です
225
00:28:26,600 --> 00:28:29,300
え?又四郎殿から?
226
00:28:29,300 --> 00:28:33,070
で 今はどちらに?
へえ それが とんだぬれねずみで
227
00:28:33,070 --> 00:28:36,170
あっしんちに
おいでなさるんですがね
228
00:28:36,170 --> 00:28:39,680
これを亜矢姫様にお渡し願いたい
229
00:28:39,680 --> 00:28:41,780
じゃ どうも
230
00:28:46,780 --> 00:28:48,980
又四郎が
231
00:29:03,930 --> 00:29:08,870
「思わぬ不覚をとり
今は深川の百軒長屋」
232
00:29:08,870 --> 00:29:12,570
「才蔵という者のうちに
身を潜めています」
233
00:29:26,260 --> 00:29:30,630
榊原殿 やせ我慢もほどほどに
234
00:29:30,630 --> 00:29:33,300
亜矢殿を差し出しては
いかがです?
235
00:29:33,300 --> 00:29:37,270
そのほうが榊原家のおためと
思いますがな
236
00:29:37,270 --> 00:29:40,270
その儀は
きっぱりとお断りいたしたはず
237
00:29:40,270 --> 00:29:43,340
すると東照宮修復の儀は
238
00:29:43,340 --> 00:29:46,540
立派にお役目を
果たすおつもりですな
239
00:29:46,540 --> 00:29:50,750
果たします
ハハハハ
240
00:29:50,750 --> 00:29:53,350
さすがは榊原殿
241
00:29:53,350 --> 00:29:55,990
金の成る木をお持ちと見える
242
00:29:55,990 --> 00:29:59,090
では立ち帰って殿に
さよう申し伝えましょう
243
00:30:11,170 --> 00:30:13,270
お父上
244
00:30:16,840 --> 00:30:21,380
亜矢 聞いていたのか
245
00:30:21,380 --> 00:30:23,580
はい
246
00:30:26,980 --> 00:30:31,690
お父上のお苦しいお気持ちは
よく分かります
247
00:30:31,690 --> 00:30:37,190
でもそのうち きっと又四郎が
書き付けを取り戻して参ります
248
00:30:37,190 --> 00:30:42,300
だが まだ又四郎が
いまだに戻らぬところをみると
249
00:30:42,300 --> 00:30:45,270
もしや…
いいえ
250
00:30:45,270 --> 00:30:47,700
又四郎は きっと戻ります
251
00:30:47,700 --> 00:30:51,870
亜矢は諦めません
252
00:30:51,870 --> 00:30:54,070
お父上
253
00:31:12,060 --> 00:31:17,330
おっと旦那 ゆっくり休んでなきゃ
いけませんぜ
254
00:31:17,330 --> 00:31:19,970
すまん 才蔵殿
255
00:31:19,970 --> 00:31:21,970
で 亜矢姫様は何と?
256
00:31:21,970 --> 00:31:25,680
へえ それがね
お腰元に渡しておきましたんで
257
00:31:25,680 --> 00:31:33,120
さようか 姫様には さぞ
ふがいない奴とお思いであろう
258
00:31:33,120 --> 00:31:35,180
旦那 元気出しておくんなせえな
259
00:31:35,180 --> 00:31:37,350
あっしがついてるんじゃ
ございませんか こう見えてもね
260
00:31:37,350 --> 00:31:40,560
あっしは江戸っ子の才蔵さんだ
あんなインチキ宗教の青卍なんざ
261
00:31:40,560 --> 00:31:42,990
ちょちょいのちょいと
やっつけちゃいますぜ
262
00:31:42,990 --> 00:31:46,100
才蔵!才蔵!開けんか
263
00:31:46,100 --> 00:31:48,830
才蔵 開けろ!才蔵
264
00:31:48,830 --> 00:31:51,770
才蔵 開けんか
265
00:31:51,770 --> 00:31:53,870
才蔵!才蔵!
266
00:31:53,870 --> 00:31:56,640
開けんか
ええい 構わん ぶち破れ
267
00:31:56,640 --> 00:31:58,640
ははっ
268
00:32:04,750 --> 00:32:07,750
何ゆえの狼藉だ
来間又四郎
269
00:32:07,750 --> 00:32:10,920
死に損なった貴様を
この飛猿道人が
270
00:32:10,920 --> 00:32:13,490
今度こそ地獄へ送ってやるぜ
271
00:32:13,490 --> 00:32:15,930
昨日は大勢の罪のない信者に
272
00:32:15,930 --> 00:32:18,430
危害があってはならぬと思い
273
00:32:18,430 --> 00:32:21,500
思わぬ不覚をとったが
今宵はそうはいかんぞ!
274
00:32:21,500 --> 00:32:23,500
ほざくな
275
00:32:45,420 --> 00:32:48,320
ちくしょう
276
00:33:06,740 --> 00:33:08,940
追え 行け
277
00:33:13,480 --> 00:33:15,990
おっ 貴様!
何を言ってやんでえ
278
00:33:15,990 --> 00:33:18,120
インチキ宗教の山猿め
279
00:33:18,120 --> 00:33:20,260
おのれ スリとった書き付けを出せ
280
00:33:20,260 --> 00:33:22,960
冗談言うな そんなもん
いつまでも持ってるもんかい
281
00:33:22,960 --> 00:33:24,960
つべこべ言わず
書き付けを出すんだ
282
00:33:24,960 --> 00:33:27,760
さもなくば斬るぞ
斬られてたまるけえ
283
00:33:32,270 --> 00:33:35,170
やあっ
284
00:33:35,170 --> 00:33:38,410
逃がすな
285
00:33:38,410 --> 00:33:42,710
書き付けを奪え 逃がすな
書き付けを
286
00:33:42,710 --> 00:33:44,910
才蔵が書き付けを?
287
00:33:49,720 --> 00:33:51,920
あっ 待て!
288
00:34:13,610 --> 00:34:15,610
旦那
289
00:34:22,720 --> 00:34:25,090
うーん ちくしょう
どこへ消えやがった
290
00:34:25,090 --> 00:34:27,290
おい 捜せ 捜せ
はっ
291
00:34:31,090 --> 00:34:34,230
旦那 それがね
いばりくさった浪人者なんで
292
00:34:34,230 --> 00:34:37,370
何?浪人者に奪い取られた?
へえ
293
00:34:37,370 --> 00:34:39,400
一体 それはどこの誰だ
294
00:34:39,400 --> 00:34:41,400
そいつは あっしにも分かりません
295
00:34:41,400 --> 00:34:44,040
顔を見れば分かるだろ
ええ そりゃ分かりますとも
296
00:34:44,040 --> 00:34:46,940
では一緒に捜してくれ 頼む
297
00:34:46,940 --> 00:34:49,950
ようがすとも でもそんな
大事な物だったんですかい
298
00:34:49,950 --> 00:34:54,150
うん 8000石の寄合旗本
299
00:34:54,150 --> 00:34:58,320
榊原越中守様と亜矢姫様に関わる
大事な書き付けだ
300
00:34:58,320 --> 00:35:00,860
へえ そいつは大変だ
301
00:35:00,860 --> 00:35:04,930
あっしも江戸っ子だ へい
302
00:35:04,930 --> 00:35:07,630
いけねえ
雲をつかむようなことってのは
303
00:35:07,630 --> 00:35:10,070
このことざんすね 困りやしたね
304
00:35:10,070 --> 00:35:12,470
おい 巾着切
305
00:35:15,440 --> 00:35:18,670
困ることはねえだろ
おっ いけねえ
306
00:35:18,670 --> 00:35:22,180
現れやがった 旦那 こいつですぜ
307
00:35:22,180 --> 00:35:26,980
さよう 拙者が預かってるんだ
308
00:35:26,980 --> 00:35:31,090
いかなる理由で才蔵より
お取り上げになったかは存ぜぬが
309
00:35:31,090 --> 00:35:35,660
榊原家にとっては
かけがえのない大事な品
310
00:35:35,660 --> 00:35:39,000
ご返却を願いたい
311
00:35:39,000 --> 00:35:43,170
返せと言うなら
返さねえでもねえんだが
312
00:35:43,170 --> 00:35:45,770
いずれの御仁とも分からねえ人に
313
00:35:48,000 --> 00:35:51,510
そうたやすく渡すわけには
いかねえんだな
314
00:35:51,510 --> 00:35:55,040
申し遅れたが拙者は榊原家家臣
315
00:35:55,040 --> 00:35:58,510
来間又四郎と申す者
316
00:35:58,510 --> 00:36:02,690
何とぞ ご返却を願いたい
317
00:36:02,690 --> 00:36:05,590
なるほど
318
00:36:05,590 --> 00:36:07,960
名前は分かったんだが
319
00:36:07,960 --> 00:36:11,990
いまひとつ
知りてえものがあるんだ
320
00:36:11,990 --> 00:36:14,930
何なりとお尋ねを
321
00:36:14,930 --> 00:36:17,730
お主の腕前だ
何?
322
00:36:17,730 --> 00:36:21,740
あまたの人々から求められてる
この書き付け
323
00:36:21,740 --> 00:36:25,440
守り抜くには
よほどの腕前がいるぞ
324
00:36:25,440 --> 00:36:30,110
拙者では不足と申されるか
325
00:36:30,110 --> 00:36:36,020
不足かどうか俺が試してやる
326
00:36:36,020 --> 00:36:40,220
よし 所望とあらば
327
00:36:40,220 --> 00:36:42,390
相手になろう
だ 旦那…
328
00:36:42,390 --> 00:36:44,590
おやめなさい
329
00:38:21,890 --> 00:38:24,190
できる
330
00:38:29,300 --> 00:38:35,800
来間殿 この勝負は
またの機会にいたそう
331
00:38:49,450 --> 00:38:51,650
貴殿の名前は?
332
00:38:53,920 --> 00:38:58,020
人斬り稼業の浪人とでも
覚えておいてもらおうか
333
00:39:29,190 --> 00:39:31,730
「我にゆかりの道」
334
00:39:31,730 --> 00:39:34,600
「我が文字を残しおきぬ」
335
00:39:34,600 --> 00:39:36,800
「角行」
336
00:39:41,970 --> 00:39:45,610
我が文字を残しおきぬ
337
00:39:45,610 --> 00:39:49,080
伴内 角行上人様に
338
00:39:49,080 --> 00:39:51,580
ゆかりの道と申すは
どこであろうか
339
00:39:53,620 --> 00:39:59,090
それは恐らく富士のお中道を
指すものではございますまいか
340
00:39:59,090 --> 00:40:01,090
お中道とは?
341
00:40:01,090 --> 00:40:05,260
富士の5合目辺りを
一巡する参拝道をお中道と称し
342
00:40:05,260 --> 00:40:09,370
これは角行上人様の
ご開拓になるとのこと
343
00:40:09,370 --> 00:40:12,600
さすれば ゆかりの道と
称せられますは
344
00:40:12,600 --> 00:40:16,370
このお中道にほかならぬと
推察いたします
345
00:40:16,370 --> 00:40:19,510
といたしますると角行上人様は
346
00:40:19,510 --> 00:40:21,510
そのお中道のどこかに
347
00:40:21,510 --> 00:40:23,710
更にその謎を解く
手掛かりの文字を
348
00:40:23,710 --> 00:40:27,920
お残しなされたのでしょうか
恐らく そのとおりだと思います
349
00:40:27,920 --> 00:40:30,420
さすがじゃ 伴内
350
00:40:30,420 --> 00:40:32,760
殿 恐れながら又四郎
351
00:40:32,760 --> 00:40:35,620
直ちに現地に赴き その文字を訪ね
352
00:40:35,620 --> 00:40:37,830
拙者も又四郎殿ともども
353
00:40:37,830 --> 00:40:40,230
2人して行ってくれるか
354
00:40:40,230 --> 00:40:43,600
お父上 どうか亜矢にも同行を
355
00:40:43,600 --> 00:40:45,900
お許しくださいませ
え?
356
00:40:48,040 --> 00:40:51,170
姫様 お言葉ではございますが
357
00:40:51,170 --> 00:40:53,640
富士は名にし負う険しい山
358
00:40:53,640 --> 00:40:56,750
そのうえ 女人禁制の…
知っております
359
00:40:56,750 --> 00:41:00,850
私は たった今から
亜矢ではありません
360
00:41:00,850 --> 00:41:03,450
榊原亜矢太郎に
生まれ変わるのです
361
00:41:39,560 --> 00:41:42,360
富士にお登りなさるんで?
ああ
362
00:41:42,360 --> 00:41:44,960
じゃ 道中お気をつけなされて
363
00:41:47,930 --> 00:41:51,330
姫 いや 亜矢太郎様
364
00:41:51,330 --> 00:41:54,140
どうもなじまないので
姫に亜矢太郎様とは
365
00:41:54,140 --> 00:41:56,410
変な気がいたします
又四郎
366
00:41:56,410 --> 00:41:59,240
拙者は亜矢太郎じゃ
姫などと申してはなりません
367
00:41:59,240 --> 00:42:03,310
はっ
亜矢太郎様
368
00:42:03,310 --> 00:42:05,810
富士のお山は
霊峰と申すだけあって
369
00:42:05,810 --> 00:42:08,510
いつ見ても
すがすがしゅうございますな
370
00:42:11,620 --> 00:42:15,320
富士に一生を捧げた角行上人の
お気持ちが
371
00:42:15,320 --> 00:42:17,820
手前にも
分かるような気がいたします
372
00:42:27,970 --> 00:42:30,110
なんて神々しいんでしょう
373
00:42:30,110 --> 00:42:33,810
これから あの高い所に
登るのですね
374
00:42:33,810 --> 00:42:37,150
大丈夫でございますよ 亜矢太郎様
375
00:42:37,150 --> 00:42:39,310
今夜は吉田の宿泊まりですな
ああ
376
00:42:39,310 --> 00:42:41,510
さあ
377
00:43:14,780 --> 00:43:17,290
亜矢太郎様 初めての旅で
378
00:43:17,290 --> 00:43:19,560
さぞお疲れのことで
ございましょう
379
00:43:19,560 --> 00:43:21,890
明日は早発ちゆえ
もうお休みになられては
380
00:43:21,890 --> 00:43:23,930
いかがでございます
381
00:43:23,930 --> 00:43:27,560
そのほうたちも 下がって休め
382
00:43:27,560 --> 00:43:29,630
下がって休めと言われても
ご覧のとおり
383
00:43:29,630 --> 00:43:31,630
これだけの部屋でございます
384
00:43:37,370 --> 00:43:40,570
それでは早発ちのこと
帳場に頼んできます
385
00:43:49,120 --> 00:43:53,920
さあ どうぞ
お疲れでございましたでしょう
386
00:43:53,920 --> 00:43:56,320
お二階でございます どうぞ
387
00:44:04,430 --> 00:44:06,730
こちらでございます
ああ よし
388
00:44:12,070 --> 00:44:15,170
青卍教の天堂勘兵衛
389
00:44:36,530 --> 00:44:40,270
姫 姫
390
00:44:40,270 --> 00:44:42,570
天堂一味がこの宿におります
391
00:44:47,010 --> 00:44:51,380
お里の報告によって
書き付けの謎を知った以上
392
00:44:51,380 --> 00:44:53,620
焦る必要はない
393
00:44:53,620 --> 00:44:56,220
敵は我が胸中にあり
394
00:44:56,220 --> 00:44:59,990
皆の者 明日からは富士の山中じゃ
395
00:44:59,990 --> 00:45:02,020
酒も女もない
396
00:45:02,020 --> 00:45:04,920
今夜は大いに飲め
よし!
397
00:45:11,230 --> 00:45:15,570
今夜は痛飲して
黄金80貫の夢でも見ますか
398
00:45:15,570 --> 00:45:17,740
宝は奴らが探してくれる
399
00:45:17,740 --> 00:45:20,140
こっちは見つけたところを
頂戴するだけだ
400
00:45:20,140 --> 00:45:24,510
ハハハハッ
401
00:45:24,510 --> 00:45:32,190
めでた めでたの若…
402
00:45:32,190 --> 00:45:35,520
え?あれ?
403
00:45:35,520 --> 00:45:38,730
どこ行っちまったんだ
ほんとにもう
404
00:45:38,730 --> 00:45:40,830
ん?
405
00:45:42,760 --> 00:45:46,570
あ そうか この宿に
天堂勘兵衛一味がいるんで
406
00:45:46,570 --> 00:45:48,940
それで他の旅籠 行かれたんだな
407
00:45:48,940 --> 00:45:52,640
こりゃ急いで行かなくちゃ
408
00:45:52,640 --> 00:45:55,440
おおっ
キャ!いや!
409
00:46:04,850 --> 00:46:07,820
あっ
何だい
410
00:46:07,820 --> 00:46:10,020
じじいじゃねえか
411
00:46:14,400 --> 00:46:16,870
お… かわいい おねえちゃん
412
00:46:16,870 --> 00:46:18,870
ぽちゃぽちゃっとして
いいじゃないか
413
00:46:18,870 --> 00:46:21,570
キャッ 放してください
いいじゃないか
414
00:46:24,270 --> 00:46:26,270
いててて
415
00:46:38,520 --> 00:46:41,120
あっ いけねえ
あっ 貴様
416
00:46:44,730 --> 00:46:47,200
ちくしょう ちくしょう
417
00:46:47,200 --> 00:46:49,200
追え!
418
00:47:01,340 --> 00:47:03,540
ごめんなすって
419
00:47:06,450 --> 00:47:08,520
どこ行きやがった
420
00:47:08,520 --> 00:47:10,520
おい こっちだ
421
00:47:12,650 --> 00:47:14,650
どこ…
422
00:47:18,160 --> 00:47:21,230
おい 巾着切
もう悪者は行ってしまったぞ
423
00:47:21,230 --> 00:47:24,400
また旦那ですかい
「また」はなかろう
424
00:47:24,400 --> 00:47:26,470
しかし旦那 どうしてこんな所へ?
425
00:47:26,470 --> 00:47:28,570
急に富士の山へ登りたくなってな
426
00:47:28,570 --> 00:47:31,410
嘘でしょう 旦那 またあっしを
狙ってるんでしょう
427
00:47:31,410 --> 00:47:33,780
あっしはね もうスリじゃ
ござんせんからね
428
00:47:33,780 --> 00:47:36,480
こう見えても榊原越中守様の
429
00:47:36,480 --> 00:47:38,750
れっきとした中間なんで
そうか
430
00:47:38,750 --> 00:47:41,080
貴様 巾着切 廃業したのか
そうなんで
431
00:47:41,080 --> 00:47:44,450
へっ 江戸っ子 才蔵の晴れ姿
432
00:47:44,450 --> 00:47:47,860
奴さんだぞ
433
00:47:47,860 --> 00:47:51,460
では中間さん
またお山で会おうかな
434
00:47:51,460 --> 00:47:53,760
ハハハハッ
435
00:47:59,870 --> 00:48:03,170
天堂一味が我々を追ってると
分かった以上
436
00:48:03,170 --> 00:48:05,510
油断はなりませぬぞ
分かっています
437
00:48:05,510 --> 00:48:08,780
でも そなたがいるから天堂なんか
ちっとも怖くありません
438
00:48:08,780 --> 00:48:14,880
だが黄金を手にし
一日も早く殿に吉報を
439
00:48:14,880 --> 00:48:17,180
それっ
440
00:48:19,920 --> 00:48:22,120
天堂一味だ
441
00:48:49,950 --> 00:48:53,090
ここが5合目
いよいよ お中道巡りですね
442
00:48:53,090 --> 00:48:55,290
そうです
443
00:48:57,830 --> 00:49:02,860
この道がおじい様 ゆかりの道
444
00:49:02,860 --> 00:49:07,940
そう思うと道の石1つにも
心ひかれます
445
00:49:07,940 --> 00:49:11,440
姫様 先を急ぎましょう
446
00:49:11,440 --> 00:49:16,140
一刻も早く謎を解くカギを
秘めた所を探さねば
447
00:50:04,260 --> 00:50:07,560
又四郎殿 洞窟がありましたぞ!
448
00:50:22,810 --> 00:50:24,810
ちょっと やみそうもありません
449
00:50:24,810 --> 00:50:27,110
しばらくここで
雨宿りいたしましょう
450
00:50:50,670 --> 00:50:52,970
うー
451
00:50:59,310 --> 00:51:02,510
姫 姫
452
00:51:11,160 --> 00:51:15,130
もう雨もやみましたぞ
知っております
453
00:51:15,130 --> 00:51:18,030
ひどい嵐でございましたな
454
00:51:18,030 --> 00:51:22,240
でも亜矢は
少しも恐ろしくありませんでした
455
00:51:22,240 --> 00:51:25,170
相変わらず姫様はお強い
456
00:51:25,170 --> 00:51:27,480
強いからではありません
457
00:51:27,480 --> 00:51:30,280
そなたが
そばにいてくれたからです
458
00:51:32,680 --> 00:51:34,780
亜矢は
459
00:51:37,850 --> 00:51:41,250
又四郎が好きです
460
00:52:31,110 --> 00:52:33,440
姫 疲れたでしょう
461
00:52:33,440 --> 00:52:35,480
少し この山小屋で
休んでいきましょう
462
00:52:35,480 --> 00:52:39,250
ええ
463
00:52:39,250 --> 00:52:42,420
おじい様は一体どこへ
謎を解くカギを
464
00:52:42,420 --> 00:52:44,450
秘めておかれたのでしょう
465
00:52:44,450 --> 00:52:47,390
これでは まるで雲をつかむような
尋ねものです
466
00:52:47,390 --> 00:52:50,390
しかし まだ諦めるのは
早うございます
467
00:52:50,390 --> 00:52:54,760
でも おじい様が文字を
残しておおきになりそうな場所は
468
00:52:54,760 --> 00:52:56,770
どこにもないではありませんか
469
00:52:56,770 --> 00:52:59,170
途中の岩にも刻まれた跡はなし
470
00:52:59,170 --> 00:53:02,770
いや もう少し先を探せば きっと
471
00:53:02,770 --> 00:53:05,240
又四郎の旦那
472
00:53:05,240 --> 00:53:08,510
ここに何か書いてありますぜ
473
00:53:08,510 --> 00:53:10,610
ここでござんす
474
00:53:15,920 --> 00:53:19,020
おっ まさしく角行上人様の文字
475
00:53:19,020 --> 00:53:22,360
伴内
476
00:53:22,360 --> 00:53:26,030
「唯摩不言 声石之下」
477
00:53:26,030 --> 00:53:29,130
はて 唯摩といえば
478
00:53:29,130 --> 00:53:31,500
確か釈迦の弟子
479
00:53:31,500 --> 00:53:34,900
「不言」は文殊菩薩の質問に
沈黙をもって答えた
480
00:53:34,900 --> 00:53:37,370
故事を指すものと思います
481
00:53:37,370 --> 00:53:41,640
では この「声石之下」とは
何を意味してるのでしょう
482
00:53:41,640 --> 00:53:45,310
声石之下…
483
00:53:45,310 --> 00:53:48,280
声石之下
484
00:53:48,280 --> 00:53:50,650
あ… 分かりました
485
00:53:50,650 --> 00:53:53,190
唯摩の一黙 声 雷の如し
486
00:53:53,190 --> 00:53:56,290
その「声 雷の如し」が
この謎を解くカギです
487
00:53:56,290 --> 00:53:58,630
声 雷の如し?
488
00:53:58,630 --> 00:54:03,500
おっ それは まさしく6合目の
雷岩を指しているに相違ない
489
00:54:03,500 --> 00:54:07,400
雷岩?
胸突坂を登れば雷岩です
490
00:54:07,400 --> 00:54:09,700
道は険しいが参りましょう
491
00:54:38,200 --> 00:54:41,400
この辺が雷岩と
言われている所です
492
00:54:48,710 --> 00:54:50,710
もしかしたら あのほこらの中に
493
00:54:50,710 --> 00:54:52,910
うん 調べてみよう
494
00:55:09,730 --> 00:55:12,830
このような物が
開けてみては?
495
00:55:30,550 --> 00:55:33,960
富士の白玉と
80貫の黄金の代わりに
496
00:55:33,960 --> 00:55:37,190
能面とは どういう意味でしょう
はっ
497
00:55:37,190 --> 00:55:40,030
裏には朱塗りが施してあります
498
00:55:40,030 --> 00:55:44,030
恐らく角行様は
用心に用心を重ねられ
499
00:55:44,030 --> 00:55:46,630
ここに宝の在りかを
刻みつけたうえ
500
00:55:46,630 --> 00:55:50,340
秘密を保持するために
朱塗りを施したものと存じます
501
00:55:50,340 --> 00:55:52,340
では早速
いや
502
00:55:52,340 --> 00:55:55,210
下手にはがすと肝心の文字を
損なっては大変です
503
00:55:55,210 --> 00:55:57,310
急ぎ下山して… あっ
504
00:55:59,380 --> 00:56:02,980
それっ
その面を寄こせ
505
00:56:16,230 --> 00:56:18,230
伴内殿 姫を早く 早く!
506
00:56:18,230 --> 00:56:20,230
よし
507
00:56:27,740 --> 00:56:30,010
面を取れ 追え
508
00:56:30,010 --> 00:56:32,110
逃がすな 追え
509
00:56:37,690 --> 00:56:39,990
姫 早く
510
00:56:42,660 --> 00:56:44,960
姫を追え 逃がすな
511
00:56:49,930 --> 00:56:52,130
姫!
512
00:57:01,010 --> 00:57:03,110
追え 追え!
513
00:57:09,380 --> 00:57:11,780
姫!早く!
514
00:57:16,060 --> 00:57:18,560
姫 早く
515
00:57:25,370 --> 00:57:27,670
姫を逃がすな
516
00:57:30,070 --> 00:57:32,370
姫!姫!
517
00:57:35,710 --> 00:57:37,910
姫!
518
00:57:50,290 --> 00:57:52,490
姫!
519
00:57:57,170 --> 00:57:59,370
姫 早く
520
00:58:09,240 --> 00:58:11,240
追え!
521
00:59:02,560 --> 00:59:06,500
姫!
姫!
522
00:59:06,500 --> 00:59:08,500
伴内
523
00:59:12,540 --> 00:59:14,640
あっ
伴内
524
00:59:17,610 --> 00:59:19,810
ああーっ!
525
00:59:29,320 --> 00:59:31,520
姫!
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