Afrikaans
Akan
Albanian
Amharic
Arabic
Armenian
Azerbaijani
Basque
Belarusian
Bemba
Bengali
Bihari
Bosnian
Breton
Bulgarian
Cambodian
Catalan
Cebuano
Cherokee
Chichewa
Chinese (Simplified)
Corsican
Croatian
Czech
Danish
Dutch
Esperanto
Estonian
Ewe
Faroese
Filipino
Finnish
French
Frisian
Ga
Galician
Georgian
German
Greek
Guarani
Gujarati
Haitian Creole
Hausa
Hawaiian
Hebrew
Hindi
Hmong
Hungarian
Icelandic
Igbo
Indonesian
Interlingua
Irish
Italian
Japanese
Javanese
Kannada
Kazakh
Kinyarwanda
Kirundi
Kongo
Krio (Sierra Leone)
Kurdish
Kurdish (Soranî)
Kyrgyz
Laothian
Latin
Latvian
Lingala
Lithuanian
Lozi
Luganda
Luo
Luxembourgish
Macedonian
Malagasy
Malay
Malayalam
Maltese
Maori
Marathi
Mauritian Creole
Moldavian
Mongolian
Myanmar (Burmese)
Montenegrin
Nepali
Nigerian Pidgin
Northern Sotho
Norwegian
Norwegian (Nynorsk)
Occitan
Oriya
Oromo
Pashto
Persian
Polish
Portuguese (Brazil)
Portuguese (Portugal)
Punjabi
Quechua
Romanian
Romansh
Runyakitara
Russian
Samoan
Scots Gaelic
Serbian
Serbo-Croatian
Sesotho
Setswana
Seychellois Creole
Shona
Sindhi
Sinhalese
Slovak
Slovenian
Somali
Spanish
Spanish (Latin American)
Sundanese
Swahili
Swedish
Tajik
Tamil
Tatar
Telugu
Thai
Tigrinya
Tonga
Tshiluba
Tumbuka
Turkish
Turkmen
Twi
Uighur
Ukrainian
Urdu
Uzbek
Vietnamese
Welsh
Wolof
Xhosa
Yiddish
Yoruba
Zulu
6月1日、アミは18歳になった。
この家とも、今日でお別れです。
アミは今、生まれて初めて自由に歩いてる。
住む家はなくなっちゃったけど、アミはどこにだって行けるんだ。
アミは自分の足で歩くんだ。
こんにちは。
君かわいいね。
ちょっといいアルバイトあるんだけど。
すみません。急いでるんです。ごめんなさい。
話だけど、1分で済むからさ。
ひろし。
昨日の就職説明会どうだった?
まあね。
まさか行ってないの?
ほら、俺やっぱ営業とか向いてないし。
ちゃんと考えてくれてる?将来のこと。
次は行くよ。
ねえ、就職決まったらお父さんに会ってね。
山形か。座をで写真撮ったら綺麗だろうな。
ねえ、ひろし。まさかまだカメラマンになりたいって思ってる?
どこのコンテストも相手にしてくれないってことは、プロにはなれないってことでしょ?
趣味でやるのはかまわないけど、ちゃんと現実見てくれないと。
わかってるよ。
そんなに膨れないで。
後でご飯作ってあげるから。
じゃあね。
すみません。ちょっと道聞きたいんですけど。
私もこの辺あんまり詳しくないんですよ。
ちょっと。
手荒なことはしたくなかったんだけどさ。
どうしても君のこと撮りたくなってさ。
ギャラは弾むから。
普通のAVじゃないからね。
AV知らない?
今だけ珍しいね。
そこがいいんだよな。
きれいな足だね。
いいね。
いいね。
奥行かしつった恥じらいの心。
最近の女子、そういうの忘れちゃってるからね。
あの、カバンをつけますけど。
助けてお願い!
何やってんだ!
車出すから下ろしちゃって。早く逃げましょう。
何なんだあいつら。
ありがとうございました。
いや、その。
はい?
礼はいいからさ。
それ。
いや。
着替え貸すよ。うちすぐそこなんだ。立てる。
ありがとうございます。
ここだよ。
遠慮しないで。入って入って。
お邪魔します。
これにさ、着替えとい…
しかしひでえ奴らだよな。
本当に大丈夫?警察に連絡しなくて。
はい。あの…
俺だったら大丈夫だからさ。
はい。あの…
さっぷう系だろ。なんてたって同じと二人っきりだからさ。
あの…
あ、ごめん。俺、ひろし。
野々村あみです。
もしかして、家で?
家を探してたんです。
でも困ったな。住所書いたメモなくしちゃった。
探すの手伝うよ。俺も。
ありがとうございます。
なんだんだろうね。初めて会った気しないんだよね。
私もです。
そう?なんでだろうな。
なんだか変なんだ俺。あみちゃんのこと可愛くて仕方ないっていうか。
探してるの?
なんて言え。
うちじゃん!
えっと…あの…ご紹介します。野々村あみさんです。
何やってんの、おやじ!
この子は俺の娘だ!
は?
お前の妹だ!
うそ!
変態!
どうして妹とキスするの?
そうだぞ、お前。しょうがないやつだな。
まどかちゃんというものがありながら。
知らなかったんだよ。マジで。
そうなんだ。
ひろしって知らないことでも平気でキスするんだ。
聞いてくれよ。確かにあみのことを可愛いって思ったのは事実だよ。
なんかよくわかんないけど愛情を示したいっていう気持ちが盛り上がってきちゃって。
今考えると妹としてだと思います。
でもキスすることないでしょ。
最初から妹ってわかってたら他の愛情表現したいよ、俺だって。
勘弁してください。
あみはわからなかったのか、ひろしのこと。
なんとなくここの表札見たときそうかな。
じゃあ早く言ってよ、それを。
でもお兄ちゃんならしょうがないかな、なんて。
だよね。
だからダメだって。
ダメよ。
野々村っていうのは別れた女房の旧姓だ。
お前は千歳の子供でな。
だからあみとは腹違いということになる。
あみの母親はゆみっていう女が美人だった。
今のあみにそっくりだ。
あれはもう二十年も前の話だ。
ゆみには家が決めた言い名付けがいたんだから、力づくでかされたんだ。
流行りの言葉で言うと略奪相手ってやつか。
いつの流行りだよ、それ。
最近の映画で言うと卒業みたいだろう。
早く話進めろよ。
ひろしも覚えてるだろう。
ゆみとの暮らしは経ったんだよね。
お前が七歳のときまでだ。
うん、覚えてるよ。
あみのことも覚えててくれた?
妹がいたことはね。
だけどあれからもう十四年だろう。
こんなに可愛くなったらわかんないよ。
やだ。
ゆみと別れた後、真剣な問題でもめてな。
当時の俺は生活力がなかったから。
今もな。
で、あみは野々村家に取られちまった。
でも、あみのことを思い出さない日はなかった。
三年前、ゆみが亡くなったって聞いたとき、
何度もあみを返してくれって頼んだんだが。
それがどうして今になって?
あ、あみ、十八歳になったの。
もう大人だから。
自分のことは自分で決められるから。
どうしてもお父さんとお兄ちゃんに会いたいって言ったの。
そうしたら家を追い出されちゃった。
そんな奴は野々村の人間とは認めないって。
何も心配いらないよ。
今日からここがあみの家だから。
ひろし、お前も目一杯あみを可愛がってやれ。
ただし、チューはやめたからな。
ベロチューはもうしねえって。
あみもお父さんに何でも話してくれ。
離れていた十四年分、たっぷり甘えていいからな。
あ、ごめんなさい。さっきはあみのせいで怒られちゃって。
いや、これも悪かったし。
そっか、あのバカオヤジのやつ。
いつあみが帰ってきてもいいようにこの部屋開けといたんだな。
ねえ、それ何?
カメラ。
最近使ってないんだけど。
さっきの人、お兄ちゃんの彼女?
うん。大沢まどかって言うんだけどさ。
腐れ縁つうか、いつも料理作りに来てくれたりして。
ほら、うち男二人暮らしだろ。
あのオヤジのやつ喜んじゃってさ。
いいな。
あみもすぐできるよ、彼氏なんか。
そうじゃなくて、まどかさんが。
え?
あみ、もう寝るね。なんか今日疲れちゃった。
うん、いろいろあったしね。
おやすみ。
おやすみなさい。
6月2日。
新しい家に来てから、あみは失敗ばかり。
早く上手にご飯作れるようになりたいな。
お兄ちゃん。
うん。
胡椒どこ?
ザナの上。
胡椒、胡椒。
胡椒さん、出ておいて。
大丈夫?
ごめんなさい。あみ失敗ばっかりだ。
しょうがないって。こんなことするの初めてなんだろ。
前のうちお手伝いさんいたし。
ゆっくり覚えたらいいよ。
頑張るね。ちょっとでもお兄ちゃんとお父さんの役に立ちたいもん。
あみ、どうした?
なんか歯みがついた。
ハサミ虫?
違う、もっと大きいの。
ザリガニ?
違うって、もっと強そうで怖いやつ。
お前に食べられちゃうかと思った。
サソリか。そんなにいるわけねえだろ。
とにかく早く取ってお兄ちゃん。
6月9日、あみがこの家に来てもう1週間です。
あみを助けてくれたとき、お兄ちゃん本当にかっこよかったな。
もし本当のお兄ちゃんじゃなければ、キスより先だって。
やだ、取ったの?
早く食べちゃって、お兄ちゃん。
そんなに急がなくても言えるんじゃねえかよ。
ごちそうさま。行こう、お兄ちゃん。
ジェットコースターだって。
ジェットコースター、ジェットコースターでしょ。
あとね、あと、あとね。
まだか。
こんな早くから出かけるんだ。
うん。
あみが遊園地行ったことないって言うからさ。
これ、春巻きと肉じゃが作ってきたよ。
お弁当に持ってけば。
そうだな。
お兄ちゃん、早く行こう。
わりぃ、向こうで何か食べるわ。
早く。
6月10日、きょうはお兄ちゃんが遊園地に連れてってくれた。
2人でお出かけするのはきょうが初めて。
あみはちょっとはしゃぎすぎたかも。
こっち、こっち。
そこくらいが一番いいやつ。
もう一周する?
もう一回。
お兄ちゃん。
今、あみ変な顔してたのに、撮ったでしょ。
そんなことないって。かわいかったよ。
かわいかったって。
ほんと?見せて。
やっぱり変な顔してる。消して。
今すぐ消して。
わかった。消す、消す、消す。
ほんとに消えた?
消えた。
よかった。
わりぃ、ちょっとトイレ。
わかった。行ってらっしゃい。
どうしたの?
一人?
お母さんは?
あみ。
どうしたんだよ。
もう戻ってこないのかと思った。
そんなことないよ。
覚えてる?最後の日のこと。
最後?
親父たちが別れた時か。
子供の頃、いつもお兄ちゃんと一緒だったよね。
それが当たり前で、ずっとそうなんだって。
お兄ちゃんに会えなくなるなんて、夢にも思わなくて。
あみ、俺はもうどこにも行かないよ。
な?
あみ、もう大丈夫だから。
もう一個ソフトクリーム買ってあげようか。
それとも、ラーメン食べに行く?
あみ、元気出して。
あみ、ソフトクリームはもういらない。
あれ?
よし、引っ張れ。
引っ張れ、引っ張れ。
よし、離せ。
おかえり。
ただいま。
あみも食べろよ。腹減ってるだろ。
まどこちゃんの肉じゃら、おいしいぞ。
いらない。
なんだよ、さっきまでご機嫌になったくせに。
ヒルシー、お前、あんまりあみに構うな。
自分が可愛がれって言ったんじゃ。
前言撤回だ。
まどこちゃんが気を悪くするぞ。
何、変な心配してんの。
あみは妹だろ。
お兄ちゃんのバカ。
お、肉じゃが作ってんの。
一口?
あ、熱っ。
あ、うまい。
窓カメよりうまいかも。
私も食べてみる。
熱っ。
おはよう、お父さん。
おはよう。
おはよう。
おはよう。
ん?また肉じゃがか?
ねえ、昨日の写真見せて。
いいよ。
すっごい。綺麗に撮れてるね。
お兄ちゃんさ、他にはどんな写真撮ってるの?
ちょっと待って。
こんなのしかないけど。
へぼだろ、俺。自分でも分かってるんだ。
プロになりたくて何度もコンテスト出したんだけど、
とうとう一度も通らなかった。
窓カにも言われてるんだ。
いい加減夢諦めて、ちゃんと就職しろってね。
あみにはうまいとか下手とかよく分かんないけど、
あ、これなんかいい感じ。あ、これも。
うん、これもなんかいい感じ。あみは好き。
でもな、写真じゃ飯食えないし。
あ、お兄ちゃん、この写真プリントして。
うん。
あみがそばにいてずっと応援する。
お兄ちゃんの夢絶対叶うよ。
妹の写真こんなとこ貼ってさ、俺変態みたいじゃん。
全然おかしくないもん。絶対に剥がしちゃダメだからね。
6月20日。今夜の夕食はすき焼きに決定。
だってお兄ちゃんの大好物だもん。
ねえ、今夜すき焼き。
なんか私嫌われちゃってるみたい。
そう?でもなんで?
やっと会えたお兄ちゃん。私に取られると思ってるんじゃないかな。
馬鹿言うなよ。あみは妹なんだぜ。
でも、私だって不安になっちゃう。
あみがそばにいてずっと応援する。
お兄ちゃんの夢絶対叶うよ。
ごめん。私嫌な女だよね。妹さんにまで嫉妬して。
急にできた妹だからさ。
でも本当それだけだから。
本当になんでもないよね。あみちゃんのこと。
当たり前だろ。
また明日くんね。
あみ、どうした?
お兄ちゃん。
あみは妹なんだ。
俺にはまどかがいる。
俺今日ちょっと遅くなる。
まどかと一緒に会社訪問行くんだ。
俺だってちゃんと考えてるから。将来のこと。
お前が自分で決めたんならそれでいい。頑張れ。
しっかりしてよ。せっかく先輩が人事部長を紹介してくれたんだから。
ここで。
何?
もしよかったら一生この中で働くのかなと思って。
当たり前でしょ。さあ行くよ。
はい、お父さん。
お父さんは後悔してない?
お母さんのこと。
だって結局別れちゃったでしょ。
先のことは誰も分からないさ。
その時好きな人を一生懸命好きでいればいい。
多分お母さんも同じだったと思うよ。
よかったね。面接うまくいったぞ。
まさか人事部長さんがカメラオタクなんてね。
初めてじゃない?ひろしの趣味が役に立ったの。
ねえ。
私の部屋来ない?
もらいもんのワインがあるんだ。ちょっと気早いけど、まいわいしよ。
ごめん。なんか今日疲れちゃって。
じゃあ、ひろし行ってくるからいいよね。
どうだ?帰ってたのか。
で、どうだったんだ?起業法も。
バッチリですよ。
そうか。ひろしも来年からは少年院か。
あ、私やりますから。
いいわよ。もうできるから大丈夫。
でも私の家ですから。
いいってば。今までだって私がやってきたんだもん。
ひろし、ビール出してくれ。
俺も飲むかな。
珍しいな弱いくせに。
なんか飲みたくなっちゃってさ。
私もいただこうかな。
大歓迎。
あみちゃんとまだお酒の相手はできませんもんね。
どうした?
今夜一緒に寝ちゃだめ。
バカ、何言ってんだよ。
何お前、雷怖いの?
しゃーねーな。今日だけだぞ。
あみ、もっと離れなさいって。
なんで?いいじゃない妹なんだもん。
あの女、やっぱり自分の部屋で寝ろ。
あみ。
別にいいでしょ。妹の裸なんか平気でしょ。
あみはずっとお兄ちゃんのことを覚えてたよ。
優しくて温かい相手のこと、忘れたことなかった。
だめだ。
お兄ちゃんが好き。
俺も好きだよ、あみ。
よかった。
でもだめだ、あみ。俺たちは兄弟なんだ。
あみもね、分かってる。
お兄ちゃんとは結婚できないって。
だから今しかないの。
今だけは、あみのこと見てて。
あみ。
感じる?
分かんない。なんだかくすぐったい。
大丈夫?
お兄ちゃん。
お兄ちゃん。
お兄ちゃん起きて。
お兄ちゃん起きて。
朝だよ。
はい、お兄ちゃん枕持ってていいからね。
お兄ちゃん。
あみのあそこ、変じゃなかった?
いきなりなんだよ。
綺麗だったよ。
よかった。
やべえよな。
夢みたいに幸せな気持ち、愛おしくてたまらない思い出。
あみの心のどこかにあったはずの大切なものが、今はどうしても思い出せない。
記憶を失っている。
先生が言うには、命に別状はないようだが。
何があったんだい?
軽い気持ちで言ったんです。
ひろしにあんまり近づかないでほしいって。
あんまりひろしとベタベタしないでほしいの。
どうしてですか?
だって、人が見たら変に思うでしょ。
変?妹がお兄ちゃんと仲良くして何がおかしいの?
子供の時とは違うんだから。
お兄ちゃんにふさわしくないのは、まどかさんの方です。
何ですって?
まどかさんはお兄ちゃんの夢を奪おうとした。
カメラのこと?
ひろしは自分で言ったの。
カメラマンは諦めて、ちゃんと就職するって。
お兄ちゃんは諦めてなんかいない。
本当に好きなら分かるはずです。
ひろしがプロになれるわけないじゃない。
コンテストだって落ちてばっかりだし。
お兄ちゃんの写真は素敵だわ。
まどかさん何にも分かってない。
夢だけじゃ生きていけないの。
私はひろしのことを思って。
好きなら。
好きなら信じてあげればいい。
私はそうする。
立ちなさいよ。
もう話すことなんてない。
まだ話は終わってないの。
何するんですか。
ごめん。
なんでひろしが謝んの?
どうして?
どうして私を見てくれないの?
ごめん。
理屈じゃないんだ。
自分でもどうしようもなくて。
考え直してよ。
私が可哀想すぎるじゃない。
妹に男取られたなんて。
どんな顔して友達に言えばいいの?
ごめん。
俺、あみが好きなんだ。
私を抱いて。
妹となんておかしいよ。
ねぇ。
どうして私何も思い出せないのかな。
思い出しちゃいけないことがあるのかな。
きっといつか全部思い出すよ。
全部思い出して。
それでもいいんなら。
俺、あみのこと話さないよ。
おしまい。ご視聴ありがとうございました。
Can't find what you're looking for?
Get subtitles in any language from opensubtitles.com, and translate them here.