All language subtitles for 大奥(3)三代将軍家光・万里小路有功編 - [1440-FHD@KFMVFR.hevc10_crf 18_p 8][字]

af Afrikaans
ak Akan
sq Albanian
am Amharic
ar Arabic
hy Armenian
az Azerbaijani
eu Basque
be Belarusian
bem Bemba
bn Bengali
bh Bihari
bs Bosnian
br Breton
bg Bulgarian
km Cambodian
ca Catalan
ceb Cebuano
chr Cherokee
ny Chichewa
zh-CN Chinese (Simplified)
zh-TW Chinese (Traditional)
co Corsican
hr Croatian
cs Czech
da Danish
nl Dutch
en English Download
eo Esperanto
et Estonian
ee Ewe
fo Faroese
tl Filipino
fi Finnish
fr French
fy Frisian
gaa Ga
gl Galician
ka Georgian
de German
el Greek
gn Guarani
gu Gujarati
ht Haitian Creole
ha Hausa
haw Hawaiian
iw Hebrew
hi Hindi
hmn Hmong
hu Hungarian
is Icelandic
ig Igbo
id Indonesian
ia Interlingua
ga Irish
it Italian
ja Japanese
jw Javanese
kn Kannada
kk Kazakh
rw Kinyarwanda
rn Kirundi
kg Kongo
ko Korean
kri Krio (Sierra Leone)
ku Kurdish
ckb Kurdish (Soranî)
ky Kyrgyz
lo Laothian
la Latin
lv Latvian
ln Lingala
lt Lithuanian
loz Lozi
lg Luganda
ach Luo
lb Luxembourgish
mk Macedonian
mg Malagasy
ms Malay
ml Malayalam
mt Maltese
mi Maori
mr Marathi
mfe Mauritian Creole
mo Moldavian
mn Mongolian
my Myanmar (Burmese)
sr-ME Montenegrin
ne Nepali
pcm Nigerian Pidgin
nso Northern Sotho
no Norwegian
nn Norwegian (Nynorsk)
oc Occitan
or Oriya
om Oromo
ps Pashto
fa Persian
pl Polish
pt-BR Portuguese (Brazil)
pt Portuguese (Portugal)
pa Punjabi
qu Quechua
ro Romanian
rm Romansh
nyn Runyakitara
ru Russian
sm Samoan
gd Scots Gaelic
sr Serbian
sh Serbo-Croatian
st Sesotho
tn Setswana
crs Seychellois Creole
sn Shona
sd Sindhi
si Sinhalese
sk Slovak
sl Slovenian
so Somali
es Spanish
es-419 Spanish (Latin American)
su Sundanese
sw Swahili
sv Swedish
tg Tajik
ta Tamil
tt Tatar
te Telugu
th Thai
ti Tigrinya
to Tonga
lua Tshiluba
tum Tumbuka
tr Turkish
tk Turkmen
tw Twi
ug Uighur
uk Ukrainian
ur Urdu
uz Uzbek
vi Vietnamese
cy Welsh
wo Wolof
xh Xhosa
yi Yiddish
yo Yoruba
zu Zulu
Would you like to inspect the original subtitles? These are the user uploaded subtitles that are being translated: 1 00:00:02,569 --> 00:00:06,907 (村瀬) こやつは 「お猫様」でございましたか。 2 00:00:06,907 --> 00:00:08,842 (玉栄)お猫様? 3 00:00:08,842 --> 00:00:13,247 上様から賜ったとあらば これはもう ただの猫ではなく➡ 4 00:00:13,247 --> 00:00:17,117 「お猫様」ということになろうかと。 5 00:00:17,117 --> 00:00:22,589 (有功)ふぅん。 お猫様ですか。 6 00:00:22,589 --> 00:00:24,925 お猫様。 7 00:00:24,925 --> 00:00:27,928 ⚟(家光)おい! 入るぞ! 8 00:00:36,937 --> 00:00:42,276 これはまた おかわいらしい鈴でございますね。 9 00:00:42,276 --> 00:00:47,948 (家光)鈴があれば 迷うた時でも 分かりやすかろうと思うてな。 10 00:00:47,948 --> 00:00:50,617 お心遣い ありがとうございます。 11 00:00:50,617 --> 00:00:56,623 大奥は広うございますから 助かります。 12 00:01:04,164 --> 00:01:06,567 どうぞ。 13 00:01:06,567 --> 00:01:09,236 名は 決めたのか。 14 00:01:09,236 --> 00:01:13,573 若紫としましょうかと。 若紫? 15 00:01:13,573 --> 00:01:17,444 源氏物語にちなんでの 若紫にございますか?ええ。 16 00:01:17,444 --> 00:01:20,914 何じゃ よく知られた名なのか。 17 00:01:20,914 --> 00:01:24,585 古の世に編まれた 源氏物語という草子の中に➡ 18 00:01:24,585 --> 00:01:28,455 幼き頃 光源氏の君という 高貴なお方に見初められ➡ 19 00:01:28,455 --> 00:01:32,459 育て上げられ やがて 光君の望むすぐれた女人になる➡ 20 00:01:32,459 --> 00:01:35,596 紫の上となるお方の話がございまして。 21 00:01:35,596 --> 00:01:42,936 ふーん。 何じゃ そなたの望む雌猫にでも 育て上げようとでもいう魂胆か? 22 00:01:42,936 --> 00:01:47,274 若紫のごとく 私に懐いて下さいますようにと。 23 00:01:47,274 --> 00:01:50,177 お気に召しませんか? 24 00:01:50,177 --> 00:01:55,182 そなた 猫のくせに 大層な名をもらいよって。 25 00:01:57,618 --> 00:02:00,887  回想  (家光)今日から お前の名は お万じゃ。 26 00:02:00,887 --> 00:02:04,758  回想 (正勝)あの方は この世にいては ならぬお方にございます。 27 00:02:04,758 --> 00:02:06,760  回想 分かったか! お万! 28 00:02:06,760 --> 00:02:09,062  回想 (正勝)上様とだけ。 29 00:02:11,231 --> 00:02:15,902 では。 戻るとするか 若紫。 30 00:02:15,902 --> 00:02:17,838 (一同)は!? 31 00:02:17,838 --> 00:02:23,577 今日は私のところで過ごさせる。 明日 また返しに来る。 32 00:02:23,577 --> 00:02:28,281 あの。 そうする! よいな! 33 00:02:33,253 --> 00:02:37,924 何や 下されたんやなかったんですか? 34 00:02:37,924 --> 00:02:57,277 ♬~ 35 00:02:57,277 --> 00:03:01,548 (春日局)有功殿に猫を。 上様が? 36 00:03:01,548 --> 00:03:04,451 のみならず 自ら後日お部屋をお訪ねになり➡ 37 00:03:04,451 --> 00:03:10,157 しかも翌日お会いする口実まで…。 村瀬 これはもしや。 38 00:03:13,160 --> 00:03:15,562 ⚟(家光)春日! (春日局)はい! 39 00:03:15,562 --> 00:03:18,265 後で 源氏物語とやらを持ってこい。 40 00:03:33,580 --> 00:03:36,917 仕事の邪魔だ! 小僧! 41 00:03:36,917 --> 00:03:42,255 こっちも仕事や! 今日は ネズミ 勝手に入ったりしてへんやろな! 42 00:03:42,255 --> 00:03:48,128 (角南)何じゃ何じゃ 威勢がいいのう。➡ 43 00:03:48,128 --> 00:03:54,267 何だ 震えておるではないか。 44 00:03:54,267 --> 00:03:58,605 かわいいやつだな。 45 00:03:58,605 --> 00:04:04,211 いっそ わしの部屋子になるか。 46 00:04:04,211 --> 00:04:09,549  回想  おい 主人にもよう言うておけよ。➡ 47 00:04:09,549 --> 00:04:14,421 次はお前がこうなるとな。 48 00:04:14,421 --> 00:04:20,427 (笑い声) 49 00:04:31,238 --> 00:04:35,108 玉栄。 何かあったんか。 50 00:04:35,108 --> 00:04:37,110 いえ。 51 00:04:51,258 --> 00:04:53,260 (春日局)失礼いたします。 52 00:04:54,928 --> 00:04:57,631 面白うございますか? 53 00:05:01,735 --> 00:05:06,540 書をお読みになるのは 大変よろしいことです。 54 00:05:06,540 --> 00:05:12,212 あ~ 若紫様。 55 00:05:12,212 --> 00:05:15,882 さっ さっ ご覧下され。➡ 56 00:05:15,882 --> 00:05:19,753 たんとご用意いたしましたよ。 57 00:05:19,753 --> 00:05:23,557 そなた 猫を相手に何をしておる。 58 00:05:23,557 --> 00:05:27,227 若紫様にも お好みがあるかと。➡ 59 00:05:27,227 --> 00:05:33,900 さっ たんと召し上がれ。 それがお好みか。 60 00:05:33,900 --> 00:05:37,571 猫を相手に7つも餌をでございますか。 61 00:05:37,571 --> 00:05:41,908 そうよ。 春日めは とかくずらりと飯をそろえれば➡ 62 00:05:41,908 --> 00:05:45,779 必ず気に入るものがあると 思うておるのよ。はぁ。 63 00:05:45,779 --> 00:05:48,782 家光公は 食の細いお子であったらしく➡ 64 00:05:48,782 --> 00:05:51,585 乳母であった春日は体を案じ➡ 65 00:05:51,585 --> 00:05:54,254 ずらり飯を取りそろえたらしいぞ。 66 00:05:54,254 --> 00:05:57,924 ひょっとして その飯のごとく 女性をそろえたのが➡ 67 00:05:57,924 --> 00:05:59,860 大奥の起こりにございますか? 68 00:05:59,860 --> 00:06:03,196 公は男色であったからな。 69 00:06:03,196 --> 00:06:07,534 あれもこれもと女子をそろえれば 一つくらい手を出すであろう と。 70 00:06:07,534 --> 00:06:16,543 では 私も七色飯ならぬ 四色飯の一つにございますか。 71 00:06:16,543 --> 00:06:20,213 何も学んでおらぬのよ 春日は。 72 00:06:20,213 --> 00:06:23,884 飯が好きではない子に 飯をやってもしかたない➡ 73 00:06:23,884 --> 00:06:28,555 男が好きな男に 女を取りそろえてもしかたがない。 74 00:06:28,555 --> 00:06:33,894 しかし 上様のお母上とは ご一緒になられたわけにございますよね。 75 00:06:33,894 --> 00:06:37,230 そこは やはり お母上に よほど惹かれるものが➡ 76 00:06:37,230 --> 00:06:39,933 おありになったということですね。 77 00:06:45,572 --> 00:06:47,574 上様? 78 00:06:50,243 --> 00:06:55,582 ま 家の外 よそで食う飯はうまかった。 79 00:06:55,582 --> 00:06:58,885 そういうことだったのではないかの。 80 00:07:02,856 --> 00:07:08,862 何故に あのようなお顔を…。 81 00:07:21,207 --> 00:07:24,110 そなたには よう懐いておるの。 82 00:07:24,110 --> 00:07:28,548 あまり構わずにいると 寄ってくるようにございます。 83 00:07:28,548 --> 00:07:30,483 なるほど。 84 00:07:30,483 --> 00:07:34,421 そなたは そうやって女も懐かせてきたのか。 85 00:07:34,421 --> 00:07:37,223 元は公家であったのであろう。 86 00:07:37,223 --> 00:07:42,095 源氏のように 女相手に駆け引きをし あまたの想い人を作り➡ 87 00:07:42,095 --> 00:07:46,566 そのころは さように暮らしておったのか。 88 00:07:46,566 --> 00:07:49,903 源氏を お読みなのですか? 89 00:07:49,903 --> 00:07:53,239 若紫の名のもとになったと言われたらの。 90 00:07:53,239 --> 00:07:55,909 お気持ち うれしうございます。 91 00:07:55,909 --> 00:08:01,715 話としては面白いが あそこに出てくる女どもが男を求め➡ 92 00:08:01,715 --> 00:08:05,518 許す気持ちは 私は 生涯 持ちえぬ気がする。 93 00:08:05,518 --> 00:08:08,421 許す気持ちをお持ちになれぬ。 94 00:08:08,421 --> 00:08:14,427 は… 私は 人として 何かが欠けておるのかもしれぬ。 95 00:08:17,864 --> 00:08:23,536  回想 3年前 上様は初めての男を お手討ちになさったそうじゃ。 96 00:08:23,536 --> 00:08:35,548 ♬~ 97 00:08:35,548 --> 00:08:39,886 まだ有功様に拾われる前 物乞い暮らしをしてた時に➡ 98 00:08:39,886 --> 00:08:44,557 隆光とかいう坊さんが俺の顔を見て 言いよったんです。 99 00:08:44,557 --> 00:08:51,231 「そなたは将軍の父となる!」と。 100 00:08:51,231 --> 00:08:55,101 なぜ すき好んで そなたのようなガキを 選ばねばならぬのだ。 101 00:08:55,101 --> 00:08:59,105 私かて あんたみたいなクソガキ 好みやないわ。 102 00:08:59,105 --> 00:09:03,176 これ! 上様に何という! ほんまのことやろ! 103 00:09:03,176 --> 00:09:08,515 あんたから上様取ったら 残るんはクソガキだけや! 104 00:09:08,515 --> 00:09:12,852 上様… 上様 私から よく言って聞かせますから! 105 00:09:12,852 --> 00:09:15,522 上様。 106 00:09:15,522 --> 00:09:18,858 (家光)つけあがるなよ。 お万。 107 00:09:18,858 --> 00:09:22,529 わしは誰の子も産まぬ。 108 00:09:22,529 --> 00:09:25,432 もちろん お前の子もな! 109 00:09:25,432 --> 00:09:50,223 ♬~ 110 00:09:50,223 --> 00:09:52,525 来るな。 111 00:09:54,894 --> 00:09:57,797 伝右衛門。 (伝右衛門)はっ。 112 00:09:57,797 --> 00:10:00,233 (鈴の音) 113 00:10:00,233 --> 00:10:02,902 やめよ。 若紫。➡ 114 00:10:02,902 --> 00:10:05,205 このバカ猫! 115 00:10:12,912 --> 00:10:15,615 畜生めが。 116 00:10:19,786 --> 00:10:22,922 私が上様に歌を? 117 00:10:22,922 --> 00:10:29,929 はい。 このところ 源氏の物語などにも 親しまれておられますし。 118 00:10:31,598 --> 00:10:36,936 もう一息 上様をその気にさせて頂きたいのです。 119 00:10:36,936 --> 00:10:44,811 上様は あなた様のことを憎からず お思いになり始めていらっしゃる。 120 00:10:44,811 --> 00:10:49,516 そこで 美しい歌などを。 121 00:10:49,516 --> 00:10:53,520 お公家様であれば お手の物でございましょう? 122 00:10:55,622 --> 00:11:03,897 恐れながら 歌をお送りすることが よき手だてなのか 私には計りかねます。 123 00:11:03,897 --> 00:11:08,568 確かに上様は 源氏をお読みになってはおられますが➡ 124 00:11:08,568 --> 00:11:12,438 恋物語に少女らしく憧れておる➡ 125 00:11:12,438 --> 00:11:16,442 ということではないようにも お見受けします。 126 00:11:21,915 --> 00:11:29,255 斬り殺されたという最初のお方は 一体 どのようなお方なのです? 127 00:11:29,255 --> 00:11:34,260 決して口外いたしませぬゆえ お教え願えぬでしょうか。 128 00:11:39,599 --> 00:11:43,469 どのように出来た傷かは分からずとも➡ 129 00:11:43,469 --> 00:11:48,474 塗る薬があれば 傷は治るものでございましょう。 130 00:11:51,211 --> 00:11:54,147 薬を間違えれば➡ 131 00:11:54,147 --> 00:11:59,619 かえって 傷を悪くすることもございましょう。 132 00:11:59,619 --> 00:12:07,226 上様にとって もっともよく効くお薬は お子でございます。➡ 133 00:12:07,226 --> 00:12:12,899 子を持ち 母になれば さような昔のこと どうでもよくなります。 134 00:12:12,899 --> 00:12:19,772 しかし お子を持つことそのものを 望んでいらっしゃらぬような。 135 00:12:19,772 --> 00:12:25,245 いいえ 女とはそういうものです。 136 00:12:25,245 --> 00:12:30,116 そのようにできているのです。 137 00:12:30,116 --> 00:12:35,822 女でもないあなた様には お分かりにならぬでしょうが。 138 00:12:41,594 --> 00:12:46,299 若紫 どこや。 139 00:12:48,468 --> 00:12:51,270 若紫。 (鈴の音) 140 00:12:51,270 --> 00:12:54,607 (鳴き声) いた。 141 00:12:54,607 --> 00:12:57,610 若紫。 (鳴き声) 142 00:13:02,215 --> 00:13:06,085 ⚟(角南)このままでは まずいのではないか?➡ 143 00:13:06,085 --> 00:13:12,225 猫を肴に 上様は あやつの部屋に 入り浸りというではないか。 144 00:13:12,225 --> 00:13:15,895 (和田) あやつが上様を男好きにしてくれれば➡ 145 00:13:15,895 --> 00:13:19,766 そのうち 我らにも 出番が回ってくるかもしれぬしなぁ。 146 00:13:19,766 --> 00:13:22,568 何をのんきなことを!➡ 147 00:13:22,568 --> 00:13:25,905 このままでは 我らに先はない。➡ 148 00:13:25,905 --> 00:13:28,808 あの男をなんとかせねば。 149 00:13:28,808 --> 00:13:31,244 ⚟(勝田)とは言っても いかがするのじゃ。 150 00:13:31,244 --> 00:13:36,115 ⚟(角南)まず けがをするようにたばかり そのあと 寝込みを襲って➡ 151 00:13:36,115 --> 00:13:41,587 首を折ってしまうのはどうじゃ。 152 00:13:41,587 --> 00:13:47,260 ああ。 誰かほかにおらぬのか。 153 00:13:47,260 --> 00:14:03,209 ♬~ 154 00:14:03,209 --> 00:14:07,213 堪忍な 若紫。 155 00:14:14,554 --> 00:14:18,224 おかえり。 156 00:14:18,224 --> 00:14:20,526 若紫は? 157 00:14:23,563 --> 00:14:26,232 見つかりませんでした。 158 00:14:26,232 --> 00:14:29,135 上様とこに戻ったんとちゃうか? 159 00:14:29,135 --> 00:14:34,907 そやったらええんですけど。 明日また探してみます。 160 00:14:34,907 --> 00:14:40,780 玉栄 また けがしたんか? 161 00:14:40,780 --> 00:14:47,086 あぁ… ちょっと あっちこっち探した時に 擦りむいたんです。 162 00:14:50,256 --> 00:14:56,129 玉栄 こないだから 何や私に隠してることはないか? 163 00:14:56,129 --> 00:14:59,599 ございませんよ。 何言うたはるんですか。 164 00:14:59,599 --> 00:15:02,301 ほな おやすみやす。 165 00:15:16,883 --> 00:15:20,553 では 若紫は そちらにも来ておらぬのか。 166 00:15:20,553 --> 00:15:23,456 上様のところにも戻っておりませんか? 167 00:15:23,456 --> 00:15:25,892 庭で遊んでおるのかの。 168 00:15:25,892 --> 00:15:29,562 念のためと 玉栄が もう一度探しに出ておるのですが。 169 00:15:29,562 --> 00:15:33,232 ⚟(玉栄)上様! 有功様! 170 00:15:33,232 --> 00:15:39,238 若紫が… お猫様が! 171 00:15:42,909 --> 00:15:44,911 こちらです。 172 00:15:47,580 --> 00:15:50,283 若紫。 173 00:15:57,256 --> 00:15:59,592 見つけたのは そなたか。 174 00:15:59,592 --> 00:16:02,862 (玉栄)はい。 ゆうべから お姿が見えず。➡ 175 00:16:02,862 --> 00:16:06,199 今朝方 もう一度見て回りましたところ。 176 00:16:06,199 --> 00:16:11,504 これは刀傷。 (正勝)しかり。 何者かが斬りつけたようだな。 177 00:16:21,747 --> 00:16:25,551 これは いかなることじゃ 重郷。 178 00:16:25,551 --> 00:16:27,887 何も存じませぬ。 179 00:16:27,887 --> 00:16:33,559 しかし 現に そなたの部屋の前で かようなことになっておるではないか。 180 00:16:33,559 --> 00:16:39,232 天命に誓い それがしは何も存じ上げませぬ! 181 00:16:39,232 --> 00:16:42,902 こやつの刀を調べれば よいのではないか?➡ 182 00:16:42,902 --> 00:16:46,239 伝右衛門! (伝右衛門)はっ。 183 00:16:46,239 --> 00:16:50,943 (角南) そうじゃ! どうぞそうして下され! 184 00:16:56,883 --> 00:16:59,252 (伝右衛門)血曇りがございますな。 185 00:16:59,252 --> 00:17:02,521 そんなバカな。 バカな! 186 00:17:02,521 --> 00:17:07,393 それがしではござりませぬ! それが証し… 証しに!➡ 187 00:17:07,393 --> 00:17:10,396 そうじゃ! それがしがあやめたなら➡ 188 00:17:10,396 --> 00:17:13,866 調べてほしいなどと言えるはずが ござりませぬ! 189 00:17:13,866 --> 00:17:19,539 誰かが それがしをおとしめたのでは ございませぬか! 190 00:17:19,539 --> 00:17:22,441 上様! 上様! おやめ下さいませ! 191 00:17:22,441 --> 00:17:26,412 (家光)のけい。 お万。 のけと言うておる! 192 00:17:26,412 --> 00:17:29,215 そなたも共に たたき斬られたいか! 193 00:17:29,215 --> 00:17:32,885 恐れながら この者を斬っても若紫は戻りませぬ! 194 00:17:32,885 --> 00:17:36,222 しかも人を斬れば 人を斬った痛みが➡ 195 00:17:36,222 --> 00:17:40,560 その御身の内に 残るだけでございましょう! 196 00:17:40,560 --> 00:17:44,430 お前などに何が分かる。 197 00:17:44,430 --> 00:17:49,569 どうか お納め下さいませ。 198 00:17:49,569 --> 00:17:53,439 のけ お万! 199 00:17:53,439 --> 00:17:55,908 のけ! 200 00:17:55,908 --> 00:17:59,579 はなせ! 正勝! はなせー! 201 00:17:59,579 --> 00:18:04,417 上様。 そのような者を斬っても 刀の穢れとなるだけ。 202 00:18:04,417 --> 00:18:08,187 自らお手討ちになさることも ございますまい。(家光)はなせ! 203 00:18:08,187 --> 00:18:14,860 (正勝)上様! さっ 上様! はなせ! はなせ! 204 00:18:14,860 --> 00:18:18,197 (正勝)上様! (家光)はなせ! やめろ! 205 00:18:18,197 --> 00:18:21,100 (正勝)上様! (家光)はなせ! 206 00:18:21,100 --> 00:18:25,538 重郷。 分かっておろうな。 207 00:18:25,538 --> 00:18:30,843 それがしは。 分かっておろうな! 208 00:18:32,411 --> 00:18:37,550 違う! 違う! 俺ではない! 俺はやってない! 春日様!➡ 209 00:18:37,550 --> 00:18:43,422 ご指南役! 話を聞いて下さい! 俺はやってない…!➡ 210 00:18:43,422 --> 00:18:48,894 俺はやってないんだ! はなせ!➡ 211 00:18:48,894 --> 00:18:53,199 ご指南役! ご指南役! 話を聞いてくれ! 212 00:19:05,177 --> 00:19:10,516 (玉栄)有功様 私らも戻りましょか。 213 00:19:10,516 --> 00:19:17,857 あの 若紫は どこに埋められるのだ? 214 00:19:17,857 --> 00:19:20,526 お目の穢れとならぬところに。 215 00:19:20,526 --> 00:19:24,864 では 私が弔ってもよいか? 216 00:19:24,864 --> 00:19:27,533 いや しかし。 217 00:19:27,533 --> 00:19:33,205 私が勝手にやったということで 構わぬから。 218 00:19:33,205 --> 00:19:49,755 ♬~ 219 00:19:49,755 --> 00:19:56,896 痛かったやろな。 若紫。 220 00:19:56,896 --> 00:20:41,941 ♬~ 221 00:20:41,941 --> 00:20:47,279  回想 人を斬った痛みが その御身の内に 残るだけでございましょう! 222 00:20:47,279 --> 00:20:55,621 ♬~ 223 00:20:55,621 --> 00:20:58,924 伝右衛門。 ⚟(村瀬)上様。 224 00:21:05,898 --> 00:21:09,201 では 私はこれで。 225 00:21:11,570 --> 00:21:16,575 上様 こちらへ。 226 00:21:30,589 --> 00:21:32,892 何じゃ いきなり。 227 00:21:36,262 --> 00:21:41,133 今から若紫を弔ってやろうと思います。 228 00:21:41,133 --> 00:21:43,135 弔い? 229 00:21:44,937 --> 00:21:49,809 上様もどうぞ 共に手を合わせてやって下さいませ。 230 00:21:49,809 --> 00:21:52,611 手など合わせて何になる。 231 00:21:52,611 --> 00:21:55,915 若紫が生き返るわけでもあるまいに。 232 00:22:00,219 --> 00:22:04,557 上様。 弔いというのは➡ 233 00:22:04,557 --> 00:22:11,263 残された者が心を鎮めるためにあるのだと 私は思っております。 234 00:22:19,572 --> 00:22:25,244 お経を唱えるうちに 心を落ち着け➡ 235 00:22:25,244 --> 00:22:30,115 また思い出し心騒げば また唱え…。 236 00:22:30,115 --> 00:22:33,919 そうしているうちに 心がおさまっていく。 237 00:22:33,919 --> 00:22:35,854 きれい事じゃ! 238 00:22:35,854 --> 00:22:40,593 経で救われるなど 幸せなもののざれ言よ。 239 00:22:40,593 --> 00:22:44,263 心落ち着く間もなく つらいことばかり起こる者は➡ 240 00:22:44,263 --> 00:22:46,932 どうすればよいのだ! 241 00:22:46,932 --> 00:22:50,803 めそめそと経など唱えている暇があったら 仇をとった方がよい。 242 00:22:50,803 --> 00:22:55,274 その方が よほど心が晴れる! 243 00:22:55,274 --> 00:22:59,144 ああ そうじゃ! 心晴れぬのは そなたのせいじゃ。 244 00:22:59,144 --> 00:23:03,549 やはり あの時 重郷を たたっ斬ってやればよかったのじゃ! 245 00:23:03,549 --> 00:23:08,420 では 仇がおらぬ場合はどうしますか? 246 00:23:08,420 --> 00:23:12,558 その時は。 その時は。 247 00:23:12,558 --> 00:23:15,895 手近な者を斬ればよいではないか。 248 00:23:15,895 --> 00:23:19,231 生きるに値せぬものなど いくらでもおる。 249 00:23:19,231 --> 00:23:22,134 生きるに値せぬものとは。 生きておっても死んでおっても➡ 250 00:23:22,134 --> 00:23:24,903 どうでもよい者など いくらでもおるであろう。 251 00:23:24,903 --> 00:23:27,907 物乞いや盗賊 女郎。 252 00:23:33,912 --> 00:23:38,584 もしや 上様は そのような鬱憤を 民草にぶつけてはおりませぬか。 253 00:23:38,584 --> 00:23:43,589 例えば 若い娘の髪を切るなどして。 254 00:23:46,458 --> 00:23:48,594 は…。 255 00:23:48,594 --> 00:23:51,263 別に髪くらいよいではないか。 256 00:23:51,263 --> 00:23:55,968 私なぞ 髪を伸ばすことすら 許されんのだぞ。 257 00:23:57,603 --> 00:24:03,409 お城に上る折に 髪を切られたという娘に会いました。 258 00:24:03,409 --> 00:24:08,881 まだ幼い 上様より幼い子にございました。 259 00:24:08,881 --> 00:24:14,219 しかも 兄を赤面疱瘡で亡くし 弔いも受けられず➡ 260 00:24:14,219 --> 00:24:17,556 何故に我が身ばかりが このような目に遭うのかと➡ 261 00:24:17,556 --> 00:24:21,226 叫びだしたかったことでしょう! 262 00:24:21,226 --> 00:24:23,562 それでも ただひたすらに耐え➡ 263 00:24:23,562 --> 00:24:26,899 兄のために お経を唱え 成仏を願っておりました! 264 00:24:26,899 --> 00:24:32,237 けれど その者には父も母もおったのであろうが! 265 00:24:32,237 --> 00:24:36,575 私には父はおらぬ おったらしいが会ったこともない! 266 00:24:36,575 --> 00:24:40,245 上様となるべく母も取り上げられた! 267 00:24:40,245 --> 00:24:43,148 わけも分からず 髪を切られ 名を取り上げられ➡ 268 00:24:43,148 --> 00:24:49,254 女のなりも取り上げられ にもかかわらず 女の腹だけは貸せという。 269 00:24:49,254 --> 00:24:53,592 腹の内では わしをバカにしておる者たちに襲われ➡ 270 00:24:53,592 --> 00:24:56,261 子をなせという。 271 00:24:56,261 --> 00:25:00,532 徳川のために 太平の世のために! 272 00:25:00,532 --> 00:25:04,203 私は世のために 何もかも ささげておるのじゃ! 273 00:25:04,203 --> 00:25:06,138 髪くらい切って何が悪い! 274 00:25:06,138 --> 00:25:08,540 甘えてるんやない! 275 00:25:08,540 --> 00:25:14,413 人はみんな どうにもならん運命を 受け入れながら生きてるんや。 276 00:25:14,413 --> 00:25:16,415 あなただけやない! 277 00:25:16,415 --> 00:25:20,886 私かてそうや! 何も好きでこんなとこ来たんやない! 278 00:25:20,886 --> 00:25:23,222 自分だけが つらい思いをしてるとお思いやったら➡ 279 00:25:23,222 --> 00:25:25,557 それは大間違いや! 280 00:25:25,557 --> 00:25:31,864 それで… お心は晴れますか? 281 00:25:35,234 --> 00:25:37,236 晴れますか! 282 00:25:40,906 --> 00:25:43,208 沙汰を待て。 283 00:25:46,779 --> 00:25:49,581 部屋にて沙汰を待て。 284 00:25:49,581 --> 00:25:52,918 わしに差し出口をききおって。 285 00:25:52,918 --> 00:25:55,821 楽しみにしておるがよい! 286 00:25:55,821 --> 00:26:07,533 ♬~ 287 00:26:10,869 --> 00:26:14,206 有功殿を里へ返す。 288 00:26:14,206 --> 00:26:17,876 したり顔で わしに説教をたれおった。 289 00:26:17,876 --> 00:26:21,213 いいかげん 目障りじゃ。 290 00:26:21,213 --> 00:26:24,883 しかし 返すと申しましても…。 291 00:26:24,883 --> 00:26:27,586 返せと言うておる! 292 00:26:31,757 --> 00:26:37,229 では 致し方ございませぬ。 斬りましょう。 293 00:26:37,229 --> 00:26:40,566 それは。 (春日局)追い返すのであれば➡ 294 00:26:40,566 --> 00:26:43,235 どうせ もう会うこともございません。 295 00:26:43,235 --> 00:26:48,240 生きようが 死のうが 同じことではございませぬか? 296 00:26:50,576 --> 00:26:57,583 そうじゃな。 では さようにせよ。 297 00:27:00,185 --> 00:27:04,523 さようにせよ! 298 00:27:04,523 --> 00:27:09,528 あー もうくさくさしたことばかりで つまらんのぅ。 299 00:27:15,868 --> 00:27:18,537 上様 これは。 300 00:27:18,537 --> 00:27:25,210 白々しいのぅ。 どうせ知っておったくせに。 301 00:27:25,210 --> 00:27:30,215 わしの髪は 誰かに切られてしもうたからのぅ。 302 00:27:32,885 --> 00:27:37,589 のうのうと髪を伸ばしておる娘が 我慢ならんのじゃ。 303 00:27:43,896 --> 00:27:53,238 そうじゃ 今宵 男たちを集め これをつけさせよ。 304 00:27:53,238 --> 00:27:56,141 (春日局) 男たちに これをでございますか? 305 00:27:56,141 --> 00:27:58,911 女のなりをし 女のように振る舞わせよ。 306 00:27:58,911 --> 00:28:04,182 そうじゃ 一番うまくやった輩には 褒美を遣わす。 307 00:28:04,182 --> 00:28:06,885 わしをな! 308 00:28:08,520 --> 00:28:11,857 そいつと子をなしてやる。 309 00:28:11,857 --> 00:28:15,727 男のなりをしたわしと 女のなりをしたそやつと! 310 00:28:15,727 --> 00:28:20,532 さぞ似合いの夫婦になろうぞ! 311 00:28:20,532 --> 00:28:28,207 どうじゃ 春日。 うれしかろう? 312 00:28:28,207 --> 00:28:31,877 沙汰を待てって… 何でそんな。 313 00:28:31,877 --> 00:28:37,749 あれは説教のていをした 八つ当たりや。 314 00:28:37,749 --> 00:28:44,456 お手討ちになっても致し方ないわ。 315 00:28:46,225 --> 00:28:52,230 そんな。 こんなんやったら…。 316 00:28:56,235 --> 00:29:03,242 やっぱり 角南殿を陥れたんは お前か。 317 00:29:12,718 --> 00:29:17,856 あいつら どうやって有功様を潰すかって ひどい話をしてて…。 318 00:29:17,856 --> 00:29:21,526 責めてるんやない。 319 00:29:21,526 --> 00:29:27,532 私も半ば 分かりながらも 黙ってたんや。 320 00:29:29,868 --> 00:29:40,212 若紫を殺したんは お前かもしれへんけど 角南殿を殺したんは私や。 321 00:29:40,212 --> 00:29:43,915 ちゃいます! それは ちゃ…。 322 00:29:49,221 --> 00:29:58,530 ここは 修羅道やな 玉栄。 323 00:30:00,565 --> 00:30:10,575 因果が巡り 絡まり いけにえばかりが増えていく。 324 00:30:18,583 --> 00:30:24,289 ⚟(正勝) 有功殿。 よろしうございますかな。 325 00:30:31,163 --> 00:30:34,866 お分かりにございますな。 326 00:30:37,269 --> 00:30:44,943 はい。 しかし どうか 部屋子の命は お助け下さいませ。 327 00:30:44,943 --> 00:30:48,613 分かり申した。 328 00:30:48,613 --> 00:30:52,951 最後に一つ 話がございましてな。 329 00:30:52,951 --> 00:30:55,620 お話? 330 00:30:55,620 --> 00:31:02,894 春日様より 冥土の土産に 上様のまことを話してやるがよい と。 331 00:31:02,894 --> 00:31:06,765 上様のまこと…。 332 00:31:06,765 --> 00:31:15,474 上様が 先の家光公が よそでお作りになったお子であることは。 333 00:31:15,474 --> 00:31:20,245 はい。 以前 お伝え頂きました。 334 00:31:20,245 --> 00:31:25,584 ですが それは情を交わすというには➡ 335 00:31:25,584 --> 00:31:30,455 あまりにも かけ離れたものにございまして。 336 00:31:30,455 --> 00:31:34,593 ご趣味の つじ斬りをなさった 高ぶりのついでに➡ 337 00:31:34,593 --> 00:31:42,267 けだもののように 近場にいた女子を手込めにされたのです。 338 00:31:42,267 --> 00:31:44,603  回想 私には父はおらぬ➡ 339 00:31:44,603 --> 00:31:47,506 おったらしいが会ったこともない! 340 00:31:47,506 --> 00:31:51,943 (正勝) 誰とも知らぬ男に襲われて出来た子…。 341 00:31:51,943 --> 00:31:56,815 女子も 初めは気鬱になっておったようですが➡ 342 00:31:56,815 --> 00:32:00,218 生まれた子に罪はない。 343 00:32:00,218 --> 00:32:05,090 むしろ 子を育むことで 生きる力を取り戻したようで➡ 344 00:32:05,090 --> 00:32:10,395 貧しいながらも 親子仲よう暮らしておりました。 345 00:32:13,231 --> 00:32:18,236 ですが 先の家光公が亡くなられ…。 346 00:32:20,572 --> 00:32:24,910 いやじゃ。 かか様! 347 00:32:24,910 --> 00:32:27,245 かか様! 千恵~! 348 00:32:27,245 --> 00:32:30,949 いやじゃあ! かか様! 349 00:32:34,119 --> 00:32:40,592 ええ子じゃ。 そのきかん気! お父上にそっくりじゃ。➡ 350 00:32:40,592 --> 00:32:45,263 あなたのお父上は 将軍様だったのでございますよ。 351 00:32:45,263 --> 00:32:48,600 この世で一番偉いお方です。➡ 352 00:32:48,600 --> 00:32:53,939 そして今日からは あなたが上様です。 353 00:32:53,939 --> 00:32:56,842 私は千恵じゃ。 (春日局)いいえ➡ 354 00:32:56,842 --> 00:33:00,545 今日からは 上様です。 355 00:33:00,545 --> 00:33:03,215 上様。 356 00:33:03,215 --> 00:33:07,085 (正勝)まだ10やそこらの子どもです。 357 00:33:07,085 --> 00:33:13,558 数年は春日様のもと おびえるように 暮らしておられましたが…➡ 358 00:33:13,558 --> 00:33:21,900 やがて 物が分かるようになり ここを逃げだそうとされまして。➡ 359 00:33:21,900 --> 00:33:26,204 大奥の外へ行ってしまわれ…。 360 00:33:28,773 --> 00:33:34,779 すまぬ。 ん? お前は どこの小姓だ? 361 00:33:37,249 --> 00:33:40,552 (正勝)事情をまったく知らぬ者に。 362 00:33:42,120 --> 00:33:44,923 ハハ… ハハハ…。 363 00:33:44,923 --> 00:33:48,226 来るな 来るな! 364 00:33:55,567 --> 00:34:00,205 この者は 上様の体に傷をつけた! 365 00:34:00,205 --> 00:34:03,508 殺されて当然であろう! 366 00:34:05,076 --> 00:34:07,779 当然であろう! 367 00:34:11,550 --> 00:34:21,893 (正勝)それから 上様は居丈高になり 人を傷つけるようになられました。➡ 368 00:34:21,893 --> 00:34:26,564 ふとすれば 狂うてしまいそうになるお心を➡ 369 00:34:26,564 --> 00:34:29,568 守っておられたのかと。 370 00:34:44,115 --> 00:34:51,823 仏弟子なんて よう言うたもんや。 371 00:34:54,259 --> 00:34:58,597 一番身近におられる…➡ 372 00:34:58,597 --> 00:35:05,870 一番身近におられる方の悲しみにすら 気付かんと。 373 00:35:05,870 --> 00:35:09,574 とんだお笑いぐさや。 374 00:35:15,880 --> 00:35:18,183 (正勝)では。 375 00:35:28,460 --> 00:35:32,230 (正勝)あ 肝心なことを。 376 00:35:32,230 --> 00:35:37,569 いかがなさるか お沙汰は己でお決めになって下さい と➡ 377 00:35:37,569 --> 00:35:40,271 春日様からです。 378 00:35:49,180 --> 00:35:51,116 ハハハハハハッ! 379 00:35:51,116 --> 00:35:58,590 何じゃ その頭も。 情けないのう。 ハハハッ…!➡ 380 00:35:58,590 --> 00:36:01,493 ほれほれ。 足が開いておるぞ! 381 00:36:01,493 --> 00:36:06,865 女子はこう 女子はこうじゃ!➡ 382 00:36:06,865 --> 00:36:11,202 何じゃ できぬのか! 383 00:36:11,202 --> 00:36:15,073 邪魔なものを取ってやろうか!? 384 00:36:15,073 --> 00:36:21,780 ハハハハハハッ…! 385 00:36:23,782 --> 00:36:27,218 ハハハハハハッ…! 386 00:36:27,218 --> 00:36:29,154  回想 上様! 上様! 387 00:36:29,154 --> 00:36:31,456 ハハハッ…! 388 00:36:34,092 --> 00:36:36,895  回想 自分だけが つらい思いをしてると お思いやったら➡ 389 00:36:36,895 --> 00:36:39,798 それは大間違いや! 390 00:36:39,798 --> 00:36:45,570 ハハハハハ…。 391 00:36:45,570 --> 00:36:47,572 上様? 392 00:36:50,442 --> 00:36:53,445 おかしうて。 393 00:36:53,445 --> 00:37:01,519 人というのは なんと まぁ 愚かで滑稽な生き物よ。 394 00:37:01,519 --> 00:37:07,826 ハハハ… ハハハハハ…。 395 00:37:24,742 --> 00:37:30,048 上様 お万でございます。 396 00:37:40,892 --> 00:37:44,562 下がれ。 397 00:37:44,562 --> 00:37:48,900 下がれ。 下がれ! お万。 398 00:37:48,900 --> 00:37:50,835 下がれと言うておる! 399 00:37:50,835 --> 00:37:54,139 わしの言うことが聞けぬのか! お万! 400 00:37:58,910 --> 00:38:06,518 はい。 万は上様に お伝えしたいことがございますゆえ➡ 401 00:38:06,518 --> 00:38:09,220 聞けませぬ。 402 00:38:22,867 --> 00:38:25,170 どうぞ。 403 00:38:39,884 --> 00:38:45,890 いかがですか。 私の女のなりは。 404 00:38:48,226 --> 00:38:53,565 に… 似合わぬ…。 405 00:38:53,565 --> 00:39:01,873 そうですか。 実は私も そう思うておりまして。 406 00:39:24,195 --> 00:39:36,908 ほら 上様の方が よほどお似合いにございます。 407 00:39:42,547 --> 00:39:45,550 千恵様。 408 00:39:51,556 --> 00:40:36,934 (泣き声) 409 00:40:36,934 --> 00:40:49,247 「凍え雛 一羽身を寄せ 坊主雛 千の恵や 功有らんと願ふ」。 410 00:40:52,950 --> 00:41:02,961 (吉宗)それは 二羽の傷つき凍えた雛が 互いに身を寄せ合うがごとき恋の始まり。 411 00:41:05,229 --> 00:41:12,904 (村瀬)なんとも 悲しく美しい お二人でございました。 412 00:41:12,904 --> 00:41:19,777 しかしまぁ そなた これでは記録ではなく読み物ではないか。 413 00:41:19,777 --> 00:41:22,580 褒めておらぬ。 414 00:41:22,580 --> 00:41:28,252 で このお二人の子が 四代家綱公か? 415 00:41:28,252 --> 00:41:33,925 まぁ お進み下さいませ。 416 00:41:33,925 --> 00:41:40,631 私は 歴代の色恋のあれやこれやを 知りたいわけではないのだがの。 417 00:41:55,213 --> 00:41:58,950 だんだんと私にも分かってきたのじゃ。 418 00:41:58,950 --> 00:42:04,555 そなたが どのような考えを好み 好まぬのか。 419 00:42:04,555 --> 00:42:10,261 さようなところは やはり改めたいと思うのじゃ。 420 00:42:15,566 --> 00:42:20,271 何で こんなにかいらしんやー! 421 00:42:24,242 --> 00:42:30,114 好きですよ。 上様。 422 00:42:30,114 --> 00:42:34,585 上様が どこで何を言われようと➡ 423 00:42:34,585 --> 00:42:37,889 何をなされようとも。 424 00:42:39,924 --> 00:42:43,594 のう 有功➡ 425 00:42:43,594 --> 00:42:49,934 私は今までずっと 春日を恨んできたのじゃ。 426 00:42:49,934 --> 00:42:56,808 でも 今となっては 礼を言いたくなる。 427 00:42:56,808 --> 00:43:04,115 春日がいなければ 有功には出会うことはなかった。 428 00:43:07,885 --> 00:43:10,888 私もにございます。 429 00:43:18,896 --> 00:43:28,906 ♬~ 430 00:43:28,906 --> 00:43:31,809 失礼いたします。 431 00:43:31,809 --> 00:43:36,514 (春日局)ああ わざわざすまぬな 有功殿。 432 00:43:40,918 --> 00:43:44,622 折り入って 私にお話とは? 433 00:43:48,793 --> 00:43:56,801 お万の方様 この月をもって 上様のおしとねよりお下がり頂きたい。 434 00:44:00,872 --> 00:44:03,574 え? 435 00:44:05,743 --> 00:44:09,213 死ね! 母上! 436 00:44:09,213 --> 00:44:11,148 運が尽きたんです。 437 00:44:11,148 --> 00:44:15,086 この夜で一番美しく 尊いお方にお仕えしている。 438 00:44:15,086 --> 00:44:17,788 そう心して励むことだ。 439 00:44:19,557 --> 00:44:21,492 わしは父の名代➡ 440 00:44:21,492 --> 00:44:24,195 将軍という名の人柱である。 39881

Can't find what you're looking for?
Get subtitles in any language from opensubtitles.com, and translate them here.