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熱帯夜 鶴田かな

あ、かなちゃん。水飲んでたの?暑いもんね。

みんなまだ寝てる?

うん。

この家、ほんとくさ暑いよね。

親父のエアコン嫌いにも困ったもんだよな。

そうですね。

俺、寝るわ。

私も...

おやすみなさい。

おやすみ。

あのー、お兄さん。

申し訳ないんですけど、

あっち向いててもらってもいいんですか?

ああ、そうだね。

ああ、どうも、はい。

先日はありがとうございます。

ああ、そうですか。

やっぱ難しいですよね。

分かりました。また機会があったら声かけてください。

はい、お願いします。失礼します。

お仕事の電話ですか?

いや、まぁ、はとたぶだった。

そんな風ざ、うかるものもうかりませんよ。

そうかな?

いただきます。

しかし、家族で一緒に食べる食事はおいしいな。

そうですね。

幸せだよ。

ところで、かなさん、竹尾は今日遅いのかね?

明日からの出張の前に、いろいろ準備があるそうで。

そういえば、ここのところ、忙しいみたいだな。

海外出張も続いてるじゃないか。

会社からしたら、期待のほうっていうところだよな。

竹尾の隊長はどうなの?大丈夫?

竹尾さん、今、仕事が楽しいみたいで、いつも張り切って出かけていくんですよ。

そうなの?

あの子は、昔から体が強かったからね。

ところで、三尾、お前はどうなんだ?

お、俺?

まだ見つかんないけど、あとね、2、3車当たりつけてるところあるからさ、どっかしらか引っかかると思うんだよね。

そういって、もう1年もぶらぶらしてるじゃないか。

お前みたいなものは、もう選ばなきゃ仕事なんてあるんだよ。

町工場でも、工事現場でもよ。

なんだって、平気だよ。すぐ3日か、お前安心してて。

いつもそうやってヘラヘラしやがってて、もう困ったもんだよ。

香菜さん、なんかほら、三尾に言ってあげてよ。

私ですか?

そうだよ、頼むよもう。いつもこうやって親の言うこと聞かないんだから。

多分、お兄さんはいつもヘラヘラしてて、それが癖になっちゃってて、

その点がマイナスになっちゃってて、面接で落ちちゃうのかな、なんて思ったりしますけど。

そうだよな、香菜さんの言うとおりだよ。

なんだよ、もう2つ思ってみんなが言ってあげてんのにな。

困った息子だよ、本当に。

香菜さん、気にしなくていいからな。

お母さん、行ってこようよ。

行きましょうね。

お帰り。

香菜さん、明日早く出かけたのかい?

日が出る前に出かけました。

そう、大変だね。

私たちこれからね、録音機に行ってくるから、

その後ね、おいしいもんでも食べてこようかなと思ったんだよ、お父さんと。

それで、ちょっといっぱいやってくるから、帰り遅くなるかもしれないね。

いいですね、ゆっくり楽しんできてください。

頼むよ。

母さん、母さん。

俺のスーツないんだけどさ。

あ、あんたのスーツ、竹尾は着てったよ。

竹尾のクリーニングは間に合わなくてね。

ふざけんなよ、近いうち面接あんのさ。

いいじゃないか、兄弟でかしこりするぐらい。

竹尾のスーツは明日戻ってくるから、それ着ればいいよ。

じゃあ、私行ってきますね。

あとよろしくお願いね。

じゃあ、母さん行こう。

行ってらっしゃいませ。

お兄さん。

やめてください。

俺のスーツみたいにさ、

兄弟感でのかしこりしてもいいんだろう。

あんたをさ。

大きな声出すな。

痛い。

ああ、そうかよ。

そうかよ。嫌なのかよ。

俺、竹尾の兄貴だぞ。

そんな態度でいいのかよ。

あんたまでそんな目で見るのか。

俺はどうせ出来損ないだよ。

俺なんかもう人生終わってんのだろよ。

そんなことないよ。

うるせえ。うるせえ。

俺がこの辺で何かやらかしてよ。

例えば事件とかさ、そしたらよ。

あんたも含めて、この家にはみんな住めなくなるんだよ。

いい?

俺の言うこと聞いてくれるやさ。

手荒々真似はしないし。

一回だけだよ。

竹尾、出張中で、おまんこしてないんだろう?

知ってんだよ。

あいつよく家開けるもんな。

仕事は楽しそうで羨ましいな。

俺だってこれぐらいの楽しみ。

したって、バチ当たんないだろ。

そう思わない?

いいじゃん、おまんこぐれしたって。

一回だけだよ。

いい匂いすんだね。

汗の匂いはすんな。

竹尾のやつ、こんなにいい体抱えてるのか。

あんたさえ溜まっててくれりゃ、それで済むんだよ。

お分かり?

見せてくれた?

失うもんなんて俺、なんもねえんだからよ。

そのうちこの家で出てくから、今だけだよ。

抜けよ。

こっちだ。

やっとして、ちょっと興奮してきた。

いいとこあんだね。期待してる?

おまんこ見せろよ。

おまんこ見せろよ。

いいよ、おまんこだな。

今のしあわせ壊したくなかったら、よくないよ。

いいか。

動いたら、ぶち壊すから。

よし、動け。

許可したぞ。動け。

あれ、動かすんだよ。

お前、肩を動かす。

動け。

そんな態度でいいのか。

壊してやるぞ。

壊すから。

おまんこ見せろよ。

おまんこ見せろよ。

あんた羨ましいよ。

兄弟のチンポ味わえるんだもん。

なかなかないよ。

どっちが気持ちいいか教えてくれよ。

誰?

嫌。

嫌。

教えてくれよ。

嫌。

嫌。

嫌。

嫌。

ほら、馴染んできた。

嫌。嫌。嫌。

嫌。嫌。嫌。

嫌。

嫌。

嫌。

嫌。嫌。嫌。

嫌。

嫌。嫌。嫌。

いつもみたいにさ、お兄さんって。

嫌。嫌。嫌。

そうだろう?

合意だろ、これは。

気持ちいいって言ったじゃん、今。

合意だろ?

嫌。

あれ?

嫌。

嫌。

嫌だよ。

受け止めろよ。

持つだぜ。

持つだぜ。

持つだぜ。

俺もキレイにしてやるよ。

お前さえ、俺の良いことを聞いてくれれば、この家は安心だ。

おやじ、行っててさ、今日はお手伝いする。

飲み出したらなかなか耐えてこない。

俺のことなんて見下しだよ。

知ってたんだろ?

俺は竹みたいに優勢じゃねえしが、家族みんなで俺のことばかり仕上がって。

どういつもこいつもばかり仕上がって。

止まってないよ。

立てよ。

立てよ。

こんな家は、とっとと出て行ってやる。

またここで文句やってやろうか。

嫌。

黙れよ。

しゃぶれよ。

膝むずけよ。

黙れ。

黙れ。

黙れ。

黙れ。

だいじょぶこいつも俺ばかり仕上がって。

抜けてやっかい。

終わったな。

話すなよ。

そのうち出て行ってやるから。

だから、今日あったことは黙ってやるよ。

終わったな。

さあ、みんな食べて。

じゃあ、いただきます。

いただきます。

みんな食べようよ。

さあ、おいしそうだな。

おいしそう。

冷たいじゃん。

いただきます。

夏はそうめんに限るよ。

おいしい。

さっぱりして、やっぱり体にいいし。

そうめんのどこしかたまんないね。

母さん、やっぱりあれだよな。

年取るとそうめんに限るようだ。

若い時はそうめんなんてとんでもない。

肉とかいろいろ食べてたけど。

やっぱり暑い時はやっぱりそうめん。

それはそう。

母さん、どうしちゃったのよ。

そうめん食べなさいよ。

おいしいから。

暑い時はやっぱりそうめん。

食欲ないの?

少し。

でも大丈夫。そうめんは食欲なくても食べれるから。

そうです。少しでもそうよ。

食べたほうがいいよ。

ほら、遠慮しないで食べなさいよ。

冷たくておいしいから。

はい、つるとです。

あなた、お疲れさま。

いや、こっちも虫熱いわ。

実のとより早く成立してさ。

明日帰って契約書まとめたら、夜には家帰れそうだよ。

そうなのね。

よかった。

あなた。

何?

早く帰ってきてね。

気をつけてね。

じゃあ、また電話する?

うん。

竹尾さん、早く商談がまとまったから、明日の夜には帰ってきますって。

あらそう。帰ってきたらうなぎでもとりましょうか、お父さん。

いいね。うなぎ最高!

もうやめて。

もうやめて。

心配しなくてもいい。俺はもうこの家で出てくから。

だけど、その前にもう一度、あんたをめちゃくちゃにしてやる。

いや、いや、もうやめて。

これで最後だからさ、これで終わりだよ。

竹尾も明日帰ってくるだろう?帰ってくる前に姿消すから。

やめて。

男狂わす体だな。

これで最後だから。

下出してくれよ。最後だよ。

うん、うん、うん。

こっちだよ、こっちだよ。

最後だからしてくれてもいいだろ。

オーケー。

オーケー。

オーケー。

この前は気持ちよかったんだろ。本当は。

本当はさ、気持ちよかったんだよ。

気持ちよかったはずなんだよ。

よし、開け。

持つんだよ。足首を。

ずっと見てたいな、この姿。

ずっと見てたいよ。

出し入れするとこのとこもするな。

いいね。

気持ちいいだろ。自分から腰を振ってくれないか。

ほら、ほら。

目に焼き付けとかなきゃ、もう二度と味わえないんだもんな、この体。

ほら、ほら、やっぱりな。

体は欲しがってんだよな。

綺麗にすんだよ、汗くさいとこ。

ここが一番汗くさいんだよ。汗くさいだろ。

汗くさいとこ。

汗くさいとこ。

やれ、今みたいにだ。

汗くさいとこ。

汗くさいとこ。

ほら、ここを怖めないだろ。

したくてしたくてたまんないだろ。

ほら、アクションしなよ。

抜いていいのか?

味わいたいだろ。

いいなよ。

ほら、どうすんだ?

ほら、ほら。

うん?

腰よるんだ。

腰よるんだ。

腰よるんだ。

さあ、前に手ついて。

ほら。

俺の血、気持ちいいだろ。

抜きたくないだろ。

この感触、味わっていたいだろ。

抜いてもいいだろ。

あれ?

2人だけの秘密だよ。

いいか?

よし、子さん。

よし、手を持ってこい。

お兄さんのチンチン、気持ちいいって言いなさい。

後、足動いとこに。

おまえのとおeremです。

お兄さんのチンチン、気持ちいいです。

もっと良くない?

押したくせ?

パOK、パッパです よ?

心の直感で不安派な保育舎を外す

カラちゃん

カラちゃん

明日・・・

俺は家で出て行ってやるから