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おい、 いい ぞ。 お め え の じ さ ま は な、 母 親 の 戦 ん 時 は
平 七 十 七 が て、 それ が 八 王 に 切 り 込 んで、 そ
り ゃ あ 見 事 な 最後 だ った。
長 岡 は 三 日 三 晩 夜 会 で、 町 中 が 灰 にな って しま った。
いや、 ひ で え も んだ った。
20 年 早 い も んだ
ほ う。
失 礼 します。
横 須 賀 に 陸 戦 隊 5 代 隊 を 待 機 さ せ ました。 そう か。
奴 ら は 全 く け し から んです。
三 国 同 盟 締 結 の ため には ク ーデ ター 文 字 な ど という 脅 し です よ。
いや ー、 参 った 参 った。
本当 に 撃 つ か と思 った よ。
陸 軍 と 海 軍 が 撃 ち 合 っちゃ 洒 落 にな ら ない から ね。
まあ、 諸 々。 大丈夫 だ ね、 山 本 君。 はい。
井 上 局 長 に 任 せ と け ば、 大概 の こと は 大丈夫 です。
うん。
じゃあ、 失 敬 する よ。 大 臣、 今日は よ から ぬ ところ に 寄 り 道 せ ず に、 ま っ す
ぐ ご 帰 還 願 います よ。
うん。
まあ、 君 が 言 う なら、 まあ、 そう します か。
あり ゃ、 行 きます な。
行 く ね、 あの 顔 は。
失 礼 します。
次 官、 東 京 日 報 の 宗 像 司 官 が お 見 え です。 ああ、 そんな 次 官 か。
じゃあ、 よろしく 頼 む。
いや あ、 この 進 道 な ど。
一 戦 始 ま る の では ない か と 本 気 で ハ ラ ハ ラ して ま して ね この ま ま では 3 年前 の 22 6 の よう な 惨 劇 が
いつ 起 こ る と も 限 り ません 時間 も ご 自 身 の 身 を 案 じ ら れた 方 が よろ しい の では ない ですか
な ご 心 配 いただ き ありがとうございます
こと ここ
に 至 って も 海 軍 は 三 国 同 盟 反 対 を 貫 か れる わ け ですか ええ も ち ろ んです
理 由 は や は り ア メ リ カ ですか ド イ ツ と 手 を 組 め ば あの 国 は 黙 って い ません から ね 差 別 的 な 排 日 移
民 法 で 我 が 同 胞 から 土 地 を 取 り 上 げ た のは ど この 国 ですか ア メ リ カ です 国 際 連 盟 を 提 唱 して お き な
が ら 自 ら は 文 老 主 義 を 持 ち 出 して 加入 し ない な ど と 言 い 出 した のは ア メ リ カ です その 上 自 国 は 植
民 地 を 広 げ て いる く せ に 大 陸 に お ける 我 が 国 の 正 当 な 権 益 は 認 め よう と し ない その 通 り です
な ぜ そんな 国 を 打 ち 払 お う と し ない の です 打 ち 払 う こと が で きます か
確 か に 船 の 建 造 能 力 は 我 が 国 の 4.
5 倍 飛 行 機 は 6 倍 車 は 100 倍 石 油 に
至 って は 700 倍 日本 の 1 年 分 の 消 費 量 を わ ず か 半 日 で 生 産 する 国 力 で 言 えば
ア メ リ カ は 今 日本 の 10 倍 でしょう 正 しい ご 認 識 だ しか し 日 露 戦 役 では 同 じ 国
力 10 倍 の ロ シ ア に 勝 った では ない ですか
当
時 の ロ シ ア は 革 命 の 最 中 でした 故 に 何 とか あの 一 戦 の 勝 利 を も って 講 和 に
持 ち 込 め た だ が 今 や 戦 は 国 を 賭 けて の 総 力 戦 です
ど ちら か が ショ ート と 勝 つ まで 終 わ り ません よ だから ア メ リ カ の 顔 色 を 伺 って お と な しく して い ろ
と いい え 我 が 国 の 立 場 を 主 張 す べ き ところ は 堂 々 と 主 張 する
臆 する こと なく 相 手 国 と 向 き 合 う しか し それは 外 交 に よ って な さ れる
べ き だ と 申 し 上 げ て お る んです 確 か に その 通 り です そして その 外 交 の 最
終 手 段 と して
戦 争 が ある 違 います か いい ですか
村 方 さん 一 旦 こと を 構 え た ら 後 戻 り でき ない の が 戦 です
熟 慮 する こと なく 突 き 進 み この 国 に
参 加 を 招 いて は なら ない だから 耐 え 忍 べ と おっ しゃ る んです か この
暗 淡 た る 閉 塞 感 に 国 民 が 押 し つ ぶ さ れて も 構 わ ない と
その 閉 塞 感 と や ら を む し ろ 煽 って いる の が
あ なた 方 では ない の です が 我 々 新聞 は ただ 世 論 を 代
弁 して いる だけ です が その 世 論 と は 果 た して 国 民 の 真
の 声 なので しょう か 分 かった
信 濃!
信 濃!
はい 山 本 次 官 の 弾 取 れた の か?
しか も 今 部 屋 に 入 りました よし 射 説 は 間 に 合 う な 秋 山!
山 本 次 官 ど んな 人 でした?
なんか 不 思 議 な 人 だ ま ああ れ じゃ 当 軍 三 国 同 盟 は 無 理 だ な
海 軍 内 部 では まだ 母 親 の 域 が 続 いて る よ 母 親 の 域?
海 軍 中 枢 は 未 だ に 竜 馬 と 長 州 が 大 半 だ それ に 対 して 世 内 大 臣 は 森 岡 井 上 軍 務 局 長 が
仙 台 そして 山 本 次 官 が 長 岡 み んな 薩 長 に 徹 底 抗 戦 した 半 ば か り だ
そ っ か … そ り ゃ ぶ つ か ります ね
大
日本
帝 国 戦 術
18 68 年、 後 に 母 親 の 役 と 呼 ば れる 内 乱 と と も に、 この 国 は 明 治 という 新 しい 時 代 を 迎 え
た。
そして 日 清 日 露 両 戦 役 の 勝 利 に よ り、 世界 の 5 大 国 に 数 え ら れる まで に 成 長 する。
さ ら に 大 正 に 入 り 勃 発 した 欧 州 大 戦 は、 この 国 に 未 曾 有 の 後 継 期 を も た ら した。
しか し 昭 和 の 幕 が 開 き、 一 大 世界 強 行 が 日本 を 妄 想。
その 打 開 策 が 満 州 へ の 進 出 だ った。
以 来、 シ ナ と の 対 立 は 激 し さ を 増 し、 7 年 に も 及 ぶ 局 地 的 な 戦 闘 状 態 の 中、 国 内 では
5 15 事 件、 藍 沢 事 件、 22 6 事 件 と 続 く 軍 事 テ ロ が、 さ ら に 大 き な 社 会 不 安 を 招 いた。
昭 和 12 年 7 月 7 日、 シ ナ 事 変 勃 発。
日 清 両 国 は つ い に 全 面 戦 争 に 突 入 する。
陸 軍 は 1 ヶ 月 で 収 束 飛 び 込 んだ が ソ 連、 イ ギ リ ス、 ア メ リ カ が 紹 介 席 の 国 民 政府 を 援 助 し
戦 闘 は 泥 沼 化 して い った ア ド ル フ ・ ヒ ト ラ ー 率
いる ド イ ツ が 日 独 位 三 国 軍 事 同 盟 を 求 めて きた のは そんな 時 だ った それは 大 陸 政 策 に
行 き 詰 まり 出 口 の 見 え ない 日本 に と って ま さ に 魅 力 的 な 誘 い だ った 我 が 国 民 は
強 大 な 軍 事 力 で 欧 州 に 再 投 し 始 め た ド イ ツ の 力 に 熱 狂 し、 国 を 挙 げ て 三 国 同 盟 締 結 へ と
な だ れ を 打 つ 中、 唯 一 反 対 し 続 ける 海 軍 に よ って、 その 流 れ は 押 し 留 め ら れた。
その 名 砲 ド イ ツ と 手 を 結 び、 我 が 日本 が 欧 米 列 強 から の ア ジ ア 解 放 を 成 し 遂 げ、
東 亜 新 地 を 建 設 する ため に も、 今 こ そ 海 軍 が 断 固 た る 決 意 を 持 って、
三 国 同 盟 締 結 に 臨 ま ぬ こと を 切 に 願 う
如 来 山 本 井 上 の 三 名 に 即 刻 辞 職 を 勧 告 する 憲 兵
隊 が 敬 語 を つ ける と 言 って き ました いつ も 通 り で いい 陸 軍 を や り こ つ 憲 兵 の 方 が よ っぽ ど 薄 そうだ
しか し いつ も 通 り で いい んだ 俺 が 死 ぬ こと で 国 民 が 目 覚 めて く れる なら それで いい
根 拠 は 剥 が す 何 でも 都 合 よ く 考 える な 南 韓
を 狙 う 宿 敵 ソ 連 を ド イ ツ の 手 で 牽 制 して も ら う ため に も 三 国 同 盟 は 必 要 では あり ません か? 理 解
不能! その 頭 の 中 に 脳 み そ 入 ってる の か?
ド イ ツ が 日本 の ため に 動 く わ け が ない だ ろう な!
や んな!
あ、 これは。
み んな で 国 際 情 勢 の 分 析 か。 ま った く こ いつ ら は 陸 軍 よ り 始 末 に 終 え ません。 次 官。
次 官 は な ぜ、 我 が 明 宝 ド イ ツ の 力 を お 認 め にな ら ない ので しょう か?
明 宝 だ?
随 分 と ド イ ツ に ご 出 身 だ な。 じゃあ ヒ ト ラ ー の 書 いた マ イ ン カ ンプ な ど は 相 当 読 み 込 んで る んだ
ろう ね も ち ろ ん 隅 々 まで 読 んで お ります
つ
まり
日本 人 は 想 像 力 の 欠 如 した 劣 等 民 族 だ が
小 技 用 で 小 利 口 で ド イ ツ の 手 先 と して 使 う なら 役 に 立 つ
その よう な こと は ど こ に も 書 いて あり ません ああ 書 いて ない 貴 様 ら の 本 の 十 一 章 は
都 合 よ く 削 ら れて いる から な 残 念 な が ら 君
た ち が 読 んだ 日本 語 訳 では 肝 心 な 部分 は 抜 け を して いる よう だ ね 何 事 も
大 元 まで た ど ら んと
大 事 な こと を 見 落 と す もの だ 入 れ どう
した ド イ ツ が ソ 連 と の 不 可 侵 条 約 締 結 を
発 表 しました 貴 様 ら の 名 宝 は 宿 敵 と 手 を 組 んだ ぞ
ソ 連 を 共 通 の 敵 と して ド イ ツ と の 同 盟 を 推 進 して ください。 ブ ズ ブ ズ して る から ヒ ト ラ ー に 見 限 ら
れた んだ よ。 これで 三 国 同 盟 も お 流 れ だ よ。 ア メ リ カ と の 戦 争 も お 預 け か。 腰 抜 け 海 軍 の せ い だ
な。 お 疲 れ 様。 舞 台 終 わ った?
ああ、 お 腹 減 った。 お か み さん、 う ど。 ま った く、 化 粧 ぐ らい 落 と して おい で よ。 お 腹 よ り 痛 く な った。
だ って この 頃 楽 屋 に 差 し 入 れ 何 に も ない んだ も ん この 景 気 じゃ な 早 い と こ 戦 争 でも 追 っ 始 めて く ん
ね え と う ち の 工 場 だ って 潰 れ ち ま う よ ね え 戦 争 が 始 ま れ ば さ
ほ んと 景 気 強 く なる わ け?
う ーん まあ 20 年前 の 欧 州 大 戦 じゃ 一 気 に 持 ち 直 した から ね そうだ よ 戦 争 が 一 番 ちょっと
今 だ って シ ナ と 戦 争 やって る の よ あっ ち も こ っち も 戦 争 して どう する の よ その シ ナ
を 後 押 し して る の が ア メ リ カ なんだ よ だから ア メ リ カ に や っ つ け ちゃ えば シ ナ と の 戦 争 だ って 肩 が
つ く んだ よ あ なた は はい 6 000 円 です はい
はい はい 大 臣
三 国 同 盟 交 渉 は 立 ち 消 え にな りました が 問題 は 何 一 つ 解 決 して お り ません
引 き 続 き 時間 と して
と ど ま ら せて いただ き たい と思います しか し まあ これ
以上 中 央 に いる と 君 の 命 が いく つ あ って も 足 ら んだ ろう
久 し ぶ り に 潮 風
に 当 た って く る の も いい ん じゃない か
井 上 君 長 い 間 お 疲 れ 様 でした
感謝 して る 君 が 省 内 を 強 豪 に 抑 え 込 んで く れて
なん とか 三 国 同 盟 は 阻 止 でき た お か げ で
海 軍 は 救 わ れた 若 手 を
抑 える こと に 精 一 杯 で 肝 心 な 日本 の 将 来 に つ いて 彼 ら と 何 一 つ 気 絶 的 な 議 論 を 交 わ す 余 裕 が
あり ません でした 不 本 意 です 秋 には シ ナ 方面 艦 隊 に 異 動 にな ります
君 だけ でも 海 軍 舎 に 残 って ほ し かった んだ 山 本 さん
連 合 艦 隊 司 令 長 官 か 名 誉 欲 も 出 世 欲 も これ っぽ っち も な かった
貴 様 が な 海 軍 に 並 ぶ 者 な し と 謳 え た 堀 崎 氏 の 方 が
俺 なんか よ り ず っと ふ さ わ しい 変 わ って く れ ん か わ しゃ もう 一
般 人 じゃ ろう が 首 にな っち 丸 ご ね ん じゃ フ リ ーテ ィ ング ビ ン ク
その 国 に と って ど こ ま でも 防 御 的 な も ので あり 平 和 の 保 障 と なる も ので ある
貴 様 が 主 張 し 続 け た 不 戦 艦 隊 って のは
難 しい も んだ 肉 さん 出 た こと の ね
今 の 軍 令 部 や 三 保 本 部 の 軍 人 官 僚 ども には
土 下 下 っち 分 から ん じゃ ろう な
お り ー
昭 和 14 年 9 月、 山 本 一 六 は 海 軍 省 に 別 れ を 告 げ た。
そして、 瀬 戸 内 海 は 柱 島 に 拠 点 を 置 く 連 合 艦 隊 司 令 長 官 と して、 その 期 間、 永 戸 に 着
任 した。
欧 州 に 激 震 が 走 った のは、 ま さ に その 時 だ った。
ド イ ツ は、 つ い に ポ ー ラ ンド へ の 侵 攻 を 開始。
それ に 対 し、 英 仏 両 国 が 戦 線 を 布 告。
欧 州 の 平 和 は 20 年 しか 持 た ず、 い わ ば 第二 次 大 戦 の 様 相 を 呈 した ま ま、 8 ヶ 月 が
経 過 して い った。
一 方、 山 本 磯 六 匹 いる 連 合 艦 隊 は、 航 空 母 艦 を 中 心 と する 機 動 部 隊 の 充 実
を 図 り、 関 西 機 に よ る 激 しい 訓 練 に 明 け 暮 れて いた。
昭 和 15 年 5 月、
沈 黙 を 破 った ド イ ツ は、 再 び 侵 攻 を 開始、 瞬 く 間 に ベ ル ギ ー ・ オ ラ ンダ を 制 圧 する と、
わ ず か 一 月 で パ リ を 占 拠 した。
それは ま さ に 電 撃 侵 攻 と 呼 ぶ に ふ さ わ しい 圧 倒 的 な 勝 利 だ った。
その ド イ ツ の 海 侵 撃 に 抗 う する ように、 日本 国 内 では 再 び 三 国 同 盟 締 結 を 求 め る 声 が 高 ま
って い った。
ド イ ツ の 勢 い は 止 まり ません ね。
こ っち だ って ヤ マ ト が 完成 す り ゃ 負 け ん さ 三 保 町 これ から の 主 役 は 航 空 機 です ヤ マ ト な の 武 蔵 田
の 一 石 で ゼ ロ 戦 が 千 機 も 作 れ ます よ 黒 島 いい か 艦 隊 決 戦 こ そ が 我 が
日本 海 軍 伝 統 の 宣 言 要 領 です 瀬 戸 内 の 言 わ し は う ま い な え
そう い えば 三 保 町 も 千 里 三 保 も 瀬
戸 内 だ った よ な あ ら や ま しい な あ
瀬 戸 内 の 魚 は 骨 まで 美味 い
お
父 さん だ この 水 ま ん じ ゅ う 水 ま ん じ ゅ う おい 牧 野 入 れ
失 礼 します
霞
ヶ 浦 航 空 隊 で お 世 話 にな りました 牧 野 光 一 将 尉 で あります
赤 城 の 戦 闘 機 分 隊 に 着 任 いた しました ああ、 そう か 黒 江、 お
前 か はい、 着 任 前 に 休 暇 を いただ き 長 岡 へ 帰 って ま い りました 母 の 手 作 り で あり ま して
お ー 千 里 さん ぼ え、
マ ン ジ ュ ン に 砂 糖 ですか そうだ よ 奥 野 さん、 元 気 だ った か はい、 私
が 長 官 の 下 で 働 ける こと を 大 変 喜 んで お りました
後 ろ 捉 え た ぞ!
入 って しま った よ っ!
しょう が あ った!
有 馬!
後 ろ から 気 を 逸 ら す な!
はい!
城 寨 戦 場?
ああ、 い かな る 時 も 戦 場 に いる よう な 気 構 え で 事 に 臨 め ということ だ だ が、 長 岡 の 侍
の 心 得 は 三 つ あ んだ が な 三 つ?
二 つ 目 は?
河 合 次 之 助 の 義 の 講 座 でした 徳 川 から 受 け た 恩 を 決 して 忘 れ ず 最後 まで 戦 い 抜 いた 河 合 次 之 助 だ
徳 川 は 恩 ですか おお 三 つ 目 は 米 百 票 の
誠 心 米 百 票 戦 い 抜 いて 国 破 れ 藩 主 が 皆 飢 え よう と も 我 が 藩 は 贈 ら れた 百 票
の 米 を 分 け ず 金 に 変 え 学 校 を 建 て た 腹 減 っちゃ った り なん で ですか 百 票 の 米 な ど 食 って
しま えば 終 わ り だ
人 を 育 て れ ば それは 明 日 の 一 万 票 と なる 人 の 上 に 立 つ 者 は 常 に 未 来 を 考 え ろ ということ だ
十
万 人 だ は?
日 露 線 駅 では 十 万 の 将 兵 が 命 を 落 と した
30 年 で 簡 単 に 忘 れる 新聞 も 国 民 も だ よ
忘
れる の が お 前 には この 国 の 人 間 の 長 所 でも ある が な
ド イ ツ に よ る 新 しい 世界 経 営 に 日本 が 参 画 する ため に も 今 こ そ 三 国 同 盟 を
締 結 する と き で 我 々 は 断 じ て ま さ に 乗 り 遅 れて
は なら ない 三 国 同 盟
締 結 は ド イ ツ と 不 可 侵 条 約 を 結 ぶ ソ 連 を も 加 え た 四 国 協 商 と な り この
四 国 協 商 の 前 には い か に 尊 大 な ア メ リ カ でも、 その 悲 鳴 を 改 め る で あり ましょう。
も は や、 海 軍 の 弱 も ち に 付 き 合 って いる 場 合 は ない。
今 こ そ、 三 国 同 盟 締 結 を 決 断 す べ き 時 だ ろう で あります。
大 軍 大 臣、 聞 い と け!
吉 田 君 の 後 任 と して、 大 臣 就 任 早 々 では ございます が、
政治 の 停 滞 は 一 刻 た り と も 許 さ れ ぬ 事 態 で ございます ここ でも し 海
軍 が あ く まで 三 国 同 盟 に 反 対 を す れ ば この 英 内 閣 は 総 辞 職 の ほ か は
なく 我 々 と して は 到底 その 責 め を 負 う こと は でき ません そ こ で
や む を 得 ず 方 針 を 転 換 いた した い と 考 える に 至 った 次 第 で ございます
所 管 に お か れ ま して も ぜ ひ この 三 国 同 盟 締 結 に ご 賛 同 いただ き
たい と思います では ご 異 論 が な けれ ば
お 待 ち ください 私
は 大 臣 の 海 軍 部 内 の 統 制 に 対 して 絶 対 に 服 従 する も ので あります ただ
心 配 に 耐 え ぬ ところ が あります
三 国 同 盟 締 結 と な れ ば ア メ リ カ と 衝 突 する 危 険 は 増 す こと にな ります が 現 状 では
我 々 の 航 空 兵 力 の 不 足 は 明 ら か です 万 が 一 台 北
戦 と な った 場 合 戦 闘 機 戦 機 陸 上 爆 撃 機 戦 機 す な わ ち
現在 の お よ そ 2 倍 の 航 空 機 が 必 要 不 可 欠 と な ります
しか し 我 が 国 は 鉄、 石 油 な ど、
その 生 産 資 源 の 大 半 を ア メ リ カ に 頼 って お り、 今 ド イ ツ と の 同
盟 を 結 べ ば、 必 然 的 に それ ら す べ て を 失 う こと にな ります。
なら ば、 その 不 足 を 補 う ため に、 ど の よう な 計 画 変 更 を や
ら れた の か、 その 点 を お 聞 か せ いただ き たい。
それは また、 今 後 各 部 内 で の 検 討 を 待 つ ということで。
大 臣、 それでは 答 え にな って お り ません。
対 米 戦 が 可能 で ある という その 根 拠 を お 聞 か せ 願 いた い。
い ろ い ろ ご 意 見 も あり ましょう が、 ここ は 大 方 の ご 意 見 が 賛 成 という
次 第 です から。
長 官 よ り 地 球 伝 です
ただ い ま あ ら あ ら お か え り な さい ませ うん
はい いただ きます いただ きます
吉 本 さん 漬 物 は
ご 飯 の 終 わ り 頃 食 うん だ はい 飯 を 食 う 前 に 味 噌 汁 を 一 口
吸 う
まあ 一 番 大 切 な のは 残 さ ず に 腹 い っぱ い 食 う こと だ はい はい、
吉 本 さん はい、 ありがとうございます はい、
す み ちゃん はい、 どう ぞ ありがとうございます
はい、 ま ー ちゃん ありがとうございます
どう ぞ
山 本 長 官 い よ い よ 三 国 同 盟 締 結 の よう です が
国 防 と は
国 力 に 相 応 する 武 力 を 備 える と 同 時 に 国 力
を 育 て 一 方 外 交 手 段 に よ り 戦 争 を 探 る こと が 国 防 の 本 義 な り と 信
ず す な わ ち 国 防 は 軍 人 の 占 有 物 に あ ら ず
日本 の 将 来 を 見 据 え ワ シ ント ン 軍 縮 条 約 の 締 結 を 断 交 した 加 藤
智 三 郎 大 将 の 言 葉 です あの 悪 名 高 き 逆 転 内 閣 を 作 った 加 藤 総 理 の 言 葉 です
よね
昭
和 15 年 9 月 27 日 3 年 もの 間 この 国 を 揺 る が し 続 け た 日 独
位 三 国 同 盟 は つ い に 締 結 さ れた 日本 の 乗 った バ ス は
ゴ ー ゴ ー と 弟 出 て 今 走 り 始 め た
誰 だ 俺 の 機 に 乗 ってる のは
おお 長 官 これで モ ナ コ まで 飛 べ ん かな
失 礼 いた しました
カ ジ ノ という 爆 地 場 が あ って な 船 乗 り にな って な き ゃ そ こ で 人 材 さん
作 って た んだ が な は あ 長 官 一 つ お 聞 き して も よろ
しい でしょう か 黙 って 乗 って お
いて 嫌 と は 言 え んな 何 だ い
長 岡 の 人 間 と して 河 合 次 之 助 の 志 という のは わか る んです が
徳 川 の 恩 を 忘 れ ず
義 を も って それ に 報 いる しか し 徳 川 の 世 は と っ く に 終 わ って います
今 の 私 た ちは 一 体 何 の 恩 に 対 して 報 い れ ば
我
々 を 産 んで く れた 親 だ
その 命 を 育 んで く れた 故 郷 だ つ まり 国 だ この
日本 の ため に 尽 く さ ね ば なら ん ということ だ
はい
失 礼 します。 うん。
南 雲 長 官、 お 連 れ しました。
着 任 の ご 挨 拶 に 参 りました。
奮 励 努 力 し、 職 責 を 全 う する 所 存 です。
久 し ぶ り だ な。
晩 飯 の 方 どう だ?
いい え。
引 き 継 ぎ が あります ので、 赤 城 に 戻 ります。
要 する に、 第一 航 空 艦 隊 を 率 いる の が 南 雲 忠 一。
赤 城 加 賀 の 第一 航 空 戦 隊 の 司 令 官 も 兼 務 だ。
で、 桐 生 総 理 の 第二 航 空 戦 隊 が 海 軍 の 次 の エ ー ス、 山 口 多 聞。
しか し 海 軍 も 思 い 切 った 人 事 する も んだ。 何 か 問題 が ある んです か?
南 雲 さん って のは、 若 い 頃 強 硬 に 軍 閣 を 主 張 した 喫 水 の 艦 隊 派 で、 軍 事 工 を し 進 め た 条 約 派 の
堀 軍 務 局 長 を 予 備 役 に 追 いや った 調 本 人 だ。 ああ、 堀 手 駅 手 帳 か。 海 軍 の 将 来 を 背 負 って 立 つ 逸 材
と 言 わ れた 人 です よね。 しか も 山 本 さん と は 海 兵 同 期 で 無 二 の 親 友 だ。
だから 山 本、 南 雲 が 相 入 れる こと は まず ない わ な。
一 番 大 事 に して いる 機 動 部 隊 の ト ップ が それ じゃ、 山 本 長 官 も 大 変 だ な。 確 か にな。
はい、 大 臣。
ド イ ツ が ソ 連 と の 不 可 侵 条 約 を 破 棄 しました。 何?
大丈夫 です よ 東 部 戦 線 へ の 侵 攻 を 開始 しました 繰 り 返 します 昨 夜 未
明 ド イ ツ 政府 は 独 ソ フ カ シ ン 条 約 の 破 棄 を 発 表 ナ チ ス 国 防 軍 は モ ス ク ワ を 目 指 し
東 部 戦 線 へ の 侵 攻 を 開始 しました
自
然 の 独 特 典 で 村 方 が 車 を 離 れる こと が でき ず
失 礼 な が ら 私 を 参 りました 申 し 訳 ござ い ません バ ス が 荒 の 方 向 に 走
り 出 した よう だ ね 確 か に 多少 道 を 反 りました が
村 方 も 射 説 で 述 べ て お ります ように これで ド イ ツ が ソ 連 を 撃 滅 す れ ば
北 方 に ある 最 大 の 脅 威 が 消 え ます もう この バ ス は 走 り 続 ける しか ない
と思います ど こ まで 走 る んだ い
いや 目 的 地 は ど こ か と 聞 いて る んだ よ
大 東 亜 共 栄 圏 です
大 東 亜 共 栄 圏 本当
に そんな ところ が ある なら 一 度 行 って みたい も んだ な
新聞 の 役 割 は 読 んで 地 の こと し 世界 中
の 新 しい 事 実 を 目 に し 耳 に して それ を 広 く 伝 える こと だ ろう
目 も 耳 も 心 も 大 き く 開
いて 世界 を 見 な さい それ が 次 の 世 代 を 担 う 者 の
一 目 だ と思 う が な
第 2 本 帝 国 戦 史 第 16 回 南 部 ス ピ ン 進 駐 昭 和 16
年 7 月 帝 国 陸 海 軍 は 資 源 確 保 の ため つ い に 南 部 フ ラ ン ス 領 イ ンド シ ナ へ 進 駐 開始
ア メ リ カ は その 報 復 と して 日本 へ の 鉄 石 油 な ど の 重要 資 源 の 輸 出 全 面
禁 止 を 断 行 日 米 関 係 はい よ い よ 一 触 即 発 の 様 相 を 呈 した
万 が 一 米 英 と 戦 端 を 開 いた 場 合 我 々 は ど の ように
戦 争 を 終 結 し 得 る でしょう か 総 理 確 か に
ア メ リ カ は 強 大 な 国 です 仮 に 我 々 が 会 場 で 決 定 的 な 勝 利 を 得 た と して
も 幸 福 を 期 待 する こと は 難 しく 長 期 戦 を 確 保 する しか ない でしょう
しか し 欧 州 ソ 連 に お いて ド イ ツ が 劇 的 に 勝
利 す れ ば ア メ リ カ 世 論 に 大 き な 変 化 が 生 ま れ それ に よ り
戦 い が 終 わ る 可能 性 が あり 可能 性
まあ 戦 は やって み な けれ ば 分 か り
ません よ
どう ぞ 15 分 切 った が
わ が 飛 竜 では も っと 縮 めて み せ ます よ 大 山 口 か
機 動 部 隊 を 巡 視 さ れる と き て お 供 に も あり ました す す け どう せ 海 軍 一 の 長
田 の 飯 に あり つ こ って こん た んだ ろう 確 か に 取 る も あります や
は り 止 まり ません か
いつ から です かな 海 軍 が 行 く か を 好 む よう にな った のは いつ から かな
軍 人 は 命 令 には 従 います が
貴 様 が 連 合 艦 隊 を 率 いる 頃 には 海 軍 も 変 わ る さ
いい え 変 えて く れた のは 長 官 で ある と 信 じ て お ります
長 岡 出 身 の 招 待 状 は 厳 しい だ ろう は あ 君 た ちは 国 は ど こ だ
さ つ ま に 徴 収 か これ から の 日本 を 背 負 って いく のは 貴 様 た
ち 若 者 だ し っ か り 頼 む の はい 長 岡
に さ つ ま に 徴 収 力 を 合 わ せて 日本 を 守 れ
大 臣 と 簡 単 に コ ロ コ ロ 変 わ る だ よね この 5 年 でも 9 人 目 だ いい んだ よ これで
現 役 の 陸 軍 大 将 が 総 理 大 臣 だ い よ い よ 日本 は 戦 争 を や る って こと だ
でも ア メ リ カ と やって ほ んと 勝 て ん もう 御 襲 来 に 始
ま って 日 清 日 露 を 集 大 勢 日本 は 外 国 と 戦 争 やって 全部 買 って きた んだ
国 が 勝 って も 人 は 死 ぬ の よ。
う ち の 一個、 去 年 シ ナ で 戦 死 した わ。
お 骨 も 返 って き や し ない。
予 備 交 渉 の 海 軍 代 表
どう
も また 山 本 長 官 か ええ
十 歳 の 時 に 日 清 二 十 歳 で 日 露 海 兵 出 立 て で 日本
海 回 戦 か
ロ シ ア の 戦 艦 の 砲 撃 で 左 手 の 指 2 本 を なく して います へ
え 焼 夷 軍 人 気 象 第 1 号 が 山 本 長 官 なんだ 30 歳 で 欧 州 大 戦
47 で 満 州 事 変 53 で シ ナ 事 変 そして 55 で 連
合 艦 隊 司 令 長 官 就 任 その 翌 日 に また 欧 州 で 戦 争 が 始 ま った んです よ
その ま ま 大 日本 帝 国 戦 死 って わ け か
大
改 令 第 1 号 山 本 連 合 艦 隊 司 令 長 官 に 命 令
一 つ 帝 国 は 自 尊 自 衛 の ため 12 月 上 旬 米 国 英 国 及 び
蘭 国 に 対 し 開 戦 を 抑 止 初 版 の 作 戦 準備 を 完成 する に 決 す
二 つ、 連 合 艦 隊 司 令 長 官 は 所 要 の 作 戦 準備 を 実 施 す べ し
これ が 天 な り 命 な り と は 情 け な き 次 第 なる もの
今 さ ら 誰 が いい の 悪 い の と 言 って も 始 ま ら ぬ 話 な り
個人 と して の 意 見 と 正 確 に 正 反 対 の 決 意 を
固 め その 方 向 に 一 途 邁 進 の 他 な き 現在 の 立 場 は
誠 に 変 な もの な り これ も
定 め という
作 戦 の 外 力 が ま と ま りました
空 母 6 隻、 艦 隊 機 約 350 機 を 中 心 と する 大 機 動 部 隊 は、 一 旦 エ ト ロ フ 島
一 カ ップ 湾 に 集 結 し、 太 平 洋 を 投 進。 しか る の ち、 一 挙 に 南 進 し、 ハ ワ イ 真 珠 湾 沖 200
回 り まで 進 出。
艦 隊 機 に よ る 雷 撃、 水 平 爆 撃、 急 降 下 爆 撃 に よ って 真 珠 湾 を 攻 撃、 停
泊 中 の 米 太 平 洋 艦 隊 を 壊 滅 さ せ ます。
しか し、 冬 の 北 太 平 洋 は … 大 荒 れ では ない の か そ こ に 敵 の 油 断 が あります 補 給 は
どう する 洋 上 補 給 の 方 法 現在 改 善 中 です 攻 撃 方 法 に も 問題 が ある 真 珠 湾 の 水 深 は 12 メ ート ル しか
ない 魚 雷 を 落 と せ ば 海 底 に 突 き 刺 さ って しま う 先 進 の 安 定 器 を 装 着 した 魚 雷 に 実 用 の メ ル が 出
しました あ まり に 大 爆 死 す ぎ る や は り 軍 令 部 の 当 初 から の 作 戦 通 り 南 方 の 油 電 自 体 を 抑 える こと
を 優 先 す べ き だ
その 南 方 作 戦 に 集 中 して いる 間 に、 敵 の 機 動 部 隊 が 日本 の 本 土 を 空 襲 して きた ら どう する?
それは、 この 作 戦 は 爆 死 では ない。
万 が 一 ア メ リ カ と 戦 う と な れ ば、 まず 初 戦 で 戦 わ な けれ ば なら ない のは 空 母 だ。
機 動 部 隊 を 自由 に さ せ れ ば、 暴 走 機 に 敵 の 飛 行 場 が ある の と 同 じ だ。
本 土 の 空 が 危 ない ア メ リ カ が 建 造 中 の 艦 艇 は 200 隻 それ に 対 し 我 々 は
あと 3 年 か か って せ い ぜ い 30 隻 が 精 一 杯 だ どう して も 戦 わ ざ る を 得
ない なら ば 全 滅 の 核 を も って 海 戦 兵 器 と 敵 主 力 艦 隊 を
猛 撃 撃 破 し 米 国 海 軍 及 び 米 国 民 を して 救 う べ
から だ る 程 度 に
その 時 期 を 途 上 で 決 め、 そして 一 気 に、 講 和 に 導 く。
早 期 講 和。
これ 以 外 に、 日本 が 生 き 残 る 道 は ない。
差 し 違 えて でも、 敵 の す べ て を 叩 く。
俺 は もう 失 敗 す れ ば この 国 は 滅 び る
ハ ワ イ 作 戦 は 私 の 信
念 だ 山
本 は 全 滅 の 覚 悟 の 上 な ど と 言 って いる よう だ
が ア メ リ カ と の 戦 は 長 期 戦 にな る
ナ グ マ、 プ ル グ ラ ム 全 艦 無 事 に 戻 して く れ 一 隻 た り と も
沈 めて く れる な わか りました
お か げ な さい。 お う。
なんだ?
ど の タ イ?
父 さん の 連 絡 が あ って から 母 さん が 注 文 して。
母 さん は?
風 邪 を こ じ ら せて 奥 で 休 んで ます。
そう か。
熱 は どう だ もう 大丈夫 です
じゃあ いただ こう
いただ きます
その ま まで いい?
いい え
法
治 寺 学 校 を 卒 業 の 折 に 明 治 天 皇 から 頂 いた もの だ
本 作 戦 期 日 を 確 定 する 暗 号 電 報 は 新 高 山 に 登 れ ただ し、 ワ シ ント ン で 続
いて いる 日 米 交 渉 が 成 立 した 場 合 は た と え 攻 撃 隊 の 母 艦 発 進 後 で あ って も、 直 ち に 反 転、 帰 島
処 分 です それは 無 理 だ。
敵 を 目 の 前 に して 帰 る こと は でき ぬ 部 下 た ち だ って 承 知 し ない だ ろう
我 が 百 年 平 和 を 養 う のは 何 の ため だ と思 って いる か ただ 国 家 の 平 和 を 守 ら ぬ ため で ある
この 命 令 を 受 けて
改 憲 党 申 し 議 官 が あれ ば ただ 今 から 出 動 を 禁 じ る 即 刻 辞 表 を 出
せ
それ と、 万 … 海 戦 に 至 った 場 合、
絶 対 に 民 間 人 居 住 婦 は 攻 撃 して は なら ん。
これ だけ は、 肝 に 銘 じ と く ように。
長 官、
特 殊 潜 航 艇 を 新 庄 案 内 に 突 入 さ せ る 作 戦 です が、 搭 乗 員 収 容 の め ど を 断 った の か?
い え、 それは まだ。
なら ば その 作 戦 は 認 め る わ け に はい か ん 9 死 に 1 勝 あ って も 10
死 に 0 勝 の 作 戦 な ど ない わか りました セ ム サ ンボ
もう 一 度 だけ 軍 令 部 に 確 認 して お いて く れ 万 が 一 海 戦 にな った 場 合
ア メ リ カ へ の 最後 通 告 だけ は 必 ず 確 実 に やって く れ と ら はい
この 侍 は 幼 虫 を か ける と き でも せ めて 枕 を 切 って
相 手 を 怒 って から 切 る も んだ
最後 通 帳 を 手 渡 す 前 に 攻 撃 した と あ って は
昭 和 16 年 12 月 8 日、 南 雲 機 動 部 隊 の 空 母 6 隻 から 発 進 した 350 機 の 大 攻 撃
隊 は、 ハ ワ イ 真 珠 湾 内 に 在 泊 中 の ア メ リ カ 太 平 洋 艦 隊 に 襲 い か かった。
これ が、 大 東 亜 戦 争 の 幕 開 け だ った。
艦 隊 が 見 え ます 電 気、 捨 て ろ!
ご 視 聴 ありがとうございました
よ っ!
よ っ しゃ ー!
い ない ハ
ワ イ よ り 入 電 ト ラ ト ラ ト ラ 我
奇 襲 に 成 功 す フ
ジ サ ンボ
し ち こ い よ だ が 開 戦 の 通 告 は ぬ か り なく やって く れた か どう か 十 分
に 確 認 を して お いて く れ はい っ
そ ろ そ ろ だ ろう。
湾 内 に 空 母 の 姿 は あり ません でした。
軍 の 施 設 や 燃 料 タ ン ク も 手 付 か ず です。 第二 弾 攻 撃 を や ら せて ください。
報 告 します。
第二 航 空 戦 隊、 山 口 司 令 官 よ り 信 号。
我、 第二 弾 攻 撃 の 必 要 あり と 認 む。
以上 です 長 官
赤 城 から
応 答 は あり ません はい、 愚 信 します か いや
多 分、 南 雲 さん は や ら んだ ろう
ア リ ゾ ナ 大 破 ペ ン シ ル ベ ニ ア 勝 破 ネ バ タ 中
波 カ リ フ ォ ル ニ ア 大 破 行 進 以上 です 撃 沈 戦 艦 4 隻 撃 破
戦 艦 4 隻 これで ア メ リ カ 太 平 洋 艦 隊 は 壊 滅 です いや
無 機 質 だ
空 母 は 全 て
長 官、 と ど め を 立 つ 必 要 が あります。
全 艦 艇 を 無 傷 で 帰 投 さ せ る こと も 我 々 の 任 務 だ。
しか し …。
これ よ り 作 戦 海 域 を 離 す。
全 艦 反 転、 帰 投 せ よ。
反 転 した 何 を やって る んだ 機 動 部 隊 は どう か もう 一 度 突 っ 込 ませ ましょう それは 無
謀 な 恐 襲 と なる 恐 襲 と は 無 謀 な もの です 艦 隊 を 危 険 に 晒 して も 敵 の 全 滅 を 期 す の が 本
作 戦 の 目 的 です しか し ここ は
ナ グ モ の 判 断 に
この 海 に いる 我 々 には 分 から ん こと が ある んだ ろう
な
あ 泥 棒 だ って 帰 り 道 は 怖 い よ
帰 って こ な かった な ぁ。
バ ッ タ イ!
バ ッ タ イ! バ ッ タ イ!
そう か。 機 動 部 隊 は 全 艦 無 傷 な の か。 はい。 艦 艇 の 損 傷 は 一 滴 も あり ません。
や は り 幾 多。
やって み な けれ ば 分 から ん。
乾 杯!
ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ
ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ
ああ
ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ ああ
ああ ああ ああ
外 務 省 は 確 か に
真
珠 湾 攻 撃 が 始 ま る 30 分 前 に 最 期 通 告 を する よう、 ワ シ ント ン の 日本 大 使 館 に 指 示 した そう です。
お そ ら く、 大 使 館 員 に 不 正 義 が わ かった の では ない か と。
不 正 義 は?
何 の 不 正 義 だ!
詳 しい 経 緯 は わか り ません が、 結果 と して 最 期 通 告 が 渡 った のは、 我 々 の 攻 撃 開始 から 1 時間 後 だ った
ということ です。
大 使 館 が 外 務 省 から の 伝 聞 の 翻 訳 に 手 戻 った の では ない か と。
財 務 省 も 大 本 営 も、 中 央 の 連 中 は それ が どう いうこと か 分 か って いる の か!
恩 の ため に あれ ほど 長 官 が … 三 宅 三 郎。
はい。
や る ぞ。
新 年 明 け ま して お め で とう ございます。 今年 も また 会 心 劇 よろしく お
願 いい た します。
よ かった ね。 これで 今年 は 景 気 良 く なる ね。 こんな す が す が しい お 正 月 は 何 年
ぶ り でしょう か。 連 刻 合 体 バ ザ ー!
バ ザ ー!
バ ザ ー!
バ ザ ー!
明 け ま して お め で とう ございます。 お め で とう ございます。
お め で とう ございます。
あれ ほど 海 軍 の 悪 口 を 言 って た 人 が ね と に か く め で たい
い
そ
さ 明 け ま して お め で とう 連 日 の お 勤 め 本 人 ご
苦 労 さん です 長 岡 は へ え す っぽ り と 白 い 綺 麗
な 雪 ん 中 です この 頃 は メ ンチ の ように 近 所 の 書 が
訪 ね て き な して は い そ さ の 話 して い な さ る ね
この 国 救 った 大 英 雄 ら の
ラ ジ オ から 難 民 が 流 れる た び 手 合 わ せ る ら の お め え さん が そう
いう の 一
お せ っ く にな った ら、 また だ ん ご じ ま き でも お く ろう か の う。
た の し み に ま って て く んな せ いや。
東 洋 艦 隊 を 破 った 上 に シ ン ガ ポ ール も 陥 落 か 海 戦 から 2 ヶ 月 向 か う ところ 敵 ら し だ な これで
ボ ル ネ オ の 石 油 も こ っち の も んだ 編 集 長 ご め ん 失 礼 します よ ー
し 満 州 事 変 以 来 だ これで 部 数 も 伸 び る ぞ あ
ら ど こ じゃ った かな お 前 が み か ん を 50 個 も 来 る ち
そんな には 来 わ ん 47 個 だ 湯 河 原 だ
真 珠 湾 は 失 敗 じゃ った な
ああ 大 失 敗 だ 空 母 は お ら ん 騙 し 討
ち にな っち ヤ ン キ ー 騙 し に 気 が 付 く 向 こう には 日本 を 討 つ 大
義 名 分 が でき た わ け じゃ
我 が 国 民 は う ちょ う て ぃ にな っ ちょ る。
貴 様 は、 国 民 の ため に 戦 争 を 避 け よう と した ん に、 そ ん 国 民 が 戦 争 を や り た が っ
ちょ る。
戦、 海 向 こう で や る も ん じゃ ち を もう ちょ る ん じゃ ろう。
万 が 一、 空 から 爆 弾 が ふ っち く る よう な こ つ にな り ゃ、 国 中 え らい こ つ にな
る で。
や る ん じゃ ろう もう 一 回
ああ もう 一
度 ハ ワ イ を や る ア メ リ カ が 体 制 を 立 て 直 す の に 半 年 も か か る んだ ろう
それ まで に 敵 の 空 母 を 潰 して ハ ワ イ を 手 に 入 れる
コ ア を 結 ぶ には それ しか ない
しか し、 連 戦 連 勝 の この 時 期 に、 こう は なん ち 言 い 出 した ら、 国 民 は 腰 を 抜 か す
で。
貴 様 は もう、 この 国 に と っちゃ、 神 様 の ご た る 存 在 じゃ から な。
俺 が 神 様 なら、 花 から 戦 争 なん ぞ 始 め。
山 本 さん 全 国 民 を 代 表 して お 礼 を 申 し 上 げ ます ありがとう 本当 に ありがとう お 座 り ください
いや あ なた の 勝 利 が この 国 の 頭 上 に 重 く 垂 れ 込 めて いた 国 運 を 一 気 に 払 って く れ ました
これは ま さ に 黒 船 来 航 以 来 我 が 国 民 が 舐 め 続 けて きた 新 産 党 屈
辱 に 対 する 復 讐 戦 です これで ア メ リ カ も 品 から 手 を 引 き ア ジ ア は 我 々 に 委 ね ら れ ます
この 先 最 終 的 な 勝 利 に 向 けて の 展 望 を 今日は ぜ ひ お 聞 か せ 願 いた い
講 和 です
講 和 始 め た 戦
を 終 わ ら せ る こと は 軍 人 の 最 も 大 切 な 責 務 です これは 驚 き ました
あ なた は 今 国 民 が 何 を 望 んで いる か 世 論 が 何 を 求 めて いる か 全
く お 分 か り で ない 世 論 が どう あ ろう と
この 国 を 滅 ぼ して はい か ん の です
無
駄 足 だ った よう です が
これ では と て も 記 事 には な り ません 失 礼 しました おい
うん い え 柱 島 では ありがとうございました
世界 を
よ ー く 見 る こと だ いい
な
や っぱ り 大 和 は 広 い ですね どう も 落 ち 着 か ん 街
に 出 た く も なる
なんだ もう 食 わ ん の か は あ 言 いた い こと は
早 く 言 った 方 が いい ぞ 軍 令 部 は さ ら に 戦 線 拡 大 の 方 針 で
所 詮 の 勝 利 に 浮 か れて る ように 思 えて な り ません まあ 食 え
お 嬢 ちゃん はい シ ル コ
もう 一 杯 も ら お う か
す ま ん す ま ん 申 し 訳 が あり ません 今 夜 は もう いや いや いや 悪 い のは こ っち だ
驚 か せて しま った ね お じ さん な 若 い 頃 慌 て ん 坊 で
病 を して しま った んだ さ あ シルク の お か わ り 頼 む
はい ありがとうございます
作 戦 が ま と ま りました
これ
なら 必 ず 空 母 は 出 て きます それ を 叩 き 次 は ハ ワ イ 攻 略 です
軍
令 部 は ア メ リ カ が 今 後 オ ー スト ラ リ ア に 拠 点 を 構 え、 島 自 体 に 北 上 し、 日本 へ 攻 め 上 が って く る
と 考 えて います。 した が って フ ィ ジ ー 様 は 領 土 を 攻 略 して、 米 軍 を 遮 断 し、 その 北 上 を 阻 止 する 方 針
です。
そんな 遠 く まで 行 って 大丈夫 な の か? そ こ なんです が、 連 合 艦 隊 は まだ ハ ワ イ を 狙 って いる よう です。
海 軍 は 一 枚 岩 じゃない って こと だ。
よし、 早 く し ば ら く 海 軍 省 に 入 り つ け。 はい。 他 の 連 中 も 大 本 営、 三 望 本 部、 軍 令 部 から の 情 報 を
逃 す な。 以上。 はい。
真 珠 穴 と ず い ぶ ん 違う な え?
あの 時 は 一 切 情 報 な ど 漏 れて き ません でした
おい!
今日 防 空 演 習 の 予 定 あ った か?
東 京 に 空 襲?
空 母 から 中 型 爆 撃 機 を 飛 ば した と も あり ません。
放 送 機 に 飛 行 場 が 現 れた か。
台 南 航 空 隊 は 次 に 移 動。
直 ち に 東 京 の 防 衛 に 当 た ら せ る。
悲 惨 な 光 景 でした
これ
が 空 襲 か
ひ と まず ミ ッ ド ウ ェ イ 作 戦 は 承 認 する はい 山 本 は これは 機 動 部 隊 を
誘 い 出 す ため だ と 言 って お る よう だ が あ く まで 目 的 は ミ ッ ド ウ ェ イ 島 攻 略 に
ある 戦 線 基 地 を 作 る ため の 占 領 が 第一 の 目 的
だ
敵 の 航 空 基 地 を 破 壊 し 攻 略 部 隊 を 上 陸 さ せ ます その 後 速 や か に 同 島 を 占 領 同 時 に 我
が 機 動 部 隊 は ミ ト ウ ェ イ と ハ ワ イ の 中 間 海 域 で 待 機 必 ず 誘 いた そう いう で あ ろう 敵 機
動 部 隊 を 待 ち 受 け 全 力 を も って その 撃 滅 を 図 ります
軍 令 部 に よ れ ば 島 の
攻 略 が 第一 の 作 戦 目 的 だ い え
ミ ッ ド ウ ェ イ 島 攻 略 と 敵 空 母 輸 出 その 両 方 です 2 週 間 前 の タ ン コ 海 海 戦 で
敵 の 機 動 部 隊 は 不 可 で 追 って いる 出 て く る 可能 性 は まず ない た と え 向 か って
きた と して も 恐 れる に 足 ら ん
根 拠 は 何 だ
は?
恐 れる に 足 ら んと する 根 拠 は 何 か と 聞 いて いる んだ
それは 軍 令 部 が 大 成 功 だ と 浮 か れて いる ハ ワ イ で さ え 我 々 は 熟 練 の 搭 乗
員 を 55 名 も 失 った これ から の ア メ リ カ は
奇 襲 な ど は さ せて は く れ ん ぞ 指 揮 官 た る 者 が
敵 は 恐 る る に 足 ら んな ど と 無 用 心 極 ま る
申 し 訳 ござ い ません ミ ッ ド ウ ェ イ は ハ ワ イ の 太 平 洋
艦 隊 に と って 重要 な 前 衛 基 地 だ そ こ を 叩 け ば
敵 の 機 動 部 隊 は 出 て こ ざ る を 得 ない
南 郷 君 はい
敵 空 母 の 出 現 に 備 え 赤 城 の 攻 撃 機 の 半 分 には
必 ず 魚 雷 を 抱 か せ 待 機 さ せて お く ように 分 か りました
本
作 戦 の 目 的 は 敵 空 母 の 輸 出 撃 滅 に ある
ど んな こと が あ って も もう 二 度 と
日本 の 空 に 敵 機 を 飛 ば せて は なら ん
昭 和 17 年 5 月 21 日、 山 本 五 十 六 長 官 座 上 の 戦 艦 ヤ マ ト は、 南 雲 機 動 部
隊 の 後 を 追 い、 水 戸 上 を 目 指 し、 200 隻 を 超 える 大 艦 隊 と 共 に 出 撃 した。
三 宅 さん ぼ、 この 一 年、 給 料 が 上 が っと ら んだ ろう?
は?
出 撃 した から な。
来 月 には 手 当 が つ く ぞ。
瀬 戸 内 に いた ま ま じゃ 何 手 当 も 出 せ ん し、 組 織 も や れ ん
軍 隊 という ところ は や や こ しい ところ だ
攻
撃
士 の 半 分 に 魚 雷 を 抱 か せて お く 必 要 は ない か?
敵 空 母 な ど 来 ません
です から 魚 雷 は 必 要 あり ません ミ ッ ド ウ ェ イ 島 攻 略 の ため の 陸 用 爆 弾 だけ で 十 分 です
メ デ リ ン 艦 長 の 潜 水 艦 部 隊 が、 鉄 空 母 の 暗 号 通 信 を 防 止 しました。 読 め! は っ!
鉄 空 母 の 位 置 は、 ミ ッ ド ウ ェ イ 島 の 保 国 島 1 70 海 里 で あります。 よし、 彼 に 出 て きた。
参 謀 長、 念 の ため に 赤 城 に 知 ら せ る 必 要 は ない か?
い え、 これは 赤 城 も 受 信 して いる は ず です。
それ に 現在、 無 線 封 止 中 です。
こちら から 電 報 を 打 て ば、 敵 に 我 々 の 位 置 を 察 知 さ れる 可能 性 が あります。
隊 長、 滑 走 路 に 敵 が い ません!
襲 わ れた か?
参 謀 長、 確 か に 敵 の 空 母 はい ない んだ な?
はい。
六 機 の 偵 察 機 と も、 未 だ 発 見 して お り ません し。
敵 空 母 が 出 て く る こと な ど あり ません 心 配 は 無 用 です
予
報 に よ る と 今 後 ミ ッ ド ウ ェ イ 島 付 近 の 天 候 は 急 速 に 回 復 する 見 込 み です 雲 が
消 え れ ば
三 宅 三 馬 は?
は 一 番 や る か 報
告 します
第一 次 攻 撃 隊 よ り 入 殿 爆 撃 効 果 不 十 分 ビ ット ウ ェ イ ト へ の 再 攻
撃 の 用 あり と 認 む 以上 です
陸 軍 の 1 機 死 体 2 戦 目 が 島 に 迫 って います 全 員 無 事 に 上 陸 でき な けれ ば 海 軍 の 虎 剣 に 関 わ ります
直 ち に 第 2 次 攻 撃 隊 を 出 し ましょう
第
4 号 偵 察 機 よ り 緊 急 電 撤 空 部 発 見 何?
ミ ド ウ ェ イ 島 よ り の 方 位 10 度 2 40 回 進 路 150 度 速 力 2 重 の 塔 以上 です
第 2 次 攻 撃 隊 を 鉄 空 母 に 向 け ましょう いや、 今 出 した ところ で 積 んで る のは 陸 用 爆 弾 だ 甲 板 に 穴 ぐ
開 け ら れ ます 上 空 の 直 線 に つ いて る 戦 闘 機 体 は どう する んだ もう 燃 料 が ない、 一 旦 着 艦 さ せて も なら
ん そんな 余 裕 は あり ません 護 衛 の 字 で 攻 撃 隊 は 出 せ ん
おい、
通 信 は っ
赤 城 に 信 号 第二 次 攻 撃 隊 た ら し に 発 進 の よう あり と 認 む は っ!
敵 機 予 想 到 達 時 刻 0 5 15 あと 30 分 です 慌 て る な
う ちは 15 分 あれ ば 全 機 出 せ る
そう か
直 遠 機 を 収 容
第二 次 攻 撃 隊
魚 雷 に 行 って み そう おい、 す げ え!
はい!
先 に 降 り る ぞ
了
解
赤 城 から の 返 信 は?
あり ません 撤 棄 来 週 まで 20 分 を 切 りました
第
2 次 攻 撃 隊 発 艦 用 意 よろ しい 全 機 発 艦 始 め
電 気 発 火 始 め!
敵 機 来 襲 まで あと 5 分 です
5 ヶ 月 後
本 艦 は た ら し に 敵 空 母 を 叩 く 8
000 体 司 令 に 信 号 我 これ よ り 航 空
艦 の 時 期 を と る
いい
か?
殺 し 違 えて でも 一 滴 は 死 ぬ
この ま ま じゃ、 帝 国 海 軍 は 末 代 まで 舐 め ら れる ぞ!
はい!
失
礼
します!
飛 龍 よ り 伝 聞!
赤 城、 加 賀、 僧 侶、 被 弾 炎 上 中!
飛 竜 は 単 独 で 敵 空 母 を 攻 撃 中 で あります 三
隻 も や ら れた か
俺 が!
頼 む な!
皆、 最後 まで よ く 戦 った!
感謝 に 絶 え ない!
戦 は まだ 先 が 長 い だ ろう
広 が って 生 き て!
この 体 験 を 生 か し
強 い 海 軍 を 作 って も ら いた い
よし 行 け
逃 げ ろ 逃 げ ろ と っと と 降 り ろ
- 司 令 官!
司 令 官!
配 管 して ください!
-
いい から 行 け。
風 防 が 4 隻 も や ら れた んだ。
誰 か が 残 ら な き ゃ 死 滅 が つ か んだ ろう。 - いや、 私 も 残 ります!
私 も! 私 も! 私 も!
-
俺 一 人 で 十 分 だ。
-
早 く 行 か ん か!
司 令 官!
肩 身 を。
もう いい。
行 け。
失 礼 します 報 告 します
飛 竜 敵 空 母 ヨ ー ク タ ウ ン 撃 沈 後 大 火 災 沈 没 しました
そう か
飛 竜 は や ら れた か それ と
山 口 司 令 官 が 船 と 運 命 を 共 に さ れ ました
三 番 長 夜 戦 を 打 ち か け ましょう これ から 追 いつ く のは 無 理 だ
それ に 夜 が 明 けれ ば 敵 機 の 標 的 と な り 連 合 艦 隊 が 航 空 攻 撃 に さ ら さ れる
こと にな る 覚 悟 の 上 です これで ハ ワ イ に 続 いて 二 度 目 です
こんな 形 で お め お め と 戻 る わ け に はい け ません
小 甲 斐 な 無 様 な 姿 の ま ん まで 長 官 を 日本 へ 返 す わ け には
痛 んです け
黒
島
ああ これ か い ぞ
ナ グ モ 長 官 が 到 着 さ れ ました。
ああ。
三 宅。
はい。
ナ グ モ を 攻 め る な よ。
この よう な 結果 を 招 き 申 し 訳 ござ い ません
空 母 集 団 撃 沈 撃 沈 して る 飛 行 機 120 機 また また や っ つ く れた よ 同 じ 号 艦
隊 が でも なん で こんな 写 真 載 って ない の イ ン ガ ポ ール の 時 なんか デ カ デ カ と 載 って た じゃない の
敵 の 船 が 沈 む 写 真 なん て み んな
同 じ だ ろ 我 が 艦 隊 の 損 害 は 警 備 な り でも 一 隻 だ
って 何 百 人 の 兵 隊 さん が 乗 ってる んで しょ?
み んな 船 と 一 緒 に 沈 んだ の よね。
仕 方 ない だ ろ。 戦 争 なん だから。
今日は 休 み だ った かな あ ら この 間 の
申 し 訳 が ござ い ません 配 給 にな って 砂 糖 も 小 豆
も 足 り ない も ので 閉 めて お り ま して そ っ か
じゃあ また 今 度 に し よう
ん? この 前 は、 驚 か せて す ま な かった な。
ん?
お 詫 び だ。
ミ ッ ド ウ ェ イ 海 戦 に お ける 大 勝 利 に も か か わ ら ず、 連 合 艦 隊 の ハ ワ イ 攻 略 は 実 行 さ れる こと
なく、 我 が 日本 海 軍 は 軍 令 部 の か ね て から の 作 戦 通 り、 オ ー スト ラ リ ア を 拠 点 に 北 上 して く る で あ
ろう ア メ リ カ 軍 を 撃 滅 する ため、 ガ ダ ル カ ナ ル 島 に 航 空 基 地 を 建 設 し、 多 数 の 陸 軍 将 兵 が 投
入 さ れた。
連 合 艦 隊 司 令 部 は 柱 島 を 離 れ 機 関 大 和 は 太 平 洋 を 南 下 赤 道 近
く ト ラ ック 島 に その 怒 り を 下 ろ した
ボ
ル ネ オ に 石 油 が あ った ところ で それ を 運 ぶ 予 想 船 が こう 沈
め ら れ ちゃ う ね ガ ダ ル カ なる わ
偉 い コ ツ にな ってる ご た る です な 占 領 さ れて もう 3 ヶ 月 だ よ
ま さ か こんな に 早 く ア メ リ カ が 反 撃 して く る と は ね 山 本 は
予 想 して お りました 分 か っと ら ん かった のは 中 央 の
軍 人 官 僚 ども だ 連 中 は 一 戦 自 分 ら の 都 合 の いい 一 論 が 先 に あります けど
根 拠 なんだ 何 も あり ません 現 場 で や る 男 が 大 変 だ ろう
や っぱ り シ ン ガ ポ ール だ った ね あの 時 が
コ ア の チャ ン ス だ った 我 々 は 間 違 え た の か もし れ ん ね それで
山 本 は 諦 め ちゃ ら ん は ず です あ いつ は 土 下
に して コ ア に 持 ち 込 もう と し ちゃ る は ず です
そうだ ね 猪 本 君 は 諦 め ない ね
戦
艦 金 剛 春 名 従 順 青 葉 町 会 を は じ め 延 べ 11 隻 を も って
4 日 間 計 3000 発 の 砲 弾 を 撃 ち 込 み ガ ダ ル カ ナ ル の 飛 行 場 は 完全 に 破 壊 さ れた もの と思 わ れ ます
しか し 敵 は 想 像 を 絶 する 増 援 部 隊 を 投 入 して き て います
飛 行 場 の 修 復 に さ ほど 時間 は か から んで しょう 陸 軍 の 状 況
は どう な って いる 8 月 に 上 陸 した 一 機 機 体 全 滅 に 続 き 川 口 少 将 率 いる 第 35 旅 団 5000 名
も す で に 壊 滅 状 態 にな ります
何 とか せ ね ば なら ぬ の では 何 だ 失
礼 します お 久
し ぶ り です
そう か 下 手 島 か
私 を 兵 学 校 の 校 長 に し ろ と 強 く おっ しゃ ら れた のは 長 官 だ と 伺 って お ります が こんな
時 期 に な かな か 日本 に 帰 る のは 気 が 済 み ません 井
上 君 はい 今 だから こ そ 平 学 校 には
君 が 必 要 なんだ は?
万 が 一 の こと が あ った 時 国 を 建 て 直 す のは 若 い 力 だ
それ を 育 て て く れ 君 なら でき る
あの 時 海 軍 を 救 った よう にな
頼 んだ ぞ。
はい。
上 陸 部 隊 の 両 翼、 弾 薬、 共 に 立 た れ、 島 内 に 取 り 残 さ れた 将 兵 た ちは、 この ま
ま では 全 滅 の 可能 性 が あります。 連 合 艦 隊 には まだ ム ツ も ある。 ナ ガ ト も ある。 世界 一
の 威 嚇 を 誇 る この ヤ マ ト も ある。 なら ば、 大 艦 の 巨 砲 を 今 使 わ ず して、 いつ 使 う?
全 艦 動 員 して 最後 の 総 攻 撃 を か ける べ き では ない の か 門 倉 政 官 お 言 葉 です が
我 々 も そう した い の です 何 で や ら ん しか し しか し なんだ
ガ ダ ル カ ナ ル は 撤 退 する しか し 海 軍 と して は 陸 軍 に 対 する
責 任 が ある 動 ける 駆 逐 艦 を 全 て 投 入 し
ガ ダ ル カ ナ ル に 残 る 小 兵 を 一 人 でも 多 く 救 出 する
中 央 には 私 が 進 言 し よう
何 と して も
この 撤 退 作 戦 は 成 功 さ せ る
長 官 では
駆 逐 艦 の 声 は 私 に や ら せて ください
3 日 間 に わ た る 撤 退 作 戦 で 陸 海 軍 合 わ せて 1 万 名 以上 を 救 出 しました
そう か 作
戦 に 起 動 中 門 倉 比 例 官 が 遷 移 さ れ ました
遺 品 は 大
切 に 家 族 に 送 って やって く れ
大 本 営 の 発 表 を 読 み ます ソ ロ モ ン 軍 島 の ガ ザ ル カ ナ ル 島 に 作 戦 中 の 部 隊 は その 目 的 を 達 成 せ
る に よ り 2 月 上 旬 同 島 を 撤 し 他 に 転 身 せ し め た り
演
習 長 転 身 と は どう いうこと なん でしょう か 転 じ て
進 む 文 字 通 り の 意 味 だ それは 現 実 には 撤 退 ということ では ない の
ですか
我 が 陸 海 軍 の 精 鋭 部 隊 は ソ ロ モ ン に 戦 略 的 根 拠 地 を 確 立 した よ って 陸 軍 部 隊 は
本 来 の 目 的 で ある ニ ュ ー ギ ニ ア に 向 か う これ を 謹 慎 と 言 わ ず して 何 という
しか 世 間 は ミ ッ ド ウ ェ イ が 実 は 大 惨 敗 だ った こと に 気 づ き 始 めて います
我 々 の 使 命 は 事 実 を 広 く 国 民 に 伝 える こと では
ない の ですか
我 々 新聞 の 使 命 は この 日本 が 世界 に 新 しい 秩 序 建 設 線 と して いる 今 こ そ
国 民 の 先 駆 と な って その 意思 を 導 く こと だ 我 が 軍 の 輝 か しい 戦 果
を 伝 え 十 五 の 士 気 を 高 め る 必 要 な のは それ だ ろう
本当 に
そう でしょう か
時間 と な って な!
2 時間 後 には 射 説 が 上 が る よし、 一 面 は 我 が 世
ガ ダ ル カ ナ ル よ り 天 真 室、 これで 行 く ぞ
昭 和 18 年 4 月、 連 合 艦 隊 司 令 部 は 航 空 兵 力 の 集 中 を 図 る ため、 ラ バ
ウ ル に その 拠 点 を 移 した。
紙 面 には 連 日、 天 真 の 文 字 が 増 え 続 けて いる。
海 戦 から 1 年 半、 この 戦 争 は シ ナ デ の 戦 い と 同 じ ように、 出 口 の 見 え ない 消 耗
船 へ と 突 き 進 んで いる の では ない だ ろう か。
しか し 誰 も、 それ を 口 に する 者 はい ない。
対 戦 から 1 年 と 4 ヶ 月 み んな この 厳 しい 状 況 に 耐 え よ く 戦 って く れた
長 敵 の 反 抗 は 日 に 日 に 勢 い を 増 して いる そ こ で 連 合 艦
隊 は これ から 最後 の 決 戦 を 行 う まず ラ バ ール の 基 地 航
空 部 隊 及 び 第三 艦 隊 の 全 空 母 艦 載 機 を 総 動 員 し ソ ロ モ ンニ ュ ー ギ ネ
ア 方面 に 展 開 する
敵 航 空 兵 力 の 撃 滅 を 図 る そして その 後
一 気 に 戦 線 を 縮 小 する
転 身 する の ですか いや 撤 退 だ
言 葉 は 正 確 に 使 わ な けれ ば ダ メ だ
マ リ ア ナ まで 引 く ぞ
ガ ム サ イ パ ン の 基 地 を 不 沈 空 母 と して 最後 の 航 空 決 戦 を 挑 む
そして その 勝 利 を も って 講 和 を 目 指 す
しか し 最 前 線 を 後 退 さ せ れ ば そ こ を 突 いて 一 気 に 敵 が 総 攻 撃 を か けて きます
全 て 後 退 さ せ る と は 言 って い ない 方 法 の 体 制 が 整 う まで
前 線 基 地 は 残 して お く では 隊 員 た ちは?
ああ ス テ ージ C にな って く る
港 湾 へ の
最後 の 戦 い だ
進 み 戻 る ぞ!
本 日 を も って 異 号 作 戦 は 終 了 いた しました 久 々 の 大 勝 利 です これで マ リ ア
ナ に 向 か います 長
官
お う マ キ の 注意 が 先 制 しました
もう 死 んだ か 三 保 長
18 日 の 前 線 視 察 だ が 俺 も 聞 く から な いや
連 日 敵 機 が 来 襲 する 基 地 ば か り です 長 官 に ご 一 緒 して いただ く わ け には ま い り ません
こんな イ ソ ロ ク の 顔 でも 見 れ ば 隊 員
た ちは 喜 んで く れる
それ だけ 小 生 も この 世 に も あの 世 に も 当 分 に チ キ や 可愛 い 部 下
が いる こと と な り 行 って 歓 迎 して も ら いた く も あり もう 少
々 この 世 の 方 で 働 きた く も あり 心 は 二 つ
身 は 一 つ という ところ に て 候
失 礼 します どう
した?
怖 い 顔 して 第三 艦 隊 の 小 沢 長 官 から 前 線 視 察 は お や め いただ く ように と の
強 い ご 意 見 を いただ き ました どう して も と おっ しゃ る なら 防 衛 の 戦
闘 機 を いく ら でも 出 す と 小 沢 長 官 が 申 さ れて います いつ も 通 り で いい
行 々 しい こと は や めて く れ よ しか しい つ も 通 り で いい んだ
な あ 三 宅
はい ず い ぶ ん 若 いや つ が 死 んで
った な 日本 の 未 来 を 背 負 う 若 者 が
皆 先 に 行 く
未 だ に 残 って な 向 こう で 会
った ら ど んな 顔 く れ ば いい の か
困
った も んだ
失 礼 します どう した
山
形 の 歩 兵 連 隊 入 隊 です
そう か
大 日本 帝 国 戦 士 は 秋 山 さん に 引
き 継 い でも ら います
日本 の ため に 精 一 杯
い って ま い ります
カ ニ 食 わ れて マ ラ リ ア にな る ぞ 失 礼 します
そんな
に
驚 く こと ない だ ろう ゲ コ だ って た ま には ウ イ ス キ ー の 一 杯 ぐ らい 飲 む さ
や ー さ ー ぼ んだ て が ん ね ー 花 の て っぺ
ん か ーい ー なんだ これは 覚 え ました デ タ ラ メ 歌 う な よし
田 崎 永 岡 人 口 教 えて や ろう
川 の 女 性 だ よ っ しゃ よ っ しゃ よ っ しゃ は まり
て こ も り で 花 の て っぺ ん 焼 いた
や った て こ も り で
花 の て っぺ ん 焼 いた
長 官 の 行 動 予 定 を 打 つ 奴 が ある か?
敵 に 防 衛 さ れた ら どう する?
あと 15 分 で バ ラ レ 基 地 に 到 着 します
て っ き だ!
緊 急 着 陸 します
ちょ か!
帝 国 の 現 状 等 に 鑑 み、 非常 の 措 置 を も って 秩 序 を
修 修 せ ぬ と 欲 し、 そ こ に 終 了 なる 断 実 心 に
す む。 秩 序 は、 帝 国 政府 を して、 米 英
疾 走 四 国 に 対 し、 その 共 闘 宣 言 を 受 諾 する
旨、 通 告 せ し め た り。
山 本 さん あ なた が 戦 死 さ れて 2 年 と 4 ヶ 月
こう して 山 本 さん が 望 んだ 講 和 と は ほど
遠 い 形 で 戦 争 は 終 わ りました
あの 真 珠 湾 で の 海 戦 以 降 この 戦 争 の 犠 牲 と な った 命 は 300 万 を 超
える と 言 わ れて います その 9 割 以上 が あ なた が 戦 死 さ れた 後 に
失 わ れた 命 山 本 さん が ブ ー ゲ ンビ ル に 次 ぎ この
国 には
戦 争 を 終 わ ら せ る こと ので き る 人 間 が い なく な りました 一
体 我 々 はい つ 何 を 間 違 え た ので しょう
そして 一 体 何 に 負 け た ので しょう
過去 の 一 切 を 捨 て ア メ リ カ と 共
に 新 しい 日本 を 作 る それ こ そ が 今 この 国 の 未 来 を 託 さ れた 我 々 の 最 大 の
使 命 で ある その 答 え は
50 年 後 100 年 後 の 日本 人 の 手 に 委 ね る しか ない の か もし れ ません
しか
し それは この 国 の 人 間 が 全 て
を 忘 れて しま う の に も また
十 分 な 時間 でしょう でも 山 本 さん
この 国 の 誰 よ り も 戦 争 に 反 対 して いた あ なた が その
開 戦 の 火 蓋 を 切 ら ね ば なら な かった こと あ なた の す べ
て の 戦 い は 一 刻 も 早 く 平 和 を 取 り 戻 す ため だ った こと
私 は それ を 決 して 忘 れ ません
山
本 五 六 さん
私 た ちは もう 一 度 この 世界 を よ く 見 る こと から 始 め な けれ ば なら ない と思 って います
あ なた の 言 葉 通 り 目 と
耳 と そして 心 を 大 き く 開 いて
遥 か 船 旅 を 行 く 人 よ
覚 悟 決 めて お こう
新 た な 頃 は
君 の 手 に 委 ね ら れた
こと
風 に 吹 き 流 さ れる な 荒 ぶ る
波 に 飲 み 込 ま れる な
時 に 絶 望
の 嵐 を 襲 う と も
挑 む 心 名 を 投
げ よ
福 人 よ 真 の 知 恵 を 積
もう 新 た な 頃 は
事 件 事 故 重 なる だ ろう が
歴 史 の 中 に
真 実 を
自 然 の 中 に 愛 を 汲 み 取 れ
時 に 自 ら
の 力 足 ら ず とか
ご 視 聴 ありがとうございました
時 に 絶 望 の 嵐 を 襲 う と も
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