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私 は 旦 那 の 部 下 に 寝 取 ら れて もう この 人 な し では
生 き て い け ない

こんな 関 係 にな って しま った のは ある 晩 から でした

この 日 が 彼 と の 初 めて の 出 会 い でした 彼 は 夫 の 部
下 で 初 見

は 真 面 目 そう な 人 という 印 象 でした

や っ つ いて ます よ もう なんか 寝 か せて く れ こんな

部 長 見 た く な かった です よ どう ぞ

ありがとうございます 普 段 全 然 飲 め ない の に

今年 にな る まで 飲 む って 今日 の 飲 み 会 が 本当 楽 し
かった んです よね 本当 に

科 目 で 厳 しい 部 長 が

この 部 屋 が、 び っ く り です。

思 い っ き り、 こんな 綺 麗 な 奥 様 が いる なん て。

綺 麗 だ なん て、 お 世 辞 でも 嬉 しい です。

あ、 そうだ。

今日、 この ま ま 泊 ま って い った ら どう ですか?

あ、 いや、 それは そ ちら に 申 し 訳 ない です。 あ、 まだ 終 電
回 す あ!

もう こんな 時間?

もう 電 車 も 走 って ない んだ し 藤 野 だ った ら パ テ マ も
ある ので あ、

本当 に す み ません お 言 葉 に 甘 え たい わ お 風 呂 も 空
いて る

し 先 に 入 っちゃ って ください その 間 に パ テ マ 用 意 して
お きます んで 何 から 何 まで 甘 え

ちゃ って す み ません 気 に し ない で ください

じゃあ、 お 風 呂 を いただ い っちゃ います。 あ、 どう ぞ。

一 人 向 けて 左 側 に お 尺。 あ、 ありがとうございます。

ほ ら、 お って。

こんな と こ で 寝 て た ら 風 邪 ひ く わ よ。 もう ちょっと
だけ。

ほ ら、 風 邪 ひ い ちゃ う から。

結 構 気 持 ち よ かった です。

パ ジャ マ も ぴ った り。

よ かった。

あっ、 お 酒 ある けど 飲 み ます か?

えっ、 じゃあ、 いただ きます。

じゃあ、 洗 い 物 終 わ った ら 持 って いく んで、 座 って て
ください。 あっ、 ありがとうございます。

あの 時、 止 ま って い って なん て 言 わ な けれ ば、 私 た
ちは 関 係 を 持

た な かった の か もし れない。

あ んな 男 に も った い ない んだ よ

あ なた 何 やって る の 私 に 手 出 して く る なん て

あ なた 何 やって る の

ご め んな さい どう して も 奥 さん の こと だ

静 か に

お 疲 れ 様 でした

私 た ち 夫 婦 の 関 係 は 完全 に 冷 め 切 って いました それ
が 理 由 で

私 も 彼 の 勢 い に 負 けて しま った んです

ご 視 聴 ありがとうございました

私 だ って 終 わ り に した く ない でも こんな 関 係 は や っぱ
り

選 択 は し ません あの 日 奥 さん と 交 わ った ま ま の 匂 い
が 染 み 付 いて る んで

その 話 は もう し ない で あの 日 は 私 も どう か して た の
よ

バ ジ マ ン 差 し 上 げ る んだ よ お願い です 奥 さん 僕 は 真
剣

なんです どう か 考 え 直 して ください いい から もう 帰 って
ください

出 さ せ ない で

あ なた に 会 いた い と。

部 長 今日 から 出 張 です よね だから 今 なら 奥 さん に 会 い
に 行

ける と思 って 待 て た あ なた なら ず っと 会 い に 来 て く
れる って

奥 さん に 喋 ら れ は

で て る ぞ

この 後 も 私 も 彼 も 何 度 も 求 め 合 った 誰 に も 邪 魔
さ れない

二 人 き り の 時間 を

後 悔 して ない です よ

奥 様 後 悔 して る んです か

私 だ って 後 悔 して ない

でも 本当 に 私 で いい の かな って

奥

さん だから 俺 真 剣 なんです それ は わか って ください

この 家 で 会 う のは まず い かな って だ った ら 俺 の 家 に
来 て ください

それ だ った ら 問題 ない で しょ

でも

私 みたい な 女 が 出 入 り した ら 困 ら ない 俺 は 嬉 しい

です 奥 さん に 会 える ね 分 かった じゃあ

約 束 です よ

ありがとうございました。

寝 た く ない な

後 ろ から

あの 日 の 約 束 通 り、 主 人 が い ない 日 は 彼 の 家 に 行
く よう にな った。

彼 と の 関 係 を や め る つ も り は ない。

これ から も、 この 先 も ず っと。