All language subtitles for 2012-東野圭吾懸疑故事-EP10-第20年的約定-J

（倉敷）私が死んでいます。

（倉敷）にもかかわらず 自殺をしたい気分です。

彼らは 私を 恨んでいただけでなく

私の知らないところで 密接に つながっていた。

ミステリーの世界では よくある話です。

関係者全員が 犯人だった。

そして 書き覚えのない 遺書の謎も解けました。

これは キャバクラ通いが

妻に 見つかったときに書かされた反省文の一部です。

本当は この後に

「二度と キャバクラへは 行きません」と

固く誓った文章があった。

妻が 遺書を用意し 真実味を 持たせるために

彼らが 芝居を打った。

ただ 彼らは 分かっていない。

秘密を持ちながら 生きることの苦しさを。

ましてや そこに 人の死が 関わってるとなると。

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♬～

（亜沙子）〈自分が こんな 恥ずかしい女とは 知らなかった〉

♬～

〈恋人を ひそかに つけるような みっともない女〉

〈こんな 安っぽい 妄想しかできない つまらない女〉

♬～

〈彼と暮らし始めて ２年と少し〉

〈私たちは 初めから 何かを 約束し合ったことは なかった〉

〈けど 彼の気持ちを 疑うことは 一度もなかった〉

〈ほんの少し前までは〉

≪（ドアの開く音）

（照彦）おかえり。 ≪（亜沙子）ただいま。 ハァー。

（照彦）お疲れさん。

（亜沙子）ハァー。 やっと 帰ってこれた。

（照彦）今日 何時？ （亜沙子）ハァー。 １０時。

（照彦）じゃあ ８時に セットしとくか。

あっ。 今度のさ 休みなんだけど…。

（照彦）えっ？ あっ。

（目覚まし時計の音）

（亜沙子）うーん。 うーん。 うんっ！ ハァー。 ハァ。

（亜沙子）いただきます。

〈私たちは 自由だった〉

〈自由で そして 充実していた〉

ああー。 これ ありっすね。 （男性）そう そう そう。

（照彦）おう。 お待たせ。

ああ 寒い。 すごい 寒い。 （照彦）おちょこ。 おちょこ １個。

（従業員）おちょこ １個ね。 ああ 寒かった。

（照彦）あっ。 どう？ 休み 取れそう？

うーん。 やっぱり 来週まで 待っててくれるかな？

（照彦）やっぱり。 うん。

検討してんだけどね。 前向きに。

（照彦）検討して。 引き続き 前向きに。

はい。 （従業員）はい お待ち。

〈自分たちの未来を

あらためて 考える暇もないほど 充実していた〉

ああー。 あったまる。

ねえ 今から ５分だけ。

５分だけでいいからさ 愚痴 聞いてくれる？

いや。 特別に １０分までなら許す。

うーん。 愛してる。 ハハッ。

〈このまま 問題なく この関係は 続いていくものだと 思ってた〉

〈疑いもせず そう思ってた〉

〈このときまでは〉

（医師）のう腫が できてますね。

このままだと 妊娠は 難しいですね。

妊娠…。 （医師）お子さん 欲しいなら

早めに 手術 考えた方がいいかも。

血液検査も やっておきましょうか。

（照彦）はい。 うん。 ありがと。

（照彦）あっつい。

ねえ？ （照彦）うん？

ああいうのって 憧れる？ （照彦）うん？

（照彦）ああ。 うん？

（照彦）いや。 俺は。 うん。

（照彦）俺はさ。 うん？

（照彦）子供は 持ちたくないんだ。

えっ？

一生 子供 持つつもりないんだ。

（照彦）ごめん。

もっと早く 言うべきだった。 いいんじゃない？

そんなの それぞれだし。

〈私たちは 何かを 約束し合ったことはない〉

やだ。 謝んないでよ。

〈なら 私が 彼を責める資格はない〉

〈彼を責める資格は〉

♬～

≪（叫び声）

♬～

（照彦）あっ…。 違う！

どうした？ ああ。 うん。 何でもない。

何か 叫んでたけど。 何か 言ってたか？

ううん。 うん。 そっか。

（照彦）うーん。

おう。 起きてた？ ああー。

遅かったね。 仕事？ うん。 設計コンペの打ち上げ。

どんな店？ うん？

行ったの。 どんな店？

ああ。 最後は 六本木の…。 誰と行ったの？

えっ？ だから 誰と行ったの？

どうした？

ハァ。 ごめん。 おやすみ。

おやすみ。

♬～

ハァー。

≪（照彦）ああ 俺だ。 ごめんな。 起きてたか？

そっか。 うん。

いや。 ちょっと 話があるんだ。

今度の週末 会えないかな？

いや。 会って 話したいんだ。 直接。

うん。 あのう。 約束のことなんだけど。

うん。 あの約束。

≪（照彦）子供のことだ。

♬～

≪（発車のブザー）

[ﾏｲｸ]（アナウンス）「発車いたします」

♬～

≪（戸の閉まる音） ハァー。

≪（戸の開く音） あっ！？

ハァ。

♬～

♬～

≪（久美子）西野 晴美。 享年 ６歳。

この辺りじゃ 誰でも知ってる 事件の被害者。

（久美子）私 安藤 久美子っていいます。

今いた男の 片っぽの連れ合い。 ああ。

あなたは？

あなた 誰？

（久美子）どうぞ。 座ってください。

失礼します。

こちらの お店は ご夫婦で？ ああ。 違うんです。

籍 入ってないから ただの同居人。

まあ パートナーって言った方が おしゃれかな。

どうぞ。 あっ。

ゆっくり してってくださいね。

あの人たち 飲みに行くって 言ってたから 夜まで帰らないし。

あっ。 今日は 照彦さん うちに 泊まってくって 言ってました。

そうですか。 はい。

あっ。

それで あのう。 あっ はい。

どうして さっきは あそこに？ ああ…。

たぶん 亜沙子さんと おんなじ理由です。

あっ。 さっきの お墓。

西野 晴美ちゃんのことから 話しますね。

はい。

（久美子）２０年前の ちょうど 今ごろの季節。

≪（物音）

（久美子）遺体を 最初に見つけたの

晴美ちゃんの お父さんだったそうです。

（久美子）うちの人も 照彦さんも

晴美ちゃんのこと よく知ってたみたいで。

近所だし。 だから ショックだったでしょうね。

でも もう それから ２０年ですよ。 なのに…。

（幸一）《あっ！ ハァ ハァ…》

（久美子）《ちょっと。 大丈夫？》

（久美子）そんなことが 何度か あったんだけど

一度だけ はっきり聞いちゃって。 「ごめん」って。

ごめん？

「ハルちゃん ごめん」って。

それ聞いたら 何だか 怖くなっちゃって。

あの人が 結婚を渋る理由も

ホントは そこに あるんじゃないかって。

子供は いらないって いうんです。

一生 子供は 持ちたくないって。

あっ。 もしかして 同じ？

い… いえ。 何かが あるんです。

晴美ちゃんを殺した男は 事件の後 すぐに捕まってる。

だけど 何かがある。

その何かを知るのが ホントは 怖いんだけど。

（照彦）もう 逃げたくないんだ。

（照彦）これ以上 逃げるわけに いかないんだ。

（幸一）何で 今になって。

いいですか？ （従業員）ありがとうございます。

少々 お待ちくださいませ。 はい。

（照彦）《子供 持ちたくないんだ》

《一生 子供を 持つつもりないんだ》

（照彦）《違う！》

♬～

すいません。 （男性）はい。

あのう。 西野さんの お宅は どちらでしょうか？

（男性）西野さん？ （女性）ああ。 行雄さんちだっぺ。

あすこだっぺ。 （男性）ああ ああ。 そうそう。

（すみ子）♪♪「バラが咲いた バラが咲いた まっかなバラが」

♪♪「淋しかった 僕の庭に バラが咲いた」

（すみ子）♪♪「たった ひとつ…」

ハハッ！

（すみ子）おかえり。 おかえり ハルちゃん。

おかえり！ おかえり。 おかえり！ ああ…。

≪（行雄）母さん。 母さん。 （すみ子）ハルちゃん。

（行雄）母さん！ 母さん！ よその人だよ。

ああ。 どうも すいません。 いえ。

（行雄）さあ。 あーあ。 はだしだと 足にケガするでしょ。

すいません。

（鈴の音）

（行雄）すいませんね。 驚かれたでしょう？

いえ。 こちらこそ 突然 お邪魔しちゃって。

（行雄）いや。 どうも あいつはね 若い女の人を見ると

亡くなった娘と 重なってしまうようでして。

ああ…。

（行雄）まだ ６０の初めなんですよ。

あんな真っ白な髪に なってしまって。

（行雄）ハァー。 ハハハ。

そうですか。 照彦君の お嫁さんですか。

（行雄）照彦君は 元気にしてらっしゃいますか？

はい。 （行雄）うん。

立派になったんだろうなぁ。 はい。 どうぞ。

（行雄）それで 今日は？ えっ？

（行雄）あのう。 照彦君。

ああ。 あのう。 ああ…。

あのう。 ああ…。 あのう。 私は。

あの人は 何したんですか？

２０年前 あの人は 晴美さんに 何したんですか？

（行雄）何の話ですか？

ご主人から 何を言われたか 知りませんが。

あの人は 主人じゃありません。 それじゃあ あなたは？

彼とは 夫婦じゃないんです。 えっ？

子供は 持ちたくないと。

彼は 一生 子供を 持つつもりはないと。

だから きっと 彼は 私とは…。

２０年前 ここで 何が あったんですか？

教えてください。 彼のこと 知りたいんです。

お願いします。

♬～

これを 照彦君に 渡してください。

彼には あなたから 伝えてください。

私は あの日のことは もう。

あっ。 おい。 返しなさい。 いいから 渡しなさい。

≪（足音）

照彦君？

亜沙子。 どうして？

（行雄）あっ…。

あっ。 母さん。 ちょっと 押し花やろう。

ねっ。 はいはい。 ここに 座って。 はいはい。

はい。 大丈夫かな？ はい。 ヒマワリあるよ。

（行雄）照彦君に 幸一君。 付き合ってくれるか？

こんなに 散らかして。 チッ。

≪（叫び声）

（照彦）ここは 俺と幸一だけの 秘密基地だったんだ。

（照彦）ここに来れば 楽しかった。 どんなに嫌なことがあっても

２人で めちゃくちゃ遊んでれば 楽しかった。

けど 見つかっちゃったんだ。

この町に 引っ越してきた 晴美ちゃんに。

（幸一）《あっち！ あちー》 （照彦）《お前 ３６点って何だよ》

（幸一）《いいんだよ》 （照彦）《よくねえよ》

《数学 お前 ２０点じゃん》

《頭 悪っ》 （幸一）《貸せ！ もう》

《よし。 証拠隠滅》 （照彦）《最低》

（幸一）《貸せ。 よし》

≪（晴美）《ねえ。 これ 何？》

（幸一）《あっ。 ちょっと》

《ちょっと。 返せ 返せ》 （照彦）《ちょっと 待て》

（幸一）《それ 駄目。 駄目だって》（照彦）《ちょっと》

（幸一）《お前 駄目だよ それ。 ちょっと》

≪（すみ子）《晴美！》

（すみ子）《女の子 見なかった？》（幸一・照彦）《いいえ》

（幸一）《バカ》

（すみ子）《晴美。 ちょっと》

《何 隠れてんの？》 （晴美）《うーん》

（すみ子）《「うーん」じゃないわよ。こんなに 汚しちゃって。 もう》

《大丈夫？》 （晴美）《大丈夫》

（すみ子）《帰るわよ。 はい》

《悪いけど。 この子と もう 遊ばないでください》

（すみ子）《薬 飲んだの？》 （晴美）《飲んだ》

（照彦）それでも ハルちゃんは 内緒で

ちょくちょく 遊びに来るようになって。

（晴美）《ハハハ！ ハハハ！》

《もっと もっと もっと 高くして！》

（幸一）《もういいだろ？》 （晴美）《嫌！》

（照彦）《もう ハルちゃん 勘弁して》

（晴美）《あの エッチな本 バラしちゃうから》

（幸一）《くそ！》 （晴美）《ああ！？》

（折れる音） （晴美の泣き声）

（幸一・照彦）《どこ 痛いの？ どこ 痛いの？ ごめんね》

（幸一）《大丈夫？ どこ 痛い？》

（照彦）《新しいさ ぶらんこ 作ってあげるからさ》

（幸一）《そうそう。 ねっ》

（照彦）《カワイイやつ カワイイやつ》 （幸一）《カワイイの得意だから》

（照彦）《そうだよ。 こいつ 得意なんだよ》

（照彦）それで あの日 約束したんだ。

ぶらんこ 直してあげるって。 でも 雨が降って…。

（照彦）おじさん。 話 聞いてもらえませんか？

（幸一）おじさん。

（幸一）２０年前 ここで…。

ハルちゃんを 殺したのは…。

僕たちなんです。

（照彦）《あれ。 ちょっと待って。 ちょっと待ってって》

≪（行雄）《照彦君？ 照彦君》

（照彦）《はい》 （行雄）《ああ》

《晴美 来てないかな？》 （照彦）《えっ？ いいえ》

（行雄）《晴美 まだ 帰ってこないんだ》

《あちこち 捜してるんだけど 何か 知らないかな？》

（幸一）《知りません》 《そう。 ありがとう》

♬～

≪（戸の開く音） ≪（母）《ただいま》

《ああー ひどい雨。 ああ。 来てたの？ 幸一君》

（幸一）《じゃあ 帰る》 （照彦）《ちょっ。 幸一》

（照彦）《幸一 送ってくる》 （母）《うん》

♬～

≪（叫び声）

（叫び声）

（行雄）《晴美！ 晴美！ 晴美！》

（行雄の叫び声）

（照彦）あの日 おじさんが うちに来たとき

僕たちが 本当のこと 言ってれば ハルちゃんは…。

（照彦）あの日 僕たちは ハルちゃんと 約束してました。

３時に ここに集まろうって。

だけど 雨が降ってきて。

だから ハルちゃん 帰っただろうって 思って。

なのに ハルちゃんは ずっと 待ってて。

僕たちのこと 一人で ずっと 待ってて。

♬～

≪（物音）

♬～

（幸一）すぐに

おじさんに そのことを 言わなきゃいけなかった。

（幸一）けど…。

（照彦）怖くて 逃げ出したんです。

（照彦）自分たちがしたことが 怖くて。

おじさんたちと 向き合うのが 怖くて

この ２０年 ずっと 逃げてきました。

♬～

≪（すみ子）《あら ハルちゃん。 上手ねぇ》

《上手に お花 植えられたね》

《ハルちゃん お花 大好きだもんね》

《大きくなったら お花屋さんになるんだもんね》

≪（行雄）《すみ子》 （すみ子）《あっ そう》

（行雄）《もう 中へ入ろう》

《あんまり 外にいると 疲れるよ。はいはい》

（すみ子）《ねっ？ ハルちゃん》 （行雄）《はいはい。 行こう》

（すみ子）《フフッ》 （行雄）《はい》

（照彦）《幸一！》

（幸一の泣き声）

（幸一）《俺たちはさ 幸せになっちゃ いけないんだ》

《大人になっても 家族を持っちゃ いけないんだ》

《子供を持っちゃ いけないんだ》

（照彦）その約束だけは 絶対に 破っちゃいけない。

そう 決めて 今まで 生きてきました。

♬～

≪（行雄）《すみ子》

《あんまり 外にいると 疲れるよ。はいはい》

（すみ子）《ねっ？ ハルちゃん》 （行雄）《はいはい。 行こう》

（すみ子）《フフッ。 うーん》

≪（照彦）《幸一！》

（すみ子）《「６がつ２７にち

きょうは パパとママと いっしょに

うんどうかいに でたよ」》

びりで くやしかったけど とても たのしかったよ」》

《「７がつ３にち

みずでっぽうで あそんでいたら

ママのかおに みずが かかっちゃった」》

《「いっぱい おこられたけど おもしろかったよ」》

（すみ子）《「７がつ８にち

あしたは てるちゃんと こうちゃんに

ブランコを なおしてもらうよ。 じかん ３じ」》

（晴美）「７がつ８にち

あしたは てるちゃんと こうちゃんに

ブランコを なおしてもらうよ。 じかん ３じ」

♬～

《ああー》

♬～

≪（幸一の泣き声）

（幸一）《俺たちはさ 幸せになっちゃ いけないんだ》

《大人になっても 家族を持っちゃ いけないんだ》

《子供を持っちゃ いけないんだ》

《おじさんと おばさんから ハルちゃんを 奪ったんだから》

《おじさんたちは もう ハルちゃんに 会えないんだから》

≪（幸一の泣き声）

（照彦）《ハルちゃん。 ハルちゃん ごめん》

（幸一）じゃあ おじさん ずっと 俺たちのこと。

（行雄）ああ。 でも 私は そのとき 気付いたんです。

晴美を 死なせてしまったのは

やはり 私たちだったんだって。

♬～

（行雄）私たち夫婦には なかなか 子供が できなくてね。

もう 諦めようってときに

ようやく 授かったのが 晴美だった。

かわいくて かわいくて かわいくて 大事にし過ぎた。

私たちの手の中に 閉じ込めようとしてしまったんだ。

だから 晴美が こっそり うちを出たのも

君たちが 私に 嘘をついたのも

晴美かわいさのあまり

縛り付けようと していたからなんだ。

もっと早くに 君たちと 話 すれば よかった。

ありがとう。

今まで 晴美のことを 忘れないでいてくれて。

ありがとう。

♬～

（すみ子）ああ…。

（すみ子）バイバイ ハルちゃん。 バイバイ。

（久美子）あっ。 亜沙子さん 待って。

はい。 これ 電車の中で食べて。 ありがとう。

あの２人にはさ 散々 心配 かけられたけど

結局 私たち 愛されてたってことなのかな？

フフッ。 そうだね。 ハハハ。

≪（幸一）久美子。 （久美子）はい。 行こう。

うん。

何か これ 頂いちゃった。 （照彦）ああ。 すいません。

（久美子）いいえ。 （照彦）よいしょ。

じゃあ またな。 （幸一）ああ。 ありがとな。

これからは もっと会えるよな？ （照彦）ああ。 そうだな。

まあ また ２人で 遊びに来てよね。

はい。 じゃあ。

（久美子）またね。 フフッ。

（久美子）いいでしょ。

ごめんね。 （照彦）うん？

疑って つけたりして。 いや。

私ね。 うん。

今 病院に通ってる。

知ってたよ。 えっ？

知ってたから ここに来たんだ。

もう 逃げちゃいけないって 分かったから。

ホント 言うと

時々 忘れそうになってた。 ハルちゃんのこと。

亜沙子といると 忘れそうになってた。

幸せだったから。

ごめんな。

もし…。

もし よかったら これからのこと

一緒に考えてくれませんか？

結婚とか 子供のこととか。

検討します。 えっ？

検討します。 前向きに。

♬～

間もなく 私の死体が 運びだされます。

私は 真相を抱えたまま 眠りに就くことになりそうです。

≪（従業員）どうも。 彩々軒です。

いや。 諦めるのは まだ 早いかもしれません。