All language subtitles for 光る君へ - E42 川辺の誓い - [1440-FHD@AFS.NV7-h264_qvbr230_u p7][字]

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(一同)はっ。 94 00:12:30,783 --> 00:12:33,419 (斉信)さあ 皆 存分に食べて飲んでくれ。 95 00:12:33,419 --> 00:12:36,956 (行成)それは 斉信様が おっしゃることではありません。 96 00:12:36,956 --> 00:12:39,626 (笑い声) 97 00:12:39,626 --> 00:12:44,297 …と 道長が思っておる。 なあ 道長。 98 00:12:44,297 --> 00:12:46,232 うん。 99 00:12:46,232 --> 00:12:51,170 何だよ 晴れの日に浮かない顔して。 100 00:12:51,170 --> 00:12:54,307 そのようなことはない。 101 00:12:54,307 --> 00:12:57,610 ささっ 次は 私が。 102 00:13:05,918 --> 00:13:09,789 (笑い声) 103 00:13:09,789 --> 00:13:13,259 ぶるぶる ぶるぶる ぶるぶる… バ~! 104 00:13:13,259 --> 00:13:15,261 (千古)面白い。 ハハハハ。 105 00:13:15,261 --> 00:13:17,263 (実資)ぶるぶる ぶるぶる ぶるぶる…。 106 00:13:17,263 --> 00:13:20,400 ぶるぶる ぶるぶる ぶるぶる… プ~! 107 00:13:20,400 --> 00:13:22,335 面白い。 フフフフフ。 108 00:13:22,335 --> 00:13:26,205 (百乃)殿 そのように妙なこと 教えないでください。 109 00:13:26,205 --> 00:13:28,207 父上! 110 00:13:32,145 --> 00:13:35,882 帝が 大層 お喜びでございました。 111 00:13:35,882 --> 00:13:39,752 あの日のことなら 思い出したくはない。 112 00:13:39,752 --> 00:13:43,289 のう。 べろべろべろ… 千古 食べてしまうぞ。 113 00:13:43,289 --> 00:13:46,959 ハハハハハハ! 114 00:13:46,959 --> 00:13:50,630 帝から父上へのお言葉を お預かりしております。 115 00:13:50,630 --> 00:13:54,934 こちらへ いらっしゃい。 父上は お仕事ですよ。 116 00:14:02,575 --> 00:14:04,877 何だ? 117 00:14:07,246 --> 00:14:11,918 「やっと帝となれたゆえ 政を 思いっきり やりたい。➡ 118 00:14:11,918 --> 00:14:14,253 左大臣に あれこれ言われたくない。➡ 119 00:14:14,253 --> 00:14:20,126 それに しかるべき時が来れば そなたを 私の相談役にしたいと思っている」と。 120 00:14:20,126 --> 00:14:26,599 この前は 行きがかり上 立后の儀の上卿になってしまったが➡ 121 00:14:26,599 --> 00:14:33,773 私は 私であって 帝 左大臣殿 どちらの味方でもない。 122 00:14:33,773 --> 00:14:36,409 帝も 調子のよいことを。 123 00:14:36,409 --> 00:14:39,946 されど 今こそでございますよ 父上。 124 00:14:39,946 --> 00:14:42,982 浮かれるな。 125 00:14:42,982 --> 00:14:46,619 娍子様立后を成し遂げられましたあとも➡ 126 00:14:46,619 --> 00:14:49,956 藤壺に お渡りなきは 何故にございますか。 127 00:14:49,956 --> 00:14:53,292 渡ってはおるぞ。 128 00:14:53,292 --> 00:15:00,900 されど いつ行っても うたげを催しており 若い男に囲まれて➡ 129 00:15:00,900 --> 00:15:05,238 朕のような年寄りが 入り込む隙はないのだ。 130 00:15:05,238 --> 00:15:07,907 う~ん…。 131 00:15:07,907 --> 00:15:11,778 中宮様が うたげばかりなさるのは➡ 132 00:15:11,778 --> 00:15:17,617 お上のお渡りがなく 寂しいゆえにございます。 133 00:15:17,617 --> 00:15:22,455 そのようには見えぬが これからは そのように思ってみよう。 134 00:15:22,455 --> 00:15:25,258 は…。 135 00:15:25,258 --> 00:15:31,264 お上のご寵愛がございますれば 中宮様は変わられます。 136 00:15:34,934 --> 00:15:41,641 そういえば 比叡山では 僧どもに 石を投げられたそうだな。 137 00:15:43,276 --> 00:15:46,179 ああ…。 138 00:15:46,179 --> 00:15:48,147 は。 139 00:15:48,147 --> 00:15:51,017 息子の受戒に参列しようとしたら➡ 140 00:15:51,017 --> 00:15:55,855 馬に乗ったまま山に入ったことに 腹を立てられまして。 141 00:15:55,855 --> 00:15:59,859 石が飛んできただけでも たたりがあるらしい。 142 00:16:01,761 --> 00:16:06,065 しっかりと はらってもらうが よい。 はっ。 143 00:16:15,908 --> 00:16:24,584 それからも 三条天皇は 妍子のもとには なかなか渡らなかった。 144 00:16:24,584 --> 00:16:37,597 〽 145 00:16:37,597 --> 00:16:40,600 (藤原妍子)フフフフフ。 146 00:17:15,234 --> 00:17:18,571 すまぬ 邪魔をして。 147 00:17:18,571 --> 00:17:21,607 (まひろ)皇太后様に御用でしたの? 148 00:17:21,607 --> 00:17:25,444 うん 呼ばれたのだ。 149 00:17:25,444 --> 00:17:29,749 中宮 妍子様のことで お心を痛めておられる。 150 00:17:29,749 --> 00:17:34,253 うたげ三昧で 無駄遣いも すさまじいゆえ➡ 151 00:17:34,253 --> 00:17:39,592 その悪評が 皇太后様のお耳にも入ったようだ。 152 00:17:39,592 --> 00:17:44,263 はあ… さようでございましたか。 153 00:17:44,263 --> 00:17:55,608 実は… 中宮 妍子様のもとに 帝がお渡りにならぬのだ。 154 00:17:55,608 --> 00:17:59,946 さきの帝と彰子様の間には 「源氏の物語」があった。 155 00:17:59,946 --> 00:18:06,552 されど 今の帝と妍子様には 何もない。 156 00:18:06,552 --> 00:18:12,558 「源氏の物語」も もはや役には立たぬのだ。 157 00:18:16,896 --> 00:18:23,069 なんとかならぬであろうか。 う~ん…。 158 00:18:23,069 --> 00:18:26,105 私には どうすることもできませぬ。 159 00:18:26,105 --> 00:18:33,112 それだけのものを書けるお前だ。 何か知恵はあるだろう。 160 00:18:36,248 --> 00:18:45,958 物語は 人の心を映しますが 人は 物語のようにはいきませぬ。 161 00:18:53,265 --> 00:18:56,168 つまらぬことを言った。 162 00:18:56,168 --> 00:19:23,562 ♬~ 163 00:19:23,562 --> 00:19:33,239 「もの思ふと 過ぐる月日も 知らぬ間に➡ 164 00:19:33,239 --> 00:19:41,247 年もわが世も 今日や尽きぬる」。 165 00:19:59,932 --> 00:20:07,606 「物思いばかりして 月日が過ぎたことも知らぬ間に➡ 166 00:20:07,606 --> 00:20:15,915 この年も 我が生涯も 今日で尽きるのか…」。 167 00:21:00,159 --> 00:21:02,661 あ…。 168 00:21:08,868 --> 00:21:10,870 ああ…。 169 00:21:21,280 --> 00:21:23,949 (きぬ)お帰りなさいませ。 ただいま。 170 00:21:23,949 --> 00:21:26,785 (いと)お帰りなさいませ。 ただいま。 171 00:21:26,785 --> 00:21:28,721 賢子は? 172 00:21:28,721 --> 00:21:31,290 (いと)それが 乙丸を連れて お出かけにございます。 173 00:21:31,290 --> 00:21:33,959 ああ… そう。 174 00:21:33,959 --> 00:21:38,831 (いと)双寿丸が このごろ 毎日のように 顔を出して 困ります。 175 00:21:38,831 --> 00:21:43,302 賢子は まだ子供よ。 いとが 心配するようなことはないわ。 176 00:21:43,302 --> 00:21:45,237 裳着は お済ましでございますよ。 177 00:21:45,237 --> 00:21:47,640 何が起きても不思議ではありません。 178 00:21:47,640 --> 00:21:49,675 それなら それで…➡ 179 00:21:49,675 --> 00:21:53,312 よいではないの。 フフ。 え~! 180 00:21:53,312 --> 00:21:55,247 (藤原賢子)すぐに手当てをするから。 181 00:21:55,247 --> 00:21:58,450 (双寿丸)これしきの けが 武者には どうってことない。 182 00:21:58,450 --> 00:22:02,254 (賢子)あっ 母上! どうしたらいいの? 183 00:22:02,254 --> 00:22:06,559 ああ… 傷を 水で流しなさい。 184 00:22:09,128 --> 00:22:15,134 こっち。 (双寿丸)大げさだな… この家は。 185 00:22:21,941 --> 00:22:26,779 そのような けがをしてるのに わざわざ ここまで来なくても。 186 00:22:26,779 --> 00:22:29,815 あんたの飯が うまいから。 まっ…。➡ 187 00:22:29,815 --> 00:22:32,585 口がうまいこと! 188 00:22:32,585 --> 00:22:35,888 痛む? いや 平気だ。 189 00:22:37,957 --> 00:22:41,293 もういいよ。 190 00:22:41,293 --> 00:22:43,996 (賢子)あっ ありがとう。 191 00:22:45,631 --> 00:22:51,337 その夜 道長は 病に倒れた。 192 00:23:06,585 --> 00:23:10,456 ああ…。 193 00:23:10,456 --> 00:23:13,158 ああ…。 194 00:23:14,927 --> 00:23:30,476 ♬~ 195 00:23:30,476 --> 00:23:34,947 (源 道方)左大臣様のご辞表にございます。 196 00:23:34,947 --> 00:23:56,235 ♬~ 197 00:23:56,235 --> 00:23:58,971 どうしたものか…。 198 00:23:58,971 --> 00:24:02,675 返すのが先例にございます。 199 00:24:05,778 --> 00:24:08,781 (ため息) 200 00:24:08,781 --> 00:24:12,518 (小声で)返したくないがのう…。 201 00:24:12,518 --> 00:24:37,810 ♬~ 202 00:24:50,255 --> 00:24:57,162 あのお強かった父上が お倒れになるなんて。 203 00:24:57,162 --> 00:25:01,233 (源 倫子)二度も辞表を出されたのよ。 204 00:25:01,233 --> 00:25:07,906 それは 私のせいやもしれませぬ。 205 00:25:07,906 --> 00:25:13,779 敦成が 東宮になった時から 私は 父上と…。 206 00:25:13,779 --> 00:25:21,920 (藤原穆子)皇太后様は 信じた道をお行きなさいませ。 207 00:25:21,920 --> 00:25:28,627 父上とて 皇太后様を誇りに思っておいでですよ。 208 00:25:48,614 --> 00:25:54,620 (彰子)「いつまで里におるのだ。 早く帰ってまいれ」。 209 00:26:24,450 --> 00:26:30,756 道長の病をきっかけに 内裏には 怪文書が出回った。 210 00:26:32,925 --> 00:26:39,098 (藤原顕光)「左大臣の病を喜んでいる者➡ 211 00:26:39,098 --> 00:26:42,401 大納言 道綱」。 212 00:26:42,401 --> 00:26:44,470 (藤原道綱)俺!? 213 00:26:44,470 --> 00:26:49,942 「大納言 実資 中納言 隆家➡ 214 00:26:49,942 --> 00:26:53,412 参議 懐平 参議 通任」。 215 00:26:53,412 --> 00:26:56,615 おお… 俺も入ってるの? 216 00:26:56,615 --> 00:26:59,918 (ため息) 217 00:27:01,453 --> 00:27:06,225 俺は 道長の病 心配してますよ! 218 00:27:06,225 --> 00:27:10,095 あいつは よく働くし いい弟だもの! 219 00:27:10,095 --> 00:27:12,898 誰よりも 心配してますよ。 220 00:27:12,898 --> 00:27:15,200 なななな… 何だ こんなもの! 221 00:27:19,771 --> 00:27:22,908 どこの輩が このようなことを…。 222 00:27:22,908 --> 00:27:25,611 いかがいたしましょう。 223 00:27:29,248 --> 00:27:33,252 放っておけ。 (資平)はっ。 224 00:27:33,252 --> 00:27:36,121 (ききょう)こういうものが出回るのは➡ 225 00:27:36,121 --> 00:27:41,260 皆の心が すさんでいるからでございましょう。 226 00:27:41,260 --> 00:27:44,596 嫌な世になりましたわね。 227 00:27:44,596 --> 00:27:50,602 さきの帝の頃は こういうことは 一度としてございませんでしたのに。 228 00:27:52,271 --> 00:27:55,774 (藤原隆家)俺の名前も書いてあるが➡ 229 00:27:55,774 --> 00:27:58,610 病の左大臣様をお訪ねして➡ 230 00:27:58,610 --> 00:28:04,216 我が身の潔白を申し立てるのも 気が引けるしな。 231 00:28:04,216 --> 00:28:08,887 放っておけば よろしいのでございますよ。 232 00:28:08,887 --> 00:28:15,194 左大臣様のお命は 長くはもちますまい。 233 00:28:22,901 --> 00:28:27,573 (倫子)ご遠慮くださいませ。 会って 釈明したいのだよ 俺は! 234 00:28:27,573 --> 00:28:32,911 釈明? 俺は 喜んでなどおらぬ。 235 00:28:32,911 --> 00:28:35,814 何のことでございましょう。 236 00:28:35,814 --> 00:28:39,084 怪しい文が あちこちに まかれておるのだ。 237 00:28:39,084 --> 00:28:43,388 俺や実資殿が 道長の病を喜んでおるって。 238 00:28:43,388 --> 00:28:45,324 だから…。 お帰りください。 239 00:28:45,324 --> 00:28:51,930 え?お帰りになって 平癒をお祈りくださいませ。 240 00:28:51,930 --> 00:28:56,268 道長… 俺を疑うなよ~。 241 00:28:56,268 --> 00:28:59,104 俺は 唯一のお前の兄…。 242 00:28:59,104 --> 00:29:01,540 ご無礼いたします。 な… 何だ お前は。 243 00:29:01,540 --> 00:29:05,210 百舌彦でございます。 ちょ… 道長!➡ 244 00:29:05,210 --> 00:29:07,879 俺は 喜んでなどおらぬぞ!➡ 245 00:29:07,879 --> 00:29:13,218 あれは うそだからな! 俺だけは お前の味方だからな!➡ 246 00:29:13,218 --> 00:29:15,921 道長! 247 00:29:24,830 --> 00:29:29,768 お方様! そのようなことは 私がいたしますので。 248 00:29:29,768 --> 00:29:33,905 いいのよ。 やることないから。 249 00:29:33,905 --> 00:29:54,926 ♬~ 250 00:29:54,926 --> 00:30:00,799 母上は もう書かないのですか? 251 00:30:00,799 --> 00:30:04,803 「源氏の物語」は 終わったの。 252 00:30:07,939 --> 00:30:12,778 物心付いた時から 母上は いつも➡ 253 00:30:12,778 --> 00:30:18,283 私のことなぞ ほっぽらかして 何かを書いていたわ。 254 00:30:18,283 --> 00:30:22,988 書かない母上は 母上でないみたい。 255 00:30:24,623 --> 00:30:29,428 このまま出家しようかしら。 え? 256 00:30:29,428 --> 00:30:31,963 フフフフ。 257 00:30:31,963 --> 00:30:35,634 あなたには 好きな人もいるし➡ 258 00:30:35,634 --> 00:30:38,303 心配することないもの。 259 00:30:38,303 --> 00:30:41,606 フフフフ。 260 00:30:49,915 --> 00:31:36,228 〽 261 00:32:57,642 --> 00:32:59,678 (乙丸)わっ… おお! 262 00:32:59,678 --> 00:33:02,080 (百舌彦)まひろ様は どちらに…。 263 00:33:02,080 --> 00:33:05,584 (乙丸)あ… あちらに…。 264 00:33:07,586 --> 00:33:10,889 百舌彦! 265 00:33:13,458 --> 00:33:19,197 ご機嫌よろしゅう。 にわかに参じましたこと お許しを。 266 00:33:19,197 --> 00:33:22,200 どうしたの? 267 00:33:23,935 --> 00:33:30,242 実は 殿様のお加減が およろしくなく…。 268 00:35:01,232 --> 00:35:04,536 道長様。 269 00:35:42,841 --> 00:35:49,547 宇治は よい所でございますね。 270 00:35:58,289 --> 00:36:05,997 川風が心地よい。 271 00:36:07,565 --> 00:36:20,912 ♬~ 272 00:36:20,912 --> 00:36:25,250 川辺を 2人で歩きとうございます。 273 00:36:25,250 --> 00:37:04,089 ♬~ 274 00:37:04,089 --> 00:37:13,398 早めに終わってしまった方が 楽だという お前の言葉が 分かった。 275 00:37:15,233 --> 00:37:18,937 今は死ねぬと 仰せでしたのに。 276 00:37:20,572 --> 00:37:24,275 誰のことも信じられぬ。 277 00:37:27,245 --> 00:37:30,248 己のことも。 278 00:37:33,751 --> 00:37:36,588 もう よろしいのです。 279 00:37:36,588 --> 00:37:42,260 私との約束は お忘れくださいませ。 280 00:37:42,260 --> 00:37:51,970 お前との約束を忘れれば 俺の命は終わる。 281 00:37:58,276 --> 00:38:07,285 それで 帝も 皆も喜べば それでもよいが…。 282 00:38:10,555 --> 00:38:14,859 ならば 私も一緒に参ります。 283 00:38:16,427 --> 00:38:19,731 戯れを申すな。 284 00:38:22,901 --> 00:38:28,773 私も もう終えてもいいと 思っておりました。 285 00:38:28,773 --> 00:38:31,910 物語も終わりましたし➡ 286 00:38:31,910 --> 00:38:39,250 皇太后様も 強く たくましくなられました。 287 00:38:39,250 --> 00:38:44,556 この世に 私の役目は もうありませぬ。 288 00:38:54,799 --> 00:38:59,504 この川で 2人流されてみません? 289 00:39:06,878 --> 00:39:09,180 お前は…。 290 00:39:13,218 --> 00:39:16,521 俺より先に死んではならぬ。 291 00:39:29,567 --> 00:39:32,270 死ぬな。 292 00:39:39,244 --> 00:39:47,552 ならば… 道長様も生きてくださいませ。 293 00:39:52,590 --> 00:39:58,263 道長様が 生きておられれば➡ 294 00:39:58,263 --> 00:40:01,266 私も生きられます。 295 00:40:12,810 --> 00:42:07,258 ♬~ 296 00:42:07,258 --> 00:42:11,929 「光る君が お隠れになった後➡ 297 00:42:11,929 --> 00:42:19,270 あの光り輝くお姿を 受け継ぎなさることのできる方は➡ 298 00:42:19,270 --> 00:42:25,276 たくさんのご子孫の中にも いらっしゃらないのでした」。 299 00:42:30,281 --> 00:42:33,618 お目が見えず お耳も聞こえておられぬ。 300 00:42:33,618 --> 00:42:35,953 ご譲位を願い奉るのですね。 301 00:42:35,953 --> 00:42:39,290 左大臣殿に 民の顔なぞ 見えておられるのか? 302 00:42:39,290 --> 00:42:42,193 藤式部は 父上びいきであるのう…。 303 00:42:42,193 --> 00:42:45,797 殿に愛されてはいない…。 何だとお思いでございますか? 304 00:42:45,797 --> 00:42:48,299 生涯 忘れませぬ! 来年 大宰府に行く。 305 00:42:48,299 --> 00:42:52,170 母上は 振られたことある? 306 00:42:52,170 --> 00:42:55,173 私の胸で泣きなさい。 26554

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