All language subtitles for 光る君へ - E34 目覚め - [1440-FHD@AFS.NV7-h264_qvbr230_u p7][字]

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50 00:07:03,823 --> 00:07:07,227 興福寺の僧どもが 大極殿の前まで押し寄せておる。 51 00:07:07,227 --> 00:07:11,231 内裏に入ってくることはないと思うが 万が一に備えよ。 52 00:07:11,231 --> 00:07:15,902 そなたらも 命を懸けて 中宮様をお守りせよ。 53 00:07:15,902 --> 00:07:18,238 (大納言の君)お守りせよとは➡ 54 00:07:18,238 --> 00:07:21,141 どのようにしたら よろしいのでしょうか? 55 00:07:21,141 --> 00:07:24,110 (まひろ)清涼殿にお連れ申したら いかがでしょうか。 56 00:07:24,110 --> 00:07:27,580 万が一 僧たちが 内裏に攻め込んできたとしても➡ 57 00:07:27,580 --> 00:07:32,085 まさか 帝の御身にまでは 危害は及ぼしますまい。 58 00:07:32,085 --> 00:07:35,588 帝と共におられることが 最も安心かと。 59 00:07:35,588 --> 00:07:39,392 よし そのようにいたそう。 60 00:07:39,392 --> 00:07:42,595 支度を整えよ。 はっ。 61 00:07:51,137 --> 00:07:55,608 (一条天皇)中宮大夫は 大げさすぎる。➡ 62 00:07:55,608 --> 00:07:59,279 そのように案じることはない。 63 00:07:59,279 --> 00:08:05,285 今 左大臣が陣頭に立っておるゆえ 間もなく 事は収まるであろう。 64 00:08:07,087 --> 00:08:14,227 彰子。 そなたも おのが父を信じよ。➡ 65 00:08:14,227 --> 00:08:17,230 顔を上げよ。 66 00:08:19,099 --> 00:08:23,236 そなたは 朕の中宮である。 67 00:08:23,236 --> 00:08:28,942 こういう時こそ 胸を張っておらねばならぬ。 68 00:08:41,588 --> 00:08:45,925 (藤原顕光)朝堂院から 僧どもを 追い払ってやりました。 69 00:08:45,925 --> 00:08:48,261 ご苦労。 (顕光)はっ。 70 00:08:48,261 --> 00:08:57,604 ただ… 興福寺別当 定澄が 左大臣殿と会いたいと申しております。 71 00:08:57,604 --> 00:09:00,206 この上 何を…。 72 00:09:00,206 --> 00:09:04,077 (顕光)内裏に上げますか? それはならぬ! 73 00:09:04,077 --> 00:09:07,714 後日 土御門殿に参れと伝えよ。 74 00:09:07,714 --> 00:09:09,649 はっ。 75 00:09:09,649 --> 00:09:14,454 はあ… しつこいのう…。 76 00:10:02,869 --> 00:10:05,271 この上 何だ。 77 00:10:05,271 --> 00:10:10,143 では 申し上げます。 78 00:10:10,143 --> 00:10:17,851 南都に引き揚げるには 次のことをお約束くださいませ。 79 00:10:17,851 --> 00:10:28,294 1つ 大和守が申した 寺の僧が 当麻為頼邸を焼き払ったこと➡ 80 00:10:28,294 --> 00:10:35,969 および 田畑を踏みにじったことを お調べいただきたい。 81 00:10:35,969 --> 00:10:45,311 2つ 大和守 源 頼親を 解任していただきたい。 82 00:10:45,311 --> 00:10:55,955 3つ 右馬允 当麻為頼を 解任していただきたい。 83 00:10:55,955 --> 00:11:09,269 4つ 我らの蓮聖が 公の法会への参列を 止められておるのを 免じていただきたい。 84 00:11:13,940 --> 00:11:17,944 (ため息) 85 00:11:20,813 --> 00:11:23,950 いかなる理由があろうとも➡ 86 00:11:23,950 --> 00:11:29,822 屋敷を焼かれ 田畑を荒らされた方を 罰するは 理にかなわぬ。 87 00:11:29,822 --> 00:11:34,961 よって 1 2 3の申し入れは受け付けぬ。 88 00:11:34,961 --> 00:11:42,669 蓮聖のことを頼みたいなら いま一度 そのことだけの申文を出せ。 89 00:11:45,305 --> 00:11:47,640 以上である。 90 00:11:47,640 --> 00:11:54,514 速やかに南都へ戻り 御仏の道に生きるがよい。 91 00:11:54,514 --> 00:12:07,527 ♬~ 92 00:12:15,802 --> 00:12:18,504 はあ…。 93 00:12:36,623 --> 00:12:39,292 よかった。 94 00:12:39,292 --> 00:12:45,632 一つでも こちらの望みが通ったならば 上出来だ。 95 00:12:45,632 --> 00:12:47,934 (慶理)はっ…。 96 00:13:10,256 --> 00:13:12,925 お疲れでいらっしゃいますね。 97 00:13:12,925 --> 00:13:18,231 大したことはない。 ご無礼いたしました。 98 00:13:22,602 --> 00:13:26,472 帝と中宮様は いかにおわす。 99 00:13:26,472 --> 00:13:28,941 お渡りはございます。 100 00:13:28,941 --> 00:13:31,778 親王様にお会いになるだけか…。 101 00:13:31,778 --> 00:13:34,280 物語のお話もなさいます。 102 00:13:34,280 --> 00:13:37,950 いまだ中宮様に お手は触れられぬか。 103 00:13:37,950 --> 00:13:40,853 は…。 104 00:13:40,853 --> 00:13:47,160 お前… なんとかならぬか? 105 00:13:49,562 --> 00:13:53,266 このままでは ふびんすぎる。 106 00:13:56,302 --> 00:14:04,577 恐れながら 中宮様のお心が 帝にお開きにならないと➡ 107 00:14:04,577 --> 00:14:07,246 前には進まぬと存じます。 108 00:14:07,246 --> 00:14:09,549 それには…。 109 00:14:14,587 --> 00:14:16,923 どうすればよいのだ。 110 00:14:16,923 --> 00:14:20,760 どうか お焦りになりませぬように。 111 00:14:20,760 --> 00:14:24,964 皇后 定子様が身まかられて もう6年だぞ。 112 00:14:28,501 --> 00:14:34,507 焦らずにはおれぬ。 力は尽くしておりますゆえ。 113 00:14:41,614 --> 00:14:44,517 お前が頼みだ。 114 00:14:44,517 --> 00:14:49,522 どうか… 頼む。 115 00:14:54,794 --> 00:14:59,999 あっ… 邪魔をした。 116 00:15:07,240 --> 00:15:10,910 弟がおったな。 は…。 117 00:15:10,910 --> 00:15:13,813 何をしておる? 118 00:15:13,813 --> 00:15:17,250 任官するまで 大層 時がかかりまして➡ 119 00:15:17,250 --> 00:15:21,921 今は ようやく 中務省で 内記として働いております。 120 00:15:21,921 --> 00:15:27,260 左大臣様にお目にかかったことがあると 申しておりました。 121 00:15:27,260 --> 00:15:30,263 そうか。 122 00:15:34,600 --> 00:15:39,772 左大臣様と藤式部…。 足をもむ仲とも思えませんけども。 123 00:15:39,772 --> 00:15:42,608 お親しそう~。 124 00:15:42,608 --> 00:15:44,644 ひたひたしてる。 125 00:15:44,644 --> 00:15:47,113 ひそひそでしょ。 126 00:15:47,113 --> 00:15:49,048 ひたひたよ~。 127 00:15:49,048 --> 00:15:50,983 (笑い声) 128 00:15:50,983 --> 00:15:54,787 年が明けると 倫子は➡ 129 00:15:54,787 --> 00:15:58,291 四女 嬉子を産んだ。 130 00:15:58,291 --> 00:16:04,897 6度目の出産は重く 倫子は しばらく寝込んだ。 131 00:16:04,897 --> 00:16:11,070 同じ日 中納言 藤原斉信の屋敷が焼けた。 132 00:16:11,070 --> 00:16:13,573 (藤原公任)家の者は無事だそうだ。 133 00:16:15,241 --> 00:16:21,547 (藤原道綱)運が悪かったね。 風が強いし 今日…。 134 00:16:23,583 --> 00:16:25,518 よかったら うちに来てもいいよ。 135 00:16:25,518 --> 00:16:27,753 (公任)別邸はありますので…。 136 00:16:27,753 --> 00:16:31,591 ああ… そうか そうか。 そっとしておいてやってください。 137 00:16:31,591 --> 00:16:35,461 そうだよね。 138 00:16:35,461 --> 00:16:41,934 左大臣様から 中納言様のお着替えとして 直衣一式が届いております。 139 00:16:41,934 --> 00:16:44,770 道長は気が利くな 素早いし。 140 00:16:44,770 --> 00:16:47,273 (せきばらい) 141 00:16:47,273 --> 00:16:49,775 すまん… また言ってしまった。 142 00:16:49,775 --> 00:16:54,614 ただいま 蔵人は 3名欠けております。 143 00:16:54,614 --> 00:16:58,484 朕は 伊周の嫡男 従五位下の道雅を入れたいと思う。 144 00:16:58,484 --> 00:17:00,419 は…。 145 00:17:00,419 --> 00:17:03,422 亡き関白の孫ゆえ 誰も異は唱えまい。 146 00:17:03,422 --> 00:17:06,225 道雅は まだ16歳でございますゆえ➡ 147 00:17:06,225 --> 00:17:13,099 六位の蔵人に 年長の者を 1人入れるのが よろしかろうと存じます。 148 00:17:13,099 --> 00:17:15,234 好きにいたせ。 149 00:17:15,234 --> 00:17:22,375 ただいま 中務省で内記を務めております 藤原惟規は いかがでございましょうか。 150 00:17:22,375 --> 00:17:27,179 それでよい。 はっ。 151 00:17:30,116 --> 00:17:33,586 (藤原伊周)よかった…。 152 00:17:33,586 --> 00:17:39,458 帝は 我が家を 引き立てようとしてくださっておる。 153 00:17:39,458 --> 00:17:43,262 道雅 心して務めよ。 154 00:17:43,262 --> 00:17:48,935 (藤原道雅)別に うれしくもないですけど やることは ちゃんとやりますよ。 155 00:17:48,935 --> 00:17:54,607 この機を生かすのだ。 156 00:17:54,607 --> 00:17:56,943 この機を生かすって 何ですか? 157 00:17:56,943 --> 00:17:59,779 父上の復しゅうの道具には なりませんから。 158 00:17:59,779 --> 00:18:01,981 (源 幾子)道雅。 159 00:18:13,225 --> 00:18:16,562 (藤原惟規)姉上!➡ 160 00:18:16,562 --> 00:18:21,233 これ 父上のお下がり。 161 00:18:21,233 --> 00:18:24,904 よく似合うわ。 ちょっと カビ臭いけどね。 162 00:18:24,904 --> 00:18:28,608 いとが大切に取っておいてくれたのよ。 163 00:18:31,243 --> 00:18:36,248 案外 狭いところだな。 シッ! 164 00:18:38,117 --> 00:18:41,587 蔵人になれたのは 左大臣様のおかげよ。 165 00:18:41,587 --> 00:18:45,925 お顔を潰さないでね。 分かってるって。 166 00:18:45,925 --> 00:18:49,595 さっきの女房 悪くないな。 167 00:18:49,595 --> 00:18:52,932 大納言 道綱様の姫様よ。 168 00:18:52,932 --> 00:18:55,968 六位の蔵人じゃ 相手にされないか。 169 00:18:55,968 --> 00:18:58,270 まあ そうね。 170 00:18:58,270 --> 00:19:00,706 でも 分からないわよ。 171 00:19:00,706 --> 00:19:04,043 惟規には 身分の壁を超えてほしいの。 172 00:19:04,043 --> 00:19:06,712 何? それ。 私の夢よ。 173 00:19:06,712 --> 00:19:11,217 すごい夢 託されちゃったな~。 174 00:19:11,217 --> 00:19:13,152 実はさ…。 175 00:19:13,152 --> 00:19:16,555 えっ 誰かいるの? 176 00:19:16,555 --> 00:19:20,860 神の斎垣を越えるかも 俺。 177 00:19:23,429 --> 00:19:27,900 中宮様のお越しにございます。 178 00:19:27,900 --> 00:19:30,936 えっ。 中宮様 こんなとこ いらっしゃるの? 179 00:19:30,936 --> 00:19:33,072 俺 じゃあ。 180 00:19:33,072 --> 00:19:37,910 お呼びくだされば 参りましたのに。 181 00:19:37,910 --> 00:19:42,782 (左衛門の内侍) 藤式部のつぼねが見たいと仰せになって。 182 00:19:42,782 --> 00:19:45,785 そなたはよい。 183 00:19:49,922 --> 00:19:54,927 えっ? 下がれ。 184 00:20:22,288 --> 00:20:27,126 そなたの物語だが…➡ 185 00:20:27,126 --> 00:20:31,297 面白さが分からぬ。 186 00:20:31,297 --> 00:20:33,966 さようでございますか…。 187 00:20:33,966 --> 00:20:38,304 男たちの言っていることも分からぬし➡ 188 00:20:38,304 --> 00:20:42,975 光る君が 何をしたいのかも分からぬ。 189 00:20:42,975 --> 00:20:44,910 はあ…。 190 00:20:44,910 --> 00:20:53,319 帝は そなたの物語の どこに 引かれておいでなのであろう。 191 00:20:53,319 --> 00:20:59,992 さあ… 帝のお心は計り知れませぬ。 192 00:20:59,992 --> 00:21:07,733 されど 私の願い 思い 来し方を 膨らませて書いた物語が➡ 193 00:21:07,733 --> 00:21:17,109 帝のお考えになることと どこか重なったのやもしれませぬ。 194 00:21:17,109 --> 00:21:19,912 ふ~ん…。 195 00:21:21,614 --> 00:21:25,484 (足音) (敦康親王)中宮様! 196 00:21:25,484 --> 00:21:31,290 今日は すごろくをいたしましょう。 私では 敦康様のお相手になりませぬ。 197 00:21:31,290 --> 00:21:34,293 今日は 中宮様が勝てるようにします。 まあ…。 198 00:21:34,293 --> 00:21:37,096 早く参りましょう。 199 00:21:41,634 --> 00:21:46,305 また来てよいか? 200 00:21:46,305 --> 00:21:49,308 もちろんにございます。 201 00:21:59,652 --> 00:22:04,390 「眠りこけている様などが みぐるしいほど変わっていて➡ 202 00:22:04,390 --> 00:22:10,763 だんだん正体が分かるにつれ 情けなく心やましくなりましたが➡ 203 00:22:10,763 --> 00:22:14,266 『人違いと分かってしまうのも みっともないし➡ 204 00:22:14,266 --> 00:22:16,602 女も変に思うだろう。➡ 205 00:22:16,602 --> 00:22:19,271 意中の人を尋ね寄ろうにも➡ 206 00:22:19,271 --> 00:22:22,775 これほど 逃がれようとする心があるならば➡ 207 00:22:22,775 --> 00:22:24,710 甲斐がない➡ 208 00:22:24,710 --> 00:22:31,951 さぞ愚かしいと思われるだろう』と お思いになります」。 209 00:22:31,951 --> 00:22:37,289 ハハ… とんでもないな この男。 210 00:22:37,289 --> 00:22:41,160 (敏子)あなたにも似たようなこと…➡ 211 00:22:41,160 --> 00:22:47,299 おありなのではございません? ハハハハ… 何を申すか。 212 00:22:47,299 --> 00:22:51,303 俺は このような まぬけなことはせぬ。 213 00:22:52,972 --> 00:22:55,808 (藤原行成)「女は ようやく目覚めると➡ 214 00:22:55,808 --> 00:23:01,914 思いもかけない あまりの出来事に 途方にくれた様子になるだけで➡ 215 00:23:01,914 --> 00:23:10,256 思慮が浅く 可哀想なほど何の心構えもありません。➡ 216 00:23:10,256 --> 00:23:12,191 男をまだ知らぬにしては…」。 217 00:23:12,191 --> 00:23:20,499 「大人びていて 弱弱しく思い乱れることもありません」。 218 00:23:23,802 --> 00:23:30,576 「私だとは知らせまいと お思いになるけれど➡ 219 00:23:30,576 --> 00:23:34,480 どうして このようなことにと…」。 220 00:23:34,480 --> 00:23:39,285 (筑前の命婦) 「女が後に思いめぐらしたりしたら➡ 221 00:23:39,285 --> 00:23:42,955 私にとっては 何でもないことでも➡ 222 00:23:42,955 --> 00:23:48,427 あのつれない人が ひたむきに名を隠そうとするのは➡ 223 00:23:48,427 --> 00:23:54,633 さすがに気の毒なので たびたびの方違えに かこつけて➡ 224 00:23:54,633 --> 00:24:01,240 こちらに来ていたのだと うまく言いつくろいなさります」。 225 00:24:01,240 --> 00:24:05,110 (笑い声) 226 00:24:05,110 --> 00:24:14,753 ♬~ 227 00:24:14,753 --> 00:24:18,257 (宮の宣旨)帝がおいでになりました。 228 00:24:29,268 --> 00:24:32,972 よい。 はっ。 229 00:24:34,606 --> 00:24:37,943 (一条天皇) 是非 聞いてみたいことがあって参った。 230 00:24:37,943 --> 00:24:39,945 はっ。 231 00:24:47,286 --> 00:24:52,291 なぜ そなたは この物語を書こうと思い立ったのだ。 232 00:24:54,960 --> 00:25:04,370 お上に献上する物語を書けと 左大臣様が仰せになったのでございます。 233 00:25:04,370 --> 00:25:07,906 左大臣が? 234 00:25:07,906 --> 00:25:12,778 私は 物語を書くのが 好きでございましたので➡ 235 00:25:12,778 --> 00:25:18,083 光栄なことだと存じ お引き受けいたしました。 236 00:25:18,083 --> 00:25:23,889 されど 何が帝のお心を打つか 思いつかず➡ 237 00:25:23,889 --> 00:25:28,260 左大臣様に お上のことを あれこれと 伺いました。 238 00:25:28,260 --> 00:25:32,264 そこから考えた物語にございます。 239 00:25:34,133 --> 00:25:44,276 書いているうちに 私は 帝のお悲しみを 肌で感じるようになりました。 240 00:25:44,276 --> 00:25:54,286 ♬~ 241 00:25:54,286 --> 00:25:57,956 この先は どうなるのだ? 242 00:25:57,956 --> 00:26:01,827 ひと言では申し上げられませぬ。 243 00:26:01,827 --> 00:26:04,129 そうか…。 244 00:26:06,765 --> 00:26:12,771 朕に物おじせず ありのままを語る者は めったにおらぬ。 245 00:26:15,441 --> 00:26:23,115 されど そなたの物語は 朕に まっすぐ語りかけてくる。 246 00:26:23,115 --> 00:26:26,118 恐れ多いことにございます。 247 00:26:30,856 --> 00:26:33,158 また来る。 248 00:26:40,532 --> 00:26:46,538  心の声 私ではなくて 中宮様に 会いにいらしてください。 249 00:27:00,352 --> 00:27:05,190 〽 250 00:27:05,190 --> 00:27:10,095 3月3日 上巳の祓の日➡ 251 00:27:10,095 --> 00:27:14,867 土御門殿で 曲水の宴が行われた。 252 00:27:14,867 --> 00:27:20,572 曲水の宴とは 曲がりくねった水の流れに沿って座り➡ 253 00:27:20,572 --> 00:27:25,577 和歌や漢詩を詠んで 競い合う催しである。 254 00:27:29,248 --> 00:27:34,119 水の神によって 穢れをはらおうとするものであり➡ 255 00:27:34,119 --> 00:27:43,262 道長は 中宮 彰子の懐妊を切に願って このうたげを催した。 256 00:27:43,262 --> 00:27:52,271 〽 257 00:27:52,271 --> 00:27:56,575 はあ… 皆 よく来てくれた。 258 00:28:01,079 --> 00:28:04,850 母上もおいでになれれば よかったのに。 259 00:28:04,850 --> 00:28:10,155 (赤染衛門) いまだ ご本復となりませぬゆえ。 260 00:28:28,574 --> 00:28:35,914 〽 261 00:28:35,914 --> 00:28:38,250 (菅原輔正)本日のお題は➡ 262 00:28:38,250 --> 00:28:43,121 「流れに因って酒をうかぶ」でございます。 263 00:28:43,121 --> 00:28:57,269 〽 264 00:28:57,269 --> 00:29:12,217 〽(雨音) 265 00:29:12,217 --> 00:29:16,221 雨があがるまで しばし中断いたします。 266 00:29:16,221 --> 00:29:20,092 母屋の方で おくつろぎくださいませ。 267 00:29:20,092 --> 00:29:32,904 (雨音) 268 00:29:32,904 --> 00:29:35,574 皆 屋根の下へ。 早う。 269 00:29:35,574 --> 00:29:41,913 (雨音) 270 00:29:41,913 --> 00:29:46,251 ああ…。 ああ…。 271 00:29:46,251 --> 00:29:49,755 ぬれてしまったな。 ええ。 272 00:29:49,755 --> 00:29:51,957 どうぞ。 273 00:30:06,204 --> 00:30:10,142 (雷雨の音) 274 00:30:10,142 --> 00:30:16,848 (雨音) 275 00:30:16,848 --> 00:30:21,286 このような空もようとなってしまい すまぬ。 276 00:30:21,286 --> 00:30:26,158 (源 俊賢)いやいや 左大臣様のせいではございませぬ。➡ 277 00:30:26,158 --> 00:30:32,631 昔は 雨にぬれることなぞ 平気であったが すっかり弱ったな。 278 00:30:32,631 --> 00:30:36,501 ああ 年を取った。 279 00:30:36,501 --> 00:30:44,242 (斉信)しかし 道長は 昔も今も いい体をしておる。 280 00:30:44,242 --> 00:30:46,645 えっ 俺? (斉信)うん。 281 00:30:46,645 --> 00:30:50,449 (俊賢)上に立つ者は きりりとしておらねばならぬゆえ。 282 00:30:50,449 --> 00:30:53,652 は? (斉信)そうだ。きりり…。 283 00:30:53,652 --> 00:30:58,824 ハハハ… そのようなこと 考えたこともなかったわ。 284 00:30:58,824 --> 00:31:02,027 (笑い声) 285 00:31:04,930 --> 00:31:10,268 (俊賢)そなたは 今はやりの物語を書いている女房か? 286 00:31:10,268 --> 00:31:13,605 はっ。 287 00:31:13,605 --> 00:31:18,276 なぜ 光る君を源氏にしたのだ? 288 00:31:18,276 --> 00:31:25,150 親王様では 好き勝手なことをさせられませぬゆえ。 289 00:31:25,150 --> 00:31:31,623 臣下の籍に下ろされた亡き父 高明を思い出した。 290 00:31:31,623 --> 00:31:34,960 父は すばらしき人であった。 291 00:31:34,960 --> 00:31:37,796 どなたのお顔を思い浮かべられても➡ 292 00:31:37,796 --> 00:31:41,299 それは お読みになる方次第でございます。 293 00:31:41,299 --> 00:31:47,005 光る君は 俺のことかと思っていたぞ。 フフ…。 294 00:31:48,640 --> 00:31:51,543 あれ? 295 00:31:51,543 --> 00:31:53,979 (笑い声) (斉信)どうした? 296 00:31:53,979 --> 00:31:57,015 (行成) 少なくとも 道長様ではありませんね。 297 00:31:57,015 --> 00:32:00,786 ん?(行成)道長様は 笛もお吹きになれないし…。 298 00:32:00,786 --> 00:32:04,589 いや… 俺だって 少しは吹けるぞ。 (笑い声) 299 00:32:04,589 --> 00:32:07,092 では 笛を持ってこよう。 (笑い声) 300 00:32:07,092 --> 00:32:09,027 少し。 301 00:32:09,027 --> 00:32:11,830 (笑い声) 302 00:32:16,768 --> 00:32:26,945 〽 303 00:32:26,945 --> 00:32:31,817 「時人 処を得て 青苔に坐し➡ 304 00:32:31,817 --> 00:32:37,589 酒を清流に汎かべて 取次に廻る➡ 305 00:32:37,589 --> 00:32:43,495 水は瀉ぐ 右軍 三日の会➡ 306 00:32:43,495 --> 00:32:49,968 花は薫る 東閣 万年の杯➡ 307 00:32:49,968 --> 00:32:54,840 波月を巡行するは 明府に応じ➡ 308 00:32:54,840 --> 00:33:02,080 沙風に斟酌するは 是れ後来なればなり」。 309 00:33:02,080 --> 00:33:09,254 さっき 父上が 心からお笑いになるのを見て➡ 310 00:33:09,254 --> 00:33:12,924 びっくりした。 311 00:33:12,924 --> 00:33:18,630 殿御は 皆 かわいいものでございます。 312 00:33:22,267 --> 00:33:24,970 帝も? 313 00:33:27,138 --> 00:33:31,142 帝も殿御におわします。 314 00:33:35,814 --> 00:33:39,818 先ほど ご覧になった公卿たちと➡ 315 00:33:39,818 --> 00:33:44,523 そんなに お変わりないように 存じますが。 316 00:33:47,959 --> 00:33:51,630 帝のお顔を しっかりご覧になって➡ 317 00:33:51,630 --> 00:33:56,301 お話し申し上げなされたら よろしいと存じます。 318 00:33:56,301 --> 00:35:13,244 ♬~ 319 00:35:13,244 --> 00:35:16,081 いかがした? 320 00:35:16,081 --> 00:35:20,919  心の声 小鳥を追っていった先で 出会ったあの人…。➡ 321 00:35:20,919 --> 00:35:26,257 あの幼い日から 恋しいあの人のそばで➡ 322 00:35:26,257 --> 00:35:30,762 ずっとずっと一緒に生きていられたら…➡ 323 00:35:30,762 --> 00:35:35,266 一体 どんな人生だっただろう。 324 00:35:35,266 --> 00:35:37,936 (スズメの鳴き声) 325 00:35:37,936 --> 00:35:52,250 ♬~ 326 00:36:09,567 --> 00:36:26,117 ♬~ 327 00:36:26,117 --> 00:36:30,855  心の声  「『雀の子を犬君が逃がしてしまったの。➡ 328 00:36:30,855 --> 00:36:38,930 籠をふせて 閉じ込めておいたのに』と 大層 悔しそうにしています」。 329 00:36:38,930 --> 00:36:44,436 ♬~ 330 00:36:48,273 --> 00:36:54,145 興福寺の僧どもを追い払ってから 何か おかしくないか? 331 00:36:54,145 --> 00:36:57,615 斉信の家が焼けて➡ 332 00:36:57,615 --> 00:37:00,885 俺の家まで焼けたんだよ。 333 00:37:00,885 --> 00:37:05,223 お察しいたします。 大変でございましたね。 334 00:37:05,223 --> 00:37:11,029 道長が いろ~んな見舞いをくれたよ…。 335 00:37:11,029 --> 00:37:13,832 よい弟だ。 336 00:37:27,245 --> 00:37:29,180 (せきこみ) 敦康様…。 337 00:37:29,180 --> 00:37:35,487 道綱の屋敷が焼けた直後 敦康親王は 病に伏せった。 338 00:37:53,471 --> 00:37:58,176 親王様。 伯父上がお見舞いに参られました。 339 00:38:07,552 --> 00:38:13,224 思ったよりお元気そうで 安堵いたしました。 340 00:38:13,224 --> 00:38:19,564 これは 源 為憲の著した 「口遊」にございます。➡ 341 00:38:19,564 --> 00:38:22,901 もう少しご回復が進みましたら 是非 お読みください…。 342 00:38:22,901 --> 00:38:24,903 要らぬ。 343 00:38:35,246 --> 00:38:39,250 (宮の宣旨) 左大臣様のお越しにございます。 344 00:38:44,923 --> 00:38:57,502 ♬~ 345 00:38:57,502 --> 00:39:00,405 いかがされました? 346 00:39:00,405 --> 00:39:03,208 (せきこみ) あっ…。 347 00:39:03,208 --> 00:39:11,216 (せきこみ) 348 00:39:14,819 --> 00:39:18,223 さあ お口を。 349 00:39:18,223 --> 00:39:29,834 ♬~ 350 00:39:29,834 --> 00:39:32,237 (藤原頼通)父上。 351 00:39:32,237 --> 00:39:39,911 このところ 不吉なことが続き 中宮様のご懐妊もないゆえ➡ 352 00:39:39,911 --> 00:39:42,814 吉野の金峯山に参ろうと思う。 353 00:39:42,814 --> 00:39:49,520 恐らくは 我が生涯 最初で最後の 御嶽詣である。 354 00:39:51,256 --> 00:39:56,261 それ 私もご一緒いたしとう存じます。 355 00:39:58,930 --> 00:40:03,401 8月の出立まで 100日にわたって精進潔斎し➡ 356 00:40:03,401 --> 00:40:08,606 酒 肉 欲 色を断たねばならぬ。 357 00:40:08,606 --> 00:40:13,311 頼通 お前にできるか? 358 00:40:14,946 --> 00:40:17,615 ん~…。 359 00:40:17,615 --> 00:40:24,289 道中も険しいゆえ おぼつかなければ やめておけ。 360 00:40:24,289 --> 00:40:28,960 いえ お供いたしたく存じます。 361 00:40:28,960 --> 00:40:34,632 中宮様の御ためにも 参ります。 362 00:40:34,632 --> 00:40:37,335 そうか。 363 00:40:40,305 --> 00:40:46,611 ならば 共に参ろう。 364 00:40:48,980 --> 00:40:52,684 ありがたき幸せに存じます。 365 00:41:01,392 --> 00:41:04,929 明日 都をたちます。 366 00:41:04,929 --> 00:41:06,864 お気を付けて。 367 00:41:06,864 --> 00:41:12,170 中宮様も お健やかにお過ごしくださいませ。 368 00:41:19,477 --> 00:41:30,154 ♬~ 369 00:41:30,154 --> 00:41:32,990 一行は間もなく出立。 370 00:41:32,990 --> 00:41:34,992 いかがいたしましょう。 371 00:41:34,992 --> 00:41:37,829 またとない機会となりましょう。 372 00:41:37,829 --> 00:41:54,278 ♬~ 373 00:41:54,278 --> 00:41:58,816 道長は 嫡男 頼通➡ 374 00:41:58,816 --> 00:42:05,590 中宮権大夫の源 俊賢を伴って 京をたった。 375 00:42:05,590 --> 00:42:30,281 ♬~ 376 00:42:30,281 --> 00:42:33,284 もう触れられないなんて…。 377 00:42:33,284 --> 00:42:35,787 中将の君! 惟規様! 378 00:42:37,622 --> 00:42:42,794 いざとなれば 父上は 私が背負って山を登ります。 379 00:42:42,794 --> 00:42:45,830 ハハハハハハ…。 どうぞご無事で! 380 00:42:45,830 --> 00:42:50,134 いつの間にか 大人になっておったのだな。 お慕いしております! 381 00:42:50,134 --> 00:42:55,339 物語になってしまえば 我が身に起きたことなぞ 霧のかなた…。 33741

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