Afrikaans
Akan
Albanian
Amharic
Arabic
Armenian
Azerbaijani
Basque
Belarusian
Bemba
Bengali
Bihari
Bosnian
Breton
Bulgarian
Cambodian
Catalan
Cebuano
Cherokee
Chichewa
Chinese (Simplified)
Chinese (Traditional)
Corsican
Croatian
Czech
Danish
Dutch
Esperanto
Estonian
Ewe
Faroese
Filipino
Finnish
French
Frisian
Ga
Galician
Georgian
German
Greek
Guarani
Gujarati
Haitian Creole
Hausa
Hawaiian
Hebrew
Hindi
Hmong
Hungarian
Icelandic
Igbo
Indonesian
Interlingua
Irish
Italian
Japanese
Javanese
Kannada
Kazakh
Kinyarwanda
Kirundi
Kongo
Korean
Krio (Sierra Leone)
Kurdish
Kurdish (Soranî)
Kyrgyz
Laothian
Latin
Latvian
Lingala
Lithuanian
Lozi
Luganda
Luo
Luxembourgish
Macedonian
Malagasy
Malay
Malayalam
Maltese
Maori
Marathi
Mauritian Creole
Moldavian
Mongolian
Myanmar (Burmese)
Montenegrin
Nepali
Nigerian Pidgin
Northern Sotho
Norwegian
Norwegian (Nynorsk)
Occitan
Oriya
Oromo
Pashto
Persian
Polish
Portuguese (Brazil)
Portuguese (Portugal)
Punjabi
Quechua
Romanian
Romansh
Runyakitara
Russian
Samoan
Scots Gaelic
Serbian
Serbo-Croatian
Sesotho
Setswana
Seychellois Creole
Shona
Sindhi
Sinhalese
Slovak
Slovenian
Somali
Spanish
Spanish (Latin American)
Sundanese
Swahili
Swedish
Tajik
Tamil
Tatar
Telugu
Thai
Tigrinya
Tonga
Tshiluba
Tumbuka
Turkish
Turkmen
Twi
Uighur
Ukrainian
Urdu
Uzbek
Vietnamese
Welsh
Wolof
Xhosa
Yiddish
Yoruba
Zulu
(カラスの鳴き声)
まひろが 夫を失って3年目の夏。
都を干ばつが襲った。
♬~
邪魔だ どけ!
返せ! 返してくれ! 返せ! 返せ!
♬~
♬ 天の河水 天の河水 天の河水
♬ 天の河水 天の河水
(まひろ)あの… 渇きを癒やせるような 果物はないかしら?
(乙丸)帰りましょう。
動けば 我々も干上がってしまいます。
♬ 天の河水
♬~
(藤原道綱)はあ… 帝の雨乞いも効かなかったんだねえ…。
(藤原実資) 帝が 御自ら雨乞いをなさるのは➡
200年ぶりのことであったのだが…。
(藤原顕光)左大臣殿。➡
陰陽寮は 何をしておるのでしょう。
(藤原道長)必死でやってはおりましょう。
はあ… 晴明が務めを退いてから まるで 当てになりませぬな。
はあ…。 なんとか いたさねば… なんとか…。
(藤原斉信)右大臣様は 道長に 何もかも押しつけて いい気なもんだな。
(藤原公任)今に始まったことではない。
(顕光)困ったのう… はあ…。
(乙丸)お方様のお戻りです。 ただいま。
(藤原為時)井戸がかれた…。
この夏 我らの命も もたぬやもしれぬ…。
賢子だけは 生き延びさせたいが…。
(安倍晴明)雨乞いなど 体がもちませぬ。
陰陽寮には 力のある者がおらぬ。
なんとか そなたに やってもらいたい。
こうして お話しするだけでも 喉が渇きますのに 祈とうなぞ。
頼む。
何を下さいますか。
私だけが この身をささげるのではなく➡
左大臣様も 何かを差し出してくださらねば➡
嫌でございます。
私の寿命…。
10年やろう。
まことに奪いますぞ。 よい。
お引き受けいたしましょう。
お~!
竜神 広くあつく 雲をつくり➡
甘雨を下したまえ。 ジャッ。
民のかわきを うるおしたまえ。
竜神 広くあつく 雲をつくり➡
甘雨を下したまえ。
(晴明)雲をつくり➡
甘雨を下したまえ。 ヘッ。
民のかわきを うるおしたまえ。
(雷雨の音)
雨だ!
(歓喜する声)
♬~(雷雨の音)
このころ 清少納言が託した「枕草子」が 評判を呼び➡
貴族たちの間で広まっていった。
(一条天皇)これを読んでおると そこに定子がおるような心持ちになる。
(藤原伊周)まことに そこに おられるのでございましょう。
そなたらや 定子と共に遊んだ日のことも➡
つい この間のように 思い出される。
お上の后は 昔も 今も この先も➡
定子様 お一人にございます。
生まれ変わって 再び定子に出会い➡
心から定子のために生きたい。
お上 そのように 暗いお顔をなさらないでくださいませ。
定子様が 悲しみます。
(伊周)「枕草子」をお読みくださり➡
どうか 華やかで 楽しかった日々のことだけを➡
お思いくださいませ。
笑顔のお上を 定子様は ご覧になりたいに違いございませぬ。
まひろは 6日に一度 四条宮で女房たちに和歌を教えていた。
この学びの会は 藤原公任の妻 敏子の主宰である。
和歌は 人の心を種として それが さまざまな言の葉になったもので➡
この世で暮らしている人の思いを➡
見るもの 聞くものに託して 歌として表します。
難しい…。 ねえ。
心があってこその言葉。
もののあわれが分からねば よい歌は詠めないということです。
「人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける」。
あっ それ知ってます。
この歌は 変わってしまう人の心と➡
変わらない花の香を対にして 歌っています。
唐の詩人 劉希夷の漢詩➡
「年年歳歳 花相似たり➡
歳歳年年 人同じからず」を 踏まえているとも…。
(あかね)先生は 歌を詠む時➡
そんなに難しいことを お考えなんですかぁ?
私は 思ったことを そのまま歌にしているだけですけれど。
こちらは 後に 和泉式部と呼ばれる歌人である。
「声聞けば あつさぞまさる 蝉の羽の➡
薄き衣は みに着たれども」。
蝉の声を聞くと 暑っ苦しさが増して 嫌になってしまいますわね。➡
皆様も 薄着におなりなさいませよ。
(敏子)今日も また 朝寝されましたの?
(あかね) 親王様と お話ししておりましたら つい。
お話? あかね様が お放しに ならなかったのではありませんの?
あなた うまいこと言うわね。 フフフ…。
どちらにしても そのようなお姿は いかがなものでしょうか。
だって 暑いんですもの。
いっそのこと 何もかも脱いでしまいたいぐらい。
(あかね)皆様も そうしません?
みんなで脱げば 恥ずかしくありませんわよ。
おやめください。
先生も ほら。
ああ… それは ちょっと…。
はあ… 動くと ますます暑うございますわね。➡
あっ そうだわ。
親王様が これを下さいましたの。
「枕草子」。 内裏で大はやりなのですって。
先生 ご存じ? ええ。
さすが。
でも 私 読んでみましたけど さほど 面白いと思いませんでした。
軽みのある文章で よいと思いましたが。
面白いというなら➡
先生の「カササギ語り」の方が はるかに面白うございますよ。
ああ…。
「昔々 ある所に 男と女がいました。➡
男は 体が小さく 病がち。➡
女は ふくよかで 力持ち。➡
わたしの見立てでは いつの世も男というものは➡
女よりも 上でいたいもの。➡
もし この男と女が 一緒になったら 一体 どうなるのだろうか。➡
ぜひ見てみたいと思ったわたしは…」。
(藤原隆家) はあ… 兄には困ったものでございます。➡
帝のお気弱につけ込んで。
亡き皇后様は そなたの姉君であろう。
帝が お懐かしみくださるのは ありがたいことではないか。
(隆家)私は 過ぎたことは 忘れるようにしております。
出雲に配流となった時の無念よりも 亡き姉への思いよりも➡
先のことが大事でございます。
恐れながら 帝にも 前をお向きいただきたいと存じます。
おお それは そうであるな。
お邪魔いたしました。 また参ります。 うむ。
(藤原行成) あの男を あまり お信じにならぬ方が➡
よろしいのではございませぬか。
あれは 伊周とは違うと思うがな。 そうでございましょうか。
俺は そう思うておる。
策略やもしれませぬ。 ん?
伊周殿は 帝を取り込み 隆家殿は 道長様を取り込む。
そして いずれの時か 道長様の失脚を謀る。
フッ… 行成は 隆家が嫌いなのか。
そうではございませぬ。
道長様が あまりにお優しいので お気を付けになった方がよいと…。
疑心暗鬼は 人の目を曇らせる。
それ あっ。 (賢子)フフフ。
(為時)おお。
取れた。 ハハハハハハ。 よ~し… それ。
あっ はあ…。
あ~ 残念。
父上。 賢子に 読み書きを 教えてやってくださいませ。
遊びに飽きたら やらせるゆえ。
読み書きができないと つらい思いをするのは 賢子です。
あまり甘やかさないでくださいませ。 はい。➡
あ~ 残念。 ハハハハハ。
私は これより四条宮に参りますので。 はい。
賢子。 おじじ様に しっかり教えていただくのよ。
行ってまいります。
母上を見送らぬか。 ん?
(賢子)じじ もう一回 やろ。
心の声 「人の親の 心は闇にあらねども 子を思ふ道に まどひぬるかな」。
ハハハハ。 よいな。
よし…。
だんだん 定子に似てきたな。
(源 倫子) 何故 帝は 中宮様を見てくださらないの?
(赤染衛門)はあ…。
中宮様が 何をなさったというの?
中宮様も 返事をなさるだけで お話しかけになることもなく…。
皇后様が亡くなられて もう4年だというのに…。
このままでは… 中宮様が あまりにも惨めだわ。
どうだ。 ハハハハハ。
♬~
酔ってらっしゃるの?
親王様と けんかでもなさったのですか?
そうなの 何で分かるの?
ここでお座りになってはいけません。
親王様が 私を疑うようなことをおっしゃるのよ。
疑う?
人に代わって詠んだ歌なのに 私が 別の男に懸想していて➡
その男に贈ろうとしているなんて おっしゃるのよ。
扇も取り替えっこして 私の心は 親王様しかいないと言っているのに。
親王様は よほど あかね様にご執心なのね。
私だって 親王様に負けないくらい 親王様が好き。
そうやって 誰の目も はばかることなく➡
恋に身を焦がされるのは すばらしいことです。
まひろ様は そういう人いないの?
私は… あかね様のように 思いのまま生きてみたかった。
「敢て問う。 兵は率然の如くならしむ可きかと」。
では ここから先は 頼通様がお読みくださいませ。
(藤原頼通)「曰く可なり。➡
夫れ呉人と越人とは 相悪むも➡
其の舟を同じくして済り 風に遇うに當りて➡
其の相救うこと 左右の手の如し」。
(為時)お見事でございます。
左大臣様。 父上!
はかどっておるようだな。
いや~ ご聡明のほど 驚くばかりでございます。
ハハハ… 私の子とは思えぬな。
殿。 ん?
お願いがございます。
行成の字は 相変わらず美しいのう。
お気に召してようございました。
(一条天皇)中宮への数々の心遣い ありがたく思っておる。
もったいないお言葉 痛み入ります。
そのようなお言葉を どうか 中宮様におかけくださいませ。
幼き娘を手放し お上にささげまいらせた母の➡
ただ一つの願いにございます。
(一条天皇)朕を受け入れないのは 中宮の方であるが。
(一条天皇)内裏に来てすぐの頃 朕が笛を吹いても 横を向いておった。➡
今も 朕の顔を まともに見ようとはせぬ。
出過ぎたことと承知の上で申し上げます。
どうか お上から 中宮様のお目の向く先へ お入りくださいませ。
母の命を懸けたお願いにございます。
そのようなことで 命を懸けずともよい。
お前は どうかしている。
もし これで 帝が 彰子様に お情けをかけられなければ➡
生涯ないということになってしまうぞ。
ただ待っているだけより ようございます。
分からぬ。
殿は いつも 私の気持ちは お分かりになりませぬゆえ。
♬~
(呪詛する声)
確かに あなた様は 今 闇の中におられます。
まさに闇の中だ。
お待ちなさいませ。 いずれ 必ずや光はさしまする。
いつだ?
いつだか分からねば 心がもたぬ。
もたねば それまで。
されど そこを乗り切れば➡
光は あなた様を 煌々と照らしましょう。
全てが うまく回れば… 私なぞ どうでもよいのだが。
ん?
今 あなた様のお心の中に 浮かんでいる人に➡
会いにお行きなさいませ。
それこそが あなた様を照らす光にございます。
(賢子)「あ」。
「め」。
「つ」。
違う。
こうでしょ。 何度言えば分かるの? はい もう一度。
よいよい。 あっちで遊んでおいで。
母上には じいが わびておくゆえ。
父上…。
じいなどと仰せにならないでください。
おじじ様と呼ぶように しつけておりますのに。
お前の気持ちも分かるがのう…。
学問が 女を幸せにするとは限らぬゆえ。
それ 私のことでございますか? ああ いや それは… 少しあるな。
父上が授けてくださった学問が 私を不幸にしたことはございませぬ。
そうか。 それなら よかったが 宣孝殿のように➡
そなたの聡明さをめでてくれる殿御は そうはおらぬゆえ。
(藤原惟規) またやられてるんですか? 父上。
内記のつとめは どうだ? どうってことはありませんよ。
淡々と過ぎていくだけです。
一生懸命 学問を授けても これだからのう。
賢子は 書物を読み➡
己の生き方を 己で選び取れる子に なってほしいのでございます。
それも姉上の押しつけだけどね。 (為時)まあまあまあ。
賢子は 姉上みたいに難しいことを言う 女にならない方がいいですよ。➡
その方が 幸せだから。
お前は 昼間から何しに来たのだ。
油小路の女のところで 寝過ごしてしまったら➡
勤めに行くのが嫌になり 父上のお顔を見に参りました。
はあ…。
父上 そんな顔をなさいますな。
これでも 左大臣様じきじきに➡
位記の作成を 命じられたりしているんですよ。
そうか…。
さて いとの顔でも見てから 出かけようかな。
「女のふりをしていた男は➡
ふりをしていた訳では なかったのです。➡
心から女になりたいと思っていました。➡
そして 男のふりをしていた女もまた➡
心から男になりたいと 思っていたのです。➡
わたしは 嘘をついていた二人に 試練を与えようと思っていたのですが➡
やめました。➡
この二人が この先どうなったかは カササギの知る所ではありませぬ」。
何だか 今日は 難しいお話でした。
私は 男になりたいと思ったこと ないですわ。
男であったら 政に携われるかもしれないのですよ。
でも 偉くならないと それも できないでしょ。➡
面倒なことは 男に任せていればよいではないですか。
(斉信)左大臣も苦労が絶えないようだな。 ハハハハ。
ああ すまん。 帝の気を引くのは 難しいな。➡
亡き人の思い出は 美しいままだ。
「枕草子」の力は ますます強まっております。
ききょうめ… あんな才があるとは思わなかったな。➡
手放さねばよかった。
皇后様がなされていたように 華やかな後宮を藤壺に作ったらどうだ?
それは 難しいと存じます。
帝は 諸事倹約をと 常々仰せだ。
帝は 書物がお好きなので 「枕草子」を超える面白い読み物があれば➡
お気持ちも和らぐのでは ございませんでしょうか。
そのような面白い書物を書く者が どこにおるというのだ。
我が妻 敏子がやっておる学びの会に 面白い物語を書く女がおるようだぞ。
帝のお心を捉えるほどの物語なのか?
(公任)それは どうかな?
されど 四条宮の女たちの間では 大評判だ。
どういう女なのだ。
さきの越前守 藤原為時の娘だ。
ん? あっ あの地味な女だ。
所詮 女子供の読むものだが 妻も先が楽しみだと心奪われておる。
ふ~ん…。
♬~
おはじきやろう。
後でやるから。 今は ちょっと忙しいの。 許してね。
(いと) 姫様 いとと おはじきいたしましょう。
やだ 母上とやる。
さあさあ 姫様。
♬~
誰か!
まあ!
(為時)何事だ!
(泣き声)
自分のやったことが分かっているの!?
母が相手にしないからって 火をつけるとは どういうこと?
家に燃え移ったら どうなっていたと思うの!
恐ろしいことをしたのですよ 賢子は。
謝りなさい。
悪かったと お言いなさい。
(為時)もうもう よいではないか。 よくありませぬ!
悪かったな。 悪かった 悪かった。
思いどおりにならないからといって 火をつけるなぞ➡
とんでもないことです!
人のやることではありませんよ。
ごめんなさい…。
うん。 もう分かったな。 うん 分かった 分かった。➡
分かった 分かった。
ああ…。
はい はい はい はい…。
気晴らしに賢子を連れて 賀茂の社に行ってまいるゆえ➡
お前は 一人で 書きたいだけ書け。
お願いいたします。
(為時)うん 行こう。
♬~
そなたは いくつだ? 6つ。
女も人ですのよ。 根が暗くて うっとうしいところ。
お許しくださいませ。 父上と母上は➡
どうかなさったのでございますか?
「黒髪の…」。 今日は 忙しいゆえ。
ああ…。おかしきことこそ めでたけれにございます。
直秀も 月におるやもしれぬな。
「いづれの御時にか」。
Can't find what you're looking for?
Get subtitles in any language from opensubtitles.com, and translate them here.