All language subtitles for [DBD-Raws][日版西游记2][24][1080P][HDTVRip][HEVC-10bit][AAC]

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Original subtitles

・~

(ナレーター)

ぶんみょう

いまだ分明ならざるころ・

とうしょうしんしゅう

かかざん

東勝神洲は花果山の山頂

奇怪な石猿が誕生いたしました>

・『モンキー・マジック』

・~

・~

・~

・~

てんじく

求めて天竺へと向かう・

さんぞうほうし

三蔵法師と その一行>

つかの間のこと>

起こるのでございます>

はっかい

(八戒)何だ? これじゃ お前…

どっちが どうだか

さっぱり分からねえな おい

ごくう

(悟空)貸してみろ 貸してみろ

こういうものはな え~…

よし こうだ

これがな こっちだろう

これがな こういうバランスで

デザインされてるものなんだよ

つまりは

都へ行くには こっちの道だ

ごじょう

(悟浄)違うな 違うね

なんだよ?

こういうものはね この枝ぶりを

まず見てもらって そうすると・

これが こっちへ つかな

どうしても おかしいわけや

すると 都へは

左へ行けということになるわけや

ばかやろう

馬鹿野郎 この野郎

馬鹿野郎?

俺の言うこと聞いてりゃ

間違いねえんだ

これはな 絶対こっちなんだ

…で これが こっちに つかなきゃ

おかしいんだよ 馬鹿野郎

確証のないことを

何言うてんねん? お前も

俺の目を見ろよ!

これはな こっちなんだよ!

(八戒)アアッ…

(三蔵法師)いいかげんになさい!

いくら争っても

所詮は水掛け論です

多数決で決めることにしましょう

(八戒)

多数決? そいつは いいですね

おい それだったら

恨みっこなしだもんな

ああ さすがお師匠さんだね

いい方法を考えるわ

多数決は民主主義の原則やからな

それでは

右の道を選ぶ者は 右の手を

左の道が正しいと思う者は

左の手を挙げることにしましょう

おい 八戒 右手ってのは こっち?

当たり前だろう

右の道を選ぶ者

(悟空・八戒)はい!

2!

左の道を選ぶ者

(悟浄・八戒)はい!

3!

3対2をもちまして…

えっ?

何だ? おい どうして

4人しかいねえのに 5票あるんだ

八戒… 両方 挙げたんだろう?

ああ

どっちなんだよ どっち・

お… おにいさまのほう

よし じゃ 2対2ということで

これは水掛け論だね ますます

(悟浄)

ああ 民主主義もお手上げやな

よし!

それじゃ ふた手に分かれて行くか

ああ そうしよう

お待ちなさい!

まだ1人残っています

(いななき)

馬に姿を変えていても

ぎょくりゅう

玉竜もまた 仲間の1人です

結論は玉竜に任せましょう

異議なし!

ええ 結構ですよ

右に同じ

では… さあ 玉竜

お前は どっちを選びますか?

(毛を抜く音)

(息を吹く音)

・~

(いななき)

ハッ! ハハハッ… どうだ ええ?

やっぱりよ

俺の言ったとおりじゃねえか

なっ? ハハッ…

なあ 八戒 行こうか

ああ…

お前も ついてくるか?

アハハハッ…

一行が選んだのは・

皮肉にも

せいろうざん

都ならぬ青狼山へと向かう道>

険しい山の姿も さることながら・

さんろく

おおかみ

その山麓一帯は 凶悪な狼の妖怪が

横行する危険地域>

かしら

せいろうまおう

自ら青狼魔王と称する

人食い狼の化身であります>

(青狼魔王)

たわけ者が たわけ者が!

いいか・ わしの食べたいのはな

人間の肉じゃ 人間の肉じゃ!

貴様ら!

生きた人間を捕らえてこいと

命じたのを忘れたのか・

(半月)決して

忘れたわけじゃありませんが…

(新月)

どこの村でも 警戒が厳重でして…

申し訳ありません

チッ…

やつ

しょうがない奴らだのぅ まったく

例の薬をまた使わねばならんのぅ

これこれ

(手下)はっ!

先祖から伝わる この秘薬も…

もはや 残り少ないのぅ

・~

(鳴き声)

(魔王)

ヘヘヘヘッ… よ~し これでよし

早速 首をはねて料理しろ!

妙だな こりゃ…

(八戒)何が?

えっ? いや 何でもねえよ

悟空 もしかして 道を間違えたと

考えているのではありませんか?

お師匠さん… どうして それを?

さっきから どんどん

山奥へ入ってくような気がして…

(悟浄)やっぱしね

私もね なんや さっきから

おかしいなと思うてました

どうやら さっきの道は

左へ進むべきだったようですね

ええ 私とね お師匠さんの意見が

正しかったんですよ

猿も木から落ちるってことが

あんだよ 馬鹿野郎!

豚も

下痢することがあるんだよ 馬鹿

ああ そう… しかし 困ったね

引き返すにも もう日が暮れたしな

しかたがありません

どこか適当な場所を探して

今夜は野宿しましょう

みかづき

(三日月)

なるほど… これこそ本物だ

ああ 本当の人間の肉が食いたい

それもじゃ

並外れた知恵と

知識を備えた人間の肉じゃ

分かっとるのけ・

(三日月)お頭! そのお望みは

かなえられそうですぜ

えっ? 三日月

今の言葉は どういう意味じゃ?

旅の坊主が

この近くで野宿してるんですよ

うわさ

どうやら 噂に聞く三蔵法師に

間違いありません!

三蔵法師だと・

とうそう

名高い唐僧の肉ならば

最高の味がするに違いない

よ~し!

お前が その野営地を襲って・

是が非でも 三蔵を捕らえてこい

いいな?

(悟浄)お師匠さん

もっと火に近づいてください

山奥の夜は冷えますからね

エヘヘッ… いくら冷えるったって

これだけありゃ十分だろう なっ?

(悟空・八戒)よいしょ…

(悟浄)ご苦労 ご苦労

おい 今度な

もん

ちょっと 食い物見つけてこいや

悟浄 そりゃねえだろう?

俺たちばっかり働かせるつもりか

悟空に八戒よ

そもそも こうなったん

誰の責任や思うてんねん?

この道を選んだのは

お前らが悪いんやろう!

悟浄 その話は もう…

お師匠さん 黙っててくださいよ

この際ね 責任の所在を

はっきりさせんことには・

わしの気持ちが済みませんよ

(八戒)ケッ… この野郎 偉そうに

やめろ そこまで…

違うんだってのに!

それじゃよ

こいつは どうなんだい・

(殴る音)

(いななき)

(玉竜)ちょっと… 痛いじゃないか

急にお尻なんか ぶって

この野郎 また文句を言うか?

(玉竜)ああ 痛い痛い…

玉竜!

(玉竜)何だよ?

道を間違えたのはな 結論を

出したお前の責任じゃないか

違うよ 僕はね 右でも左でも

どっちでも よかったんだよ

にんじん

ただ あの… 悟空ちゃんの人参に

つられて ふらふら~っと…

人参? おい

それ どういうこっちゃねん?

いや 俺には

何のことか よく分からねえな…

玉竜! てめえ この野郎

変な言い逃れするんじゃねえぞ

ええ? あっさりと

罪を認めりゃいいじゃねえか!

早く食べ物 探してこい この野郎

そ… そんな…

兄貴の言うとおりだよ

この野郎 言うとおりにしないと

もう1発お見舞いするか?

行きます 行きますよ

行けばいいんでしょう?

…で どっち行きゃいいのよ?

食べ物というぐらいだから

東にあるよ 東に

どうして食べ物は東なの?

意味は ねえんだよ こんなことに

(狼の遠ぼえ)

(玉竜)悟空ちゃんや八戒ちゃんは

ずるいよなぁ

僕1人を悪者にするんだから…

あっ…

こんなとこにある

ハァ… ずるいなぁ…

いっつも 1人にするんだもん

・(遠ぼえ)

嫌だなぁ…

(狼のうなり声)

出た!

(うなり声)

(玉竜)アアッ… 嫌だ アアッ…

(新月)ンンーッ!

(玉竜)アアッ… 嫌だ!

(悲鳴)

(八戒)

おい あの声は ただ事じゃねえな

もしや 玉竜の身に何か…

(悟浄)よし 行ってみようか

ちょっと待った

(当たる音)

アアッ!

まね

猿… しゃれた真似を

してくれるじゃねえか

お前ら 狼の化身か?

(八戒)薄汚ねえ面ぁ出しやがって

何の用だい・

ほかでもねえ 俺たちのお頭がな…

三蔵法師の肉が食べたいと

おっしゃるんだな

やれ!

・~

・~

(三日月)それ!

アアッ!

ひけ ひけ ひけ!

では 玉竜は

ここから あの流れの中に…

足滑らせた跡が ありますからね

ほかには考えられないな

かわいそうに…

(悟浄)

心配は要らんと思うんですよね

…というのは 奴はね

もともと 水に住む竜ですからね

溺れ死ぬということは

ないと思うんですよ

(八戒)じゃ

どうして戻ってこねえんだよ?

そこまでは わしは分からんわい

ひょっとしたら

お前らに いびられんのが嫌で・

ほんで

逃げ出しよったんかもしれんぞ

お師匠さん 私 ず~っと

川っぷち調べてみますから

お願いします

私たちも あとから行きますから

そいじゃ お先に

(口笛)

ンッ!

・~

あっ… あんた 誰?

り

ししん

(李)俺の名前は李史進

この谷間を開墾している百姓だ

れいか

これが女房の麗花

しょうえん

そして これが せがれの小燕だ

ところで お前さんは?

(玉竜)あっ… 僕 玉竜

三蔵法師っていう

偉いお坊さまについて・

天竺へ行く途中だったんだけど…

一体 ここは どこなの?

(笑い声)

そりゃ

こっちで聞きたいところだね

お前さん

河原で 気を失って倒れてたんだよ

どうやら 山ん中で

流れに はまったらしいな

山ん中で?

(李)うん

あっ そうだ 思い出したよ

僕 妖怪に追いかけられてね

崖から落っこったんだ

(麗花)あなた

あの人を襲った妖怪というのは

もしや…

青狼魔王の手下に違いない

三蔵法師とおっしゃるお坊さまは

どうなったのでしょう?

とりこ

多分 虜になって…

いや… もう とっくに

食われてしまったかもしれん

何しろ 魔王は 一度狙った獲物は

決して見逃さないからな

でも

今のうちなら まだ間に合うかも…

あなたの力で・

お気の毒なお坊さまを

お助けすることはできませんか?

信心深いお前の気持ちは分かるが

連中と関わり合うのは ごめんだね

第一 俺には仕事がある

種まきの季節が終わる前に

裏山の荒れ地を耕さねばならん

(玉竜)これを こうやって…

(小燕)違うよ こうだよ

(玉竜)「こう」って どうやんだよ?

どこ? あら… ここ入れんの?

こっちは ここでいいの?

こうやって…

(玉竜)

あら? こんなんなっちゃったよ

でも 面白いね

・(飛来音)

・~

(青狼魔王)《お前の体には

妖怪の血が流れている》

《李史進よ 直ちに参上せよ》

《さもなくば

家族の身に 災いが及ぶべし》

助けてくれ!

助けてくれ… 助けてくれ…

・(魔王)ハハハハッ…

(魔王)

どうじゃ? 用意は できたか?

(新月)はっ! ご覧のとおり

(三日月)お頭!

お願いです 命だけは… お頭!

やかましい!

(三日月)助けてくれ!

口を塞げ!

(三日月)

死ぬのは嫌だ 死ぬのは嫌だ!

黙れ!

(殴る音)

(三日月)

助けてくれ 頼む… ウウッ…

(李)お頭!

まんげつ

(魔王)おお 満月

よく来たな 久しぶりじゃのぅ

(李)何をしているんです?

見れば分かるだろう? 処刑だよ

(李)三日月が 一体 何を?

獲物を取り逃がしたうえに

おめおめと逃げ帰ってきたのだ

臆病者は

生かしておくわけにはいかん!

(李)そんなことで死刑とは…

追放すれば

済むことではありませんか

ハハッ… 満月 相変わらずだのぅ

お前の最大の欠点は

情に もろいことだよ

三日月は俺の弟分だったんです

命だけは助けてやってください

ハハッ… 駄目だ!

だがのぅ

腕ずくで止めるなら勝手だが

俺に 剣を取れというのですか?

ハハハハッ…

無理にとは言わんがのぅ

三日月を救うには

それ以外に方法はない!

・~

構えろ!

(三日月)ウウッ…

(うめき声)

・(うめき声)

狙え!

・~

撃て!

ウウッ…

(切る音)

ハァハァ…

ハァ…

見事じゃ!

さすがは わしの片腕として

勇名をはせただけのことはある

技は落ちてないのぅ 満月ちゃ~ん

ヘヘヘヘッ…

俺の名は李史進です

満月という名は捨てました

分かっておる

同時に お前は狼族の誇りも捨てた

自ら

ほ

虜にしてきた人間の女に惚れて・

哀れな百姓に成り下がった

あれは確か7年前だったな

(李)お頭

そんな話を蒸し返すために

わざわざ俺を呼び出したんですか

アアッ! 違う違う… 違う!

実はな お前に 折り入って

頼みたい仕事があるんじゃ 仕事が

仕事?

(魔王)そう!

三日月が取り逃がした・

唐の高僧 三蔵法師を

捕らえてきてもらいたい

三蔵法師を・

(魔王)そうだ

奴の身辺は

腕の立つ3人の弟子が固めている

ねっ?

そやつらに勝つのは 勝てるのは…

満月ちゃん お前だけなのじゃ

お前だけなのじゃ!

しかし

俺は二度と剣を取らない決心を…

ハハハハッ…

先刻 取ったばかりではないか

いや あれは 三日月を

助けるために やむをえず…

むしろ 後悔してるくらいです

(笑い声)

満月よ 私は

お前のわがままを大目に見てきた

その気になれば

お前の かわいい女房子供を・

餌食にすることだって

できたのだぞ

(李)お頭!

だからね

僕 三蔵法師の肉が… ハァハァ…

食べたいの 食べたいの…

もう どうしようもないのよ!

だからさ だから…

お願い まあ 座って座って

話を聞いて 聞いて 聞いて…

だから

三蔵法師を捕らえてきたならば

お前の欲しいものは

な~んでも あげるから!

ねっ? 金銀 宝石 それとも…

あっ! あれだ!

♪ まんまん 満月ちゃ~ん

ほらほら ほらほら… これだ!

・~

ごちそうさま

(小燕)おいらも ごちそうさま

はい

(玉竜)でも…

こんなごちそうが

食べられるなんて

人間って いいもんだね

フフッ… 嫌だわ

あなただって人間でしょう?

ううん 僕は馬

(麗花)馬?

そう… あの

「ヒヒ~ン」って鳴くお馬ちゃん

いつも 人を背中に乗せてね

パッカポッコ パッカポッコ

パッカポッコ

…で 食べる物っていえば

いつも草ばっかり とっても惨め

(笑い声)

玉竜さんったら 冗談ばっかり

いや 冗談じゃないよ

僕 本当のことを言ってるんだよ

(麗花)ええ ええ 分かりましたよ

さあ 小燕 そろそろお休みなさい

嫌だ 嫌だい

この人と遊ぶんだい ねっ?

いけません

日が暮れたら寝る約束でしょう?

だけど ちょっとだけだったら

いいでしょう?

あなたは口を出さないでください

これは我が家の決まりですから

はい

(麗花)さあ 小燕

(麗花)早くね…

チェッ… つまんないの

(悟浄)早い話が なにか?

玉竜は見つからなんだわけか?

ああ 代わりにな これ拾った

これは玉竜の靴

どこにあったんですか?

この先の河原です

近くに 子供と大人 2人の

足跡もありました

じゃ 玉竜は

その人たちに助けられたのかな?

多分な

ただし 息があればの話だが…

いいえ

玉竜は きっと生きています

夜が明けたら

その辺りを捜してみましょう

小燕ちゃん 小燕ちゃん

今 大丈夫だよ 遊ぼう

本当?

(玉竜)おう 本当だよ おいで

さて 何して遊ぼうか?

(小燕)かくれんぼ

(玉竜)

よ~し じゃ 僕が鬼になるからね

10数えるうちに隠れるんだよ

分かった?

(玉竜)1…

(玉竜)2…

3… 4…

5…

6… 7…

8… 9…

10!

(狼のほえる声)

(悲鳴)

助けてくれ!

(ほえる声)

怖いよ!

(ほえる声)

(ほえる声)

小燕 やめなさい!

(玉竜)アアッ…

(麗花)小燕!

小燕… あっ…

小燕! 落ち着け 落ち着くんだ!

(ほえる声)

(ほえる声)

小燕!

いいか

さあ 父さんの目をよく見ろ!

(李)小燕!

落ち着いて 父さんの目をよく見ろ

(ほえる声)

さあ よく見るんだ

(ほえる声)

ほ~ら だんだん眠くなるぞ

(ほえる声)

(李)ほ~ら 眠くなる 眠くなる…

(小燕)ウウ~… ウウ…

眠れ… 眠れ… 眠れ…

(李)眠れ… 眠れ…

もう大丈夫だ 催眠術が効いてきた

目が覚めても 今のことは

何も覚えていないだろう

ハァ… すいません

私が うっかりしていたばかりに…

いやいや お前のせいではない

悪いのは

小燕の体の中に流れている狼の血

全ては俺の責任だ

だが 心配することはない

この子も

発作を起こすのは 今度が最後

近いうちに 正真正銘の人間に

生まれ変わることができるはずだ

あなた なぜ そんなことが?

まさか 青狼魔王が持っていると

いう秘薬を手に入れるつもりでは

お前は何も心配することはない

うち

さあ 早く小燕を家の中に

俺は あの男を…

はい…

玉竜さん 起きなさい 玉竜さん!

玉竜さん 起きなさい!

(玉竜)ハッ… 李さん!

怖いよ 助けて!

怖い? 何が?

(玉竜)小燕ちゃんだよ

小燕ちゃんが狼妖怪になって

僕のことを追っかけ回したんだよ

そうか…

案の定 悪い夢を見たんだな

(玉竜)夢?

うん… いや あんまりひどく

うなされているんで起こしたんだ

それにしても

うちの子供が妖怪とはねえ

そうかな あれは夢だったのかな…

恐らく ゆうべの恐ろしい体験が

頭に こびりついていて・

そんな夢を見たんだよ でなければ

そんな夢を見るはずがないよ

そりゃ そうだよね 小燕ちゃんが

妖怪だなんて あんまりだよね

騒がせて ごめんなさい

(李)いや 謝ることはないよ

あっ ところでね 玉竜さん

(玉竜)はい

あなたのお師匠さん

どうやら無事でいるらしいよ

本当?

(李)うん

ちょうど 山から下りてきた猟師に

聞いたんだけども

それらしい4人連れが 河原で

野宿してるのを見かけたそうだ

ああ それじゃ

僕の行方を捜しているのかもね

うん…

そうだな… ここで待っていても

時間の無駄だな

うん 朝になったら

こっちから出迎えに行くといいよ

うん そうするよ

・~

悟空!

えっ?

まだですか? その河原は

いや もうすぐですよ

あっ ほら!

ほら 見えてきた 見えてきた

(麗花)剣が… 剣がない!

・~

あの人 三蔵法師さまを…

あっ いた!

お師匠さん! あれを

あっ 玉竜だ!

やっぱり生きていたんですね

お~い 玉竜!

お師匠さま!

動くな! じっとしていろ

なにもん

(悟浄)玉竜! 何者や? その男

李さんといってね

僕を助けてくれた人なんだけど

ここへ来たら

急に怖い人になっちゃった

やい! お前

一体 どういうつもりだ・ そりゃ

玉竜は俺の人質だ!

命が助けたければ

得物を捨てて この場を去れ!

ただし 三蔵法師を残してな

私を残して? もしや

お前は青狼魔王の手先なのでは?

さすが三蔵 血の巡りが早いな

まあ そんなところだ

くそ ふざけやがって!

動くな!

下手に動くと 玉竜が死ぬぞ

しかたがありません

武器を捨てなさい

(悟浄)

でも それじゃお師匠さんの命が…

かまいません これも天の定めです

玉竜が助かるのならば

喜んで死にましょう

お師匠さん…

捨てなさい 早く!

よ~し それでいい

(李)アアッ!

ざまあみろ! 僕だって

このぐらいのことは できるんだぞ

玉竜 よくやったぞ!

よ~し 今度は

俺と悟浄と 一応 八戒の番だ

よ~し いってみるか!

無駄な血は流したくなかったが

やむをえん!

いくぞ!

・~

(殴る音)

(蹴る音)

ヤーッ!

・~

(蹴る音)

ヤーッ!

・~

(八戒)この野郎!

(李)負けだ

ええい 殺せ!

言われんでも そのつもりじゃ!

(八戒)狼妖怪 覚悟しろ!

(麗花)待ってください!

(李)麗花!

おい 誰だ・ あんた

この人の妻です!

お願いです 命だけは…

余計な口を出すな 麗花

(麗花)いいえ 言わせてください

この人は 好んで あなたさまを・

捕らえようとしたのでは

ありません

子供を助けるため…

子供を助けるため・

しかたなく 青狼魔王と

取り引きしたに違いないんです

どうやら

深い事情があるようですね

良かったら

詳しい話を聞かせてください

・~

つまり 息子さんの体には・

異常な能力が

隠されていたというのですね?

(麗花)ふだんは ただの子供ですが

月の光を浴びると

妖怪に変身してしまうのです

それじゃ 僕が見たのは

夢じゃなかったんだね?

力の弱い子供のうちは

まだ抑えも利きます

でも 私たちが 年老いたり・

死んでしまったりしたら

どうなることか…

本能の赴くままに 家畜や人間を

襲ってしまうに違いありません

う~ん… こりゃ お先真っ暗だな

そうなるのを防ぐためには

小燕を 本当の人間に・

生まれ変わらせるほかは

ないのです

そんなことが できるのかい?

できる

青狼魔王が持っている秘薬を

用いれば…

秘薬? 何だい? そりゃ

狼族に代々伝わる特別な薬だ

2~3滴 振りかけることにより・

あらゆる動物を

人間に変えることができる

(玉竜)

へえ… 便利な薬だね それは

あなたは 私の体と引き換えに・

その薬を

分けてもらう約束だったんですね

ハァ… だが 俺が間違っていた

たとえ 我が子を救うためとはいえ

他人の命を犠牲にすることは

許されんことだ

(八戒)今更 後悔しても遅いや

(悟浄)そうや

まあな おかみさんに免じて

命だけは助けたるけども

これから 都へ行ったら

しかるべきとこへ・

突き出したるからな 覚悟しとけよ

うん?

何ですか? 話とは

あの…

李さんを許してあげてほしいんだ

(八戒)えっ?

(悟浄)なに? 許せ?

何言ってんだ? お前 あいつは

お前を殺そうとした奴じゃねえか

だけど

本当は李さんって いい人なんだよ

あんなこと やったのは

小燕ちゃんが かわいいからだ

そりゃ分かるけどさ…

分かりきったこと言うなよ お前も

ねえ お師匠さま 悟空ちゃん

八戒ちゃん 悟浄ちゃん

お願いだよ このとおりだよ

お師匠さん どうします?

お前は どう思います?

う~ん… おいらはね

玉竜の言うとおりにしてやろうと

思うんですけどね

よく言いました 悟空

私も

初めから そのつもりだったんです

何しろ 玉竜の命の恩人ですからね

ねえ 八戒ちゃんは?

いや 俺だって

初めから そのつもりだったからさ

また 豚が 豚が…

ねえ 悟浄ちゃんは?

いや まあ こうなって わし1人

反対しても しゃあないからな

「民主主義の原則は

多数決にあり」やからね

ああ 良かった…

…で

もうひとつ頼みがあるんだけど

この野郎 図に乗るなよ お前…

言ってみな

ねえ みんなで

青狼魔王をやっつけに行こうよ

青狼魔王を?

うん

それで

人間になる薬を手に入れるんだ

ああ おい この際 子供も

一緒に助けようってことか?

それで 妖怪を退治して一挙解決か

(玉竜)うん…

玉竜! お前 たまには

いいこと言うな ハハハハッ…

・(新月)お頭!

満月の兄貴が 三蔵法師を

とっ捕まえてきましたよ

まあ…

(魔王)うまそうじゃ うまそうじゃ

うまそうじゃ!

お頭!

おお 満月か ここにいたのか

ああ でかしたぞ でかしたぞ

よくやった!

では 約束の薬をいただけますか?

薬じゃと?

おお! あれか あれか

ハハハハッ…

ハハハハッ… あいにくだがのぅ

これは お前に

くれてやるわけには いかんわい

非常の場合に備えて

取っとくことにしたのじゃ

それでは約束が違います!

黙れ!

いいか?

その昔 わしは 貴様の裏切りを

見逃してやったのじゃ

それだけでも ありがたいと思って

とっとと うせろ!

これで分かったでしょう?

妖怪の約束など

いかに当てにならないものか

(縄を切る音)

青狼魔王

お前の悪行も これまでです

覚悟をなさい!

野郎!

(魔王)よくも謀ったな!

かまわん 皆殺しだ! やれ!

・~

(刺す音)

・~

(悟浄)お師匠さん!

ウウ~…

ワッ!

悟空ちゃん 大変だ お師匠さま!

あっ!

(口笛)

(魔王)ハハハハッ…

やっほ~!

お師匠さん 今行きますよ

・~

見てろよ

・~

よ~し この辺でいいだろう

・~

(切る音)

・~

お師匠さん

少しの間 休んでてください

エイッ!

・~

悟空か! 許さんぞ!

そりゃ こっちのせりふだ!

・~

極上の肉を どうしてくれる・

(力み声)

ヤッ!

・~

(殴る音)

・~

(ぶつかり合う音)

(殴る音)

・~

(殴る音)

ウワーッ!

(爆発音)

(瓶の落下音)

(八戒)おい どこ行った?

(玉竜)あれ?

(李)あった!

(玉竜)えっ?

(玉竜)あっ…

(李)ない ない!

(玉竜)ちょっと 薬がないじゃない

(八戒)どっか落ちたんだよ

あっ ちょっと!

あった あった あった

(玉竜)ほら…

(八戒)ああ ああ ああ

こんななっちゃって…

(悟浄)しかし

これっぽっちで効き目あんのか?

小燕 さあ あの月を見るんだ

・~

小燕!

(うなり声)

小燕…

(うなり声)

(うなり声)

(八戒)やった!

さあ 小燕

もう一度 あの月を見るんだ!

成功だ!

(歓声)

良かったな おい!

小燕…

・~

お師匠さま 良かったね

羨ましいんですね? 玉竜

えっ?

知っていましたよ

お前も あの薬が欲しかったこと

お師匠さま…

でも もうしばらくの辛抱です

しゃか

天竺へ着いたら お釈迦さまに

お願いしてごらんなさい

お前は

きっと 人間にしていただけます

お師匠さま 僕 頑張るよ

一生懸命 歩いて

必ず天竺に着いてみせるよ

かんなんしんく

初めて かなう望みこそ・

本当に価値あるもの>

分かってきたようでございます>

三蔵法師一行の苦難の旅は・

いつまで続くのでしょうか>

・~

・ もっと大きく心を広げて

この世は結構楽しい

・ ゼイ・コール・ミー

マジック・モンキー

・ ゼイ・コール・ミー

マジック・モンキー

・ 愉快なことさがしながら

生きてるおれだよ

・ マジック・モンキー

・『ホーリー&ブライト』

・ 遠い昔の話で 新しいこの星が

・ いま生まれてぼくらの胸

・ 清く照らしているよ

・ それはぼくらの心に

・ 新しい地平線を

・ サァめざせと教えながら

・ 強く輝いてるよ

・ 闇を照らしているよ

・ Shining holy and bright

・ けがれない光が

・ Oh so holy and bright

・ 君だって見えるよ

・ きらめくその星が

・ Holy, holy and bright

・ A star is shining

・ so holy and bright

・ Holy, holy and bright

・ Never let it go

・ out of your sight

・ Holy, holy and bright

・ A star is shining

・ so holy and bright

引き止められた悟空の迷い>

馬鹿馬鹿」と・

はるかなる山の呼び声が

こだまする>

ご期待ください>

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