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Original subtitles

(花火の音)

(歓声)

《Q:どこから やり直せばいいんだろう。

どこまで 引き返せばいいんだろう》

セイラ:最高。

最高!

《その夜 僕は 何度も何度も想像した》

《正しい答えを。

選ぶべきだった未来を》

いいよ。

いいよ そんなの。

なんで そんなこと言うの?

私… Qちゃんが思うような 女じゃないよ。

なんだそれ。

知るかよ

《あとに残ったのは

彼女の 異様に冷たい指先の記憶…》

《それだけだと思っていた》

私 こっち。

あ… うん。

じゃあ。

あっ あのさ…。

その…。

なんつうの その…。

また 見よう 花火。

みんなで。

いや 俺 イベント考えなきゃいけないし。

花火大会やろう。

自分たちで。

自分たちで? うん。

渋谷で。 えっ 渋谷で?

うん。 できるでしょ。

金なら出すってヤツもいるし。

いや

去年までの俺なら 絶対できないと思うけど

今の俺なら…。

いや

今の俺たちなら できる。 絶対。

だからさ…。

だから

また見よう 一緒に。

できたらね

《だけど その夏

二度と セイラと会うことはなかった》

で… どうかな? 花火。

(マルコ)できんのか? 渋谷で?

俺も できるかどうかは わからない。

まぁ でも そういうもんでしょ? 誰にも マネできない

超ド級のイベントって。

(翔)最高。

ナイスだよ Qちゃん。

みんなも想像してみろ。

渋谷の空が 花火で 埋め尽くされる景色を。

渋谷の空が…。

(レオ)花火で…。 (ドヨン)埋め尽くされる…。

(笑い声)

ありえねえ! だろ!? だからいいだろ!?

これ やるとなったら 俺たちだけじゃ もったいねえな。

ドでかいイベントにしよう! スポンサーを募って

公園通りに 屋台を ずらーっと並べてさ。

とんがってるヤツらが 渋谷を目指したくなるような

一大イベントだ! それは 超ド級のイベントだ!

テンションが上がってきたぁ! やろうぜ 花火!

(マルコたち)うい~! 打ち上げよう。 ドカンと!

しゃあ! お前らが やれるっつうなら

やるんだろ。 乗っからせろよ コラ!

しゃあ 作戦会議だぁ! (Qたち)うお~!

それ 学生のやるレベルじゃ ねえっすよ 坊ちゃん。

んなこた わかってんだよ。 どこに話つければいいかを

聞いてんの。 オヤジさんに相談したほうが

100倍 早いんじゃ…。 ダメ。 オヤジの力で押し切ったら

俺たちのイベントじゃなくなんだろ。

地主? 商工会? 失礼します。

出た みゆちゃん 頑張って!

まっとうにいくなら行政でしょう。

当然 商工会の協力も不可欠です。

ただ 丸腰で特攻したって はじき返されるだけなんで

まずは組合に加盟してる小売店に 知り合い つくって

賛同者 増やして 会長のアポ取って

資料 作って…。

ねっ? そんなの無理でしょ?

諦めましょう。 はい じゃあ 遊んでいきますか?

ご新規様 2名 ご案内! ちょ 待てよ。

この店は? 組合じゃねえの?

坊ちゃん うち暴力団すよ?

あっ! うち 丸山畳店。

加盟店かも。 (レオたち)いたよ。

(藤岡)あっ 鈴木くん! お待たせ。

お時間 つくっていただいて ありがとうございます。

(藤岡)いえいえ。 どうぞどうぞ。

ちょうど 今日 新しいオフィスの電話工事でさ。

パソコン 20台。 おぉ すげぇ。

鈴木くんも勉強しときなよ インターネット。

はい。 で? お金の話?

大臣の孫に 金 貸せるほど 余裕はないんだけど。

藤岡さん これは 投資です。

もうね 宣伝効果 抜群。

今 乗っかれば 一人勝ちも 夢じゃないっていう話ですよ。

いいの? 俺 ビジネスに うるさいけど。

もちろん。 (新城)無理無理 無理無理…。

いや 新城さん そこをなんとか…。 (新城)無理無理。

伝説の花火職人の 栄光の第一歩を ぜひ!

職人になる前に 伝説の犯罪者になるでしょ!

渋谷のど真ん中で 花火なんて打ち上げたら

警察 消防 総動員だよ。 金だって バカになんないしさぁ。

じゃあ 例えば 尺玉 一発 打ち上げるのに

どれくらい かかるんすか?

参考までに。 そんなことも調べずに

やりたいっつってんの? 浅はか!

若いってのは こうも浅はかな…。

お待たせしました。

お一人様ですか? 仲間です。

すんません 浅はかで。

でも… それが 若さの特権ってやつですもんね。

新城さん…。

俺 印象 悪いから マルコ 相談して。

はぁ? 俺 一人で? 俺 区役所とか こう

ちゃんとした所 いると もう 吐きそうになんの。

お願い。 思わぬとこで見つけちゃったよ

お前の弱点。

これって 許可とか下りんのかしら?

下ろさせます。 翔くんが言うと

実現しちゃいそうだからなぁ。

お願いします。 ぜひ メインスポンサーに。

なんて きれいな瞳…。

上に 部屋を取ってあるの。

この続きは そこで どう?

未成年なんで…。 聞こえないよ。

夏は 不可能。

そりゃそうでしょう。 打ち上げるだけでも

狂ってんのに 今月中に やりたいって。

(恵理子)えぇ でも 夏休み終わっちゃうじゃん?

うん そりゃそうなんだけど 夏は大忙しな業界なのね?

わかる? そうなの? うん ねぇ。

なら 最短で いつだと間に合いますか?

いやいや…。 いついつ? ねぇ シンジョッチ。

あっ いや…。 お願いします。

新城さんだけが頼みの綱なんです。

(恵理子/加奈)お願い。

いけて 年末?

なら クリスマスか 大みそか…。

やるとは言ってないよ? 客観的な計算ね?

翔を説得する必要はあるが タイミングとしては悪くないな。

じゃあ年末で。 いやいや だから 僕は やらないって。

うれしい! これからも いっぱい会えるね。

シンジョッチ。

いいのかい? 僕で。

新城さん…。

(ざわめき)

いや 大丈夫。 えっ すご!

何? こんなに買ってきたの? 浅草橋まで行ってきた。

ん~! えぇ 加奈 線香花火やろうよ

線香花火。 う~ん ちょっと待って。

ん~! あぁ お前らも運べよ。

運べって。 翔… そろったぞ 翔。

えっ セイラは? なんか最近

連絡 取れねえんだよな。

現実は厳しい。

まぁ知ってたけどね。

できるだけのことは したよ。

まぁ イベントは不可能でも 花火だけはな。

それだって ゲリラだけどね。

いやいや いけますよね

花火隊長。 隊長?

隊長! すてき 隊長!

よ~し じゃあ我らが花火隊長

新城俊樹に 盛大な拍手を! (一同)よっ!

Qちゃんが見つけてきてくれた 俺たち みんなの夢だ。

95年 大みそか 絶対に打ち上げよう

でっかい花火を! 玉屋!

(一同)玉屋!

ただいまより プレ渋谷花火大会の開催を

宣言いたします! (一同)フゥー!

点火!

(ざわめき)

(歓声)

~

ちょっと待ってくださいね。

最近 集まり悪くねえか?

ドヨンは ジム。 なんかねえの? その

さよなら夏休み 大おつかれ大会的なさぁ。

加奈は 家の用事が終わんないって。

セイラは? 知らない。

翔は? デート。 えっ また?

いいかげん すごくない? もはや何股レベルではないし。

知るかよ。 社会勉強だっつってたぞ 本人。

おぉ じゃあ なんで 私のとこに勉強に来ない。

なんで来ないの? なんで来ないの? ねぇ。

サーセン それ 俺にも…。

Lets take good bye here。

(英語)

(英語)

(英語)

Lets me next time。 (玲子)Thank you。

ハァ…。

あぁ だりぃ。 ハハハ…。

あっという間に元どおり。

でも まぁ このひと月 よく頑張って つきあったわよ。

よくやりました。 だいぶ 顔 広げたんじゃない?

誰も俺なんて眼中にねえだろ。

そりゃそうよ 今はね。

でも このつながりが 将来 必ず役に立つ時が来るから。

人脈こそね 本物の宝物よ。

まっ その価値に気がつくのは

30年くらい 先かもしれないけどね フフフッ。

何やってんの。 さっさと行きなさいよ。

夏休みの最後 存分に楽しんでらっしゃい。

急に母親ぶんなよ。

母親だもん。

ハァ…。

(鼻歌)

30年後? そのころには死んでんだろ

おふくろも 偉いヤツらも。 くだらねえ。

ただの後始末。 長すぎる罰ゲームじゃねえか。

(着信音)

今だけで精いっぱいだよな 俺たちは…。

~

Qちゃん 俺ら そろそろ帰るわ。

~

(白井)お前 鈴木か?

(灰原)おぉ 動くな 動くな。

誰だ? お前ら。 (大黒)ひゃあ~!

(大黒)倒れた。 (白井)バカ 何やってんだよ!

コイツで合ってんのか? 写真と同じだ。

もういい。 行くぞ。

大黒 いいって。 いいって 大黒。

うりゃ~!

ウィッス。 (ドヨン/マルコ)おぉ ウィッス。 翔は?

わかんね。 アイツ 夏休み明け

いきなり バックレかよ。

おい!

翔が…。

~

よぉ。

おい 病院の廊下は 静かに走るもんだぞ?

(倉科)必要なものを 買いそろえてまいります。

フッ… なんだよ。 なんか言えよ。

誰に やられた?

それがさ 見てないんだよ 俺も。

警察にも 同じこと聞かれたんだけどさ

あの… 目出し帽? をかぶってたし

振り向きざまに こう バチン やられたからさ。

財布も とられてたし 物取りじゃねぇかって。

物取りね…。

まっ 不幸な事故とでも 思ってくれや。

でも よかったよ。 思ったより元気そうで。

おぉ 自分でも ビックリだよ。

(レオ)なんか買ってくるか? あぁ そうだな。

なんだよ それ…。

えっ?

ダセぇこと 言ってんじゃねえよ 翔…。

何何… どうした? 急に。 翔も みんなも

なんで笑ってんだよ! 報復だって これ!

宝来かもしれないし 浄化作戦で 潰したヤツかもしれない。

とにかく 俺たちに 恨みを持ってるヤツらが

翔のこと狙ったんだよ 絶対そうだろ!?

まぁ そうだろうな。 だったら…。

でも どうすんの?

えっ?

Qちゃんが 犯人を捜して 潰してくれんの?

浄化作戦にも 手を出さなかった Qちゃんが?

信念 曲げて 俺のために戦ってくれんの?

確かに

暴力以外の方法があれば

そっちのほうが ベストだと思ってるよ。

思ってるけど…。 ありがとう Qちゃん。

でも その報復に意味はないよ。

はぁ?

仮にな? 仮に

宝来の報復だったとしよう。

それなら もう これで終わりで よくねえかって話。

だって いつまで繰り返せば 気が済むと思う?

俺が やられて ちょうどいいんだよ。

これで終わり。

痛み分けだ。

どうしたんだよ 翔…。 どうもしない。

いいから Qちゃんは熱くなるな。

どうしたんだよ 翔…。 よせ Q…。

ケガ人だぞ 手加減してやれ。 そうそう そういうこと。

まぁ みんなも 事故には気をつけろよ。

必ず生き延びて 実現させるからな

大みそか花火大会。

翔が ああ言ってる以上 動くわけに いかねえだろ。

確かに理屈は わかるよ。 エンドレスは俺たちにとっても

ダメージが でかい。

Q… よく考えろ。

もしも相手が宝来だったら 抗争に発展して

いちばん リスクがあんのは お前だぞ?

家が バレてんだ。 身内を攻撃されたら

取り返しがつかねえ。

十分 想像つくよな?

なんか笑えるよ。 いちばん ケンカしたがらねえQが

いちばん熱くなってんだもん。 笑えないだろ!

なぁ

一歩 間違えたら アイツ死んでたんだぞ。

言ったよな ドヨン。

俺たちは共犯だって。 仲間が傷つけられたら

全力で相手のこと潰すんだって。

全員 同じだけ 傷つくんだってなぁ!

確かに言った。

だったら背負おうよ みんなで。

翔の痛みを。

ホント

翔が気に入るわけだわ。

はぁ? お前が仲間にいて よかった。

そういうことだよ。

Q… もし いつか この中の誰かが

暴走しちまうときが来たら 頼む

お前が それを全力で止めろ。

なんで?

誰も 煮えたぎる熱湯を 飲み込んだまま

耐え続けることは できねえよ。

ムカついてんのは お前だけじゃないってこと。

だから お前は止める側でいろ。

それが主役の役割だ。

~

(悦子)ちょっと お風呂は? (高志)ん? もう寝る。

(悦子)もう 飲みすぎね。 (高志)あぁ…。

(悦子)もう 大丈夫? えっ! ちょっと…。

ちょっと ここでは寝ないで…。

加奈が?

現行犯。 オッサンと ホテルから出てきたところを

補導員に捕まったって。

あの子んち バブル はじけてから 親が マジ ピンチだったみたいでさ。

(恵理子)ミージェーン買うのも 実は ギリギリだったって…。

それって 本人から?

でも もう クラスの女子は みんな知ってる。

ごめん。 マジで ごめん。

恵理子…。 気付けなくて マジで…。

いや 誰も お前のこと責めねえよ。

ここにいるヤツらは 誰も気付けなかったんだ。

お前だけじゃない。 これは チームの問題だ。

そうか…。

なら しようがねえな。

今日かぎりで 加奈とは縁を切る。

えっ ちょっと待ってよ。 何度も言ってあったんだよ。

援助交際だけは許さないって。

言ったよな? うん。

それを知ってて あえて アイツは裏切ったんだ。

つるむのに ふさわしくない女がいた。

それだけだ。 いいよな 恵理子。

でも それじゃ 加奈の行き場が なくなっ…。

Qちゃん

ルールだよ。

ホントに それでいいのか?

決めたことだよ。

私 行くね。

なぁ 友達なんだろ?

翔が いちばん嫌いなのが エンコーだから。

知っててやった 加奈が悪いんだよ。

セイラは?

セイラは このこと知ってんの?

ベルは打った。 返事は まだない。

なんで? いや

セイラなら なんて言うかなって。

翔に言い返せるの セイラくらいだから。

セイラに何言わせるつもり? 加奈が かわいそうだから

許してあげてって? Qちゃん 加奈のしたこと

わかってる? わかってるよ。

金 なかったんだろ?

必死だったんだろ?

他に手がなかったんだったら…。 私は加奈と

お金で つながってたわけじゃない。

お金がなくても 家が苦しくても

私は きっと友達だったと思う。

たぶんね。

セイラなら なんて言うかな?

~

(悦子)おかえり。 ごはんは?

まだ。 (悦子)うん ごめん 急いで作るね。

今晩も 鈴木くんと一緒かと思ってた。

まぁ たまには…。

ホントに いい友達に 恵まれて よかった。

すごい財産よ? まぁ 夜遊びは

ほどほどにしてほしいけど。

上を目指すには まず 上を知らないとね。

鈴木さんのおうちとは 仲よくしてなさいね。

はぁ? 世の中には 努力だけじゃ

どうにもならない壁があるの。

お母さん そういうの さんざん見てきたから。

強いコネクションを持つことは ずるいことでも なんでもないの。

立派な武器だから。 いや 母さん…。 ん?

悪いんだけど 俺 上とか目指してないんだ。

今がよければ それでいいって思ってんだ。

どうしたの? 秋くん。

武器とか 財産とか ふざけんなよ。

ダセぇこと言ってんなよ クソ。

秋くん?

二度と チームのこと話すな。

二度と。

(ドアを閉める音)

どこか行かない? えっ?

どこか。 やることないなら。

なんでもいいよ。 私と一緒に。

深い意味はないよ。 私が そうしたいだけだし

君が どうしたいかだけ。

誰も関係ない。 翔も

どこ行ったんだよ。

(ざわめき)

大黒!

(白井)大黒! ぎゃあ~!

すみません! もう勘弁してください!

もう…。

大黒 やめろ! 殺さねえのが条件だろ!

あぁ 忘れた。

ひっ ひっ… 助けて…。

うっ! あぁ! あぁ…。

うわぁ~!

アハハハ…。

うっ!

アハハハ…。

ん?

あぁ…。

(かけ声)

なおれ。 気をつけ。 正面に 礼!

(子どもたち)ありがとう ございました!

よし 休憩。 (はしゃぐ声)

広重くん あか抜けたなぁ。

再入門? はい。 うれしいよ。

お願いします。

更に経過を見て リハビリに入りましょう。

脳波も問題ありませんし この先は通院で大丈夫です。

もちろん 過度な運動は お避けください。

では お大事に。

(倉科)ありがとうございました。

よぉ。 元気か?

~

お前のせいじゃない。

~

(すすり泣く声)

~

(すすり泣く声)

~

(すすり泣く声)

~

テメェ オラ 調子に乗んな…。

うぅ…。

(栗田)おぉ! すげぇ Qさん!

4対1で勝っちゃったよ。

もう チームなんて 必要ないんじゃないすか?

必要だよ。 アイツらを守るために やってんだから。

さすがっす。

どこ行くんすか?

復帰祝い。 アイツが帰ってくるんだよ。

(エンジン音)

また来たよ。

9月だけで 10件すよ?

(着信音)

やっちゃいますか アイツら。

今のQさんなら 結構 いけちゃうんじゃないすかね?

バカ やらねえよ。

ベル打ってきた。 こんな日に遅刻するかね アイツ。

いいよ。 主役は遅れてくるもんだ。

やらない。

今はね

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