All language subtitles for Saikyou no Ousama, Nidome no Jinsei wa Nani o Suru - 01

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Original subtitles

♬~

(血の滴る音)

♬~

《グレイ:私は…》

《グレイ:王となった》

うおぉ~っ!

ハァッ! ウッ! ウッ! ウッ! グッ…!

ウゥ… ウゥ…。

(爆撃機の飛行音)

(爆発音)

(悲鳴)

《グレイ:最も強き王…》

《グレイ:それが… 私の…。

そうだ… 王… だったのだ…》

(シルヴィ)どうか…。

(羽ばたく音)

(シルヴィ)新たな人生に 光を…。

オギャァ オギャァ オギャァ オギャァ…。

《グレイ:んっ…》 (アリス)見て レイ。

(レイノルズ)あぁ 君と同じ髪の色だ。 目元はあなたにそっくり。

《グレイ:誰だ? どこだ?》

(レイノルズ)はじめまして チビのアーサー。 (アーサー)あう。

僕はレイノル! パパだよ? パパって言える?

(アーサー)あう。 《グレイ:知らぬ》

(アリス)フフッ もう まだ無理よ。

《グレイ:知らぬ。 こヤツらは いったい…》

パパだよ アーサー。

ママよ アーサー。

《グレイ:この者たちは 私の父と母だという…。

だとすると…。

私は…。

私は…。

産み落とされたのか》

《グレイ:かつて➡

数え切れない勝利を 手にした私が➡

ただの無力な 赤ん坊になるとはな…》

さぁ ゲッてしましょうね~。

(アーサー)うぅ… ゲップ。

よくできました!

《グレイ:アリスもレイノルズも よく世話をしている。

私を子だと思い込んでいるのだ。

これが当然なのだろう。

だが。

不満 あるいは恐怖は ついて回る》

(レイノルズ)アーサー? あう。

見てよ アリス! アーサーはやっぱり 僕を大好きなんだ!

《グレイ:反射的な行動にすぎない》

ん… ん… んん~…。 (お漏らしの音)

あ… う…。 (お漏らしの音)

《グレイ:制御不能の生理現象》

いっぱい出たわね~ エライ エライ。

《グレイ:何一つ 思いどおりにならない…。

この肉体は まるで牢獄だ。

何度も目覚めたいと願ったが➡

この奇妙な夢が 終わることはなかった。

そして… 私は更に 奇妙なものを見ることになる…》

ハ~ッ アァ~ッ!

あ~…。

ニッ! あたっ!

もう… ほら 見せて。

《グレイ:この世界には 私の知らない力が存在している。

実に興味深い》

(交戦の音)

フッ ハアッ!

(アリス)あっ パパ 帰ってきたわよ。

《グレイ:知識は武器である。

私は周囲を観察し続けた》

ただいま アーサー! アリス!

あぁ… おっと。

これじゃ おかえりのハグは おあずけだな。

《グレイ:個人が武器を 所持できる社会。

それだけ危険だと言える。

早急に力を手にする必要がある》

大丈夫? 久しぶりだったでしょ?

問題ないよ。 小さな仕事だったしね。

よかった。 さぁ パパの顔も見たし もう寝ましょうね。

ふぁ…。

《グレイ:不自由にまみれた 日々だが➡

この時間だけは悪くない…》

《グレイ:自由に眠れる時間など 望めなかったからだ…》

♬~

(アーサー)んっ んっ…。

レイ 頭をぶつけないよう見てて。 もちろんだ。

んっ んっ…。

(レイノルズ)あぁ見て チビのアーサーが 鏡に映った自分を見てる!

かわいすぎるわ!

《グレイ:「チビのアーサー」。 数か月たった今でも➡

この名には慣れないでいた》

《だが ささいな問題だ》

(キスの音)

いい夢を見てね アーサー。

フン!

《グレイ:私はようやく 自らの手足を➡

操ることが できるようになったのだ。

あと少し 気付かれないよう➡

全速力で進むのだ》

あうっ!

《グレイ:成功だ。

知識は武器である。

私は ようやく 欲しいものを手に入れた。

すなわち この世界の情報である。

私が生まれ落ちた大陸 「ディカゼン」には➡

3つの王国があった。

ダルブ王国。 地下に広がるドワーフの国。

エレノア王国。 森の奥深くにある エルフたちの国。

そして 私がいる サピン王国。

最も多くの住人を誇る 人間たちの国。

私の国と同じく 君主制をしいている。

一つ違うのは ここでは王の座は 受け継がれるものであり➡

奪うものではないということだ》

んっ んっ ん… んっ。

《グレイ:前世に比べ この世界は発展途上と言える。

技術が進歩していない 理由の一つは➡

この本に書かれていた。 魔術だ。

この世界には 「マナ」と呼ばれる力がある。

マナを操る力は 遺伝によるものが多く➡

100人に1人の確率で 備わって生まれてくる。

かゆい》 んん…!

《マナの使い方には 大きく分けて2とおりある。

「オーグメンター」と 「コンジュラー」だ。

オーグメンターはマナにより身体を強化し➡

巨大な力と 守り 機敏さを備える。

コンジュラーはマナを外へ放ち 思いのままに操ることができる》

ん~…。

《何事にも例外はある か。

まぁいい。

マナの操作の要となるのが マナコアである。

魔術師として目覚めるのは 思春期の初期から10代後半。

自身の体内に眠るマナのかけらを 一か所に集めて➡

マナコアを生成することで 魔術師となれるのだ》

あう…。

《私はそれに似たものを 知っている。

気。 自らが内包する力を認識し 支配し 解放する。

そして その要となるのが 気のセンターだ》

《果たして 前世の知識は 武器となりうるのか…》

《これは…》

見~つけた! あう。

アーサー も~ ママを心配させて。 あう~…。

《グレイ:ここまでか…》 あら?

《グレイ:何か気付いたのか?》

ウンチ 出た? 《グレイ:どうやら違うようだ。

あいにくだが 私はまだ むっ!?》

やっぱりね。 《私ともあろうものが…。

集中して気付かなかったのか》

さぁ おむつを替えましょう。

《やはり この肉体は牢獄だ…。

力を手に入れなければ》

《アリス:「アーサーが生まれて2年 あっという間ね。

世界一かわいくて 好奇心が旺盛で とってもいい子。

でも 私たちは あの子の笑顔を 見たことがない」》

んっ あら?

(アーサー)んっ! んっ!

(レイノルズ)筋がいいぞ~ アーサー。

アリス~ 見てくれよ!

アーサーを。 って えぇ~っ!?

ん~…。 世界一かわいいアーサーに 何をしているの?

何って あの いや 剣を教えて…。

やっと歩けるようになった ばかりなのに➡

何考えてるのよ! ごめんなさ~い!

《グレイ:2年の歳月を経て➡

私はこの夫婦の力関係を理解した。

あるいは この世界そのものが 母系制なのかもしれない》

(アーサー)あ~ あ~ あ~あ あ~!

ここに来ると いつもご機嫌ね。

《グレイ:ここは この世界を学ぶうえで➡

重要な場所であった》

《武器の種類と品質は➡

この国の技術力を 推し量ることができる。

前世の世界では存在しなかった 物質の数々。

そして…。

じかに魔術を 見ることができたのは➡

何よりも収穫であった》

ふぁ…。 あら? おねむの時間ね。

《グレイ:この夫婦は 実にこまやかに 私を世話してくれている。

不自由だが 不満はない。

親とは こういうものなのだろうか…》

《グレイ:わからない…。

だが このぬくもりは 嫌いではない…》

おやすみなさい。

ねぇ アーサー➡

あなたがベッドから抜け出して 本を読んでいることも➡

市場でいろんなことに 目を輝かしていることも➡

お母さんはうれしいわ。

きっと レイの血を 引いているからよね。

いつか あの人みたいに➡

世界中のいろいろなものを 見たくなるかもしれない。

できることなら もっと平和な道を 選んでほしいわ…。

私のかわいいアーサー。

《グレイ:私は幸運だ。

身近に 生きた教科書がいるのだから》

んっ!

ハ~ッ!

ん~…。

パパ すごいだろ?

《手で動かしたほうが早いな…》

んっ? あっちはイマイチね。

ほら かっこいいパパが始まるわよ。

グアッ!

あっ!

《グレイ:父親は オーグメンターだった》

パパ すごいでしょ? んっ。

《グレイ:こうしてはいられない》

んっ…。 そろそろ お昼寝の時間ね。

(キスの音)

む~… あ~。

あ~あ! 本は ダ~メ!

今は おねんねの時間よ。 むぅ…。

ん~…。

うっ!? ダ… ダメよ。 今は おねんねの時間。

んん~…。 そんな目で見ても…。

んん~…。 ダメなんですから~っ!

ちょっとだけだからね? ん…。

《私の勝ちだ》

《さまざまな知識と経験を得た この2年。

最大の偉業は…。

マナコアの生成だ。

体内に眠る 無数のマナのかけら。

その一つ一つを一点に集中させる。

それは途方もない作業だった。

だが それもようやく報われる》

ふっ。

《グレイ:あと少し…。

最後のひとかけら…》

(爆発音)

(レイノルズ)あっ… ふぅ…。

大丈夫か アリス!? えぇ…。

アーサー… アーサー!

あの中に!

そんな まさか… 冗談だろ?

まだ3歳にもならないのに…。

(アリス)レイ! あの子は? アーサーは?

ハッ!

(レイノルズ)アリス… あの子はもう…。

《グレイ:学びの日々は ついに実を結んだ。

これは 大きな一歩となる》

(2人)あっ…。

(崩れる音)

(2人)アーサー!

あっ!

《グレイ:油断した… この私が こんなところで…》

ぬあぁ~っ!

アーサー!

ハァ ハァ…。

《グレイ:そうだったな。

私の安全は この2人が守ってくれる。

親とは そういう役目だった》

えっ?

アリス! アーサーは!?

大丈夫 大丈夫よ…。

あっ…。

よかった… 本当によかった…。

《グレイ:なぜ 涙を流す?》

《グレイ:役目を果たしたのだ。 誇ればいい…》

《グレイ:わからない…。

わからない…。

これは この世界の書物でも 学ぶことができなかった…。

前世でも知ることがなかった…》

うぅ… ママ… パパ~!

《グレイ:教えてくれ。

これは なんというものなのだ?》

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