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(郁子)あ…。
離婚を 考えてます。
(武)今すぐ 俺の家から 出ていけ!
~
(八田)おはようございます。
おはようございます。
<夫が急に イケメンになった
わけではなく>
八田:よかったら うちに泊まりませんか?
いえいえ そこまで お世話になるわけには…。
(明)お願いします。 ちょっ 明…。
(明)引っ越し資金がたまるまで 僕も バイトするんで
お願いします。 (澪)お願いします!
おぉ… 大丈夫 大丈夫だから 顔上げて。
ねっ。
(八田)上司が 部下を助けるのは当たり前です。
遠慮せず 頼ってください。
すみません
眠れました?
はい おかげさまで。
よかった。 (澪)おはよう。
おっ 澪ちゃん おはよう。 眠れた?
いっぱい眠れた。 いっぱい眠れた? よかった。
<ドキドキして眠れなかった
なんて言葉は すん止めで>
あっ すみません。 いえいえ!
あの 八田さんのお宅ですから。
あっ じゃあ 一緒に…。
え… あ… すみません。
すみません。
あの 前から思ってたんですけど…。
はい。 もう少し 今どきのメイクでも
似合うと思いますよ。 えっ。
あぁ… でも
古い女なんで やり方が…。
ヘヘヘ…。
ちょっと やってみても いいですか? たしか サンプル…。
あった。
目つぶって。
~
おはようございます。
おはようございます。
おはよう。 (若井)おはようございま…。
えっ?
おはようございます。 (軽井)おはようございま…。
ほのかちゃん おはよう。
(ほのか)いつもと 雰囲気違いません?
えっ 変?
いや 断然いいです。 むしろ いつものほうが変です。
えっ ヤダ そんなこと思ってた…。
早く言ってよ。 そんな服持ってたなら
もっと早く着ればよかったのに。
これ? これは プレゼントっていうか…。
ブブブブブブ… もうこれ以上は詮索禁止!
えっ 何? 聞きたい?
うわ~ すてき。 こんな家に住んでみた~い。
ありがとうございます。
でも お高いんでしょうねぇ。
そのイメージを払拭するために
今回のご依頼があるんでしょう。
すみませんね。 いえ。
今… いろいろ 物件見てるんですけどね
安いってことは 何かしら 悪いってことですもんね。
いや…。 えっ いや ちょっと
こちらは コストを削減して よりよいものを
正直価格で 提供してらっしゃるの。
もう すみません。
お住まいをお探しですか? あぁ はい。
子ども 2人と 住む家なんですけどね
なかなか見つからなくて。 よろしければ
ご相談に乗りますよ。 ホントですか?
えっ ちょっと 私そういうの
ちょっと 真に受けるタイプですよ?
えぇ ぜひぜひ。
例えば こんな感じは どうですか?
うわぁ すてき。 やっぱ 家族の幸せは
家で育ちますもんねぇ。
ハァ…。
なんかあった?
そっちこそ。 何があったんですか?
え? 子ども 2人と住むって。
あぁ…。
ちょっと ね…。
結婚しても 幸せになれるとは
かぎらないんですね。
あら 幸せよ? 子どもがいるもの。
子どもがいたら 幸せなんですか?
う~ん… 苦労も多いけど
子どもからもらえる幸せって
子どもからしか もらえないから。
じゃあ 子どもがいなかったら
不幸ってこと?
そういうわけじゃないけど…。
子ども 欲しくないの?
いや… 欲しい欲しくない以前に
リアルに考えて産めません。
金銭的にも苦しいし
時間の余裕もなくなるし。
そうなの。 何をするにも子ども優先だし
旦那が出張のときにかぎって 熱出すしね。
それ 本当に幸せなんですか?
ねっ。 フフッ 不思議よねぇ。
(ちーママ)家族 幸せ 子ども。
そういう言葉を聞いたときの この ムズムズする気持ちって
いったい なんなんだろう。
勝手に アフレコしないで。 (ちーママ)そういう顔してたから。
エスパーですか。 (ママ)それはね 憧れよ。
もしくは 嫉妬。 あるいは劣等感。
場合によっては 嫌悪感。 ちょっと黙っててくれません?
怖いねぇ もう…。
ホントにねぇ…。
はぁ!? ん?
え?
「かねてより付き合っていた 女性と結婚しました!」。
あら…。 「そして現在
彼女のお腹の中には 新しい命が宿っており…」。
えぇ ヤダ…。 (ちーママ)気の毒な子が
目の前にいました。 つっ つっ つっ…。
わぁ いいですねぇ 食洗機。
ついてなかったんですか?
1回 提案したんですけど 主婦のくせに サボるなって
怒られちゃって。 ひどいですね。
すみません こんな愚痴っちゃって。
いえいえ。 いくらでも愚痴ってください。
ありがとうございます。 フフッ。
八田さん! 見て見て~。 おっ! おぉ~。
お兄ちゃんが描いた絵!
えぇ~! すごいじゃん! これ全部 自分で描いたの?
はい。 (八田)へぇ…。 未来の澪なんだって。
へ~! これさ 絵もうまいけど
ドレスの配色とか メチャクチャかわいいね。
デザイナーになれるよ。
いや それは…。
八田さんも描いて! 描く?
八田さんも なかなかうまいよ。
やったぁ! 早く早く…。 何描く 何描く?
なんでもいいから。 オッケー。 かわいく描いてね。
かわいく描くよ。 明くん 勝負しよう。
勝負します。 じゃあ澪ちゃん ポーズとって。
いいよ~。 (笑い声)
(八田)かわいいよ。 どれ? どれにする?
(澪)じゃあこれで。 (笑い声)
<本命の結婚報告を見てから 1時間後>
(ハヤト)思ったより早い再会に…。
<結局こうなった>
どいつも こいつも
バカばっか。 結婚して「幸せになります」とか
この国の離婚率 知ってんのかって。
ホント バカすぎ。 悔しいなら 悔しいって
言えばいいのに。 悔しいんじゃないって。
あの男が あんなに バカだったってことに
あきれてんの! しかも ブロックだよ ブロック!
ハァ… 二度と浮気でもしないって 思ってんのかね?
ホント バカすぎ。
俺はわかるけどなぁ。
何が? 好きな人と結婚したい
って気持ちもわかるし 結婚するなら
今まで遊んでた子たちを 清算したいって気持ちもわかる。
俺と その彼 似てんのかな。
全然ちげぇから。
ん?
アンタなんか 所詮 マッチングアプリのいいね数
2位の男だろ。 2位って どういうことかわかる?
中途半端で どうでもいいってこと。
だから気軽に ホイホイ呼べんの。
ベラベラ話せんの。
モテると勘違いしてんだろうけど
ナメられてるだけだから。
<メチャクチャなこと言ってるのは わかってる。 なのに止まらない>
秀一は 1位になれる男だった。
アンタとは全然違う。
<言い過ぎた… そう思うときは いつも手遅れ>
帰るわ。
つけ込んでいいレベルの 弱り方じゃなさそうだから。
~
澪も~! 澪もやるの?
うん。 いいよ。 じゃあはい おいで。
やったぁ。
< ここは… ダメだよね>
うん おいしい。
えっと…。
詮索は よくない。
おいしい~。
ハァ… よかったぁ。
でも 明日は僕が作りますから 当番制でいきましょう。
いや そういうわけには…。 じゃないと追い出しますよ。
それは… 困ります。
決定で。 澪… 早く食べないと
遅刻するよ?
どうしたの?
(ざわめき)
は?
(真由美)3年生って 何がはやってるの?
う~ん NewJeansとか…。
あっ おはよう。
あの子って…。
娘なの。
は…。 ごめんね
学校行きたくないって ゴネちゃって。
息子も バイトだし 今… 人んち泊まってるから
置いてくわけにもいかなくて。
いやいや だからって 職場ですよ? ここ。
僕が許可したんだ。
えっ いいんですか?
子どもがいても 働ける職場でありたいじゃない?
意味違くないですか? 澪ちゃん これあげる。
あ~ うれしい。
よかった~!
まぁ 仲よくしてあげてよ。 ほら なんか
インスピレーションが湧くかもしれないし。
ごめんね。 今日だけ。
澪… 澪行くよ。 は~い。
(真由美)あっ 郁子さん 今日 アルメリアと打ち合わせですよね?
うん。 (姫野)まずいかも あそこの社長
子どもできない体質で あんまり…。 え…。
そうなんだ… どうしよう…。
は?
ねぇ なんで学校行きたくないの?
まぁ いろいろあって。
あぁ… 大変だね。
さみしいね お母さん 仕事始めて。
えっ 全然。
ホント? ママ すっごく楽しそうだから。
こんなことなら もっと早く
働いてほしかった。
そう。 トイレ行ってくる。
あぁ 場所わかる?
うん。
オッケー。
<意外な答えだった。
母が 自分のために 時間を使うことなんて
当たり前だと思っていた>
違う! ただいま
~
< たま~に 後回しにされるだけで
すごく勝手な人に思えた>
<自分にとって 母親とは
家族とは なんだったんだろう。
そんなことを考えていて
ふと気付く ほのか>
あれ? 戻んの遅くない?
<気付くのも遅い>
澪ちゃ~ん。 澪ちゃん?
~
あっ ほのかちゃん ほのかちゃん
ごめんね いろいろ任せちゃって! これ おわびの品…。
澪ちゃんがいないんです。 え…。
ごめんなさい。 トイレ行くって言って そのまま…。
あの…。 (遠藤)はい? 山本は?
山本武 どこですか?
あぁ なんか あの 娘さんが来てるとかって
あの… スカイラウンジに行きましたよ。
澪! 澪!
大丈夫!?
勝手に連れてくなんて どうかしてる!
おい…。 降りて 降りな…。
ちょ ちょっと… 降りな澪 ほら もう…。
澪… もう 大丈夫なの?
違うの。 自分から パパに会いに行ったの。
パパ?
なんで…。
離婚しないでって…。
ママに謝ってって 頼みに来た。
何やってんだよ。
君さぁ 勝手に連れ出して
子どもの気持ちも 聞いてなかったのかよ。 チッ。
だから言ったんだよ。 君は余計なこと考えないで
黙って家のことだけ やってりゃいいんだって!
澪… パパと離れるの ヤダ?
パパと ママと 一緒に暮らしたい?
(武)そんなの 聞くまでもないだろ。
君は ホントに論外だな。
正直に言っていいんだよ。
(武)そうだよ 澪…。
うん…。
正直言うと
転校したく
ないんだよね。
え? え?
クラスに 好きな人がいて
たぶん 向こうも
好きっぽくてさぁ。
離婚したら 今と同じ学校には
通えないでしょ?
どうにかならないかなぁって。
澪… 正直に言っていいんだよ?
うん。 だから正直に言った。
ブッ フフフ ハハハハ…。
大丈夫。 転校先には もっといい男がいるから。
いないよ。 絶対いるよ。
だってさ 最高の男だと思って 結婚した相手が
これだよ? あぁ?
この人が 1位だ って思ってても
実際 そんなことない。
別の所に もっといい男が絶対いるんだよ。
そういうもんなの? うん。
私も言ってて気付いた。
そういうもん。
だからさ そんなことのために
お母さんを我慢させるの やめてあげたら?
家族だからって 嫌いな人と一緒に暮らすの
地獄じゃん。 なんだ君は さっきから。
他人は黙っててくれないか。
他人じゃないです。 二部の工藤です。
あぁ… 大変だろ
こんな何もできない お荷物 背負わされて。
ヘッ。 いえ いつも助かってます。
結構優秀ですよ 郁子さん。 フン…。
女同士 徒党を組んでるってわけか。
くだらない。 あんまり
見下さないでもらえますか。
なんだ その態度は。 あぁ?
行こ。
うん。
ちょ ちょ…。 離して。
ちょ…。 何もう 離して! ちょっと
やめて もう!
いや ちょ… ちょっと…。 ちょっ
やめてくだ…。 行こう!
いや ちょっと おい! おいおい
ホントに離婚するつもりか! お前一人で
どうやって育てんだ!
ママ。 ん?
澪… こういう家に住みたい。
どんな家?
わぁ いいねぇ。
うん。 これ?
うちの給料で ローン組めるかな。
澪… いっぱい稼ぐもん。 おぉ。 やったぁ。
じゃあ ここ住めるかな。 ね~。
(八田)郁子さん 工藤さん。 (郁子/ほのか)はい。
終業後 ちょっと お話いいですか?
人んちに泊まってるとは 聞いてたけど
まさか 八田さんのおうちとは…。
お世話になってます。
あの 一応聞くけど お二人は そういう…。
あっ ないない! あるわけないでしょ
こんなオバサンと… もう八田さんに失礼だから!
ねぇ? それより 本題に入っても
いいかな? はい。 はい。
2人に任せたい 次の案件なんだけど…。
SWWEって 第一営業部の お得意先じゃないですか。
ここを取りにいく。
なんでそんな モメるようなこと…。
僕なりの復しゅうなんだ。
山本さんへの…。
え?
あなたの夫への。
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