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森野 何してる?
聞いてるかもしれないけど 裁判所の事件 何とか解決した。
森野の力が いかに大きいか 痛感した。
やっぱり 森野がいないとね。
無視。
こっちが こんなに へりくだってんのに?
こっちが こんなに へりくだってんのに?
今日のこと まだ怒ってる?
心 狭っ!
やっぱり まあ ちょっと➡
私も言い過ぎちゃったかななんて 思ってる。
ごめんね。
返事ぐらいしてくれても よくない?
(舌打ち)
ムカつく。
森野に罰が当たりますように。
森野に罰が当たりますように。
罰が当たりますように。
(操作音)
(森野) いや 指示って言われても…。
口答えじゃなくて 質問ですよ。 指示って何かなと思って。
痛っ!
痛っ!
だから 口答えじゃなくて その指示の内容ですよ。
いや もう 分かった 分かった…。 もう 何も言わない 言わない。
もう 指示 出して。
ハァ…。
(舌打ち)
ハァ…。
ハァ…。
坂浦君 ごめんね。 家に帰ったのに呼びつけちゃって。
よいしょ。 (坂浦)何 言ってんですか。
僕は ミコさんに呼ばれたら いつでも駆け付けます。
はい これ 頭が回るチョコです。
ありがとう!
♬(『どんぐりころころ』の鼻歌)
何か いいことあったんですか? んっ?
『どんぐりころころ』歌ってるから。 ♬(『どんぐりころころ』の鼻歌)
『どんぐりころころ』歌ってる人に 機嫌悪い人って いますか?
ハァ… どうだろう。 分かんないけど➡
ハァ… どうだろう。 分かんないけど➡
今の私は 超 機嫌悪い。 えっ?
ほらさ 今日 森野に言っちゃったじゃん 私。
《また逃げ出そうとしてんだ。 さすが ひきょう者》
《ミコさん もう現場には来ないでください》
あんなんで怒んなよ って思ったけど➡
まあ これからね 現場に行けなくなんのも➡
あれかなと思って あいつに謝りのDM送ったのに➡
5時間たっても ずっと無視。
大人げなくない? だから 超イライラしてんの。
そんなときに 何で 『どんぐりころころ』を?
だって 森野の髪形ってさ どんぐりっぽくない?
だって 森野の髪形ってさ どんぐりっぽくない?
あの どんぐり野郎って思ったら いつの間にか 口ずさんでた。
なるほど。
あっ!
『どんぐりころころ』っていえば 知ってますか?
えっ? 『どんぐりころころ』って みんな➡
♬「どんぐり ころころ どんぐりこ」って歌うんですけど➡
本当は ♬「どんぐり ころころ どんぶりこ」が正解なんですよ。
♬「どんぐりこ」じゃなくて ♬「どんぶりこ」
「どんぶりこ」って 何なんだと思いません?
どんぐりが水の中に落ちる音が 「どんぶりこ」なんですって。
どんぐりが水の中に落ちる音が 「どんぶりこ」なんですって。
どんぐりが水の中に落ちる…。 もういいかな その話。
『どんぐりころころ』 すみません。
何で そんなに 『どんぐりころころ』に詳しいの?
(携帯電話)(通知音) あっ 来た。 あの どんぐり野郎。
ああ 慧か。 何?
「急いで これ見て!」
えっ?
森野?
(携帯電話)皆さんは 柿森スナックママ殺人事件を 覚えているでしょうか?
8年前 都内 柿森市で スナック経営していた30代の女性➡
8年前 都内 柿森市で スナック経営していた30代の女性➡
湯上 幸さんが殺された事件です。
被害者の胸に 十字架が刺さっていたという➡
ショッキングな殺され方で➡
一部では こんな呼ばれ方もしていました。
『歪な十字架』模倣事件。
(携帯電話)被害者の名前と殺され方が➡
黒羽ミコの小説 『歪な十字架』と まったく一緒だったことから➡
ネットやゴシップ雑誌などで そう呼ばれるようになったんです。
私は 当時 この事件を担当していました。
私は 当時 この事件を担当していました。
(携帯電話)そして この事件の犯人として逮捕され➡
現在 服役中の 異口 治は 冤罪です。
(携帯電話)担当刑事でありながら 誤認逮捕を黙認した私は➡
ひきょう者です。
お願いします。 警察は 誤認逮捕を認めて➡
すぐに 異口 治を釈放してください。
異口 治を釈放してください。
(携帯電話)異口 治を釈放してください。
(坂浦)これって…。 何やってんだ 森野。
(坂浦)これって…。 何やってんだ 森野。
ってか 返事しろよ。
♬~
(スピーカー)それは 得意なことが 突然できなくなってしまう➡
心理的症状。
♬~
<本日も よろしくお願いします。 (萩原)よろしく。➡
見た? ねえ 見た? 昨日の刑事の告発動画。
見ましたよ。 (萩原)あれ ヤバいよね。
今 あの人 いましたよ。 名前 何だっけ? こうやる人。
(初田)いいから 行きますよ。 (慧)あっ 鈴木 亜美だ!
(初田)ちょっと 慧君! しーっ! 大きな声 出さないで。
(慧)でも 俺 あみーゴ 大ファンなんですよ。
(慧)でも 俺 あみーゴ 大ファンなんですよ。
(初田)トイレ済んだんでしょ。 行きますよ。 さっさと楽屋 戻る…。
(スタッフ)初田さん 初田さん! ご相談が。
(初田)えっ? これ? (スタッフ)はい。
ちょちょ… 駄目 駄目!
うーん…。
<(足音)
これだけの資料 昨日と今日で よく集めたね~。
調べてるって言ったじゃん。
わざわざ 持ってきてくれなくっても➡
データとかで送ってくれりゃ よかったのに。
(慧)だって テレビ局 来たら 有名人とか見られると思ってさ。
あっ さっき あみーゴ見たよ。 生あみーゴ。
あっ さっき あみーゴ見たよ。 生あみーゴ。
実の弟がミーハーって 何か恥ずかしいんだけど。
で その事件のことは覚えてるの?
犯人は 異口 治。
被害者 湯上 幸の スナックの常連で➡
当時50歳のタクシー運転手。
被害者に 一方的な好意を持っていたけど➡
振られてしまい 逆上。 胸に十字架を刺して 殺害。
さすがに覚えてるか。
そりゃあ 人の小説 模倣したとか 勝手なこと言われたらねぇ。
被害者の名前も殺し方も 一緒じゃねぇ。
偶然だよ。 異口 治と 私が書いた小説の犯人とは➡
偶然だよ。 異口 治と 私が書いた小説の犯人とは➡
犯人像が まるで違う。 もうホントに迷惑。
でも そんなこと言ってたのは 一部だけだから。
気にしない。 ねっ。 別に気にしてなんか…。
(慧)そういえば この事件の担当が森野さんだって➡
知らなかったんだよね? 知らない。
冤罪のことは知ってたの? 知らない。
何で 8年たった今 それを告白したんだろう。
知らない。
森野さんから 返事 来た? 来てない。
何で? 知らない。
小説のモデルにしようとしてるのに 森野さんのこと全然知らないよね。
ホントだ~!
ホントだ~!
こっちは めちゃくちゃ歩み寄ってんのに➡
あいつは 何で自分のこと 全然 話してくれない…!
何か腹立ってきたな。
あいつの家に乗り込んで 洗いざらい しゃべらせてやる。
森野さんの家 知ってるの? 知らない。
(初田)ミコさん お取り込み中 すいません。➡
今日の『朝キュン』の特集コーナー 予定変更して➡
これ やってほしいそうです。 んっ?
え~ 「現役警察官が告発!」
「『歪な十字架』模倣事件は 冤罪だったのか?」
「原作者本人が…」
「原作者本人が…」
何これ? あの刑事の告発動画➡
相当 拡散されて 相当 話題になってるみたいですよ。
ほら。
(初田)『朝キュン』的にも これは ほっとけないでしょう。➡
何せ 『歪な十字架』の作家が レギュラー出演してるんですからって➡
スタッフに言われちゃって。
ミコさんに 今回だけ 語ってほしいそう…。
やだ! 何で?
あの事件は もう触れられたくない。
模倣なんて もう うんざり。
でも やれば 話題になって また 本も売れちゃいますよ。
やだ!
やだ!
あの事件に触れるんだったら 私 もう 絶対出ない。
そんな青くさいこと 言わないでくださいよ。
ちゃちゃっと しゃべれば いいだけですから。
いいかげんにしてくださいよ! (初田)うわっ… 驚いたな もう。➡
何だよ 急に。 (坂浦)何で分かんないんですか。
ミコさんは あの事件で傷ついているんですよ。
ミコさん 嫌だったら 無理して 番組なんか出る必要ないですよ。
うん。 (初田)むきになんなよ~。
困ったな もう。 スタッフにはOK出しちゃったし。
どうしよう。 (慧)おっ あみーゴ出るじゃん。
どうしよう。 (慧)おっ あみーゴ出るじゃん。
(萩原)8年前 世間を騒がせた あの痛ましい殺人事件が➡
冤罪だったという➡
衝撃の内部告発が あったわけですが➡
これについて ミコちゃんに 徹底的に聞いてみよう!
と思ったのですが➡
本日 ミコちゃんは 体調不良で お休みです。
代わりに ミコちゃんの弟で 人権王子の愛称でおなじみの➡
弁護士 黒羽 慧さんに お越しいただきました。
(スタッフ)よく出てくれましたね~。 (初田)いいでしょ いいでしょ。
(スタッフ)よく出てくれましたね~。 (初田)いいでしょ いいでしょ。
あっ お願いします。
よろしくお願いします。
(萩原)慧さんは お姉さんと違って 爽やかなキャラだね。
いや それを認めたら 姉に何と言われるか。
ハハハ…! 確かに。
確かに。 んっ?
何で 森野は 急に こんな告発したんだろう。
(携帯電話)現在 服役中の 異口 治は 冤罪です。
(テレビ)(慧)警視庁も公式コメントで今 調査中と言っていますが➡
冤罪であったとしても 一度 裁判で決まった判決を➡
覆すのは かなり難しいです。
(坂浦)急に出たテレビで ここまで しゃべれるって➡
さすが ミコさんの弟ですね。
(携帯電話)誤認逮捕を黙認した私は ひきょう者です。
あ~っ!! (坂浦)ちょっと ミコさん➡
一応 体調不良で欠席なんで 目立つ行動は ちょっと…。
やっぱり これ おかしい。 おかしい?
この森野の告発動画。
(携帯電話)誤認逮捕を黙認した私は ひきょう者です。
これが?
これが?
あいつ いつも ひょうひょうとしてて➡
何 言われても 受け流すのに…。
《ひきょう者》 《ひきょう者ではありません》
《ひきょう者》
《ミコさん もう現場には来ないでください》
私が ひきょう者って言ったときだけ むきになんの。
そんな森野が 自分のこと➡
ひきょう者なんて言うとは 思えない。
じゃあ 何で?
これって 私へのメッセージなんじゃ…。
坂浦 車 出して。
あっ… あっ はい。
あっ… あっ はい。
(女性)私たちにも ちゃんと教えてください!
(一同の話し声)
(酒井)あ~ 駄目です 駄目です…。 いやいやいや…。
あっ 酒井君。 私 私 ミコ ミコ。 (酒井)あ~ ミコさんでしたか。
じゃあ。
何 何 何…。 駄目です。
えっ? ああ… 言ってよ。
ハハハ…。 はい 着けて。
ハハハ…。 はい 着けて。
駄目です。 何で?
駄目なんです。 捜査一課に用があんだけど。
はい。 何 何… ちょっと ちょっと…。
話って何ですか?
ってか 何で こんなとこなの? 警視庁は 現在➡
ミコさんを中に入れられるような 状態じゃありません。
どういうこと?
現役警察官が誤認逮捕を 告発しちゃったわけですから➡
現役警察官が誤認逮捕を 告発しちゃったわけですから➡
上層部は大騒ぎですよ。
別に やましいことがないんだったら➡
ドーンと構えてればいいじゃん。
大騒ぎってことは 何かあったってこと?
何もないですよ。 何か怪しいな。
分かります。
警察上層部って響きからして 何か やましいこと いっぱい…。
警察のお前が余計なこと言うな。
それで 話って何ですか?
私 分かっちゃったの。 えっ?
森野はね ひきょう者って言われるのが➡
すごい嫌いな人なの。 それなのに➡
すごい嫌いな人なの。 それなのに➡
あの告発動画では 自分のこと ひきょう者って言ってんの。
あれは 絶対に あり得ないこと。 だから?
あの告発は 誰かに言わされてんの。
自分の意図じゃないの。 うん。
森野は 誘拐されて監禁されてるはず。
だとしたら 早く助け出さないと! (酒井)さすが ミコさん。
あの動画を見ただけで そこまで気付くなんて。
これまで 幾つもの難事件を解決してる私よ。
それぐらい…。 みんな 気付いてますよ。
えっ? だって 動画に映ってる家は➡
森野さんの家じゃないし 森野さんと連絡取れないし➡
あ~ 誘拐されたんだろうなって➡
あ~ 誘拐されたんだろうなって➡
われわれも みんな そう考えています。
へぇ~。
だったら こんなとこで ちんたらしてないで➡
森野 捜さないと!
それが できないんですよ。 できない? 何で?
(坂浦)大変です!
森野さんの新しい動画が 拡散されてます。
(携帯電話)異口 治は 釈放されたのでしょうか?➡
もし されていないようなら➡
警察は すぐにでも釈放してください。
この動画がアップされた 今から10時間後。
それまでに釈放されない場合➡
それまでに釈放されない場合➡
ひきょう者の私は 自ら命を絶ちます。
自ら命を絶つって言ってますよ。 そんなわけないでしょ。
森野を誘拐した人間が そう言わせてんのよ。
異口 治は 釈放すんの?
それは厳しいと思います。 何で?
誤認逮捕とする証拠もないし これじゃ 警察のメンツが。
メンツなんか どうだっていいじゃん もう。
え~ 10時間後。
8時までに何とかしないと 森野の命が…。
釈放が無理なら 捜査一課が何とかしてよ。
それも できないんですよ。 できないって何で?
それも できないんですよ。 できないって何で?
(樋口)警察は現在 事実関係を確認中とコメントしました。
これが終わるまで 一課は動くな という指示が出ています。
上層部にも 何か考えがあるんでしょう。
何それ~!?
やっぱり 警察上層部って…。 (樋口)お前は 口を挟むな。
森野が どうなってもいいの? ねえ!
そりゃあ 助けたいですよ 僕だって。
じゃあ…。 ただ…。
僕は 警察という組織の人間です。
僕は 警察という組織の人間です。
上からの指示が出ないかぎり 動くことはできません。
(スピーカー)というわけで 今日の『朝キュン』は ここまでです。
(スピーカー)というわけで 今日の『朝キュン』は ここまでです。
(萩原)本日も 楽しい一日を お過ごしください。 また来週。
(スタッフ)はい OKでーす。 (萩原)はい お疲れさま~。
(一同)お疲れさまでした。 お疲れさまでした。
(スタッフ)お疲れさまでした。 ありがとうございました 今日。
あの よかったら 握手してもらってもいいですか?
あっ はい。 (スタッフ)わぁ~ 感激です。➡
ありがとうございます。 (鈴木)ありがとうございます。
(スタッフ)昔から ずっとファンで。 (萩原)いや 最高だったよ~!
タレントとして才能あるよ。 (慧)ありがとうございます。
あっ よかったらさ また来週も出てくれないかな?
あっ よかったらさ また来週も出てくれないかな?
小遣い稼ぎに。 ねえ。 (慧)あっ いいですねぇ。
あっ ちょっと 写真いい? ねえ せっかくだから。
SNS 大丈夫かな? (慧)はい。
アハハ…! 悪いね。 うん。
すいません お電話です。 (萩原)今 俺が話してんだよ!
だって ミコさんが 弟さんと 至急 話したいって。
あっ ミコちゃん? (スタッフ)はい。
出てあげて。 具合悪いでしょ。 ねっ。
(慧)もしもし? あっ もしもし? 慧 今いい?
(慧)あ~ 今 ちょっと…。
また ぜひ お願いしますよ。 (鈴木)また お願いします。
(携帯電話)急用なの!
(慧)もういいや。
(慧)もういいや。
警察 訴えたいの。 慧が弁護してくんない?
(携帯電話)(樋口) ちょっと やめてくださいよ!
やめない! 裁判して あんたら警察の汚さを訴えてやる。
マ… マジで やめてください。 テレビでも➡
あんたら警察の汚さを コメントしまくる!
<最悪…。
ハァ…。 樋口君が協力してくれるなんて。
一緒に 森野 見つけようね。 はい これ 頭が回るチョコ。
あんなこと言われたら 協力するしかないでしょう。
ってか そもそも 警察が動かないのが悪いんでしょ。
動かないとは言っていません。
動かないとは言っていません。
刑事の誘拐… という事件の特殊性を考えると➡
捜査一課ではなく 公安が動いてるかもしれません。
えっ かもしれないってことは➡
動いてない可能性も あるってこと?
何それ?
ってか そもそも あの事件は冤罪なの?
それを隠蔽するために➡
警察は うかつに動けないってこと?
ハァ…。 まあ このファイルを見るかぎり➡
あの事件 怪しいところだらけだもんな~。
あの事件 怪しいところだらけだもんな~。
怪しいところ?
事件当日 異口 治は 被害者の店を出た後➡
泥酔状態で 自分のタクシーを運転して➡
飲酒検問で捕まった。
そのときに 車のシートに➡
被害者の血が 付着していたことから➡
容疑者として 取り調べを受けたんだけど…。
彼の供述では 酔って もうろうとはしていたけど➡
自分は 何もやっていない。
凶器となった十字架も 買ってないって否定してるの。
じゃあ 何で犯人に?
ん~ 何日か後に 突然 自供したんだって。
ん~ 何日か後に 突然 自供したんだって。
自分がやりましたって。
何で? 分かんない。
でも これって 何か怪しくない?
何より 一番 怪しいのは➡
この 異口 治って ニュースとかで見るかぎり➡
すっごい普通の おっさんなの。
私が書いた小説の犯人は➡
殺人に美意識を持つ 猟奇的な男なの。
犯人像が まるで違う。 それにね…。
(坂浦) ミコさん 落ち着いてください。
(坂浦) ミコさん 落ち着いてください。
とにかく 私たちで森野を捜さないと。
でも どうやって捜すんですか?
簡単だよ。 釈放を要求してるってことは➡
森野を誘拐した人物は 異口 治と近しい存在。
家族とかなんじゃない?
だから その人…。 異口に家族はいません。
両親も事件が起きる前に 他界しているそうです。
奥さんは? 結婚もしていません。
じゃあ 恋人とか…。 いません。
じゃあ 犯人は誰? 知りませんよ。
じゃあ 犯人は誰? 知りませんよ。
じゃあ どうやって捜せばいいんだよ~。
あっ!
困ったときは 前提に戻る。 何ですか? それ。
前に 弟に そう言われた。
(携帯電話)この動画がアップされた 今から10時間後。➡
それまでに釈放されない場合➡
ひきょう者の私は 自ら命を絶ちます。
♬~
♬~
あ~ 前提に戻ったけど 何にも分かんないや。
動画をアップした人間も 海外のサイトを通していて➡
特定できないそうです。 ああ~…。
森野だったら これで何か分かんのかな。
(携帯電話)すぐに 異口 治を釈放してください。
(携帯電話)すぐに 異口 治を釈放してください。
(携帯電話)異口 治を釈放してください。➡
異口 治を釈放してください。
何で これ 3回も言ってんの?
(携帯電話)すぐに 異口 治を釈放してください。
(携帯電話)♬(音楽)
(携帯電話)異口 治を釈放してください。 (携帯電話)♬(音楽)
(携帯電話)異口 治を釈放してください。 (携帯電話)♬(音楽)
(携帯電話)♬(音楽)
これ 何ですか? これは 5時のチャイム。
これ 何ですか? これは 5時のチャイム。
あ~ あの 夕方 あちこちで鳴るやつだ。➡
懐かしいな…。 んっ? ってことは➡
この動画が撮影されたのは 夕方の5時。
しーっ!
(携帯電話)♬(音楽)
『どんぐりころころ』だ!
そうだよね? いや どうでしょう。
いや 絶対そうだよ。 これ 『どんぐりころころ』
坂浦君 これ 『どんぐりころころ』だよね?
おそらく。 正解だ。
おそらく。 正解だ。
何で 彼基準なんですか? 坂浦君は➡
『どんぐりころころ』に詳しいの。 まあ。
(樋口)何? 『どんぐりころころ』に詳しいって。
いや。 森野は この➡
『どんぐりころころ』を 伝えるために 3回も言ったんだ。
(樋口)どういうことですか? 5時のチャイムが➡
『どんぐりころころ』って 珍しくない?
(樋口)はあ。 普通さ➡
『夕焼小焼』とか 『赤とんぼ』とかじゃない?
『どんぐりころころ』が 流れてる場所は あまりない。
ということは 5時のチャイムが 『どんぐりころころ』の➡
場所を調べれば この場所が分かるってことですね。
(樋口)都内近郊で 5時のチャイムに 『どんぐりころころ』を➡
使っている地域は ここしかありません。➡
栗皮市。
ここの どこかに 森野が監禁されてる家がある。
ちょっと広すぎません?
(樋口)ここに来たのは いいですが こっから どうやって捜しますか?
見つかるまで➡
一軒一軒 しらみつぶしに捜すわよ!
あ~ 無理。 全然 見つかんないや。
そりゃそうでしょう。
当てもなく うろうろしてても 見つかりませんよ。
(スピーカー)(♬『どんぐりころころ』のチャイム)
(樋口)もう5時か。 8時まで あと3時間。
こんな所で油売ってる場合じゃ ないんですよ!
分かってるよ。 でも こっちは 朝っぱらから➡
ほとんど食べてないんだよ。 ラーメン食べてましたよね?
食べてんじゃないですか。 麺 麺になっちゃった。
(花山)はーい お待たせしました。
栗皮名物 栗皮赤焼きそばでーす。
栗皮名物 栗皮赤焼きそばでーす。
へぇ~。 栗皮赤焼きそば…。
全然 赤くないじゃん。 (坂浦)あっ 待ってください。
これ ラー油かけて 食べるんですよ。
そうなのよ。 ラー油の赤で 赤焼きそば。
へぇ~。 10年以上前から➡
栗皮のB級グルメとして 推してるのに➡
もう 全然 有名にならないのよ。
おいしいのに。 ふーん。
んっ! どう?
普通。 そういうこと言わないの。
普通。 そういうこと言わないの。
辛っ 辛っ。
辛っ 辛っ 辛っ…! 後から辛さが増してきた。
(坂浦)ミコさん? (樋口)どうしました?
見て。
あっ!
(樋口)これって 異口 治じゃないですか!
そうだよね。 ってことは この人は➡
湯上 幸…。
違うか。 えっ 誰だ?
すいません!
この赤焼きそばね マヨネーズを たっぷり…。
この人 誰だか分かります? いや… えっ?
いや… 誰だっけな~。 だって これ 9年前だし。
それより 赤焼きそばにね…。 思い出してください。
それより 赤焼きそばにね…。 思い出してください。
何よ…。
えっ?
あっ あっ…。➡
こっちの男の人は 誰だか分からないけど➡
この子 昔 よく 店に来てくれてたんだよね。
名前は?
文香ちゃん。 何 文香ちゃんだっけな~。
確か 何年か前に死んじゃったのよね。
死んだ。
赤焼きそばにね こうやって マヨネーズ…。
どこに住んでたか分かります?
どこに住んでたか分かります?
この先の学校の裏手だっけな。
焼きそばにね…。 お会計 お願いします。
(坂浦)ごちそうさまです。 (樋口)ごちそうさまでした。
(花山)ちょっと ねえ 赤焼きそばに マヨネーズ入れてみてよ。
怪しい感じの家だね~。
(樋口)ホントに この家ですかね? あんた 警察でしょう?
(樋口)ホントに この家ですかね? あんた 警察でしょう?
ここに 文香さんが住んでたかどうか➡
警察に言って 調べらんないの?
だから この事件に関して 僕が動いてることを➡
上に知られるわけには いかないんです。
警察は使えません。 ホント使えねえな。
もーう。
(チャイム)
(チャイム)
すいませーん!
いないのかな。
(樋口)ちょっと ちょっと…。 開かない。
(樋口)ちょっと ちょっと…。 開かない。
(樋口)やめなさい。
カーテンも閉まってる。 人が住んでる気配しないな。
(樋口)あの… あの…。 んっ?
やめませんか? あっ?
異口と関係ある女性が 昔 ここに 住んでたかもしんないんだよ。
ここで やめるわけにいかないでしょ。
でも あの… 刑事として 不法侵入を許すわけには…。
6時。 8時まで あと2時間しかない。
ぐずぐずしてらんない。 (樋口)えっ?
このガラス たたき割って 中に入るわよ。
いやいや… 刑事に それは できないです。
いやいや… 刑事に それは できないです。
いいから やって! <(物音)
今 何か…。 音したよね?
(樋口)はい。
<(窓ガラスの割れる音) (樋口)あ~っ!
(坂浦)ぐずぐずしてる場合じゃ ありません。
すぐにでも 中に入って 森野さんを。
坂浦君って 結構 強引ね。
これで 中に入れるはずです。
(坂浦)痛っ! (ミコ・樋口)あっ…。
坂浦君 坂浦君 血!
(坂浦)僕は大丈夫です。 早く中に入って 森野さんを。
行くよ。
いえ 僕は刑事なので 中には…。 いいから!
(樋口)えっ…。
ここは…。 あの動画に映ってた部屋。
やっぱり ここに森野が? この家のどこかに?
やっぱり ここに森野が? この家のどこかに?
捜そう。 (樋口)はい。
♬~
♬~
♬~
フゥ…。
どうだった? (樋口)いません。
(舌打ち) (樋口)いったい どこに…。
(樋口)どうしたんですか?
<(水の流れる音)
何か聞こえる? はい。
(花瓶の割れる音)
(水の流れる音)
(水の流れる音)
坂浦君かい。 あっ すみません。
腕の傷を洗ってました。
腕の傷を洗ってました。
森野さんは いましたか?
そうですか。
(樋口)でも 動画に映っていた 部屋がありました。➡
森野さんは 確実に この家にいたはずです。
(坂浦)えっ じゃあ 別の場所に 移動させられたんですかね?
(樋口)うん…。
待って。
まだ確認していない場所がある。
どこですか?
私たちが この家に着いたとき 物音がしたでしょ。
<(物音)
《今 何か…》 《音したよね?》
あの音は 家の中じゃなく➡
この物置の中から だったんじゃないかな。
♬~
♬~
♬~
(樋口)いない。
(坂浦)どこ向かいます?
取りあえず 都内に戻る方向で いいですね?
(樋口)19時10分。 あと50分か。
(携帯電話)(バイブレーターの音)
また 森野さんの新しい動画が 拡散されています。
(携帯電話)私を捜そうと思っても 無駄です。➡
私を見つけることはできません。➡
繰り返します。 異口 治を釈放してください。➡
でなければ 私は死にます。
どういうことだ? また同じ場所にいる。
どういうことだ? また同じ場所にいる。
あの場所に戻った ってことですか?
それとも そもそも 森野さんが監禁された場所は➡
あの家じゃなかったってこと?
違う。
犯人は 私たちをかく乱させるために➡
この動画を投稿した。
私 さっき この部屋の花瓶 割っちゃったの。
けど この動画の花瓶は割れていない。
この動画は その前に録画されたもの。
(携帯電話)(バイブレーターの音)
坂浦君 どっかに車止めて。 (坂浦)はい。
(坂浦)どうしたんですか?
さっきの家…。
異口 治と関係があったと思われる 文香さんの家➡
柱に傷があったの。
あれは 子供の成長記録。
つまり 文香さんには 子供がいた。
つまり 文香さんには 子供がいた。
そして その子は➡
異口 治との子供 だったんじゃないかな。
(坂浦)そんなバカな。
そうね。 うん。 でも だとしたら➡
その子供が 森野を誘拐した 犯人なのかもしれない。
無理 言って 樋口君に調べてもらったの。
(樋口)《だから 警察の力は借りられないって➡
言ってるじゃないですか》 《お願い!》
《文香さんには 子供がいるのか。 いたとしたら➡
《文香さんには 子供がいるのか。 いたとしたら➡
その子の名前は何だったのか。 それだけ調べて。 お願い》
《早く乗ってください!》
さすが 警察。 あっという間に調べてくれた。
文香さんには 子供がいた。
事件当時は 22歳。 現在は 30歳。
名前は 猛。
名前は 猛。
名字は 坂浦。
あなたなんでしょう?
坂浦 猛君 森野を誘拐したのは。
ハッ… 嫌だな。
勘弁してくださいよ。 何の冗談ですか?
残念ながら 冗談じゃないの。
偶然ですよ。 偶然 同じ名前だっただけで…。
偶然ですよ。 偶然 同じ名前だっただけで…。
栗皮赤焼きそば。
何で ラー油をかけて食べること 知ってたの?
栗皮市が あなたの地元だったから?
いや あれは たまたま知ってて…。
『どんぐりころころ』に 詳しいのも➡
あそこの5時のチャイムが そうだったから?
関係ないですよ。 それも たまたま知ってただけ…。
その腕の傷。
物置の裏の水道で洗ってたけど➡
何で あんな場所に 水道があることを知ってたの?
何で あんな場所に 水道があることを知ってたの?
まるで 昔 あの家に住んでたみたいに。
坂浦君 森野は あの家にいたんでしょ?
私たちが あの家に行ったとき 物置から 音がした。
(樋口)《今 何か…》 《音したよね?》
おそらく あのとき 森野は 物置にいた。
物置には 誰も いなかったじゃないですか。
そう だから あなたは➡
そう だから あなたは➡
私たちが あの家に入るよう 自らガラスを割って誘導し➡
私たちが 家の中で森野を捜してる間に➡
別の場所に森野を隠した。
ミコさん 言ってることが めちゃくちゃだ。
(樋口)隠すとしても 家じゅう 捜したし➡
家の周りも見ましたよ。 そうね。
でも 森野を隠せそうな場所が 1つだけある。
でも 森野を隠せそうな場所が 1つだけある。
(車のドアの開く音)
ここ。
(樋口)森野さん! 森野さん!
樋口…。 (樋口)よかった。 大丈夫ですか?
樋口…。 (樋口)よかった。 大丈夫ですか?
もうすぐ 8時。
時間になったら 計画を実行できるよう➡
一番 自分に近くて 安全な場所に➡
森野を 置いておきたかったんでしょ?
さすが ミコさんです。
さすが ミコさんです。
そうです。 僕は 異口 治と文香の息子です。
どうして こんなことしたの?
決まってるじゃないですか。
無実の父を救うためです。
父は いいかげんな男だけど➡
すごく優しい人だった。
すごく優しい人だった。
酒に酔ったからって 人を殺すような人間じゃない!
警察が 父を脅して 自供させたに決まってる!
(樋口)脅すって…。
警察が そんなことするわけないだろ!
じゃあ 今回の警察の一連の動きは 何ですか?
明らかに 何かを隠そうとしているでしょう。
母は 父の無罪を ずっと信じてきました。
母は 父の無罪を ずっと信じてきました。
しかし 父は 逮捕された後も➡
内縁の妻がいることは 警察に言わなかった。➡
おそらく 僕を 犯罪者の息子には したくなかったから。➡
それを察した母も 父との関係は口にしなかった。
だから 再審請求もできずに…。
その心労で 体を壊した母は 亡くなりました。
その心労で 体を壊した母は 亡くなりました。
僕の家族は 警察に むちゃくちゃにされたんだ!
だからって こんな やり方しなくたって…。
僕なりに 色々と世間に訴えかけました。
(坂浦)でも そんなことじゃ➡
警察に立ち向かうのは 無理だって…。
警察に立ち向かうのは 無理だって…。
だから こうするしかなかったんですよ!
♬~
(電流の流れる音)
どんな理由があろうと➡
あなたのやったことは 許されることじゃない。
あなたのやったことは 許されることじゃない。
私たちが真相に近づいてる間 怖かったんでしょ?
坂浦君 あなた➡
こんなことできるような 人間じゃない。
何で 相談してくれなかったの?
ハァ…。
もう やめよう。
自首しよう。
自首しよう。
私は あなたを救いたいの!
(坂浦)ここまで やったんだ。➡
僕は もう 引き下がれない!
<(パトカーのサイレン)
(男性)坂浦 猛だな。
(男性) 警察官に対する逮捕監禁罪➡
および 警視庁に対する 威力業務妨害によって➡
逮捕する。
(男性)行くぞ! (一同)はい!
(男性)行くぞ! (一同)はい!
何で…。 くそっ!
(坂浦)くそっ!
どういうこと?
僕も分かりません。 ただ 今回の件➡
捜査一課の知らない部隊が 動いてて➡
ミコさんの行動を 全て報告するようにと➡
上に言われていました。
申し訳ありません。
坂浦君 元気?
(坂浦)元気に見えますか?
(坂浦)元気に見えますか?
うーん… 見えないかな。
それにしても➡
あんたの面会 許可もらうの 大変だったんだから。
接見禁止 解除してもらうのに だいぶ交渉したよ。
慧が あんたの担当弁護士に なってくれるって。
この件は どうなりそうなんですか?
まだ分からないけど 今のところ➡
いかれた男が 凶悪犯である 自分の父親を釈放しろって➡
いかれた男が 凶悪犯である 自分の父親を釈放しろって➡
ありもしない冤罪をでっち上げ➡
刑事を人質にして 世間を騒がせたって報道されてる。
警察が そう発表した ってことですか?
そうなるね。
ねえ。
どうして ドライバーとして 私に近づいたの?
(坂浦)8年前の事件。➡
(坂浦)8年前の事件。➡
あれは あなたの小説を模倣して 起きた事件です。
あなたの小説さえ なければと…。
復讐心で近づいただけです。
そっか。
ちなみに 僕の父は➡
ミコさんの小説を 一つも読んだことありません。
だから 模倣しようがありません。
全部 嘘だったの? えっ?
私のファンだって言ったこと。
はい。 全部 嘘です。
鼻 触ってたよ。
♬~
♬~
ハァ…。
調子は どう? まあ 何とか。
ごめんね。 何がですか?
この前 あんたのこと ひきょう者とか言っちゃって。
いいんです。 実際 そのとおりですから。
8年前…。
「犯人は 異口 治で間違いない。 必ず落とせ」と上から言われて➡
私は この事件を任されました。
《この ひきょう者!》 《ひきょう者?》
《この ひきょう者!》 《ひきょう者?》
《そうだろ!》
《俺は やってないって 何度も言ってんのに➡
あんたら警察は 俺を犯人にしたいだけだろ!》
異口の言葉に 私は もう一度 事件を洗い直すことにしました。
《異口 治さんについて お聞きしたいんですけども》
《私生活でトラブルなんかは?》 《いや ないと思うよ》
(男性)《あの人は 人殺しなんてしないと思う》
調べれば調べるほど➡
調べれば調べるほど➡
異口 治は 猟奇的な殺人を 犯すような男ではない。
私は そう感じるようになりました。
《もう少しだけ 時間を下さい。 そうすれば➡
必ず あなたが犯人じゃないという 証拠を見つけ出しますから》
(異口)《もういいよ》 《えっ?》
(異口) 《警察なんて信用できないよ》
《どうせ あんたも 俺のこと疑ってんだろう?》
《いや そんなことは…》
《俺がやった》
《俺がやった》
《俺が殺した》
《認めるよ》
《これで いいんだろう?》
異口が なぜ 急に自供したのか 分かりませんが➡
明らかに違和感を感じた私は 何度も上に掛け合いました。
しかし…。
異口は 検察に送られました。
誤認逮捕の可能性がありながら 私は 何もできなかった。
あの日以来 私は イップスになったんです。
あの日以来 私は イップスになったんです。
おそらくですけど ミコさんも あの事件が原因で➡
イップスになったんじゃ ないんですか?
自覚はないかもしれませんが➡
自分が書いたものと同じ 殺人事件が起きたんですから➡
心に傷を負うはずです。
まさか 同じ事件がきっかけで イップスになるとは…。
イップスを改善させるには➡
まずは その原因と向き合うことが 大事なんだそうです。
まずは その原因と向き合うことが 大事なんだそうです。
原因と向き合う…。
じゃあ 取りあえず…。
2人で 真犯人 見つけちゃう?
そしたら 前に進めるかもよ。
♬~
♬~
ここは 握手しなさいよ! ちょっと これは きついっす。
すいません すいません 恥ずかしいっす。
いい大人が 何 恥ずかしがってんのよ。
こうやって…。 そんなことしてない。
それは 乗っかれないっす。 すいません。
私 すごくない? 何かさ 森野が3回も叫んでたよね。
「ひきょう者」とか 「釈放してください」
あれって 私に対するサインだった…。
すいません。 ごまかせないっす。 「ごまかせない」じゃなくて。
さっきの握手は ちょっと ごまかせないっす。
居場所とか 私 見つけるの すごくない?
いや それは分かんないっすけど これは ちょっと。
すごすぎるよ。 だってさ 森野って あれだよね…。
すごすぎるよ。 だってさ 森野って あれだよね…。
だから それは やってないって。 それは やってないから。
やめて…。 いいっすかね いいっすかね。
ちょっと待って。 あのさ…。
(樋口)黒羽弁護士。
あなたが調べた 8年前の事件に関する このファイル。
ここに書かれていることは➡
警察内部の人間しか 知り得ない情報ばかり。
警察内部の人間しか 知り得ない情報ばかり。
なぜ あなたが この情報を?
(慧)ただ 色々 頑張って 調べただけです。
じゃあ。
♬~
[次回の犯人は…]
[『イップス』の…]
[そして…]
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